Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。Shoyan的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。 管理者∶No Name 七氏−1.0

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・・・

ギブソンに取り換えてまたMC

「僕はナイーブというか、作品創りも寡作なのだけど、それにしても(このコロナ禍で」間が開いたなと」

「今日どうやってここに臨めばいいのかって、特別な日?(今日のアニバーサリーのこと)を何かイシキし過ぎる自分がいて・・・」

「実は今日、ここに来るのに一時間遅刻したんですけど、でも、それって、俺って余裕あるんだなぁって(笑)。時間があると真面目にやっちゃうから」

「都内でリハをやってもギターでも指が痛いし声がガラガラだし、自分で落ち込みながら今日を迎えたんですが・・・」

「本番は今しかありえない時間なので、それをみなさんと共有出来たらと思います」

「よく長いこと歌ってこれたなと、みなさんに感謝しています」

的な、聴き手への感謝の気持ちをおっしゃっていた。

「いつもとアレンジが違う、オリジナルっぽくやってみます」『夜のFM』を。

キャ~~~~~~~~~!
イイじゃーーーーーーーン!!
うれしーーーーー~~~!
と、大興奮の私でありました。

還暦アニバーサリーの時も大事な役目があった『夜のFM』。
今度はオリジナルで~!?っとメッチャ感激しました。
かといってリキむでもなく、緩やかなストロークで始まった。
♪君に出逢った~の箇所で上を仰ぐ、誰に逢いに行ってるのShoyan?、と歌の世界に浸り込んだ頃、、、だがこの大事な場面で歌詞の一部分を取り違えるというハプニングがあり、それは2番になってもスパイラルしたまま、ちょっと惜しい感じで夜のFMは終わってしまった。

歌い終わって猫背に屈んで譜面台の歌詞ファイルを覗き込む仕草をしたShoyanですが、歌詞カードが間違っていたわけではなかろうに・・・イヤ、ほんとに誤植があったのかも!?歌い間違いには言及せずトボケたまま次の話題に移行してしまいました。

会場内はなんか「エット~・・・?( ̄o ̄;)」みたいな空気でしたが、それでも許されちゃう雰囲気?「がんばって正やん、ゆるす!」と私のメモには書いてあります。これはいつかちゃんとやり直してリベンジして欲しいし、この久しぶりのオリジナル寄せアレンジでまた聴きたいです。
椅子に座って、今年発売になった4枚組ライブCDのことをしばし宣伝。入りきらなかった曲たちをオマケでプレゼント、グリコのオマケ好き世代でしょ?など、という話を楽しそうにするShoyan。だがそれは抽選なんですぞ~、全プレにしてこそのオマケではないですか~。でもあんまり細かいことを気にしていないような(笑)ウキウキしたShoyanの熱のこもった宣伝コーナーでした。

で、そのライブ音源たちの中でのアンケート・好きな曲としてトップに挙がっているという『メガロポリスの錯覚』をどうやらやってくれるような感じ。2capoをつけたMartinD45を抱えて試し弾くと、思うところあってかチューニングしなおし。丁寧なチューニングが始まる。

「昔のボクに戻ったような神経質になって・・・」と何度もチューニング。

「大阪だったらここで「はよやれや~」って声がかかるよね(笑)」なんて、オモロイこともおっしゃって会場も和む。

「よし、、、」

と気合フルチャージで『メガロポリスの錯覚』のストロークが始まった。
また間違いはしないだろうかとドキドキしていたけど、それは杞憂で、Shoyanがモノスゴクノッてきた!!音も正確に、合間のハミングで目を閉じて聴いてみれば、アノ日の94年の正やんが視える。違和感なく、

♪ぁあ~る日から
♪流行るだろ~ぅ

の丁寧な小さい字の部分まで、伊勢正三が充満していた。
私が震えるほど感激したマーチン一本のメガロポリスの錯覚がそのままあった。そんなことある~?キセキに涙が出る。

再会・・・? 

当時の音源がCDに収録されて聴けることもキセキだけれど、あの日から一時たりとも忘れなかった感激のステージに、同じようにまた逢えるなんて、長い旅であったということよ・・・と涙が出るのでありました。何だろコレ・・・これが"約束の未来"ってことかな?と一人納得していました。

この歌を今年、こんなご時世に、区切りのアニバーサリーでShoyanが歌う巡りあわせを、不思議な気持ちで目いっぱい受け止めました。本当に感激のステージでした。これ一曲で「生きていてヨカッタ」と思えるほどでした。

お水を少し飲んで『青い夏』
しみじみと、たる~んと、ブレずに美しき青い夏だった。
最近、曲によっては後ろのスクリーンに歌詞が出たりするのですが、『俺たちの詩』だけでいいのになと個人的には思っています。ナマで目の前で聴くイメージと干渉しあっちゃうのでは?と思います。

間奏のギターも月の出が見えてツヤツヤっと良く、もしかしたらこのギター(ヤマハLLカスタム)が今は一番いい音出てるんじゃないかな?などと思う。
ラスト、そのネックを覗き込むように猫背になってみるShoyanでした。

さてここで、客席から立ち歩いて会場外に出る人が数人いた。演奏曲が2~3曲減ってもしょうがないことにして、これからは途中で休憩など入れても良いのではないかと感じます。50代の自分でさえだんだん不安になって来たのに(笑)、それ以上の年代の客席もステージも、色んな意味で休憩はメリットがあるのでは?と思いました。

椅子から立ち上がり、「♪ワン、トゥー・・」とカウントして『夏純情』キタ!!
確かなストロークが軽やかに青春のはやる心を煽る。フレーズの回りも良く、言葉がハッキリ聴こえる。

間奏のギターソロはちょっと回らなかったが(^^;)、2回目以降はバシッと決まった。カッコヨスShoyan!でも、♪純情~のコーラスがなく、それはちょっと寂しかった。あの♪ジュンジョォーーーーというコーラスは大事だと思うのだ。席が遠くて聴こえないだけなのかわからないけれど、次はやって欲しいと願う。

細井さんのオーバーなリアクションがちょっと目について気になる。

再度恐縮ですが、先の歌詞表示に続いて、スクリーンに映しだされるイメージフォトのスライドもネットのフリー素材から拾ってきたような雰囲気を感じてしまう。これは『THE伊勢正三』のブックレットでも思ったのだけど、歌が含んでいるイメージというものはとても繊細で、人それぞれに深い思い入れがあるものだから安易な引用は逆効果になる恐れありと思うのです。 (ウルサイな~ワタシも^^;)でも、やはり演出の方が一生懸命セッティングした意味のあるフォトたちかもしれないし、勝手な意見でゴメンナサイ。

「突然の新曲でしたが」とのことでしたが、『夏純情』非常にヨカッタです♪
『Re-born』はまだアーカイブにしたくない、というShoyanの心意気が嬉しいです。

ここで、ご自分が産まれた時の事などをお話ししてくれた。

母上さまによると、Shoyanが産まれた時は満月か、月が出ていた夜で、夜の9時ころお生まれになったそうです。だからShoyanはお月様がお好きなのかと納得。※後で調べたら1951年の11月13日は満月の前日でした。逆にサイコウにパワーの満ちている日ですね。

その後、免許の更新の話題で、Shoyanにとっては「何と屈辱的な高齢者講習(笑)」とおっしゃる試験は×もなくクリアされたご様子でした。

20代の終わりころ、アメリカで取得された車の免許の話など、実技の試験の驚く内容や田舎町交差点の譲り合いの話や、日本で初めて成田から車を運転したら煽り運転くらった話など、けっこう長い時間免許関連のエピソードでした。

この時、話しながら両手でサイドの髪を撫でつけて、後ろに梳かすしぐさが素敵でした。今日はいつもみたいにハネくるんとなってる例のヘアスタイルじゃなくて、少しサッパリされていたかもしれません。普段ちょっと長すぎかもと思っているので、今日のヘアスタイルくらいがちょうど良い~☆と思いました。

で、と、ここで『涙憶』
うーん、去年もこれは重かった。
ギターのアルペジオの音が時々ポキっと。長い曲で、しかもガットギターではないのでしょうがないのかもしれませんが、ギターはちょっと粗さがあって、曲としても間延びした感を感じました。でも、噛み締めるように歌って、言葉一つ一つの重みは伝わりました。ましてや大切なこと「傷つけたものだけが癒せる傷」を痛いほど実感して泣けてきたのでした。
まさに、、今日、ここに来ないと私は終われないし、始まれないと思ったのでした。

入れ込み過ぎてか、ヴォーカルが逆に#するほどのShoyanの胸の中の想いが見えてしみじみと受け止めました。
ギターを持ったまま袖に消えるShoyan。岩井さんのエレキが泣く、春名さんのソプラノサックスが会場の空気を拡げる。演奏でつなぐひととき。この間ずっと去年から今年の自分の気持ちを思い出していた。

・・・

お着換え終了して、サックスブルーのシャツに着替えてきたShoyan。
また同じブランドと思われる胸にハートとスカルのワンポイントデザイン。ハートにドクロ!(*´Д`)ハゥ。 袖口にピンクのワンポイント??(「LOVESKULL」というアイコンらしい)
もはや一休禅師の境地なのか!と、日夜愛を喰ってやるって感じでイイチョイスだなと思いました。

で、「2曲だけ新曲を」『冬の恋』『小さな約束』
『冬の恋』はShoyanのギターはたゆみなく、岩井さんのリードもとても滑らかに、paralellと弾き語りバージョンのちょうど中間な具合で程よくまとまってよかった。 ♪マニッシュな・・・を置くように質量のある声で歌ってくれてドキっとした。
『小さな約束』は、やはり立ってハンドマイクで歌う。バックがカラオケ音源ではなく、メンバーの演奏で感激する。岩井さんのギターのストロークがキラキラしていて素敵だった。Shoyanは一生懸命に歌われていて、曲間ラップが後ろ向きで流れてもナットクな感じで、今までで一番素直に聴けた。また少し歌詞のパラレル(笑)があったが、まぁ、なんだかスルー出来てしまった。歌詞間違っても許すフェーズに来た自分(^^;)。

曲が終わって、でも客席のテンションはちょっと落ち着いてしまったように見受けられた。「往年のフォークファン」ていう層がやはり多いのかなと毎回感じる瞬間だった。


その3につづく
2021年11月13日(土) 16:00/17:00
かつしかシンフォニーヒルズ
モーツァルトホール 16列

☆演目

ほんの短い夏
地平線の見える街
なごり雪
雨の物語
冬京
あの唄はもう唄わないのですか
(神田川ワンコーラス)
あいつ
夜のFM
メガロポリスの錯覚
青い夏
夏純情
涙憶

~お着換え

冬の恋
小さな約束
古都 (with 風オリジナルVer.)
22才の別れ
月が射す夜
レミングの街
君と歩いた青春

~アンコール

俺たちの詩
海風
ささやかなこの人生
そんな暮らしの中で

23+α曲

☆まえがき
本当は「安堵!ヨカッタ!正やん愛してる(*´ω`)!」この3フレーズで済むかもしれないのですが(笑)、例によってまた長文の独り言を載せておきたいと思います。自分個人の忘備録です。何度も同じようなこと書いてあります。もしお読みになる方がいらっしゃったら読みづらくてゴメンナサイ(^^;)。
・・・・・
青砥を少し歩いて懐かしの中川、伯母さんの家に繋がっている。※今回、ホールや掲示ポスターなどの写真を撮らなかったのでカンケイない写真で(汗)

さて、今年は伊勢正三音楽生活50周年と70歳キリ番バースデイのプレミアムなライブということで、お天気も良く小春日和のあたたかな11月の東京葛飾へ行ってまいりました。

ワクチン接種も終え、コロナの感染状況もひと段落のエアポケットで心が少しは軽く、自分ひとりだけで車を運転し、首都高をすり抜け現地まで行くという攻めの姿勢で臨みました。

でも、無事に着いて駐車場に車を停め、しばし川の方へ歩くと、数年前と何も変わらないように見える景色なのに、世の中も自分の気持ちもひどく様変わりしてしまっていることに悲しくなりました。しつこいようですが、去年ここに書いたことを胸にひきづりつつの、臆病な心が結局払拭できず、Shoyanの何を想えばいいのだろう・とわからないまま会場入りしました。

エントランスにはイルカさんからのお祝いの花、ファンのご有志の方々からのお祝いのお花などあり、CDを売るスタッフさんの声が響き渡ってにぎやかでした。すでに感染対策はフツーのこととなり、コロナの緊張感というものは皆無だった気がします。

☆開演

会場暗くなり、いつものミュージシャンのお三人が所定位置に。そして満を持してのShoyan登場で会場大拍手。中にTシャツを着て黒地にカラフルな花の柄?のジャケッツ、黒のパッチワーク風味の細いパンツ、黒い編み上げブーツかハイカットのスニーカーで、ふぉっ、めっちゃ素敵やんShoyan~と泣きたくなる。相変わらずのサングラスなのだけど、ナゼか柔和に見えた。ヘアスタイルもハネハネではなく、落ち着いたヘアでナチュラルでした。

一発目からハンドマイクで『ほんの短い夏』がささやき唱法で始まった。
こ、これは!よいかも!音程はカンペキ!と興奮のメモが始まる。

間奏の間にマイクをスタンドにセットしてLLカスタムのギターを抱えて弾き始めれば、いつものShoyan!ワタシのShoyan!愛するShoyan!ではありませんか・・・。この時から私の心は無に向かってほぐれ始めました(涙)。

声が少し途切れることもあるけれど、「安心!」と大きく書いて次の曲『地平線の見える街』
ギターはギブソンにチェンジされ、間奏のリードも弾かれてリードするShoyan。ムリなくハリもある声、強めるところと語尾のささやきと、タルタル~ッとリラックスして歌われているようだった。歌い終わってご本人もドヤっな感じに見受けられました。ノッていますね!(^^)

MartinD45かな?を抱えてご挨拶。

「もう、一年コロナで何もできないまま過ぎてしまいました」
「今日は特別な日みたいですが(笑)特に演し物はないです(笑)」
「寒くなってきたので(歌を聴いて)温かい気持ちになってもらえるような(ステージに)なればと」
「今日、このコンサートでみなさんの中に一曲でも心に残れば、何十年もやってきた甲斐があると思います」
「本当はしょっぱなからなごり雪を歌おうと思っていたけれど、遅れてくる人がいるかもしれないので、、ネ(笑)」

と、『なごり雪』

「いいぞー、ちゃんとこなれている。万全のなごり雪。」
「万全だ~万全だ~~~~涙」

と偉そうに書いてある(^▽^;)。
ウレシイノヨ
2コーラス目からシンセベース、エレキが絡む。
岩井さんのエレキのトレモロがとてもヨカッタ。
Shoyanの間奏のギターもリキミすぎるくらいの意気を感じる。ビシバシと意気を感じることが出来た。これが今回のライブで一番大事で大きなことだった。

※ちょっとバックバンドの音が大きくて、Shoyanのギターが埋もれている感じもあった。でもきっとそれは後ろ過ぎる席のせいだと思われます。

つづく『雨の物語』ではLLカスタムのギターで非常に男っぽい音を出されていたように感じた。

「強く弾き過ぎ!イイゾー!ギター強く弾き過ぎ~~!!」と、ひたすらギターのことが書いてある(笑)。

こちらも興奮してきましたが、ステージでもShoyanは水を飲まれて一息ついたご様子です。またD45に持ち替えてバックのメンバーと目配せを交わし、右手で拍子をとって『冬京』

これまたヴォーカルの音程はふんわりといいし、ギターもまた強めでメリハリがあって良い。最近の演奏ではいつもやってるリズムの中断アレンジも、今回は岩井さんのギターだけが一拍置くだけで、リズムの流れはそのままの滑らかな冬京に戻っていて感激した。

『冬京』はデリケートな曲だと思う。最近定番になってしまっていた"ぶった切りアレンジ"じゃなくなって自分は密かに感激していた。この頃からステージ上のShoyanと自分の心がピタっと合わさってきたような気がして、カーっと心が熱くなってきた。

♪しおりを~↑では音を天まで持っていく思い入れ見えました(涙

そして、「そして生きてゆくため」というひとつのフレーズでグサッとくる。
本当に、、、生きることは当たり前だけど、生きてゆくことは難しい、都会の日々は一歩一歩一日一時の時の流れを探りながらの旅なのだよ、と聴こえた。

ギターソロのフレーズは流れるような、と言うよりは、流れの中の飛び石を確かめながら軽やかに渡っていく印象で、少し目移りはするけれど?今のShoyanの慎重でソロリとしたアプローチを感じる熱演でした。「熱演」と大きな文字でメモってある。

続けて『あの唄はもう唄わないのですか』をじっくりと歌いだす。
私は目を閉じて聴いてみる(涙)。
コンサートの途中で時々そうしてみるのです。遠い席なことが多いので、見えるものより聴こえるものに集中してみた時、今回はイヤなことが何もない世界に包まれました。
2番に入るとややテンポがゆっくりになったかと思うほど切々と、太い囁き声で歌っていく。まるで遠いShoyanの胸の中に入っていけたような気がしました。扉が開いた~・・・って、「去年のキズ癒された」と書いてあります(再び涙)。

どんどん歌うShoyan!
上着を脱いで黒のTシャツ姿に。
胸元のロゴが【LOVELESS】!?

Shoyan!私たちが補給しますよ愛を!と、結構真面目な気持ちで想う。今年は寄り添える余地を妄想して更にステージにのめり込めました。 

※SANYOのブランドなんですね>LOVELESS。素敵。

MC

「報告しますと、ここまで歌ってきたのは(ほんの短い夏以外)大昔の歌ばかりですが、30歳の頃はこの頃の歌を照れくさい・くたびれてる・老いぼれている、なんて、そんな風に思っていたのが恥ずかしいです」なんて、昔の歌を慈しみ、省みる発言をされていた。

「四畳半フォークって誰が言い出したの?実際の歌(神田川)では三畳だし、僕は実際は六畳の部屋に住んでいました、リッチ♪」なんてトークも。

「そして"風"になって、カッチョイイ歌を創ってやろう!と思いまして」などと意気込みも語ってくれました。「カッチョイイ」ってフレーズが好いですね♪フフフ。

MartinD45を抱えていたのですが、そのまま突然ワンコーラスの『神田川』

「こんな難しい曲、あんなに上手に歌えません(*´▽`*)」なんて、こうせつ氏をリスペクトするようなこともおっしゃっていたように思う。イヤイヤ、Shoyanの神田川も色っぽくてヨカッタです。

そのまま「なつかしい曲を・・・」『あいつ』
イントロは誰が弾いていたのだろう、シンセか?岩井さんはエレキで、歌もこなれて青春の『あいつ』でした。 この時、ちょっとだけクボヤンのことを想った。先の『地平線の見える街』もそうだけど、そんな、「送る」雰囲気の選曲だったのじゃないだろうか。

さてここで、ギターを持ってくるスタッフに何かヒソヒソ耳打ち&打合せ?
用事をこなして去るそのスタッフの彼に「君はもう酒を飲むのをやめたのか?」みたいな謎の言葉をかけるShoyanに、自分も5月からお酒やめてますよと心の中で呟いていた私でした(笑)。


2につづく
1996年12月5日(木)
伊勢正三LIVE’96『時のしずく』
NISSIN POWER STATION 
以下、当時のメモ書きより、せめて曲目だけでも。
(内容は正確でない可能性があります^^;)

*席:B2‐A44
1、 レミングの街 YAMAHA‐LA
2、 時の化石   GIBSON‐クレスト
3、 地平線の見える街  T'sT
4、 暦の上では
5、 3号線を左に折れ 
6、 夜のFM    GIBSON‐クレスト
7、 NEVER
8、 22才の別れ  T'sT
9、 海岸通
10、汐風     +間奏はフルート
11、マリンタワーの見える街   TYLERエレキ
12、堤防のある町  T'sT
13、海は遠いのかい
14、ほんの短い夏
15、冬の地下鉄
16、夏の流星  +チョット間違えた?
17、ささやかなこの人生
18、なごり雪   +ヴォーカル最高良い
19、海風     +サンバテイスト?
20、Realize1999年のバレンタイン~ほおづえをつく女  TYLERエレキ
21、バルコニーの休日  +ガットギター(P-Project AI-Nかな、亡失^^;)
22、(涙憶)
23、(雨の物語) (置手紙??)T'sT
24、そんな暮らしの中で
全約26曲?

当時の一年手帳の余白に後から思い出して書いたものなので、曲目間違いもあると思う。()は更にうろ覚えです。ご容赦デス。
このライブの時は家に帰ってから思い出して、スケッチブックにも少し書き留めたものがあった。羅列して書くと、

・当日のShoyanは細かいストライプのシャツに黒いストレートパンツ、中にTシャツ着ていない!!と興奮してある(笑)。左右ガードのメガポリサングラス(?)ではなく、普通のサングラスだった。

・で、前半たぶん『3号線を左に折れ』で一生懸命にハモニカを吹いて、12月なのに汗だくなShoyanの胸元がセクシーとか書いてある。アセ正三と。

・ギブソンのセミアコのギター・クレストの木目が綺麗で音もJazzy、見れてHappy。おNewのTYLERというエレキもカッコいい~と。

・MCでは

 回文のネタ (「私トマトしたわ」の時かな?)
 ワインはシャブリ、シャルドネのワイン、生牡蠣は苦手な話
 幸せをみんなに♪の話
 細かいバイブレーションとゼロか100か、の話

そして、「やっと僕らしく歌えるようになりました」みたいなことをおっしゃっていた。

私は『マリンタワーの見える街』をやってくれてエレキも弾いてくれたのがとても嬉しかったようです。

『置手紙』をリクエストして歌ってもらえた前の席の女性はその場で泣いていました。
ともかくも、この日のShoyanはモノスゴカッコよかったようで、何度も何度も「カッコよかった~」と書いてあります。

今回2021年発売の『THE 伊勢正三』では、この時のライブから『地平線の見える街』『堤防のある町』『冬の地下鉄』『雨の物語』が収録されていますが、『雨の物語』は客席からのリクエストか、ご自身がフイに思い立っての単独演奏だったように思います。

この頃Shoyanは、たった一人で全国の地方の比較的小規模なホールを回って弾き語りライブをなさっていたと思います。数本のギターとホルダーにつけたハモニカだけでです。もちろん私は追っかけも出来ず、関東近辺のライブに少し出かけただけですが、その頃のギター一本の『雨の物語』や『3号線を左に折れ』『海は遠いのかい』『汐風』『暦の上では』、『冬京』『レミングの街』そして『堤防のある町』などは本当に当時のShoyanの"自覚""矜持""限界突破"な試みで、熱い熱い思い入れのパフォーマンスでした。

日清パワーステーションは復活ライブ以外にもこの前年1995年11月にも開催されていて、それは参加できたのでその時の記憶とゴッチャになってる部分もあるかもです。(95年の手帳がないのだ~) しかし、パワステのような大きすぎない場所で、ワンドリンクついて、余裕のあるステージと客席、とてもリッチな時間だったと思います。90年代って音楽的にはとても豊かで充実した世の中だった気がします。

※そういえばこの年は5月に下北沢のロフトで東京在住者限定告知(?)のライブがあったのでした。私のところにはハガキ来なかったのですが、友人がハガキをくれたので参加出来ました。80名くらいしか入れないメッチャ小ぶりのライブカフェで、Shoyanが目の前2~3mのところで弾き語りをしてくれたのでした。この年はいい一年やった(涙)。

その時にハモニカを吹いた後、「ハモニカ(ブルースハープ)を吹くと、ヒゲが挟まってジゴクなんですよ(大汗)」なんておっしゃっていました。私はハモニカを吹くShoyanがとても好きでした。

身一つでやっていく・という、すべての鎧を脱ぎ捨てたような、新しい本当の強さを手に入れたShoyanが本当に素敵でした。

と、あんまり自分だけの思い出を語ってもしょうがないので(^^;)、思い出メモ書きはこの辺でおしまいにします。

・・・

☆よもや26年後にこんなデジタルなデータでアップする日が来るとは思いませんでしたが、ついでに当時のラクガキをば・・・(本当にラクガキですゴメンナサイ汗)


ウインクしたかは覚えていません
たぶん私の妄想(笑)
シャツの衿は立っていた模様です
当時まだ20代だったワタシの子供じみたマンガチックShoyanをお許し下さい(汗)。


・・・この絵を見ながら今回の音源を聴いたら号泣してしまった
自画自泣
エグるよ正やん~(T▽T;)
・・・
と言いつつ、本文は長くなってしまうので別のページに在ります。↓のリンクから飛んでみて下さい。パソコン用のサイトになっていますので、スマホの方は簡易表示などにしてもらえたらより見やすいと思います。広告も出るかもしれません、お許し下さい。

☆2007年伊勢正三LIVEinべるが 
 ゲスト:大久保一久
 更なるサプライズとして喜多條忠氏も参加
http://shoyantribute.yamanoha.com/live/2007verga2021.htm


当時書いたものを2017年に一度推敲して載せたものです。ここはホームページを整理してこのブログ一本にしてしまったので、またこうして時々古いページを紹介出来たらと思います。

・・・

少し時間が経って、久保やんのこともべるがライブのことも、しみじみとほんのりと甘いさみしさです。駆け抜けてしまうのはもったいない、何度でも想い直すのもイイです。今、新旧の色んなShoyanの歌声を聴けば、自分も忘れていた色々なことが思い出されたり、知らない「欠け」の部分に歯噛みしたり、、、哀しいのか嬉しいのかよくわからないキモチになったりします。

さて、明日は大阪、君と歩いた青春。
もうだいぶ世の中コロナスルーの流れになっていますが、行かれる方どうかご油断召されることなく万全で。直筆サインのために密になったりしないように(^^;)?ゼヒお気をつけて楽しんできてください。

ワタシはしばし1996年にトリップしてきます。


※写真&誌面の資料的引用お許し下さい。不都合ありましたらすぐに削除いたします
『THE 伊勢正三』の膨大な収録曲目を見てみれば、私がコメント出来そうなのは1993年渋谷公会堂と1994年渋谷公会堂、1996年の日清パワステくらいしかない。(ステラボールも行ったと思うが)。あ、べるががあった!しかも『青10』!

そのうちの1994年の渋谷公会堂のライブは7月22日・23日の2DAYSで、両日とも行ったようだった。チケットが二枚残っていた。当時の音楽雑誌に簡単なライブリポと曲目が少し載っていた↑。ナゼか全曲ではなく、肝心の『メガロポリスの錯覚』や『湘南 夏』『少しだけの荷物』が載っていない。この記事では曲数が少ないので抜けているのだと思う。

この時の私のスケッチブック日記には、歌ってくれて嬉しい曲!として『海辺のジャパニーズ・レストラン』『暦の上では』など書いてある。

「『さよならの到着便』の最高どこまでもイっちゃってるギターソロを明日も聴かせてくれるかな!?」とも書いてあるのだが、2日目に演奏されたかは不明。両日ともの曲目が同じなのか変えていたのか記録していませんです。残念。

そして、『少しだけの荷物』を、

「佐藤準氏と二人で熱唱してくれた、今世紀最大に良いボーカル!やっぱりスゴイ」

と記し、

「帰りに佐藤準氏の車に手を振ったら振り返してくれた、準ちゃんナイス!やさしいっ~」

と追記してある(^^;)。ブレない自分(笑)。

7月23日分では、

「今日はスゴイぞ、メガポリをマーチン※一本で超熱唱!!正やんサイコウ!サイコウ!!~~~やっぱり信じてついていくよ!!!!!」

と『メガロポリスの錯覚』の弾き語りのことを書いてある。

この時Shoyanは「フォーク歌手としての矜持をば・・・」みたいなことをおっしゃっていた様な気がする(うろ覚え)・・・。

この頃はちょっと中途半端な?客席からのリクエストコーナー的な時間帯があって、往年の名曲などの声が沢山かかっている中で、フェイントをかけたようにこの曲が始まった覚えがある。ここでは渋谷駅だけど、『俺たちの詩』はここからすでに始まっていたと今でも思っている。※果たしてMartinだったかは、今確証がありませんが(汗)

他には、ガットギターで『バルコニーの休日』が良かったとか、バイオリンの中西さんの"救急車""F1""彼女の電話"というネタ演奏が客席に大ウケで、そこでShoyanは「これはボクのコンサートですヨ?」って汗汗してた記憶が(笑)。トボトボとした正やんがカワイイとか書いてある。

記事にある『リカード』はイーディ・ゴーメの『The Gift! Recado Bossa Nova』を中西さんと正やん二人ともで演ったと思うのですが、どんなステージだったか詳細には残してありません。でもBossaで嬉しくて、その後レコード店に行って店員さんに調べてもらってジャズのCDを買った覚えがあります。



そして前述の『キッチン』の歌い終りの合鍵をそっと握りしめるしぐさ・・・。

この頃は手帳に曲目をメモっていなかったのかなぁ?それ以上のことが書いていない。なんともったいないことか!!!(^^;)

次に書こうと思う1996年12月の日清パワステライブは演奏曲目(セットリストとか言わない(笑))が残っているので、おいおい書いていこうと思います。

自分でも印象に残った『メガロポリスの錯覚』『キッチン』『少しだけの荷物』『さよならの到着便』を今回のアルバムに収録してくれて、今また聴けるなんて夢のようであります。Shoyanに感謝の気持ちでいっぱいです。もうすぐ聴けるのが本当に嬉しいし楽しみです。

このコンサートのすぐあとに武道館でのあのスーパーバンド『日本をすくえ’94』もあったのです。脂の乗った満ち満ちた正やんを想い出すに、今でも頬が紅潮しそうで、そんな気分で明日の発売を待ちまする。


※あ、そうそう、カメラマンの田村仁さんも発見(ホールの床に直座りして撮影していたかも)!とか、ホールのエントランスに奥さまや大きくなったお嬢さんがいた、とかも書いてありました(懐)。

※※何十年も前のほとんどうろ覚えの記憶で、ちゃんとした記録ではないので、間違いやおかしな点が多々あると思います。妄想に毛が生えた程度のものということでお読みいただけましたらと思います(汗)。
ふおっ!?

動画公開!(またグローバルVer.だが)

『ほんの短い夏』!

音程完璧っ!

マジか

マジなら凄い嬉しいが、、、?んー、、、本当のところワカンナイ?


まあ、こんな巨大釣り針を仕掛けられたら食いつくしかないっ(-ω☆)キラリ
かつしかに行って確かめたろかと思わせてくれるに充分であります!

そしてまた正直な感想を書けばいいわけで。
ちょっと行く気になってきた(笑)。


しかし、バックの音が随分痩せてきたなぁ〜
スカスカじゃないですか。
録音が悪いのかな。

私はShoyanがただそこにいればいい、と言うファンではありません。
音楽家、アーチストである伊勢正三に憧れてきたのです。
やはり、カッコいいステージに乗っかって輝いていて欲しいのであります。

いつまでも『期待』を大事にしたいのです。

さて、ちょっとテンション動き出したかな〜

もう一回観てから寝よう(笑)☆

・・・
『涙憶』で上着を脱いで、赤いシャツに黒いパンツルックがサイコーにカッコ良い!ボトムの膝上あたりにファスナーが着いていて、さりげなくオシャレだった。

食器の音がカチャカチャと響き聴こえるほど静かでフラットな演奏の中で、御供クンのコントラバス?の弓が出てきた。手の汗をジーンズで拭く御供氏に萌える。間奏から始まって、ずっと沈殿していくBassの重低音がシブくて、恋の行方の、"不安感の安定感"、その最下層の、まさに"基"な重い部分が良く聴こえた。

そこに準氏のピアノが乗っかると音はより具体的になり、"想いの細胞分裂"だったり、"打算の死滅"みたいなものだったりして、細井さんのピアノとは違う層にあることが良くわかる
(どちらが良い悪いではない)。魚群探知機みたいな感じで聴こえてきたこの夜の『涙憶』のセッションだった。

この頃からShoyanもノッてきてギターソロも硬度が増す。演奏中に時折、グッと天を仰ぐ瞬間、Shoyanの"感性の手"は高く空(くう)へ伸びて何かを掴んで来る。肉体は弦を押さえているのだけど、天へ伸びているShoyanの感性の指先・手のひらが、上の席から良く視えた気がした。あの一瞬の集中力!そこに聴き手はヤラレてしまうワケ・・・

この『涙憶』を歌った後、
MCの中で何気に、

「僕が43歳くらいの時のかな・・・」

なんておっしゃっていて、そのコメント嬉しいでしょう(涙)と、思い、また1994年当時の日記を見返してみた。

夏の渋谷公会堂LIVE(メガロポリスの錯覚のツアー?)で、「マーチン一本のメガポリで震えが来るほど感激したっ!」とか大きな字で書いてあったのだが、

「佐藤準氏と二人だけの『少しだけの荷物』がすごく良かった!」なんて書いてあって、この頃から"佐藤準独り愛好会"だった自分。今から、あの頃のことを想うとそう遠くない気がする。まるで、ほんの前の出来事だと想えるの・・・

ということは、やはりShoyanと私の17年は、本当は"隔たり"ではないのではないか・・・と
いつも遠い背中を追いかけているようなサミシサを、これからは感じなくてもいいのじゃないかって、なんだかそんな発見をした2011年11月13日だった。


追:
「Shoyan、とても60歳に見えないぃ~!!やっぱり若くてカッコよくてステキ~」と頬を紅潮させているファンの人たちが多かったように思うけれど、私にはこの日のShoyan、スゴク歳相応に見えて「60歳ってこういうコトかぁ(憧)」って、心の底から納得のいく感動を覚えたんだ。やっと蠍座の芯にキタな?って。オトナって素敵・・・って☆

何の違和感もない60歳って本当は凄いことと想うんだ。やっぱり憧れのヒト!今度は私がそこを目指してまた17年間生きていかなきゃ・・・ネ!

・・・

弾き終って素に戻ってハニカミShoyan。グレッチを抱えて椅子に座る。また傍らのマグカップを手にとって、「(お酒)飲んじゃおうかなぁ~・・・・みたいな♪」と茶目っ気も出す。(後で思えば、第一部では乾杯はなかったのか?)

早く乾杯したいなぁ~(^^*)と思いながら、段々会場内もほぐれてきた。いい雰囲気になってきた♪
MC

「この頃あの、夏が終わってから めまい症に悩まされまして…」
と、突然に心配なことをおっしゃっていたので、この瞬間はドキっとした。ホントに血の気が引いた ←ソコマデ?
検査もして素敵な女医さんに病名を付けてもらって?ニコッと「もう、そういうお年ですネ(はぁと)」と言われ安心した。なんて・・・どうやら重篤ではないようなことを訊いて安心する。

*加齢に起因する耳石のはがれによる平衡感覚の乱れ=良性発作性頭位目眩症 だそうです。

でもこの話の締めくくりに

「マァ、ソンナカンジデース(=´ω`)」
と、トボトボっと他人事みたいにつぶやいたShoyanが可笑しくて可愛くて、病気の話題だったのに妙に和んでしまった(笑) スミマセン

・・・

と、そこから急に場面転換したようにアダルトな香りが漂い始めて、

「雰囲気に合うかな? どうぞグラスを傾けて…」と、"オトナコード"のイントロが始まる。
私が一番弱い音ではないか・・・
『夜のFM』@Bossaが始まった。

夢のように・・・たゆみなく刻まれるShoyanのOldな音。それに乗ってコメットのように煌めくピアノ。闇に金粉の舞う様な、蒔絵のような、艶っぽい演奏がたまらなかった。

オリジナルの疾走感あるバージョンも良いけど、やはりBossaバージョンは良い。若き日の、滾る夏の夜の夢が秋の夜の琥珀の想い出に変わるまで、大切に暖めてきたShoyanの歌の寝かせ方に感激する。

夜の幕をはがしてゆく準氏のピアノとコーラス。後半から随所に置かれるその色っぽいアクセントと、Shoyanのモフモフっとしたギターが絡んで、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのステップみたいに踊る。

準氏の指がタップシューズのつま先みたいに切り込むと、Shoyanのセミアコの優しい音が
ドレスの裾みたいに翻って、それは美しいペアダンスだった。(たとえが逆かもしれないが)
こんな不肖な私でも、もう何年もこのお二人のステージを観てきたけど、今宵の『夜のFM』は最高に美しく、60歳を迎える夜にふさわしい大人のステージだった。

最上階の席から見下ろすと、お二人の指と指がシンクロして動くのが良く観えて感激した。掌の中の宝石箱のように、贅沢な時の宝物だった。この会場セッティングがピッタリだった☆

・・・

"景色を見せて終わる"という手法のフェイドアウトに続いて『moonlight』。
ここでギブソンJ-50登場。
「月が射す夜」じゃないのか・・・と思いつつ、その、鑿で音を削りだすようなイントロでテンションがあがる! 音の一木彫り! なんというか、"円空仏"みたいな ?荒くとも密な、パワーのある音がするこのギター。私は大好きです。

ここでも、磨いた赤御影石のような準氏のピアノは、パーカッションよりも更に"打楽器的"で強く、この歌に詠われる"時の流れの儚さ"とは裏腹の、"時の流れの永遠"を提示してくれる。聴く者に「確かなもの」を届けてくれるアーチスト。そのあたりがShoyanの音楽との相性の良さなのだろうなって、ナマイキながらに想い、感激していた。

前奏の『夜のFM』とは反対のベクトルの、打ち合いのような駆け引きがまたヨカッタ(^^*)。血が沸騰するような演奏だった。

・・・

ここでメンバー紹介。
sax、パーカッションの春名さん。
ベースの御供クン←イメージ変わってて更に萌えw

と、油断していたら続いて私個人的今年のテーマ『月が射す夜』が始まり興奮。

やってくれて嬉しいな・と、JUNちゃん参加で聴きたかったんだ・と本当に嬉しかった。しかも、間奏のギブソンの音がホンモノだー!と至極当たり前のことに感激していた。これは何故か夏の軽井沢ひとり旅ではあまり意識しなかったことで、その時その時で発見とか感じ方って違うんだなと後で改めて思った。

ここで御供氏のE・Bassがやっと大活躍するのだけど、ベースソロが超カッコイイのにこれ一曲とはもったいない。やっぱりこの倍のステージやってくれないと!と思った。

その惜しい気持ちのまま、少ない曲数ながらも会場がイイ雰囲気になってまとまってきたところで一度Shoyanは袖に帰ってしまった。

え~・・・もう?
拍手で再登場を待ちながら・・・


~Happy Birthdayの乾杯&アンコール

そうこうしているうちにShoyanが戻ってくると、暖かい拍手と歓声の中にどよめきが起きた。こうせつおいちゃんとイルカさんと大野さん裕美さんの4人が一緒に登場。

ここで会場のスタッフたちがLansonのマグナムボトルとグラスを用意。とっても上手に栓が抜かれて乾杯タイムになった♪

わ~、私たちにも注いで~~
シャンパン飲みたいぃ~~~
と、身を乗り出しつつ、準氏のピアノでHappy Birthday to Shoyan!を会場一同で斉唱♪♪♪ステージ上も客席も歌いながらみんな良い顔してた☆

嬉しかったなぁ。
やっとこの日が来たのだなぁ。
こんな素敵な場面に同席できて本当に嬉しかった。Shoyan、心からオメデトウ&尊敬の気持ちでいっぱいです。

以下、おいちゃん語録

(脇のシャンパンを指さして)
「あれは・・・"森伊蔵"でいいの???」(一同爆)

「22才の別れのテンポがいつもより速かったのは、早く終わらせてお酒を飲みたかったからだな?(笑)」

「Shoyanはワインに関してはウルサクて、レストランで僕が飲もうとするワインが合わないとかってその店のソムリエとケンカするんだよ(笑)」

「3月4日のLIVEは・・・タイトル"めまいの頃"!(笑)」

「僕がShoyanを音楽の世界に引っ張り込んでしまったのだけど、その時にShoyanがご両親に宛てて自分で書いた手紙がすごく感動的で・・・まぁ、内容は全部忘れましたけど(笑)」

「Shoyanを支えてきた家族が一番スゴイ!トモちゃん(知子夫人)がスゴイ、リハーサルなんかでも、これがうるさい女房でね(爆)」←モチロン冗談

※すかさずShoyanが「(彼女は)耳がイイから♪」とフォローされて、舞台袖に控えてらっしゃるご夫人に賞賛と感謝のグラスを掲げてニコリ♪・・・だったそうだ。(私、そのシーンをメモに夢中で見逃した(笑))

「今朝、大分の自宅で庭仕事をしていたら、珍しい蝶々のアサギマダラが飛んできて、『コウセツ オハヨウ! キョウハ ショウヤンノ カンレキダネ!』って言うんですよ(笑)」

などなど、
もう、この日のおいちゃんのコメントは最高に面白かった。しかも、バックのイルミネーションを振り返って呆れながら「何を考えているやら( ̄_ ̄)」と、冷静に批判的だったのが良かった。 ナカナカ イエナイコトデス

イルカさんは、Shoyanがこの誕生日の前の晩に、大分のご両親に電話して「産んでくれて有り難う」と言った話を聞いて、

「ウチの息子に聞かせたい・・息子が60になったら言ってくれるかしら」
などとおっしゃっていた。 

またイルカさんは
「さっき歌ってるShoyanの声を聴いたら、久しぶりに胸のトキメキ感じちゃった(はぁと)恋したいって感じヨ♪」

なんて、とても乙女な気持ちを代弁してくれて、客席(聴き手)にも気を回してくれているようなフォローが嬉しかった。さすがイルカさんだ!って思った。

・・・

和気藹々で盛り上がっているうちに
「そろそろアンコールだよね?」と
イルカさんが振るとShoyanは
「今、何やってたんだっけ??」
と、マジボケしてて一同(笑)

みんなの話が面白すぎてライブということを忘れ?完全にトークショーになっていたのでした(笑)。

ここでみなさん袖にお帰りになる。

・・・

シャンパンで乾杯してご満悦のShoyan?

「よし、飲んだぞー!( ̄ー ̄)v」
と、気合の入るアンコール!

「海風いこうか・・・」
と、Shoyanの生涯の基の歌『海風』!
粘りのあるT'sTの音が会場内の空気をひとつに束ねて、みんなの想いを寄せ合う演奏が始まると丁度後ろのイルミネーションも青や緑の優しい色から真っ赤に変わり、炎のような演出になったのがタイムリーで面白かった。(連携してたのかな?)

バックの全面ガラスに映るShoyanの演奏後姿は、普通は観られないものなので感激する。しかも角度によって3つの影分身になって映り、揺れるのがとても幻想的で良かった。紅いシャツが補色の緑色の照明に光って、玉虫色のように見えて綺麗だった。 
良い『海風』だった・・・

・・・

「この日(還暦)がスペシャルだということがよくわかりました」
「ナカナカ良いものです♪」
「月並みですが、また生まれ変われるかな・・・」
と、マイクを手に持って『お前だけが』。

この歌の時、たぶん・・・
多分にShoyanご自身こみ上げるものがあったと想う。
途中で少し声が詰まったような気がして、聴いているこちらがブワッと涙こぼれそうになって慌てた。その分、間奏のギターで言葉にはならない想いを十二分に詠ってくれた。こんなに涙なShoyanに、初めて逢う気がする。産まれる時も泣き顔だけど、生まれ変わる時もチョットだけ涙?

自分も感極まって泣きそうになったので、周りをキョロキョロしてごまかしてみる。あたりを見渡せば・・・カジュアル席にも結構見知った顔が沢山いる。皆、私よりもずっと前からの
真面目で奥ゆかしいファンの方たちばかり・・・。男性も女性も、みんなとっても優しいまなざしで、そのステージのShoyanを遠くから強く見つめていた。それは一様に"母のまなざし"だった。

ウットリとかキャーキャーを超えて、舞台を真っ直ぐ見守っている。静かだけど、とても誠実な想いを抱いて、今までのShoyanを支えてきた人たちだ。Shoyanは、そういう愛され方をするアーチストなのだ。

それがとても良くて、そんなファンの人たちに囲まれて、お祝いの中心ではにかんでいるShoyanがまた素敵だった。この時、心底「今日ここに来てヨカッタ」と想った(涙)。


~あとがき

Shoyanがすべて歌い終わっても拍手は鳴り止まなかった。それはいつものことだけど、この日の拍手の濃さと長さはやはりスペシャルで、今回の拍手ほど長い"要求"は今まで体験したことがない。

ほとんどの人が席を立たずにずっと手を叩き続けていた。実際は5~6分くらい?だったと思うけど、15分にも20分にも感じられた。すごく長い間、鳴り止まなかった。でも結局、2度ほどの場内アナウンスをされて、総員拍手は強制終了させられてしまった。

Shoyanは出てきてはくれなかった。時間も相当押しているようだし、キリがないからそれはしょうがないかなって思ったけど、正直、ほんの数秒の一投げキッスだけでも出てきてくれたらヨカッタのに・・・なんて欲張りなファン(笑) チョットサミシカッタヨ Shoyan
みんなとても残念そうだった。

でも、もしかしたら楽屋のShoyanには、このロングコール、知らされてなかったのかもしれない!そう思って 次回に期待♪

・・・

今回、時間も短く曲数も半分で、しかもキャパ的に来たくても来れなかったファンも沢山だったけど、でも、やはりShoyanのお誕生日はとても佳い一日で、その日にまで"歌ってる"Shoyanは最高に光ってた。

歳を重ねれば好きなことだけしたい、楽しいことだけ選ってわがまましたい、と思うのが普通ではないかと思うのだけど、そんな妥協が一切なくて、キレキレの還暦という新たな境地を体現してくれたShoyanはサイコーにカッコ良くて、やっぱり永遠の憧れの人だった。

思えば去年のセルフカバーアルバムから続いて、一年かけてのスペシャルだった。きっと、Shoyanご自身の中に、色んな刺激や材料が投げ込まれた年になったのでは?と想う。

還暦の還は還元の還♪
このお祝いムードが落ち着いてひと段落した頃に、新しいShoyanの中から醸し出されて来るものをひっそり待っていたいと想う。お祝いの夢の一夜は、ずっと胸の中で大切にしまって・・・☆
いつまでも私の導であるShoyanへ
最大限の愛を込めて!!
アニバーサリーの想い出をここにHoldしておきます。

※次は還暦の私と七七の喜寿のShoyan!
 イイトシマワリ♪

やっぱり、今と変わらず愛し合って?いると想う(^^*)
いや、キット今以上に・・・☆


2011年11月30日
 
※と、『夜のFM』で思い出したので、2011年の還暦ビルボードライブのことを再載してみようと思う。もうこれから10年も経つのかと思うと、世の中様々なことが思いもよらぬ方向に変わってしまったり、壊れたり、生まれたりしてるなぁと、深い感慨に浸ってしまう。でも、自分は全く何も変わっていないことに苦笑したりして・・・

さて、当時のまま載せています。


■2011年11月13日 
 六本木Billboard Live TOKYO

☆伊勢正三
 60th Birthday Anniversary Live

*1st stage:開場/15:30 開演/16:30
*2nd stage:開場/18:30 開演/19:30
※2ndStage カジュアル席参加

1.バルコニーの休日
2.あの頃の僕は
3.わかれ道
4.なごり雪
5.22才の別れ
6.ほんの短い夏
7.涙憶
8.夜のFM
9.moonlight
10.月が射す夜
~アンコール
11.海風
12.お前だけが

※当時、『あの頃の僕は』と漢字表記してしまっていたが、あとになってShoyanがセルフカバーなされた際にもナゼか漢字表記だったので(?)そのままで載せておきます(^^)。

・・・

あの夜は、本来ならご家族肉親とお過ごしになるような、とても大切な一日であるだろうに・・・そんな人生の大切なその日ズバリにファンも同席させてもらって、同じ時間を共有させてもらえるんだもの、本当に出席できて嬉しかった。

Shoyanご自身の静かな感激と、祝福の渦の中での照れ笑いの華やかさ。その両方がすごく良くて、六本木という縁の場所もあってShoyanの"金星は天秤座"♪な、華やかで豊かな夜だった☆

*前述
新宿へ向かう特急の窓はすでに西日。
秋の早い入日が寂しくて、晩秋の東京の景色に浸ろうと思いきや様子が変だ。

春の震災後、初めての上京だった。車窓から見る景色が違っていた。街が暗い、如実に暗い。沿線の広告や看板の電気が消されていて、すごく暗い東京だった。それは初めて見る、とても恐ろしいもので、節電とかエコではなく、それまで作ってきてしまったモノの"本来じゃない姿"が不気味だったんだ。これではむしろ、ネオンギンギンの方が安心できるのでは?なんて想った。
(不謹慎かもしれないけど)

駅と、ビルと、通路と、店舗と、夢と現実の境目がない造りに呆れてみる。土なんて一切なくて、自然が皆無の街が面白かった。改めて"都会の機構"を体感することができて、これはここで日常を送っていたら気付かないことなんじゃないかって思った。(以前の自分がそうであったように・・・)

案内のデスクでビルボードLiveの場所を訊いて、色んなSHOPの合間を歩いて到着。「Shoyanはどうしてここで60th誕生日ライブをしようと思ったのかな?」と、少し問いかけの気持ちも感じつつの到着だった。11月だというのに暑かったなぁ都会のビルの中は・・・。

中へ入ればステージの背景のガラス越しの外に、これまた恐ろしいイルミネーションの光が渦巻いていた。クリスマスの飾りは大好きだけど・・・、コンピューターで制御されたLEDのショーは・・・無口になる。Shoyanはこういう時でも色んな問いかけを用意しておいてくれるなぁと思った。欲する気持ちと忌避は表裏一体だって・・・

美し過ぎて哀しいような都会の綺麗なイルミネーションを観ながら、1Drinkはクランベリージュースとジントニックで席に着く。真上席からステージ上はすごく良く観えて、アコベがある!とか、あんなところにギターアンプが!?とか、開演前からとてもワクワクする材料が見えて良い気分だった。・・・そうそう、開演前も、演奏中も、一番上のカジュアル席には階下のサービス卓からハーブやオイル系のいい匂いが立ち昇ってきていました。酷デスガナ(笑)

・・・

で、Liveの幕開けは・・・
去年の夏の軽井沢大賀ホールのように、佐藤準氏のふんわりしたピアノから始まった。Shoyanは初っ端から久しぶりのセミアコグレッチ?のギターを抱えて、はにかみながらいつもの片足だけ軽く曲げたシルエットで歌いだした『バルコニーの休日』。
お、まずはご家族への感謝から?♪アットホームな感じの出だしがとても好かった。

一曲目歌い終わって、
「朝から色んな人からメールとかもらって♪」
と、さすがに嬉しそうなShoyan。
60回目の誕生日を素直に受け容れる照れくささ。
そんな柔らかい笑顔の中で、
「今日こんなスペシャルな日にここに来てくれてホントにアリガトウ」
なんて、まず客席に挨拶してくれてとても嬉しかった。
こちらこそ、呼んでくれてアリガトウShoyan♪

元YAMAHAのあのギターを抱えるとじっとうつむいて、小さく小さくアルペジオを始め・・・そっと『あの頃の僕は』を歌いだす。この日もShoyanはその場に動かず、スローにそっと、そっとその場に声を置くように熱唱する。

歌い終わってこの歌のことを、
「懐かしい歌でしたが 自分の心境にピッタリな気がしたので…」
と、おっしゃっていた。

どんな心境?
許せなかったものが
許せる…と?

この歌を作った時の"あの頃"と、今歌う"あの頃"とでは、時間の距離はまったく違うだろうけど、でも、今になってあの頃のあの頃にShoyanご自身の"今のあの頃"がピッタリ重なったのかもしれない。当時、歌が汲みあげた"あの頃"の底に、今、やっと本当に辿り着いたのかもしれないなと・・・。そうなろう・と思って歩んできたわけじゃないけど、未来の心境を過去の若い自分が先に予感していることってあるんじゃないかな・・・
(コレデモカ トイウホド あの頃 連発シテミマシタ)

・・・

傍らのテーブルに置いてあるマグカップを手にとって、「まだお酒じゃありませんケド♪」とニコリ。

「ここは六本木!!!かぐや姫っぽくないんですが(笑)」

と、また照れながら『わかれ道』キター!
御供氏のE・Bassが良い。先日の軽井沢でこなれてるラインナップでいい感じ。

♪あぁ 六本木の街に降る雨が・・・

にかぶさる準氏のピアノが、ガツンと潰れた低音で歴史を語る。単なる"時の流れ"とか"懐かしい"じゃなくて、すでに歴史を刻んでいる歌・音というものを実証してくれた。胸の中で大きな岩同士がぶつかって砕け散るみたいな切なさを感じた(涙)。

そのピアノが、エンディングの煌めくShoyanのギターを誘う。でも、もっと弾いてもっと・・・と想う内に、サクっと終わってしまってイヤ~ン(´Д`*)残念

・・・

「え~・・・・・・・・・・お世話になりました(´∀`)」

と、『なごり雪』。
ワンフレーズ歌ったらニヤリ。
男声コーラスがフレッシュで良い♪この特別な日だからこそしみじみと丁寧にスタンダードに・・・という感じだった。ギターソロも激しくではなく厚みを持たせて、堂々のなごり雪だったように思う。

・・・

黒いシャツとパンツのJUN氏。黒いジャケットに赤い襟を開けたシャツのShoyan。"Adult Brothers"の息はピッタリ♪

続いてシブイWahのかかったエレピ?が聴こえてきて、色っぽいイントロの中でピンスポットを浴びたShoyanがやたらとセクシーに見えてドキドキする。

ぉぉ、何が始まるの(;゚∀゚)=3????と思いきや、『22才の別れ』だった (´∀`)ヤラレター(笑)この歌にSexyさを感じてしまったギャップが収拾つかなくなって、自分でちょっと照れた。
準氏のエレピがもやもやっと優しく締めくくる。これは軽井沢の時も同じことを感じて記していた。この時代感イイナ♪

・・・

ここまでまだ演奏曲は青春のラインナップ。
少し緊張感も残る。

Shoyanは相変わらずまだそこを動かない。歌い終わってギターを回してマイクスタンドにぶつけてガンッ☆と音を出したりして、お茶目で可愛かった。

「やっぱりコレを歌わなきゃ♪という歌を歌いました」

と、ニコニコしながら・・・
ミュージシャン仲間からのお祝いメールの「ハタチが3回で60th」の話。やっぱり「成人式さあど」だったんだね♪

お嬢さんからのカードの「60歳になっても"アヤウイパパ"ステキです」に、「コレって誉められてるのかな?」と笑うShoyan。
私もお嬢さんに激しく同意します(笑)。実際、色んな意味でアヤウイShoyanに・・・萌え(*´∀`*)

実際の20歳の頃、

「(謙遜で)何の苦労もなくこの世界に入れて、 そのあとKAZEとかやって、見た目老けていって"じいさん"と呼ばれて(笑)んで、休んで、二回目のハタチ=40歳の頃に"復活"して
もうそれから20年経つと思うと・・・早いナ」と、ちょっと振り返りモードだった。

何度も想うけど私は正味半分の20年分くらいのShoyanのことしか知らないのだよな。でも、Shoyanが歌作りに込めてきてくれたことは、ちゃんと隅々まで聴き汲もう!と想っている
それはこれからも出来ることだから・・・

・・・

沢山もらったプレゼントがほとんどお酒で、「またしばらくの間、イイ曲書けるかもしれません♪」なんて言ってくれて嬉しかった。

やはりShoyanは上気してるようで、とても丁寧だけどやや、浮ついているというか、どこか落ち着かないというか、、でもそれがいいのだケド♪(いい意味の引用なのでお許しを)

ここでその「フッカツの曲」と『ほんの短い夏』。
D28のアコギな間奏・エンディングがとっても良かった。優しくて・・・短かったけど涙出そうだった。開演前に観たステージのバックのガラス越しの過剰なイルミネーションと、暗い節電の街を想いながら聴く。なんだか、色んな意味で泣けてくる。今年は色んなことがあったなぁって。

都会の底で聴くマチの唄・・・だった。


~2に続く

プロフィール

HN:
No Name 七氏−1.0
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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