Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
ふおっ!?
動画公開!(またグローバルVer.だが)
『ほんの短い夏』!
音程完璧っ!
マジか
マジなら凄い嬉しいが、、、?んー、、、本当のところワカンナイ?
まあ、こんな巨大釣り針を仕掛けられたら食いつくしかないっ(-ω☆)キラリ
かつしかに行って確かめたろかと思わせてくれるに充分であります!
そしてまた正直な感想を書けばいいわけで。
ちょっと行く気になってきた(笑)。
しかし、バックの音が随分痩せてきたなぁ〜
スカスカじゃないですか。
録音が悪いのかな。
私はShoyanがただそこにいればいい、と言うファンではありません。
音楽家、アーチストである伊勢正三に憧れてきたのです。
やはり、カッコいいステージに乗っかって輝いていて欲しいのであります。
いつまでも『期待』を大事にしたいのです。
さて、ちょっとテンション動き出したかな〜
もう一回観てから寝よう(笑)☆
動画公開!(またグローバルVer.だが)
『ほんの短い夏』!
音程完璧っ!
マジか
マジなら凄い嬉しいが、、、?んー、、、本当のところワカンナイ?
まあ、こんな巨大釣り針を仕掛けられたら食いつくしかないっ(-ω☆)キラリ
かつしかに行って確かめたろかと思わせてくれるに充分であります!
そしてまた正直な感想を書けばいいわけで。
ちょっと行く気になってきた(笑)。
しかし、バックの音が随分痩せてきたなぁ〜
スカスカじゃないですか。
録音が悪いのかな。
私はShoyanがただそこにいればいい、と言うファンではありません。
音楽家、アーチストである伊勢正三に憧れてきたのです。
やはり、カッコいいステージに乗っかって輝いていて欲しいのであります。
いつまでも『期待』を大事にしたいのです。
さて、ちょっとテンション動き出したかな〜
もう一回観てから寝よう(笑)☆
・・・
『涙憶』で上着を脱いで、赤いシャツに黒いパンツルックがサイコーにカッコ良い!ボトムの膝上あたりにファスナーが着いていて、さりげなくオシャレだった。
食器の音がカチャカチャと響き聴こえるほど静かでフラットな演奏の中で、御供クンのコントラバス?の弓が出てきた。手の汗をジーンズで拭く御供氏に萌える。間奏から始まって、ずっと沈殿していくBassの重低音がシブくて、恋の行方の、"不安感の安定感"、その最下層の、まさに"基"な重い部分が良く聴こえた。
そこに準氏のピアノが乗っかると音はより具体的になり、"想いの細胞分裂"だったり、"打算の死滅"みたいなものだったりして、細井さんのピアノとは違う層にあることが良くわかる
食器の音がカチャカチャと響き聴こえるほど静かでフラットな演奏の中で、御供クンのコントラバス?の弓が出てきた。手の汗をジーンズで拭く御供氏に萌える。間奏から始まって、ずっと沈殿していくBassの重低音がシブくて、恋の行方の、"不安感の安定感"、その最下層の、まさに"基"な重い部分が良く聴こえた。
そこに準氏のピアノが乗っかると音はより具体的になり、"想いの細胞分裂"だったり、"打算の死滅"みたいなものだったりして、細井さんのピアノとは違う層にあることが良くわかる
(どちらが良い悪いではない)。魚群探知機みたいな感じで聴こえてきたこの夜の『涙憶』のセッションだった。
この頃からShoyanもノッてきてギターソロも硬度が増す。演奏中に時折、グッと天を仰ぐ瞬間、Shoyanの"感性の手"は高く空(くう)へ伸びて何かを掴んで来る。肉体は弦を押さえているのだけど、天へ伸びているShoyanの感性の指先・手のひらが、上の席から良く視えた気がした。あの一瞬の集中力!そこに聴き手はヤラレてしまうワケ・・・
この『涙憶』を歌った後、
MCの中で何気に、
「僕が43歳くらいの時のかな・・・」
なんておっしゃっていて、そのコメント嬉しいでしょう(涙)と、思い、また1994年当時の日記を見返してみた。
夏の渋谷公会堂LIVE(メガロポリスの錯覚のツアー?)で、「マーチン一本のメガポリで震えが来るほど感激したっ!」とか大きな字で書いてあったのだが、
「佐藤準氏と二人だけの『少しだけの荷物』がすごく良かった!」なんて書いてあって、この頃から"佐藤準独り愛好会"だった自分。今から、あの頃のことを想うとそう遠くない気がする。まるで、ほんの前の出来事だと想えるの・・・
ということは、やはりShoyanと私の17年は、本当は"隔たり"ではないのではないか・・・と
この頃からShoyanもノッてきてギターソロも硬度が増す。演奏中に時折、グッと天を仰ぐ瞬間、Shoyanの"感性の手"は高く空(くう)へ伸びて何かを掴んで来る。肉体は弦を押さえているのだけど、天へ伸びているShoyanの感性の指先・手のひらが、上の席から良く視えた気がした。あの一瞬の集中力!そこに聴き手はヤラレてしまうワケ・・・
この『涙憶』を歌った後、
MCの中で何気に、
「僕が43歳くらいの時のかな・・・」
なんておっしゃっていて、そのコメント嬉しいでしょう(涙)と、思い、また1994年当時の日記を見返してみた。
夏の渋谷公会堂LIVE(メガロポリスの錯覚のツアー?)で、「マーチン一本のメガポリで震えが来るほど感激したっ!」とか大きな字で書いてあったのだが、
「佐藤準氏と二人だけの『少しだけの荷物』がすごく良かった!」なんて書いてあって、この頃から"佐藤準独り愛好会"だった自分。今から、あの頃のことを想うとそう遠くない気がする。まるで、ほんの前の出来事だと想えるの・・・
ということは、やはりShoyanと私の17年は、本当は"隔たり"ではないのではないか・・・と
いつも遠い背中を追いかけているようなサミシサを、これからは感じなくてもいいのじゃないかって、なんだかそんな発見をした2011年11月13日だった。
追:
追:
「Shoyan、とても60歳に見えないぃ~!!やっぱり若くてカッコよくてステキ~」と頬を紅潮させているファンの人たちが多かったように思うけれど、私にはこの日のShoyan、スゴク歳相応に見えて「60歳ってこういうコトかぁ(憧)」って、心の底から納得のいく感動を覚えたんだ。やっと蠍座の芯にキタな?って。オトナって素敵・・・って☆
何の違和感もない60歳って本当は凄いことと想うんだ。やっぱり憧れのヒト!今度は私がそこを目指してまた17年間生きていかなきゃ・・・ネ!
・・・
弾き終って素に戻ってハニカミShoyan。グレッチを抱えて椅子に座る。また傍らのマグカップを手にとって、「(お酒)飲んじゃおうかなぁ~・・・・みたいな♪」と茶目っ気も出す。(後で思えば、第一部では乾杯はなかったのか?)
早く乾杯したいなぁ~(^^*)と思いながら、段々会場内もほぐれてきた。いい雰囲気になってきた♪
何の違和感もない60歳って本当は凄いことと想うんだ。やっぱり憧れのヒト!今度は私がそこを目指してまた17年間生きていかなきゃ・・・ネ!
・・・
弾き終って素に戻ってハニカミShoyan。グレッチを抱えて椅子に座る。また傍らのマグカップを手にとって、「(お酒)飲んじゃおうかなぁ~・・・・みたいな♪」と茶目っ気も出す。(後で思えば、第一部では乾杯はなかったのか?)
早く乾杯したいなぁ~(^^*)と思いながら、段々会場内もほぐれてきた。いい雰囲気になってきた♪
MC
「この頃あの、夏が終わってから めまい症に悩まされまして…」
と、突然に心配なことをおっしゃっていたので、この瞬間はドキっとした。ホントに血の気が引いた ←ソコマデ?
検査もして素敵な女医さんに病名を付けてもらって?ニコッと「もう、そういうお年ですネ(はぁと)」と言われ安心した。なんて・・・どうやら重篤ではないようなことを訊いて安心する。
*加齢に起因する耳石のはがれによる平衡感覚の乱れ=良性発作性頭位目眩症 だそうです。
でもこの話の締めくくりに
「マァ、ソンナカンジデース(=´ω`)」
と、トボトボっと他人事みたいにつぶやいたShoyanが可笑しくて可愛くて、病気の話題だったのに妙に和んでしまった(笑) スミマセン
・・・
と、そこから急に場面転換したようにアダルトな香りが漂い始めて、
「雰囲気に合うかな? どうぞグラスを傾けて…」と、"オトナコード"のイントロが始まる。
「この頃あの、夏が終わってから めまい症に悩まされまして…」
と、突然に心配なことをおっしゃっていたので、この瞬間はドキっとした。ホントに血の気が引いた ←ソコマデ?
検査もして素敵な女医さんに病名を付けてもらって?ニコッと「もう、そういうお年ですネ(はぁと)」と言われ安心した。なんて・・・どうやら重篤ではないようなことを訊いて安心する。
*加齢に起因する耳石のはがれによる平衡感覚の乱れ=良性発作性頭位目眩症 だそうです。
でもこの話の締めくくりに
「マァ、ソンナカンジデース(=´ω`)」
と、トボトボっと他人事みたいにつぶやいたShoyanが可笑しくて可愛くて、病気の話題だったのに妙に和んでしまった(笑) スミマセン
・・・
と、そこから急に場面転換したようにアダルトな香りが漂い始めて、
「雰囲気に合うかな? どうぞグラスを傾けて…」と、"オトナコード"のイントロが始まる。
私が一番弱い音ではないか・・・
『夜のFM』@Bossaが始まった。
夢のように・・・たゆみなく刻まれるShoyanのOldな音。それに乗ってコメットのように煌めくピアノ。闇に金粉の舞う様な、蒔絵のような、艶っぽい演奏がたまらなかった。
オリジナルの疾走感あるバージョンも良いけど、やはりBossaバージョンは良い。若き日の、滾る夏の夜の夢が秋の夜の琥珀の想い出に変わるまで、大切に暖めてきたShoyanの歌の寝かせ方に感激する。
夜の幕をはがしてゆく準氏のピアノとコーラス。後半から随所に置かれるその色っぽいアクセントと、Shoyanのモフモフっとしたギターが絡んで、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのステップみたいに踊る。
準氏の指がタップシューズのつま先みたいに切り込むと、Shoyanのセミアコの優しい音が
『夜のFM』@Bossaが始まった。
夢のように・・・たゆみなく刻まれるShoyanのOldな音。それに乗ってコメットのように煌めくピアノ。闇に金粉の舞う様な、蒔絵のような、艶っぽい演奏がたまらなかった。
オリジナルの疾走感あるバージョンも良いけど、やはりBossaバージョンは良い。若き日の、滾る夏の夜の夢が秋の夜の琥珀の想い出に変わるまで、大切に暖めてきたShoyanの歌の寝かせ方に感激する。
夜の幕をはがしてゆく準氏のピアノとコーラス。後半から随所に置かれるその色っぽいアクセントと、Shoyanのモフモフっとしたギターが絡んで、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのステップみたいに踊る。
準氏の指がタップシューズのつま先みたいに切り込むと、Shoyanのセミアコの優しい音が
ドレスの裾みたいに翻って、それは美しいペアダンスだった。(たとえが逆かもしれないが)
こんな不肖な私でも、もう何年もこのお二人のステージを観てきたけど、今宵の『夜のFM』は最高に美しく、60歳を迎える夜にふさわしい大人のステージだった。
最上階の席から見下ろすと、お二人の指と指がシンクロして動くのが良く観えて感激した。掌の中の宝石箱のように、贅沢な時の宝物だった。この会場セッティングがピッタリだった☆
・・・
"景色を見せて終わる"という手法のフェイドアウトに続いて『moonlight』。
ここでギブソンJ-50登場。
「月が射す夜」じゃないのか・・・と思いつつ、その、鑿で音を削りだすようなイントロでテンションがあがる! 音の一木彫り! なんというか、"円空仏"みたいな ?荒くとも密な、パワーのある音がするこのギター。私は大好きです。
ここでも、磨いた赤御影石のような準氏のピアノは、パーカッションよりも更に"打楽器的"で強く、この歌に詠われる"時の流れの儚さ"とは裏腹の、"時の流れの永遠"を提示してくれる。聴く者に「確かなもの」を届けてくれるアーチスト。そのあたりがShoyanの音楽との相性の良さなのだろうなって、ナマイキながらに想い、感激していた。
前奏の『夜のFM』とは反対のベクトルの、打ち合いのような駆け引きがまたヨカッタ(^^*)。血が沸騰するような演奏だった。
・・・
ここでメンバー紹介。
sax、パーカッションの春名さん。
ベースの御供クン←イメージ変わってて更に萌えw
と、油断していたら続いて私個人的今年のテーマ『月が射す夜』が始まり興奮。
やってくれて嬉しいな・と、JUNちゃん参加で聴きたかったんだ・と本当に嬉しかった。しかも、間奏のギブソンの音がホンモノだー!と至極当たり前のことに感激していた。これは何故か夏の軽井沢ひとり旅ではあまり意識しなかったことで、その時その時で発見とか感じ方って違うんだなと後で改めて思った。
ここで御供氏のE・Bassがやっと大活躍するのだけど、ベースソロが超カッコイイのにこれ一曲とはもったいない。やっぱりこの倍のステージやってくれないと!と思った。
その惜しい気持ちのまま、少ない曲数ながらも会場がイイ雰囲気になってまとまってきたところで一度Shoyanは袖に帰ってしまった。
え~・・・もう?
拍手で再登場を待ちながら・・・
~Happy Birthdayの乾杯&アンコール
そうこうしているうちにShoyanが戻ってくると、暖かい拍手と歓声の中にどよめきが起きた。こうせつおいちゃんとイルカさんと大野さん裕美さんの4人が一緒に登場。
ここで会場のスタッフたちがLansonのマグナムボトルとグラスを用意。とっても上手に栓が抜かれて乾杯タイムになった♪
わ~、私たちにも注いで~~
シャンパン飲みたいぃ~~~
と、身を乗り出しつつ、準氏のピアノでHappy Birthday to Shoyan!を会場一同で斉唱♪♪♪ステージ上も客席も歌いながらみんな良い顔してた☆
嬉しかったなぁ。
やっとこの日が来たのだなぁ。
こんな素敵な場面に同席できて本当に嬉しかった。Shoyan、心からオメデトウ&尊敬の気持ちでいっぱいです。
以下、おいちゃん語録
↓
(脇のシャンパンを指さして)
「あれは・・・"森伊蔵"でいいの???」(一同爆)
「22才の別れのテンポがいつもより速かったのは、早く終わらせてお酒を飲みたかったからだな?(笑)」
「Shoyanはワインに関してはウルサクて、レストランで僕が飲もうとするワインが合わないとかってその店のソムリエとケンカするんだよ(笑)」
「3月4日のLIVEは・・・タイトル"めまいの頃"!(笑)」
「僕がShoyanを音楽の世界に引っ張り込んでしまったのだけど、その時にShoyanがご両親に宛てて自分で書いた手紙がすごく感動的で・・・まぁ、内容は全部忘れましたけど(笑)」
「Shoyanを支えてきた家族が一番スゴイ!トモちゃん(知子夫人)がスゴイ、リハーサルなんかでも、これがうるさい女房でね(爆)」←モチロン冗談
※すかさずShoyanが「(彼女は)耳がイイから♪」とフォローされて、舞台袖に控えてらっしゃるご夫人に賞賛と感謝のグラスを掲げてニコリ♪・・・だったそうだ。(私、そのシーンをメモに夢中で見逃した(笑))
「今朝、大分の自宅で庭仕事をしていたら、珍しい蝶々のアサギマダラが飛んできて、『コウセツ オハヨウ! キョウハ ショウヤンノ カンレキダネ!』って言うんですよ(笑)」
などなど、
もう、この日のおいちゃんのコメントは最高に面白かった。しかも、バックのイルミネーションを振り返って呆れながら「何を考えているやら( ̄_ ̄)」と、冷静に批判的だったのが良かった。 ナカナカ イエナイコトデス
イルカさんは、Shoyanがこの誕生日の前の晩に、大分のご両親に電話して「産んでくれて有り難う」と言った話を聞いて、
「ウチの息子に聞かせたい・・息子が60になったら言ってくれるかしら」
などとおっしゃっていた。
またイルカさんは
「さっき歌ってるShoyanの声を聴いたら、久しぶりに胸のトキメキ感じちゃった(はぁと)恋したいって感じヨ♪」
なんて、とても乙女な気持ちを代弁してくれて、客席(聴き手)にも気を回してくれているようなフォローが嬉しかった。さすがイルカさんだ!って思った。
・・・
和気藹々で盛り上がっているうちに
「そろそろアンコールだよね?」と
イルカさんが振るとShoyanは
「今、何やってたんだっけ??」
と、マジボケしてて一同(笑)
みんなの話が面白すぎてライブということを忘れ?完全にトークショーになっていたのでした(笑)。
ここでみなさん袖にお帰りになる。
・・・
シャンパンで乾杯してご満悦のShoyan?
「よし、飲んだぞー!( ̄ー ̄)v」
と、気合の入るアンコール!
「海風いこうか・・・」
と、Shoyanの生涯の基の歌『海風』!
粘りのあるT'sTの音が会場内の空気をひとつに束ねて、みんなの想いを寄せ合う演奏が始まると丁度後ろのイルミネーションも青や緑の優しい色から真っ赤に変わり、炎のような演出になったのがタイムリーで面白かった。(連携してたのかな?)
バックの全面ガラスに映るShoyanの演奏後姿は、普通は観られないものなので感激する。しかも角度によって3つの影分身になって映り、揺れるのがとても幻想的で良かった。紅いシャツが補色の緑色の照明に光って、玉虫色のように見えて綺麗だった。
良い『海風』だった・・・
・・・
「この日(還暦)がスペシャルだということがよくわかりました」
「ナカナカ良いものです♪」
「月並みですが、また生まれ変われるかな・・・」
と、マイクを手に持って『お前だけが』。
この歌の時、たぶん・・・
多分にShoyanご自身こみ上げるものがあったと想う。
途中で少し声が詰まったような気がして、聴いているこちらがブワッと涙こぼれそうになって慌てた。その分、間奏のギターで言葉にはならない想いを十二分に詠ってくれた。こんなに涙なShoyanに、初めて逢う気がする。産まれる時も泣き顔だけど、生まれ変わる時もチョットだけ涙?
自分も感極まって泣きそうになったので、周りをキョロキョロしてごまかしてみる。あたりを見渡せば・・・カジュアル席にも結構見知った顔が沢山いる。皆、私よりもずっと前からの
こんな不肖な私でも、もう何年もこのお二人のステージを観てきたけど、今宵の『夜のFM』は最高に美しく、60歳を迎える夜にふさわしい大人のステージだった。
最上階の席から見下ろすと、お二人の指と指がシンクロして動くのが良く観えて感激した。掌の中の宝石箱のように、贅沢な時の宝物だった。この会場セッティングがピッタリだった☆
・・・
"景色を見せて終わる"という手法のフェイドアウトに続いて『moonlight』。
ここでギブソンJ-50登場。
「月が射す夜」じゃないのか・・・と思いつつ、その、鑿で音を削りだすようなイントロでテンションがあがる! 音の一木彫り! なんというか、"円空仏"みたいな ?荒くとも密な、パワーのある音がするこのギター。私は大好きです。
ここでも、磨いた赤御影石のような準氏のピアノは、パーカッションよりも更に"打楽器的"で強く、この歌に詠われる"時の流れの儚さ"とは裏腹の、"時の流れの永遠"を提示してくれる。聴く者に「確かなもの」を届けてくれるアーチスト。そのあたりがShoyanの音楽との相性の良さなのだろうなって、ナマイキながらに想い、感激していた。
前奏の『夜のFM』とは反対のベクトルの、打ち合いのような駆け引きがまたヨカッタ(^^*)。血が沸騰するような演奏だった。
・・・
ここでメンバー紹介。
sax、パーカッションの春名さん。
ベースの御供クン←イメージ変わってて更に萌えw
と、油断していたら続いて私個人的今年のテーマ『月が射す夜』が始まり興奮。
やってくれて嬉しいな・と、JUNちゃん参加で聴きたかったんだ・と本当に嬉しかった。しかも、間奏のギブソンの音がホンモノだー!と至極当たり前のことに感激していた。これは何故か夏の軽井沢ひとり旅ではあまり意識しなかったことで、その時その時で発見とか感じ方って違うんだなと後で改めて思った。
ここで御供氏のE・Bassがやっと大活躍するのだけど、ベースソロが超カッコイイのにこれ一曲とはもったいない。やっぱりこの倍のステージやってくれないと!と思った。
その惜しい気持ちのまま、少ない曲数ながらも会場がイイ雰囲気になってまとまってきたところで一度Shoyanは袖に帰ってしまった。
え~・・・もう?
拍手で再登場を待ちながら・・・
~Happy Birthdayの乾杯&アンコール
そうこうしているうちにShoyanが戻ってくると、暖かい拍手と歓声の中にどよめきが起きた。こうせつおいちゃんとイルカさんと大野さん裕美さんの4人が一緒に登場。
ここで会場のスタッフたちがLansonのマグナムボトルとグラスを用意。とっても上手に栓が抜かれて乾杯タイムになった♪
わ~、私たちにも注いで~~
シャンパン飲みたいぃ~~~
と、身を乗り出しつつ、準氏のピアノでHappy Birthday to Shoyan!を会場一同で斉唱♪♪♪ステージ上も客席も歌いながらみんな良い顔してた☆
嬉しかったなぁ。
やっとこの日が来たのだなぁ。
こんな素敵な場面に同席できて本当に嬉しかった。Shoyan、心からオメデトウ&尊敬の気持ちでいっぱいです。
以下、おいちゃん語録
↓
(脇のシャンパンを指さして)
「あれは・・・"森伊蔵"でいいの???」(一同爆)
「22才の別れのテンポがいつもより速かったのは、早く終わらせてお酒を飲みたかったからだな?(笑)」
「Shoyanはワインに関してはウルサクて、レストランで僕が飲もうとするワインが合わないとかってその店のソムリエとケンカするんだよ(笑)」
「3月4日のLIVEは・・・タイトル"めまいの頃"!(笑)」
「僕がShoyanを音楽の世界に引っ張り込んでしまったのだけど、その時にShoyanがご両親に宛てて自分で書いた手紙がすごく感動的で・・・まぁ、内容は全部忘れましたけど(笑)」
「Shoyanを支えてきた家族が一番スゴイ!トモちゃん(知子夫人)がスゴイ、リハーサルなんかでも、これがうるさい女房でね(爆)」←モチロン冗談
※すかさずShoyanが「(彼女は)耳がイイから♪」とフォローされて、舞台袖に控えてらっしゃるご夫人に賞賛と感謝のグラスを掲げてニコリ♪・・・だったそうだ。(私、そのシーンをメモに夢中で見逃した(笑))
「今朝、大分の自宅で庭仕事をしていたら、珍しい蝶々のアサギマダラが飛んできて、『コウセツ オハヨウ! キョウハ ショウヤンノ カンレキダネ!』って言うんですよ(笑)」
などなど、
もう、この日のおいちゃんのコメントは最高に面白かった。しかも、バックのイルミネーションを振り返って呆れながら「何を考えているやら( ̄_ ̄)」と、冷静に批判的だったのが良かった。 ナカナカ イエナイコトデス
イルカさんは、Shoyanがこの誕生日の前の晩に、大分のご両親に電話して「産んでくれて有り難う」と言った話を聞いて、
「ウチの息子に聞かせたい・・息子が60になったら言ってくれるかしら」
などとおっしゃっていた。
またイルカさんは
「さっき歌ってるShoyanの声を聴いたら、久しぶりに胸のトキメキ感じちゃった(はぁと)恋したいって感じヨ♪」
なんて、とても乙女な気持ちを代弁してくれて、客席(聴き手)にも気を回してくれているようなフォローが嬉しかった。さすがイルカさんだ!って思った。
・・・
和気藹々で盛り上がっているうちに
「そろそろアンコールだよね?」と
イルカさんが振るとShoyanは
「今、何やってたんだっけ??」
と、マジボケしてて一同(笑)
みんなの話が面白すぎてライブということを忘れ?完全にトークショーになっていたのでした(笑)。
ここでみなさん袖にお帰りになる。
・・・
シャンパンで乾杯してご満悦のShoyan?
「よし、飲んだぞー!( ̄ー ̄)v」
と、気合の入るアンコール!
「海風いこうか・・・」
と、Shoyanの生涯の基の歌『海風』!
粘りのあるT'sTの音が会場内の空気をひとつに束ねて、みんなの想いを寄せ合う演奏が始まると丁度後ろのイルミネーションも青や緑の優しい色から真っ赤に変わり、炎のような演出になったのがタイムリーで面白かった。(連携してたのかな?)
バックの全面ガラスに映るShoyanの演奏後姿は、普通は観られないものなので感激する。しかも角度によって3つの影分身になって映り、揺れるのがとても幻想的で良かった。紅いシャツが補色の緑色の照明に光って、玉虫色のように見えて綺麗だった。
良い『海風』だった・・・
・・・
「この日(還暦)がスペシャルだということがよくわかりました」
「ナカナカ良いものです♪」
「月並みですが、また生まれ変われるかな・・・」
と、マイクを手に持って『お前だけが』。
この歌の時、たぶん・・・
多分にShoyanご自身こみ上げるものがあったと想う。
途中で少し声が詰まったような気がして、聴いているこちらがブワッと涙こぼれそうになって慌てた。その分、間奏のギターで言葉にはならない想いを十二分に詠ってくれた。こんなに涙なShoyanに、初めて逢う気がする。産まれる時も泣き顔だけど、生まれ変わる時もチョットだけ涙?
自分も感極まって泣きそうになったので、周りをキョロキョロしてごまかしてみる。あたりを見渡せば・・・カジュアル席にも結構見知った顔が沢山いる。皆、私よりもずっと前からの
真面目で奥ゆかしいファンの方たちばかり・・・。男性も女性も、みんなとっても優しいまなざしで、そのステージのShoyanを遠くから強く見つめていた。それは一様に"母のまなざし"だった。
ウットリとかキャーキャーを超えて、舞台を真っ直ぐ見守っている。静かだけど、とても誠実な想いを抱いて、今までのShoyanを支えてきた人たちだ。Shoyanは、そういう愛され方をするアーチストなのだ。
それがとても良くて、そんなファンの人たちに囲まれて、お祝いの中心ではにかんでいるShoyanがまた素敵だった。この時、心底「今日ここに来てヨカッタ」と想った(涙)。
~あとがき
Shoyanがすべて歌い終わっても拍手は鳴り止まなかった。それはいつものことだけど、この日の拍手の濃さと長さはやはりスペシャルで、今回の拍手ほど長い"要求"は今まで体験したことがない。
ほとんどの人が席を立たずにずっと手を叩き続けていた。実際は5~6分くらい?だったと思うけど、15分にも20分にも感じられた。すごく長い間、鳴り止まなかった。でも結局、2度ほどの場内アナウンスをされて、総員拍手は強制終了させられてしまった。
Shoyanは出てきてはくれなかった。時間も相当押しているようだし、キリがないからそれはしょうがないかなって思ったけど、正直、ほんの数秒の一投げキッスだけでも出てきてくれたらヨカッタのに・・・なんて欲張りなファン(笑) チョットサミシカッタヨ Shoyan
みんなとても残念そうだった。
でも、もしかしたら楽屋のShoyanには、このロングコール、知らされてなかったのかもしれない!そう思って 次回に期待♪
・・・
今回、時間も短く曲数も半分で、しかもキャパ的に来たくても来れなかったファンも沢山だったけど、でも、やはりShoyanのお誕生日はとても佳い一日で、その日にまで"歌ってる"Shoyanは最高に光ってた。
歳を重ねれば好きなことだけしたい、楽しいことだけ選ってわがまましたい、と思うのが普通ではないかと思うのだけど、そんな妥協が一切なくて、キレキレの還暦という新たな境地を体現してくれたShoyanはサイコーにカッコ良くて、やっぱり永遠の憧れの人だった。
思えば去年のセルフカバーアルバムから続いて、一年かけてのスペシャルだった。きっと、Shoyanご自身の中に、色んな刺激や材料が投げ込まれた年になったのでは?と想う。
還暦の還は還元の還♪
このお祝いムードが落ち着いてひと段落した頃に、新しいShoyanの中から醸し出されて来るものをひっそり待っていたいと想う。お祝いの夢の一夜は、ずっと胸の中で大切にしまって・・・☆
ウットリとかキャーキャーを超えて、舞台を真っ直ぐ見守っている。静かだけど、とても誠実な想いを抱いて、今までのShoyanを支えてきた人たちだ。Shoyanは、そういう愛され方をするアーチストなのだ。
それがとても良くて、そんなファンの人たちに囲まれて、お祝いの中心ではにかんでいるShoyanがまた素敵だった。この時、心底「今日ここに来てヨカッタ」と想った(涙)。
~あとがき
Shoyanがすべて歌い終わっても拍手は鳴り止まなかった。それはいつものことだけど、この日の拍手の濃さと長さはやはりスペシャルで、今回の拍手ほど長い"要求"は今まで体験したことがない。
ほとんどの人が席を立たずにずっと手を叩き続けていた。実際は5~6分くらい?だったと思うけど、15分にも20分にも感じられた。すごく長い間、鳴り止まなかった。でも結局、2度ほどの場内アナウンスをされて、総員拍手は強制終了させられてしまった。
Shoyanは出てきてはくれなかった。時間も相当押しているようだし、キリがないからそれはしょうがないかなって思ったけど、正直、ほんの数秒の一投げキッスだけでも出てきてくれたらヨカッタのに・・・なんて欲張りなファン(笑) チョットサミシカッタヨ Shoyan
みんなとても残念そうだった。
でも、もしかしたら楽屋のShoyanには、このロングコール、知らされてなかったのかもしれない!そう思って 次回に期待♪
・・・
今回、時間も短く曲数も半分で、しかもキャパ的に来たくても来れなかったファンも沢山だったけど、でも、やはりShoyanのお誕生日はとても佳い一日で、その日にまで"歌ってる"Shoyanは最高に光ってた。
歳を重ねれば好きなことだけしたい、楽しいことだけ選ってわがまましたい、と思うのが普通ではないかと思うのだけど、そんな妥協が一切なくて、キレキレの還暦という新たな境地を体現してくれたShoyanはサイコーにカッコ良くて、やっぱり永遠の憧れの人だった。
思えば去年のセルフカバーアルバムから続いて、一年かけてのスペシャルだった。きっと、Shoyanご自身の中に、色んな刺激や材料が投げ込まれた年になったのでは?と想う。
還暦の還は還元の還♪
このお祝いムードが落ち着いてひと段落した頃に、新しいShoyanの中から醸し出されて来るものをひっそり待っていたいと想う。お祝いの夢の一夜は、ずっと胸の中で大切にしまって・・・☆
いつまでも私の導であるShoyanへ
最大限の愛を込めて!!
アニバーサリーの想い出をここにHoldしておきます。
※次は還暦の私と七七の喜寿のShoyan!
イイトシマワリ♪
やっぱり、今と変わらず愛し合って?いると想う(^^*)
いや、キット今以上に・・・☆
2011年11月30日
最大限の愛を込めて!!
アニバーサリーの想い出をここにHoldしておきます。
※次は還暦の私と七七の喜寿のShoyan!
イイトシマワリ♪
やっぱり、今と変わらず愛し合って?いると想う(^^*)
いや、キット今以上に・・・☆
2011年11月30日
※と、『夜のFM』で思い出したので、2011年の還暦ビルボードライブのことを再載してみようと思う。もうこれから10年も経つのかと思うと、世の中様々なことが思いもよらぬ方向に変わってしまったり、壊れたり、生まれたりしてるなぁと、深い感慨に浸ってしまう。でも、自分は全く何も変わっていないことに苦笑したりして・・・
さて、当時のまま載せています。
↓
■2011年11月13日
六本木Billboard Live TOKYO
☆伊勢正三
60th Birthday Anniversary Live
*1st stage:開場/15:30 開演/16:30
*2nd stage:開場/18:30 開演/19:30
※2ndStage カジュアル席参加
1.バルコニーの休日
2.あの頃の僕は
3.わかれ道
4.なごり雪
5.22才の別れ
6.ほんの短い夏
7.涙憶
8.夜のFM
9.moonlight
10.月が射す夜
~アンコール
11.海風
12.お前だけが
※当時、『あの頃の僕は』と漢字表記してしまっていたが、あとになってShoyanがセルフカバーなされた際にもナゼか漢字表記だったので(?)そのままで載せておきます(^^)。
・・・
あの夜は、本来ならご家族肉親とお過ごしになるような、とても大切な一日であるだろうに・・・そんな人生の大切なその日ズバリにファンも同席させてもらって、同じ時間を共有させてもらえるんだもの、本当に出席できて嬉しかった。
Shoyanご自身の静かな感激と、祝福の渦の中での照れ笑いの華やかさ。その両方がすごく良くて、六本木という縁の場所もあってShoyanの"金星は天秤座"♪な、華やかで豊かな夜だった☆
*前述
新宿へ向かう特急の窓はすでに西日。
秋の早い入日が寂しくて、晩秋の東京の景色に浸ろうと思いきや様子が変だ。
春の震災後、初めての上京だった。車窓から見る景色が違っていた。街が暗い、如実に暗い。沿線の広告や看板の電気が消されていて、すごく暗い東京だった。それは初めて見る、とても恐ろしいもので、節電とかエコではなく、それまで作ってきてしまったモノの"本来じゃない姿"が不気味だったんだ。これではむしろ、ネオンギンギンの方が安心できるのでは?なんて想った。
(不謹慎かもしれないけど)
駅と、ビルと、通路と、店舗と、夢と現実の境目がない造りに呆れてみる。土なんて一切なくて、自然が皆無の街が面白かった。改めて"都会の機構"を体感することができて、これはここで日常を送っていたら気付かないことなんじゃないかって思った。(以前の自分がそうであったように・・・)
案内のデスクでビルボードLiveの場所を訊いて、色んなSHOPの合間を歩いて到着。「Shoyanはどうしてここで60th誕生日ライブをしようと思ったのかな?」と、少し問いかけの気持ちも感じつつの到着だった。11月だというのに暑かったなぁ都会のビルの中は・・・。
中へ入ればステージの背景のガラス越しの外に、これまた恐ろしいイルミネーションの光が渦巻いていた。クリスマスの飾りは大好きだけど・・・、コンピューターで制御されたLEDのショーは・・・無口になる。Shoyanはこういう時でも色んな問いかけを用意しておいてくれるなぁと思った。欲する気持ちと忌避は表裏一体だって・・・
美し過ぎて哀しいような都会の綺麗なイルミネーションを観ながら、1Drinkはクランベリージュースとジントニックで席に着く。真上席からステージ上はすごく良く観えて、アコベがある!とか、あんなところにギターアンプが!?とか、開演前からとてもワクワクする材料が見えて良い気分だった。・・・そうそう、開演前も、演奏中も、一番上のカジュアル席には階下のサービス卓からハーブやオイル系のいい匂いが立ち昇ってきていました。酷デスガナ(笑)
・・・
で、Liveの幕開けは・・・
去年の夏の軽井沢大賀ホールのように、佐藤準氏のふんわりしたピアノから始まった。Shoyanは初っ端から久しぶりのセミアコグレッチ?のギターを抱えて、はにかみながらいつもの片足だけ軽く曲げたシルエットで歌いだした『バルコニーの休日』。
お、まずはご家族への感謝から?♪アットホームな感じの出だしがとても好かった。
一曲目歌い終わって、
「朝から色んな人からメールとかもらって♪」
と、さすがに嬉しそうなShoyan。
60回目の誕生日を素直に受け容れる照れくささ。
そんな柔らかい笑顔の中で、
「今日こんなスペシャルな日にここに来てくれてホントにアリガトウ」
なんて、まず客席に挨拶してくれてとても嬉しかった。
さて、当時のまま載せています。
↓
■2011年11月13日
六本木Billboard Live TOKYO
☆伊勢正三
60th Birthday Anniversary Live
*1st stage:開場/15:30 開演/16:30
*2nd stage:開場/18:30 開演/19:30
※2ndStage カジュアル席参加
1.バルコニーの休日
2.あの頃の僕は
3.わかれ道
4.なごり雪
5.22才の別れ
6.ほんの短い夏
7.涙憶
8.夜のFM
9.moonlight
10.月が射す夜
~アンコール
11.海風
12.お前だけが
※当時、『あの頃の僕は』と漢字表記してしまっていたが、あとになってShoyanがセルフカバーなされた際にもナゼか漢字表記だったので(?)そのままで載せておきます(^^)。
・・・
あの夜は、本来ならご家族肉親とお過ごしになるような、とても大切な一日であるだろうに・・・そんな人生の大切なその日ズバリにファンも同席させてもらって、同じ時間を共有させてもらえるんだもの、本当に出席できて嬉しかった。
Shoyanご自身の静かな感激と、祝福の渦の中での照れ笑いの華やかさ。その両方がすごく良くて、六本木という縁の場所もあってShoyanの"金星は天秤座"♪な、華やかで豊かな夜だった☆
*前述
新宿へ向かう特急の窓はすでに西日。
秋の早い入日が寂しくて、晩秋の東京の景色に浸ろうと思いきや様子が変だ。
春の震災後、初めての上京だった。車窓から見る景色が違っていた。街が暗い、如実に暗い。沿線の広告や看板の電気が消されていて、すごく暗い東京だった。それは初めて見る、とても恐ろしいもので、節電とかエコではなく、それまで作ってきてしまったモノの"本来じゃない姿"が不気味だったんだ。これではむしろ、ネオンギンギンの方が安心できるのでは?なんて想った。
(不謹慎かもしれないけど)
駅と、ビルと、通路と、店舗と、夢と現実の境目がない造りに呆れてみる。土なんて一切なくて、自然が皆無の街が面白かった。改めて"都会の機構"を体感することができて、これはここで日常を送っていたら気付かないことなんじゃないかって思った。(以前の自分がそうであったように・・・)
案内のデスクでビルボードLiveの場所を訊いて、色んなSHOPの合間を歩いて到着。「Shoyanはどうしてここで60th誕生日ライブをしようと思ったのかな?」と、少し問いかけの気持ちも感じつつの到着だった。11月だというのに暑かったなぁ都会のビルの中は・・・。
中へ入ればステージの背景のガラス越しの外に、これまた恐ろしいイルミネーションの光が渦巻いていた。クリスマスの飾りは大好きだけど・・・、コンピューターで制御されたLEDのショーは・・・無口になる。Shoyanはこういう時でも色んな問いかけを用意しておいてくれるなぁと思った。欲する気持ちと忌避は表裏一体だって・・・
美し過ぎて哀しいような都会の綺麗なイルミネーションを観ながら、1Drinkはクランベリージュースとジントニックで席に着く。真上席からステージ上はすごく良く観えて、アコベがある!とか、あんなところにギターアンプが!?とか、開演前からとてもワクワクする材料が見えて良い気分だった。・・・そうそう、開演前も、演奏中も、一番上のカジュアル席には階下のサービス卓からハーブやオイル系のいい匂いが立ち昇ってきていました。酷デスガナ(笑)
・・・
で、Liveの幕開けは・・・
去年の夏の軽井沢大賀ホールのように、佐藤準氏のふんわりしたピアノから始まった。Shoyanは初っ端から久しぶりのセミアコグレッチ?のギターを抱えて、はにかみながらいつもの片足だけ軽く曲げたシルエットで歌いだした『バルコニーの休日』。
お、まずはご家族への感謝から?♪アットホームな感じの出だしがとても好かった。
一曲目歌い終わって、
「朝から色んな人からメールとかもらって♪」
と、さすがに嬉しそうなShoyan。
60回目の誕生日を素直に受け容れる照れくささ。
そんな柔らかい笑顔の中で、
「今日こんなスペシャルな日にここに来てくれてホントにアリガトウ」
なんて、まず客席に挨拶してくれてとても嬉しかった。
こちらこそ、呼んでくれてアリガトウShoyan♪
元YAMAHAのあのギターを抱えるとじっとうつむいて、小さく小さくアルペジオを始め・・・そっと『あの頃の僕は』を歌いだす。この日もShoyanはその場に動かず、スローにそっと、そっとその場に声を置くように熱唱する。
歌い終わってこの歌のことを、
「懐かしい歌でしたが 自分の心境にピッタリな気がしたので…」
と、おっしゃっていた。
どんな心境?
許せなかったものが
許せる…と?
この歌を作った時の"あの頃"と、今歌う"あの頃"とでは、時間の距離はまったく違うだろうけど、でも、今になってあの頃のあの頃にShoyanご自身の"今のあの頃"がピッタリ重なったのかもしれない。当時、歌が汲みあげた"あの頃"の底に、今、やっと本当に辿り着いたのかもしれないなと・・・。そうなろう・と思って歩んできたわけじゃないけど、未来の心境を過去の若い自分が先に予感していることってあるんじゃないかな・・・
(コレデモカ トイウホド あの頃 連発シテミマシタ)
・・・
傍らのテーブルに置いてあるマグカップを手にとって、「まだお酒じゃありませんケド♪」とニコリ。
「ここは六本木!!!かぐや姫っぽくないんですが(笑)」
と、また照れながら『わかれ道』キター!
御供氏のE・Bassが良い。先日の軽井沢でこなれてるラインナップでいい感じ。
♪あぁ 六本木の街に降る雨が・・・
にかぶさる準氏のピアノが、ガツンと潰れた低音で歴史を語る。単なる"時の流れ"とか"懐かしい"じゃなくて、すでに歴史を刻んでいる歌・音というものを実証してくれた。胸の中で大きな岩同士がぶつかって砕け散るみたいな切なさを感じた(涙)。
そのピアノが、エンディングの煌めくShoyanのギターを誘う。でも、もっと弾いてもっと・・・と想う内に、サクっと終わってしまってイヤ~ン(´Д`*)残念
・・・
「え~・・・・・・・・・・お世話になりました(´∀`)」
と、『なごり雪』。
ワンフレーズ歌ったらニヤリ。
男声コーラスがフレッシュで良い♪この特別な日だからこそしみじみと丁寧にスタンダードに・・・という感じだった。ギターソロも激しくではなく厚みを持たせて、堂々のなごり雪だったように思う。
・・・
黒いシャツとパンツのJUN氏。黒いジャケットに赤い襟を開けたシャツのShoyan。"Adult Brothers"の息はピッタリ♪
続いてシブイWahのかかったエレピ?が聴こえてきて、色っぽいイントロの中でピンスポットを浴びたShoyanがやたらとセクシーに見えてドキドキする。
ぉぉ、何が始まるの(;゚∀゚)=3????と思いきや、『22才の別れ』だった (´∀`)ヤラレター(笑)この歌にSexyさを感じてしまったギャップが収拾つかなくなって、自分でちょっと照れた。
元YAMAHAのあのギターを抱えるとじっとうつむいて、小さく小さくアルペジオを始め・・・そっと『あの頃の僕は』を歌いだす。この日もShoyanはその場に動かず、スローにそっと、そっとその場に声を置くように熱唱する。
歌い終わってこの歌のことを、
「懐かしい歌でしたが 自分の心境にピッタリな気がしたので…」
と、おっしゃっていた。
どんな心境?
許せなかったものが
許せる…と?
この歌を作った時の"あの頃"と、今歌う"あの頃"とでは、時間の距離はまったく違うだろうけど、でも、今になってあの頃のあの頃にShoyanご自身の"今のあの頃"がピッタリ重なったのかもしれない。当時、歌が汲みあげた"あの頃"の底に、今、やっと本当に辿り着いたのかもしれないなと・・・。そうなろう・と思って歩んできたわけじゃないけど、未来の心境を過去の若い自分が先に予感していることってあるんじゃないかな・・・
(コレデモカ トイウホド あの頃 連発シテミマシタ)
・・・
傍らのテーブルに置いてあるマグカップを手にとって、「まだお酒じゃありませんケド♪」とニコリ。
「ここは六本木!!!かぐや姫っぽくないんですが(笑)」
と、また照れながら『わかれ道』キター!
御供氏のE・Bassが良い。先日の軽井沢でこなれてるラインナップでいい感じ。
♪あぁ 六本木の街に降る雨が・・・
にかぶさる準氏のピアノが、ガツンと潰れた低音で歴史を語る。単なる"時の流れ"とか"懐かしい"じゃなくて、すでに歴史を刻んでいる歌・音というものを実証してくれた。胸の中で大きな岩同士がぶつかって砕け散るみたいな切なさを感じた(涙)。
そのピアノが、エンディングの煌めくShoyanのギターを誘う。でも、もっと弾いてもっと・・・と想う内に、サクっと終わってしまってイヤ~ン(´Д`*)残念
・・・
「え~・・・・・・・・・・お世話になりました(´∀`)」
と、『なごり雪』。
ワンフレーズ歌ったらニヤリ。
男声コーラスがフレッシュで良い♪この特別な日だからこそしみじみと丁寧にスタンダードに・・・という感じだった。ギターソロも激しくではなく厚みを持たせて、堂々のなごり雪だったように思う。
・・・
黒いシャツとパンツのJUN氏。黒いジャケットに赤い襟を開けたシャツのShoyan。"Adult Brothers"の息はピッタリ♪
続いてシブイWahのかかったエレピ?が聴こえてきて、色っぽいイントロの中でピンスポットを浴びたShoyanがやたらとセクシーに見えてドキドキする。
ぉぉ、何が始まるの(;゚∀゚)=3????と思いきや、『22才の別れ』だった (´∀`)ヤラレター(笑)この歌にSexyさを感じてしまったギャップが収拾つかなくなって、自分でちょっと照れた。
準氏のエレピがもやもやっと優しく締めくくる。これは軽井沢の時も同じことを感じて記していた。この時代感イイナ♪
・・・
ここまでまだ演奏曲は青春のラインナップ。
少し緊張感も残る。
Shoyanは相変わらずまだそこを動かない。歌い終わってギターを回してマイクスタンドにぶつけてガンッ☆と音を出したりして、お茶目で可愛かった。
「やっぱりコレを歌わなきゃ♪という歌を歌いました」
と、ニコニコしながら・・・
ミュージシャン仲間からのお祝いメールの「ハタチが3回で60th」の話。やっぱり「成人式さあど」だったんだね♪
お嬢さんからのカードの「60歳になっても"アヤウイパパ"ステキです」に、「コレって誉められてるのかな?」と笑うShoyan。
私もお嬢さんに激しく同意します(笑)。実際、色んな意味でアヤウイShoyanに・・・萌え(*´∀`*)
実際の20歳の頃、
「(謙遜で)何の苦労もなくこの世界に入れて、 そのあとKAZEとかやって、見た目老けていって"じいさん"と呼ばれて(笑)んで、休んで、二回目のハタチ=40歳の頃に"復活"して
・・・
ここまでまだ演奏曲は青春のラインナップ。
少し緊張感も残る。
Shoyanは相変わらずまだそこを動かない。歌い終わってギターを回してマイクスタンドにぶつけてガンッ☆と音を出したりして、お茶目で可愛かった。
「やっぱりコレを歌わなきゃ♪という歌を歌いました」
と、ニコニコしながら・・・
ミュージシャン仲間からのお祝いメールの「ハタチが3回で60th」の話。やっぱり「成人式さあど」だったんだね♪
お嬢さんからのカードの「60歳になっても"アヤウイパパ"ステキです」に、「コレって誉められてるのかな?」と笑うShoyan。
私もお嬢さんに激しく同意します(笑)。実際、色んな意味でアヤウイShoyanに・・・萌え(*´∀`*)
実際の20歳の頃、
「(謙遜で)何の苦労もなくこの世界に入れて、 そのあとKAZEとかやって、見た目老けていって"じいさん"と呼ばれて(笑)んで、休んで、二回目のハタチ=40歳の頃に"復活"して
もうそれから20年経つと思うと・・・早いナ」と、ちょっと振り返りモードだった。
何度も想うけど私は正味半分の20年分くらいのShoyanのことしか知らないのだよな。でも、Shoyanが歌作りに込めてきてくれたことは、ちゃんと隅々まで聴き汲もう!と想っている
何度も想うけど私は正味半分の20年分くらいのShoyanのことしか知らないのだよな。でも、Shoyanが歌作りに込めてきてくれたことは、ちゃんと隅々まで聴き汲もう!と想っている
それはこれからも出来ることだから・・・
・・・
沢山もらったプレゼントがほとんどお酒で、「またしばらくの間、イイ曲書けるかもしれません♪」なんて言ってくれて嬉しかった。
やはりShoyanは上気してるようで、とても丁寧だけどやや、浮ついているというか、どこか落ち着かないというか、、でもそれがいいのだケド♪(いい意味の引用なのでお許しを)
ここでその「フッカツの曲」と『ほんの短い夏』。
D28のアコギな間奏・エンディングがとっても良かった。優しくて・・・短かったけど涙出そうだった。開演前に観たステージのバックのガラス越しの過剰なイルミネーションと、暗い節電の街を想いながら聴く。なんだか、色んな意味で泣けてくる。今年は色んなことがあったなぁって。
都会の底で聴くマチの唄・・・だった。
~2に続く
・・・
沢山もらったプレゼントがほとんどお酒で、「またしばらくの間、イイ曲書けるかもしれません♪」なんて言ってくれて嬉しかった。
やはりShoyanは上気してるようで、とても丁寧だけどやや、浮ついているというか、どこか落ち着かないというか、、でもそれがいいのだケド♪(いい意味の引用なのでお許しを)
ここでその「フッカツの曲」と『ほんの短い夏』。
D28のアコギな間奏・エンディングがとっても良かった。優しくて・・・短かったけど涙出そうだった。開演前に観たステージのバックのガラス越しの過剰なイルミネーションと、暗い節電の街を想いながら聴く。なんだか、色んな意味で泣けてくる。今年は色んなことがあったなぁって。
都会の底で聴くマチの唄・・・だった。
~2に続く
~さらにつづき
☆『22才の別れ』
いつもは「この曲は試金石」、なんて生意気なことを言ってる私ですが、最近なんだか沁みるんです。ここまできて凄く疲れてきた。縮こまって席に座っているのが辛くなってきた。『22才の別れ』は難しいことを考えなくても聴いていられる、センチメンタルになれる、そう思いながら委ねていた。こんなにフツーの気持ちで聴いていられれば、コンサートってどんなに心地いいものだろうか、と思っていた。
☆『通り雨』
このあたりの曲が始まると客席の拍手も多く、反応が熱いのがわかる。それにしてもキーが高いな、そうかShoyanはハモの人だから違う音程を歌っちゃうのかもしれない・とか、とんでもないことがメモしてある(^^;)。
☆『月が射す夜』『レミングの街』
二重にしたマスクで苦しくてだんだんアタマがぼーっとしてきて、レミングの街の緊張感から乖離し始めた。ステージ上のShoyanは凄く元気で、楽しそうに見えた。「あぁ、正やんが元気で良かった、本当に良かった」って、それだけ思っていた。「とてつもない人だなぁ」って書いてある。
そんなShoyanも熱いパフォーマンスで息切れしたまま
☆『なごり雪』
D45の音がせつない。
久しぶりに、なんだか遠い『なごり雪』。油気が抜けたような霞の向こうのような『なごり雪』だった。
ここまであっという間だったなぁと思った。
ずーっと緊張したままアンコールまで来てしまった。
☆~アンコール
ShoyanはBALR.というブランドロゴ入りの白Tシャツに着替えてメガネも薄茶のような薄ブルーのようなニュアンスカラーのスチールフレームのサングラスに替えてきた。これがまたね、凄くイイんです。ティアドロップよりちょっと細めのヤツで、イヤラシイ感じ(イイ意味で(笑))が非常にヨカッタです。故大林監督みたいね、と思いながら双眼鏡を覗き込んでいた私でした。
「久しぶりのこの曲」と、
☆『ペテン師』
次々に
☆『海風』『ささやかなこの人生』『君と歩いた青春』
と続くが、『君と歩いた青春』は何か違う曲かと思うほどの音程(悲)。いつもはこの歌の客席との一体感に「歩いてない」私は羨ましい疎外感を感じるのだけど、今回はShoyanと一緒に歩いてきた大勢の人たちはここで今何を想うのだろうってあたりを見回したくなった。
MCで
「いつも同じものを共有している人たちと会えば、こんな中(状況?)にも明るいものが見えてくる気がします」というようなことをおっしゃっていた。だがしかし、今日は一体何を共有していただろう?Shoyanが客席に求めている甘えって、こういうものだったっけ?と厳しい気持ちでいた。
そして
☆再アンコールは『涙憶』。
え、長いやん!?と、ここでコレやるん?と、いつもは永遠に続けこの時間よ!と名残の極みになるはずのこのタイミングに、長々と延々と重々しい『涙憶』は逆なバランスだったように思う。でもこれは私のコンディションによる個人的な感じ方なので、感極まっていた方も沢山いらっしゃると思います。文句ばかり書いてごめんなさい。
☆ラスト、Shoyanおひとりだけで『終りのない唄』。
「誰かが聴いていてくれる」のは、その唄が素晴らしいからなのだ。その唄が聴く人にとって必要だから聴きつづけるのだ、少女はその歌に興味があるからその場を離れずにじっと耳を傾けるのだ。それに興味が持てなくなったならば、少女はすぐにそこを立ち上がってママの元へ駆けていってしまうでしょう。
☆『22才の別れ』
いつもは「この曲は試金石」、なんて生意気なことを言ってる私ですが、最近なんだか沁みるんです。ここまできて凄く疲れてきた。縮こまって席に座っているのが辛くなってきた。『22才の別れ』は難しいことを考えなくても聴いていられる、センチメンタルになれる、そう思いながら委ねていた。こんなにフツーの気持ちで聴いていられれば、コンサートってどんなに心地いいものだろうか、と思っていた。
☆『通り雨』
このあたりの曲が始まると客席の拍手も多く、反応が熱いのがわかる。それにしてもキーが高いな、そうかShoyanはハモの人だから違う音程を歌っちゃうのかもしれない・とか、とんでもないことがメモしてある(^^;)。
☆『月が射す夜』『レミングの街』
二重にしたマスクで苦しくてだんだんアタマがぼーっとしてきて、レミングの街の緊張感から乖離し始めた。ステージ上のShoyanは凄く元気で、楽しそうに見えた。「あぁ、正やんが元気で良かった、本当に良かった」って、それだけ思っていた。「とてつもない人だなぁ」って書いてある。
そんなShoyanも熱いパフォーマンスで息切れしたまま
☆『なごり雪』
D45の音がせつない。
久しぶりに、なんだか遠い『なごり雪』。油気が抜けたような霞の向こうのような『なごり雪』だった。
ここまであっという間だったなぁと思った。
ずーっと緊張したままアンコールまで来てしまった。
☆~アンコール
ShoyanはBALR.というブランドロゴ入りの白Tシャツに着替えてメガネも薄茶のような薄ブルーのようなニュアンスカラーのスチールフレームのサングラスに替えてきた。これがまたね、凄くイイんです。ティアドロップよりちょっと細めのヤツで、イヤラシイ感じ(イイ意味で(笑))が非常にヨカッタです。故大林監督みたいね、と思いながら双眼鏡を覗き込んでいた私でした。
「久しぶりのこの曲」と、
☆『ペテン師』
次々に
☆『海風』『ささやかなこの人生』『君と歩いた青春』
と続くが、『君と歩いた青春』は何か違う曲かと思うほどの音程(悲)。いつもはこの歌の客席との一体感に「歩いてない」私は羨ましい疎外感を感じるのだけど、今回はShoyanと一緒に歩いてきた大勢の人たちはここで今何を想うのだろうってあたりを見回したくなった。
MCで
「いつも同じものを共有している人たちと会えば、こんな中(状況?)にも明るいものが見えてくる気がします」というようなことをおっしゃっていた。だがしかし、今日は一体何を共有していただろう?Shoyanが客席に求めている甘えって、こういうものだったっけ?と厳しい気持ちでいた。
そして
☆再アンコールは『涙憶』。
え、長いやん!?と、ここでコレやるん?と、いつもは永遠に続けこの時間よ!と名残の極みになるはずのこのタイミングに、長々と延々と重々しい『涙憶』は逆なバランスだったように思う。でもこれは私のコンディションによる個人的な感じ方なので、感極まっていた方も沢山いらっしゃると思います。文句ばかり書いてごめんなさい。
☆ラスト、Shoyanおひとりだけで『終りのない唄』。
「誰かが聴いていてくれる」のは、その唄が素晴らしいからなのだ。その唄が聴く人にとって必要だから聴きつづけるのだ、少女はその歌に興味があるからその場を離れずにじっと耳を傾けるのだ。それに興味が持てなくなったならば、少女はすぐにそこを立ち上がってママの元へ駆けていってしまうでしょう。
客席でじっと座って聴いているファンは、みんな正やんのことを信じてそこに座っているんだ。伊勢正三の音楽というものを心の底から信じているから待っているんだ…。
そういうことを改めて想いなおす、今までに体験したことのない心境になったバースデイライブでした。
~あとがき
Shoyanのヴォーカルが少々アヤウイことは、この何十年実際今までに何度かあった。でもそれ以上の「音楽の心」みたいなものを感じられたから、いつも納得して満足していた。でも今回は少々どころじゃなかった(涙)、歌やギターの質の現実に音楽の必要性を感じる場面は薄かったように思う。いくら何か月ものブランクがあったにしても、これでは本当に「エンタメは不要不急のもの」ということになってしまう。それがとてもとても残念だ。本当は今こそ一番必要なものなはずなのに…。こんな非常事態の中「あぁ、やっぱり音楽は素晴らしい」って思いたかった・・・。
Shoyanご自身がこれからもこれでいい、これが今の俺なんだ・俺は音楽家じゃない・と思われるのならもうしょうがないことだけれど、もっとやれる・リベンジしたい、と思ってくれるのなら、私は次も聴きに行きたいと思う。Shoyanご本人はまだ新しい歌をお創りになる気もおありなようなので、それもとても楽しみにしている。
次は大分佐伯。故郷の人たち、校歌を歌う子供たち、新しいホールのオープニングの記念公演だという。まっすぐな純粋な聴き手の前で、次のShoyanがどんなパフォーマンスで臨むのか。今回のかつしかを踏み台にしてもいいから、次は、またその次は、と、どうか本来の伊勢正三に少しづつでも戻っていけるように、この"コロナブランク"を諦めないで挑んで欲しいと思います。
今回家族の反対・友人の心配と励まし・自分の命の選択、重いことばかりが関わった中で決めたライブ参加は、行ったその現場では後悔しかなかったが、今こうして想いをまとめればつくづく行ってよかったと思っている。とあるエンタメの現実(本性)(※後日追記するかも)を目の当たりに出来て本当によかった。
そういうことを改めて想いなおす、今までに体験したことのない心境になったバースデイライブでした。
~あとがき
Shoyanのヴォーカルが少々アヤウイことは、この何十年実際今までに何度かあった。でもそれ以上の「音楽の心」みたいなものを感じられたから、いつも納得して満足していた。でも今回は少々どころじゃなかった(涙)、歌やギターの質の現実に音楽の必要性を感じる場面は薄かったように思う。いくら何か月ものブランクがあったにしても、これでは本当に「エンタメは不要不急のもの」ということになってしまう。それがとてもとても残念だ。本当は今こそ一番必要なものなはずなのに…。こんな非常事態の中「あぁ、やっぱり音楽は素晴らしい」って思いたかった・・・。
Shoyanご自身がこれからもこれでいい、これが今の俺なんだ・俺は音楽家じゃない・と思われるのならもうしょうがないことだけれど、もっとやれる・リベンジしたい、と思ってくれるのなら、私は次も聴きに行きたいと思う。Shoyanご本人はまだ新しい歌をお創りになる気もおありなようなので、それもとても楽しみにしている。
次は大分佐伯。故郷の人たち、校歌を歌う子供たち、新しいホールのオープニングの記念公演だという。まっすぐな純粋な聴き手の前で、次のShoyanがどんなパフォーマンスで臨むのか。今回のかつしかを踏み台にしてもいいから、次は、またその次は、と、どうか本来の伊勢正三に少しづつでも戻っていけるように、この"コロナブランク"を諦めないで挑んで欲しいと思います。
今回家族の反対・友人の心配と励まし・自分の命の選択、重いことばかりが関わった中で決めたライブ参加は、行ったその現場では後悔しかなかったが、今こうして想いをまとめればつくづく行ってよかったと思っている。とあるエンタメの現実(本性)(※後日追記するかも)を目の当たりに出来て本当によかった。
長々と、文句ばかりクドクドと書いた文章になりました。読んでご不快に思われる方が多いと思います。ごめんなさい。というわけで、ひとまずの正直な気持ちでした。
※しかし、撮影用のカメラなど入っていたけど、これ、このまま配信て無理じゃないかなとシロウトながらに思う(本音)。配信されるのならデジタルで音声(音程)編集などされるのだろうか?それとも関係ないカメラだったのか・・・。怖いもの見たさで待っている(^^;)。
~つづき
☆『湘南夏』
春名さんの正確なトライアングルの♪チキチーが心地よく、Shoyanのボーカルも噛み締めるように歌ってナカナカ好く、調子出てきたかな?とここでは安堵した。Shoyanご本人もニマニマしてクチをとがらせたりしてる。ギターは音を出さずにタメて間を作る技でキタ。このあたり、まだ本調子じゃないんだなと思う。捕まえる音が見えていない、そんな印象だった。
☆MC
ここで前日の誕生日祝いの様子をトーク。
Shoyanご自身がお好きだというフグ料理で六本木のフグ屋さんが誕生日のお祝いをしてくれたとかで、店内暗くなってケーキが出てくるかと思ったら、ふぐの唐揚げにローソクが立って出てきたというエピソードの披露でした。が、その際に誰も聞いていないのに(笑)「まぁ、知り合いの・ガールフレンドと行ったわけですけどね」みたいなコトをおっしゃって会場一同一瞬凍り付いたのであった!?
この間までのキレキレのパワフルなShoyanだったらこういうモテ男アピールもかえって素敵でサスガ☆と憧れたでしょうが、ここまでのフルとは言えないパフォーマンス内容と、この第三波で緊張感跳ね上がった昨今では、この自由満喫発言はチョット違和感だったかなと思う。(集中力の配分どうなってるねん(笑))でもせっかくのお誕生日ナイト、とても楽しくお過ごしになられていたようで、それはそれでいいんだと思えること~ということにした。
さて、気を取り直して、、、、
次の
☆『雨の物語』は使用ギターの順を間違えそうになったり、ちょっと急いた感じでサラっと終わってしまった。背後の岩井さんのギタースタンドにベースがあるのを見て「もう使わないからあげたんですけどね」というようなことをおっしゃっていた。フェンダーのジャズベではなさそうだったけど、どのベースだろう?
☆『海岸通』『星空』
調子出てきたかと思ったがやはり高音が出なくて辛かった。今回、ほとんどの曲で一定の高さから上の音が出ず、中間の音も不安定で、本当に聞き苦しかった。あとどれくらい経れば元に戻るのかなと考えていた。
☆MC
会場のマスク姿の客席に向かって「みなさん今日は可愛いマスク姿で、お目元パッチリ、少女のようで♪」みたいなコメントをされていた。これもちょっと微妙な感覚であった。普段の風邪シーズンということならまだしも、この状況下でのマスク姿をいじるって・・・と、N95マスクですが何か、と悶々とした(笑)。たぶん、私のような田舎者と都会の人の感覚ってやっぱり違うのかなって思います。
☆『冬京』
あ~、この歌をやってくれてよかった。11月のかつしかではやはりこの歌を聴きたい。今日は特に首都高なんか走って来たから、「愛のないトーキョー」を実感するに十分だった。この歌のイントロを弾き始めるまで、タイミングをかなりタメたように思えた。やはりまだShoyanご本人も歌の機の捕まえ方を模索している気がした。何かに急かされているかのようなやたら速いテンポに"気もそぞろ感"がある。エンディングのギターソロもやはりちょっと探り中な印象で、ブロック崩しで上の段にブロックが入らないもどかしさを感じた。Shoyan本来の"ギター確変"にはまだ遠いかなと思う。ギターのチョーキングの音でさえ届かぬ音程があった。去年の最高に充実したここでのステージを想い出して、悔しくて哀しくて涙が出た。きっといつかあれ以上のステージにまたアエル・・・とアキラメたくないのであった(涙)。
☆『ほんの短い夏』『NEVER』
「比較的新しい歌を」「ここ20年くらいのものは新曲」といつものMCで、この2曲が使われていた当時のドラマのことを少し。※確かTBS系の『泣きたい夜もある』と日テレ系の『嘘でもいいから』だったと思います。
『ほんの短い夏』あたりで、あぁ今日はこんな感じの無難なラインナップなのか・・・とアキラメを感じていた。なにかバースディライブならではの特別なチョイスはないのかなと期待していたのだけど、今年は「いつもの曲」をやるのに精いっぱいだったのかと思う。
がしかし、『NEVER』が案外ヨカッタ。去年の軽井沢で良かったように甘い”語り歌い"でノッているShoyanは年相応の色気があってヨカッタ。ご本人もニマニマっとして会心だったのでは?と想う。間奏の岩井さんのWahがかかったようなギターもしっとりとして良く、エンディングはShoyanがゆったりと爪で被せるBossa刻みのギターが切なく、愛しさの名残惜しさみたいなものを感じられた。ほんにこの『NEVER』だけは嬉しい涙だった。
そして本当の新曲。
☆『冬の恋』
チューニングを丹念に、念入りにして挑む誠実さ。ギターソロの部分はみな岩井さんだけど、落ち着いていてよかった。Shoyanのヴォーカルもそっと語るように歌ったのでしみじみしていて浮きや剥がれもなくよかった。
歌い終わって満場の拍手に
☆MC
「そんなに励ましてくれると、どんどんまた新しいの(歌)作っちゃうゾ♪」
なんて可愛い。
「60代にしてマジでラブソングを書いちまいました」
「ずっと生涯このキモチを忘れずに、出来る限りチャレンジしていきたいです」
というようなことをおっしゃっていた。
☆『小さな約束』
冬の恋とは一転、ちょっとビミョーな空気がまた押し寄せる。例のミュージックビデオが背後のスクリーンに映し出されるのだが、Shoyanご自身が後ろ向きになり、歌詞?を見ながら客席に背を向けて歌い始めた。まぁそれもアリかなと思いながら、それでもやっぱり苦しい声に「もうちょっとガンバッて正やん(涙)」と願う。呼吸困難なのでは?と思うほどに苦しそうな声量と音程。しかも、間奏のラップ部分ではカラオケ的伴奏とともにオリジナル音源がそのまま流され、後ろ向きの正やんは喋らなかったように見えた。ちょっとショックでしたよ。
今回、この曲を演った理由ってなんだろ?
誰かへの義理立て?何かのアピール?
Re-born発売からもう早1年9か月、レコーディングからすればもう2年。聴く方も歌う方もすでにもうその頃とは違うものがある。無理にオリジナルっぽくしなくてもいいのに・って、勝手な聴くだけのワタシは思っていた。
もう、今となっては誰も何も言えないのかもしれないけれど、アーティストが裸の王様になってはいかんのです(悔涙)。もう少し愛のある企画進行が出来る環境でのイベント開催を望みます。
でも、コレを演りたいShoyanの可愛いキモチもわかるような気がする・・・(*´ω`)。だからこそ余計に、ネ。
☆『湘南夏』
春名さんの正確なトライアングルの♪チキチーが心地よく、Shoyanのボーカルも噛み締めるように歌ってナカナカ好く、調子出てきたかな?とここでは安堵した。Shoyanご本人もニマニマしてクチをとがらせたりしてる。ギターは音を出さずにタメて間を作る技でキタ。このあたり、まだ本調子じゃないんだなと思う。捕まえる音が見えていない、そんな印象だった。
☆MC
ここで前日の誕生日祝いの様子をトーク。
Shoyanご自身がお好きだというフグ料理で六本木のフグ屋さんが誕生日のお祝いをしてくれたとかで、店内暗くなってケーキが出てくるかと思ったら、ふぐの唐揚げにローソクが立って出てきたというエピソードの披露でした。が、その際に誰も聞いていないのに(笑)「まぁ、知り合いの・ガールフレンドと行ったわけですけどね」みたいなコトをおっしゃって会場一同一瞬凍り付いたのであった!?
この間までのキレキレのパワフルなShoyanだったらこういうモテ男アピールもかえって素敵でサスガ☆と憧れたでしょうが、ここまでのフルとは言えないパフォーマンス内容と、この第三波で緊張感跳ね上がった昨今では、この自由満喫発言はチョット違和感だったかなと思う。(集中力の配分どうなってるねん(笑))でもせっかくのお誕生日ナイト、とても楽しくお過ごしになられていたようで、それはそれでいいんだと思えること~ということにした。
さて、気を取り直して、、、、
次の
☆『雨の物語』は使用ギターの順を間違えそうになったり、ちょっと急いた感じでサラっと終わってしまった。背後の岩井さんのギタースタンドにベースがあるのを見て「もう使わないからあげたんですけどね」というようなことをおっしゃっていた。フェンダーのジャズベではなさそうだったけど、どのベースだろう?
☆『海岸通』『星空』
調子出てきたかと思ったがやはり高音が出なくて辛かった。今回、ほとんどの曲で一定の高さから上の音が出ず、中間の音も不安定で、本当に聞き苦しかった。あとどれくらい経れば元に戻るのかなと考えていた。
☆MC
会場のマスク姿の客席に向かって「みなさん今日は可愛いマスク姿で、お目元パッチリ、少女のようで♪」みたいなコメントをされていた。これもちょっと微妙な感覚であった。普段の風邪シーズンということならまだしも、この状況下でのマスク姿をいじるって・・・と、N95マスクですが何か、と悶々とした(笑)。たぶん、私のような田舎者と都会の人の感覚ってやっぱり違うのかなって思います。
☆『冬京』
あ~、この歌をやってくれてよかった。11月のかつしかではやはりこの歌を聴きたい。今日は特に首都高なんか走って来たから、「愛のないトーキョー」を実感するに十分だった。この歌のイントロを弾き始めるまで、タイミングをかなりタメたように思えた。やはりまだShoyanご本人も歌の機の捕まえ方を模索している気がした。何かに急かされているかのようなやたら速いテンポに"気もそぞろ感"がある。エンディングのギターソロもやはりちょっと探り中な印象で、ブロック崩しで上の段にブロックが入らないもどかしさを感じた。Shoyan本来の"ギター確変"にはまだ遠いかなと思う。ギターのチョーキングの音でさえ届かぬ音程があった。去年の最高に充実したここでのステージを想い出して、悔しくて哀しくて涙が出た。きっといつかあれ以上のステージにまたアエル・・・とアキラメたくないのであった(涙)。
☆『ほんの短い夏』『NEVER』
「比較的新しい歌を」「ここ20年くらいのものは新曲」といつものMCで、この2曲が使われていた当時のドラマのことを少し。※確かTBS系の『泣きたい夜もある』と日テレ系の『嘘でもいいから』だったと思います。
『ほんの短い夏』あたりで、あぁ今日はこんな感じの無難なラインナップなのか・・・とアキラメを感じていた。なにかバースディライブならではの特別なチョイスはないのかなと期待していたのだけど、今年は「いつもの曲」をやるのに精いっぱいだったのかと思う。
がしかし、『NEVER』が案外ヨカッタ。去年の軽井沢で良かったように甘い”語り歌い"でノッているShoyanは年相応の色気があってヨカッタ。ご本人もニマニマっとして会心だったのでは?と想う。間奏の岩井さんのWahがかかったようなギターもしっとりとして良く、エンディングはShoyanがゆったりと爪で被せるBossa刻みのギターが切なく、愛しさの名残惜しさみたいなものを感じられた。ほんにこの『NEVER』だけは嬉しい涙だった。
そして本当の新曲。
☆『冬の恋』
チューニングを丹念に、念入りにして挑む誠実さ。ギターソロの部分はみな岩井さんだけど、落ち着いていてよかった。Shoyanのヴォーカルもそっと語るように歌ったのでしみじみしていて浮きや剥がれもなくよかった。
歌い終わって満場の拍手に
☆MC
「そんなに励ましてくれると、どんどんまた新しいの(歌)作っちゃうゾ♪」
なんて可愛い。
「60代にしてマジでラブソングを書いちまいました」
「ずっと生涯このキモチを忘れずに、出来る限りチャレンジしていきたいです」
というようなことをおっしゃっていた。
☆『小さな約束』
冬の恋とは一転、ちょっとビミョーな空気がまた押し寄せる。例のミュージックビデオが背後のスクリーンに映し出されるのだが、Shoyanご自身が後ろ向きになり、歌詞?を見ながら客席に背を向けて歌い始めた。まぁそれもアリかなと思いながら、それでもやっぱり苦しい声に「もうちょっとガンバッて正やん(涙)」と願う。呼吸困難なのでは?と思うほどに苦しそうな声量と音程。しかも、間奏のラップ部分ではカラオケ的伴奏とともにオリジナル音源がそのまま流され、後ろ向きの正やんは喋らなかったように見えた。ちょっとショックでしたよ。
今回、この曲を演った理由ってなんだろ?
誰かへの義理立て?何かのアピール?
Re-born発売からもう早1年9か月、レコーディングからすればもう2年。聴く方も歌う方もすでにもうその頃とは違うものがある。無理にオリジナルっぽくしなくてもいいのに・って、勝手な聴くだけのワタシは思っていた。
もう、今となっては誰も何も言えないのかもしれないけれど、アーティストが裸の王様になってはいかんのです(悔涙)。もう少し愛のある企画進行が出来る環境でのイベント開催を望みます。
でも、コレを演りたいShoyanの可愛いキモチもわかるような気がする・・・(*´ω`)。だからこそ余計に、ネ。
~さらにつづく
~本編 改めて

長期間声を出さなきゃ出なくなるのは当然、ステージ勘も鈍るのは当然、でも、ワザワザこのコロナ禍の中、新たに開催を発表した企画なのだから、せめて半分くらいまではなんとか持ち直して挑んで欲しかった。あれが限界なのか?とも思うけど、でも自粛直前までの素晴らしいパフォーマンスを思うに、もっとやれたのでは?と歯がゆい思いがしました。
・・・こんなカナシイことを書くのは気が引けるけど、これも長い間の歴史のひとつ・として、涙を流しながら書いておこうと思う。とはいったものの、数少ないメモの記述を見返したら「意外にイイ・音程もイイかな、、いや、そうでもないかな?」とか書いてあるので(笑)おそらく現場での自分は相当に混乱していたものと思われます。以下そのまま忖度なしでメモった感想をば。放言暴言!?お許し下さい。
☆2020年11月14日(土)
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2020
☆セットリスト伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2020
時の流れ
地平線の見える街
汐風
あの唄はもう唄わないのですか
置手紙
湘南夏
雨の物語
海岸通
星空
冬京
ほんの短い夏
NEVER
冬の恋
小さな約束
22才の別れ
通り雨
月が射す夜
レミングの街
なごり雪
☆アンコール
ペテン師
海風
ささやかなこの人生
君と歩いた青春
☆再アンコール
☆再アンコール
涙憶
☆最後Shoyanひとりで弾き語り
☆最後Shoyanひとりで弾き語り
終りのない唄
※曲目・順番に間違いなどあるかもしれません。
と、こんな感じだったように思う。
今回は大したメモも取っていないので、ロクなことは書けないが、少しづつ一言づつくらいは何か書こうと思う。(ここに書く前に配信されるかもしれませんが)
今回、公演中止や延期で9か月近い長いブランクがあったので、Shoyanのパフォーマンスもそれなりのそれなりな感じかな?とは事前から覚悟(笑)していましたが、いや正直私はコロナを恨みます。1月の立川のRe-bornのステージは最高のステージでしたから、今年はこの調子でノッてるShoyanに逢えるんだと心躍らせていたのに、今回のShoyanのアーチストとしてのコンディションはゼロどころかマイナスに転じていたのでは?と思うほどでした。しかもそれをリカバリするものも何もなく、せっかくのバースディライブなのにほぼ無策のままで開催されたと感じました。と、こんな感じだったように思う。
今回は大したメモも取っていないので、ロクなことは書けないが、少しづつ一言づつくらいは何か書こうと思う。(ここに書く前に配信されるかもしれませんが)
長期間声を出さなきゃ出なくなるのは当然、ステージ勘も鈍るのは当然、でも、ワザワザこのコロナ禍の中、新たに開催を発表した企画なのだから、せめて半分くらいまではなんとか持ち直して挑んで欲しかった。あれが限界なのか?とも思うけど、でも自粛直前までの素晴らしいパフォーマンスを思うに、もっとやれたのでは?と歯がゆい思いがしました。
・・・こんなカナシイことを書くのは気が引けるけど、これも長い間の歴史のひとつ・として、涙を流しながら書いておこうと思う。とはいったものの、数少ないメモの記述を見返したら「意外にイイ・音程もイイかな、、いや、そうでもないかな?」とか書いてあるので(笑)おそらく現場での自分は相当に混乱していたものと思われます。以下そのまま忖度なしでメモった感想をば。放言暴言!?お許し下さい。
~開演
普通に、全員一緒に出てきて演奏が始まった。Shoyanは濃い黄色のTシャツにジーンズで、アウターに不思議な丈のジャケットを羽織っていた。丈が背中の半分くらいまでしかない絞ったスーツジャケットとでもいうのでしょうか、何て呼ぶ服なのかわかりません。ああいうの流行ってるのかな?女子が着そうな丈。ダークグレーかブラックなので、Tシャツの黄色と相まってアシナガバチみたいに見えた。後ろ半分出すスタイルとか、裸ネクタイとか、Shoyanのファッションチャレンジは田舎者の私には彼方過ぎる(笑)。でもまたシルバーかブラスのようなシンプルなネックレスをされていて、それはイイ感じ♪でした。
で、
☆『時の流れ』
普段ならメチャ大好きな歌なので、テンションがあがるが、どうにも途中でギターもおぼつかないような(コードを亡失?タイミング亡失?)感じや、だんだん下がっていく音程に不安が灯る。でも見た目がカッコいいので許される感があり、久しぶりの横顔が素敵でしばし見とれる。壁際の席もいいものだ。
☆『地平線の見える街』
ギブソンを抱えたままでまた若々しい選曲。久しぶりのShoyanはコロナ太りもせず(当たり前ですが(笑))むしろ痩せたかな?くらいに思えた。足など随分細くなったように見えました。サイドのお髭がもみあげにドッキングして、ふんわり繋がっているのが素敵でした。ここでも演奏や歌声は印象が薄い・・・というか、考えないようにしていた(^^;)。
☆MC
「メチャクチャご無沙汰しています。イセショーゾーです。」と、長い中断の不安な中、来てくれるみなさんに感謝の意で、マイクから一度離れて深々とアタマを下げるShoyan。今まで見たことないくらい深いお辞儀をしてくれた。
「これから世の中が変わるか変わらないかわからないけど、音楽の役割ってあると思う」
「(今ステージに上がっても)地に足がつかない感じで、ギターも指が痛いです(笑)今日はゆっくり静かに盛り上がっていきたいと思います」
というようなことをおっしゃっていた。
☆『汐風』
ギターを持たずにそのままナチュラルに。そう、白くなってきたプラチナヘアとお髭と、真っ黒のサングラスのコントラストがナカナカいい組み合わせだと思った。(真っ黒サングラスにはまた違う意味もあるのだろう)歌とかじゃなくて、まだShoyanのビジュアルばかり気にしている私であった(笑)。一生懸命歌って、温かくしようというShoyanのお気持ちは伝わった。春名さんのSaxとフルートの超速切り替えの技にプロを感じて嘆息した。
☆『あの唄はもう唄わないのですか』
なんだかものすごく物悲しい気分になる。ギターの演奏がとくとくとして、味わい深く進む。こういう重いような感じがとてもいいなと思った。ズシっと沁みるステージだった。
☆『置手紙』
このあたりはちょっとギターもボーカルも気が抜けたような雰囲気で、なんだかギターソロもイキオイで済ましちゃったような感があった?強弱だけで終わったような?そんな感じです。
~つづく
普通に、全員一緒に出てきて演奏が始まった。Shoyanは濃い黄色のTシャツにジーンズで、アウターに不思議な丈のジャケットを羽織っていた。丈が背中の半分くらいまでしかない絞ったスーツジャケットとでもいうのでしょうか、何て呼ぶ服なのかわかりません。ああいうの流行ってるのかな?女子が着そうな丈。ダークグレーかブラックなので、Tシャツの黄色と相まってアシナガバチみたいに見えた。後ろ半分出すスタイルとか、裸ネクタイとか、Shoyanのファッションチャレンジは田舎者の私には彼方過ぎる(笑)。でもまたシルバーかブラスのようなシンプルなネックレスをされていて、それはイイ感じ♪でした。
で、
☆『時の流れ』
普段ならメチャ大好きな歌なので、テンションがあがるが、どうにも途中でギターもおぼつかないような(コードを亡失?タイミング亡失?)感じや、だんだん下がっていく音程に不安が灯る。でも見た目がカッコいいので許される感があり、久しぶりの横顔が素敵でしばし見とれる。壁際の席もいいものだ。
☆『地平線の見える街』
ギブソンを抱えたままでまた若々しい選曲。久しぶりのShoyanはコロナ太りもせず(当たり前ですが(笑))むしろ痩せたかな?くらいに思えた。足など随分細くなったように見えました。サイドのお髭がもみあげにドッキングして、ふんわり繋がっているのが素敵でした。ここでも演奏や歌声は印象が薄い・・・というか、考えないようにしていた(^^;)。
☆MC
「メチャクチャご無沙汰しています。イセショーゾーです。」と、長い中断の不安な中、来てくれるみなさんに感謝の意で、マイクから一度離れて深々とアタマを下げるShoyan。今まで見たことないくらい深いお辞儀をしてくれた。
「これから世の中が変わるか変わらないかわからないけど、音楽の役割ってあると思う」
「(今ステージに上がっても)地に足がつかない感じで、ギターも指が痛いです(笑)今日はゆっくり静かに盛り上がっていきたいと思います」
というようなことをおっしゃっていた。
☆『汐風』
ギターを持たずにそのままナチュラルに。そう、白くなってきたプラチナヘアとお髭と、真っ黒のサングラスのコントラストがナカナカいい組み合わせだと思った。(真っ黒サングラスにはまた違う意味もあるのだろう)歌とかじゃなくて、まだShoyanのビジュアルばかり気にしている私であった(笑)。一生懸命歌って、温かくしようというShoyanのお気持ちは伝わった。春名さんのSaxとフルートの超速切り替えの技にプロを感じて嘆息した。
☆『あの唄はもう唄わないのですか』
なんだかものすごく物悲しい気分になる。ギターの演奏がとくとくとして、味わい深く進む。こういう重いような感じがとてもいいなと思った。ズシっと沁みるステージだった。
☆『置手紙』
このあたりはちょっとギターもボーカルも気が抜けたような雰囲気で、なんだかギターソロもイキオイで済ましちゃったような感があった?強弱だけで終わったような?そんな感じです。
~つづく
ふう、なんとか一週間。
で、あと一週間なんとかなんとか・・・
今のところ熱もないし味覚障害もなく、体調も悪くないですが、一寸先は闇です。
家でも店でもずっとマスク。トイレも別。家人との食事もテーブルも別、一切会話無し、マスクをしながらの会食ですよ(笑)。ともかく「自分はコロナだ」と思いながら生活をしています。
と、そんな状況の中ですが、今日はやっとメモを見返しました。今まで怖くて開けなかった。
会場の様子や自分の行動など先にまとめておきたいと思います。※長々とコロナ対策関連なので読んでも面白くないです(笑)
♪ヨーロピアーな~トーキョー?
で、あと一週間なんとかなんとか・・・
今のところ熱もないし味覚障害もなく、体調も悪くないですが、一寸先は闇です。
家でも店でもずっとマスク。トイレも別。家人との食事もテーブルも別、一切会話無し、マスクをしながらの会食ですよ(笑)。ともかく「自分はコロナだ」と思いながら生活をしています。
と、そんな状況の中ですが、今日はやっとメモを見返しました。今まで怖くて開けなかった。
会場の様子や自分の行動など先にまとめておきたいと思います。※長々とコロナ対策関連なので読んでも面白くないです(笑)
♪ヨーロピアーな~トーキョー?
☆2020年11月14日(土)
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2020
※今まで何度も書いているような事項ですが、まとめておきたいので再度載せます。愚痴っぽくてスミマセン。
当日は、地元から知人ご夫婦の車に同乗させてもらって高速のパーキングのトイレに一回寄ったのみで葛飾に直行した。開場時間までは付近の駐車場で過ごし、持参の食事をと思ったが蒸しパン一つ食べるのがやっとだった。帰りもどこにも寄らずに自宅まで直帰した。
今回、結局当日までに公式ページやFacebookでライブ会場における注意点やお願いなどのアナウンスは特に無かったように思う。(ホール施設側のWEBサイトにはガイドラインがあったと思う
)事前に個人で調べたら、他のアーチストのコンサートでは客席ごとに小さなビニールシートで仕切りがあること、一列一席づつ空けてある場合もある・くらいしかわからず、実際に現地に行ってライブが始まるころになってやっと、そうではなくほぼ全列全席埋まるような状況だと理解した。秋に規制緩和になって追加販売したからかと。(バルコニー席は間隔があいていたようなので、バルコニー席にすればよかったと後悔)。冬に近づいて感染者が増えてくることなど考慮はされていないようだった。売るだけ売ってしまえ感があった。(去年から1000円も値上がっているのに!(笑))
入場時は検温と手指消毒(アルコール液がただ置いてあるのみ)でアンケートチラシ(フライヤー)などは自分で取るシステム、チケット半券に事前に名前と電話番号を書けと指示があった。接触確認アプリの案内などは、各自任意で取る広告チラシの中に挟まれており、アナウンスはなかった。(でもライブ中は電源をオフにしてしまうので意味はないのかもしれない。もしくはマナーモードでもOKにして欲しい)
全員マスク着用であったが、前の席の年配女性たちやすぐ隣の熱心なファンのカップルは、待ち時間ずっとおしゃべりをしていたし、すぐ横の壁際では男性二人が立ち話をしていた。「会場内は無言で・じゃないんかい!」と、想像以上の緩みを感じて不安になった。トイレだって待ち整列のシールもなく普通に密接して並ぶ。手洗いの洗面台には液体せっけんが一本しか置いてなかった。(細かい自分(爆)。席のビニールシートも前に飛ぶ飛沫はどうなるの?と内心思った。でも「席に仕切りがしてあるなんて安心じゃん」という意見もあるし、これはそれぞれの価値観によって左右されることだなぁと思いました。コンサートの途中で換気タイムがあるわけでもなく、観客が自主的に?掛け声、スタンディングを遠慮しただけで、普段と何も変わりはありませんでした。今回、身内のことや自分の身体のことを考えて参加を見送った人が沢山いるし、遠方から来るのを諦めた人もいるけど、不安のある人・リスクのある人は回避が正解だったかもと個人的には思いました。
伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2020
※今まで何度も書いているような事項ですが、まとめておきたいので再度載せます。愚痴っぽくてスミマセン。
当日は、地元から知人ご夫婦の車に同乗させてもらって高速のパーキングのトイレに一回寄ったのみで葛飾に直行した。開場時間までは付近の駐車場で過ごし、持参の食事をと思ったが蒸しパン一つ食べるのがやっとだった。帰りもどこにも寄らずに自宅まで直帰した。
今回、結局当日までに公式ページやFacebookでライブ会場における注意点やお願いなどのアナウンスは特に無かったように思う。(ホール施設側のWEBサイトにはガイドラインがあったと思う
)事前に個人で調べたら、他のアーチストのコンサートでは客席ごとに小さなビニールシートで仕切りがあること、一列一席づつ空けてある場合もある・くらいしかわからず、実際に現地に行ってライブが始まるころになってやっと、そうではなくほぼ全列全席埋まるような状況だと理解した。秋に規制緩和になって追加販売したからかと。(バルコニー席は間隔があいていたようなので、バルコニー席にすればよかったと後悔)。冬に近づいて感染者が増えてくることなど考慮はされていないようだった。売るだけ売ってしまえ感があった。(去年から1000円も値上がっているのに!(笑))
入場時は検温と手指消毒(アルコール液がただ置いてあるのみ)でアンケートチラシ(フライヤー)などは自分で取るシステム、チケット半券に事前に名前と電話番号を書けと指示があった。接触確認アプリの案内などは、各自任意で取る広告チラシの中に挟まれており、アナウンスはなかった。(でもライブ中は電源をオフにしてしまうので意味はないのかもしれない。もしくはマナーモードでもOKにして欲しい)
全員マスク着用であったが、前の席の年配女性たちやすぐ隣の熱心なファンのカップルは、待ち時間ずっとおしゃべりをしていたし、すぐ横の壁際では男性二人が立ち話をしていた。「会場内は無言で・じゃないんかい!」と、想像以上の緩みを感じて不安になった。トイレだって待ち整列のシールもなく普通に密接して並ぶ。手洗いの洗面台には液体せっけんが一本しか置いてなかった。(細かい自分(爆)。席のビニールシートも前に飛ぶ飛沫はどうなるの?と内心思った。でも「席に仕切りがしてあるなんて安心じゃん」という意見もあるし、これはそれぞれの価値観によって左右されることだなぁと思いました。コンサートの途中で換気タイムがあるわけでもなく、観客が自主的に?掛け声、スタンディングを遠慮しただけで、普段と何も変わりはありませんでした。今回、身内のことや自分の身体のことを考えて参加を見送った人が沢山いるし、遠方から来るのを諦めた人もいるけど、不安のある人・リスクのある人は回避が正解だったかもと個人的には思いました。
実際、会食もないし、マスクをして黙って席についてコンサートを観るだけ・なら、そんなにリスクはないのかもしれませんが、なんというか、接客の仕事をしている自分には「もう少し何かできるのではないか?」と思う気持ちと、「いくら対策したって限度があるよ」という気持ちと、両方交錯しました。
しかし、こんなに細かくコロナ対策のことを考えている人間は私だけかもしれなくて、自粛警察というか(笑)気にしすぎかもしれませんが、これからも「コロナに慣れない」でおこうとは思いました。
(そんなに気にするならコンサートに来なければいいじゃん、と言われるかもしれませんが、私はこの特異な状況の中で、バースディライブで、今の伊勢正三が何を発信してくれるのか自分の目や耳で確かめたくて来たのです。)
と、そんなわけで、コンサートのことは「その1」から載せてあります。
以上、異例の前書きでありました。
~つづく
しかし、こんなに細かくコロナ対策のことを考えている人間は私だけかもしれなくて、自粛警察というか(笑)気にしすぎかもしれませんが、これからも「コロナに慣れない」でおこうとは思いました。
(そんなに気にするならコンサートに来なければいいじゃん、と言われるかもしれませんが、私はこの特異な状況の中で、バースディライブで、今の伊勢正三が何を発信してくれるのか自分の目や耳で確かめたくて来たのです。)
と、そんなわけで、コンサートのことは「その1」から載せてあります。
以上、異例の前書きでありました。
~つづく
つづき
・・・
Re-bornの楽曲が一息ついたところで『22才の別れ』。
100%丁度きっかりの、ブレない超スタンダードで安定のステージだった。エンディングのソロフレーズも円熟の極みで、弾き終わってやはりご満悦なShoyan。
私はメモに「あ~・・・帰りたくないな(涙)」なんて書いてある。ほんっとに、このままここでずっと正やんのコンサートを聴いている自分のままで止まってしまいたいと思った。さみしかった。
・・・
Re-bornの楽曲が一息ついたところで『22才の別れ』。
100%丁度きっかりの、ブレない超スタンダードで安定のステージだった。エンディングのソロフレーズも円熟の極みで、弾き終わってやはりご満悦なShoyan。
私はメモに「あ~・・・帰りたくないな(涙)」なんて書いてある。ほんっとに、このままここでずっと正やんのコンサートを聴いている自分のままで止まってしまいたいと思った。さみしかった。
・・・
今日はあまりMCがないな?と思っていたら、
「時が一気に40年間遡ってしまいました」と、「今の歌(22才の別れ)を作った頃みたいに、もう一回中央線沿線に住み直そうかな?(´∀`)」なんておっしゃっていてトキメいた。中央線沿線に住むことは歌作りに適しているのか~と、自分も密かに喜ぶのでありました。
「時が一気に40年間遡ってしまいました」と、「今の歌(22才の別れ)を作った頃みたいに、もう一回中央線沿線に住み直そうかな?(´∀`)」なんておっしゃっていてトキメいた。中央線沿線に住むことは歌作りに適しているのか~と、自分も密かに喜ぶのでありました。
その一方で、その当時、地方公演に出かけるときの電車移動エピソードが可笑しくて、脳内で漫画で再生されていました。
※かぐや姫当時、高円寺北口に住んでいたけれど、ひとりでギター二台とカバン(バッグ)を持って上野まで行くのに満員電車に乗ったら、あまりの人の多さにもみくちゃになって手から離れたギター(ケース)だけが人ごみの中をどんどん遠くへ流されて行ってしまった、という衝撃の(笑)エピソードでした。
『神田川』が売れて、お風呂付の部屋に住めるようになって、「あんなに嬉しかったことはない」とおっしゃっていた。そういうことを幸せに思えるというのがいい・というようなこともしみじみとおっしゃっていましたが、、立川と高円寺の家賃の話などになり、「立川の方が家賃安いのかな?」など、以前私の地元に来てくれたライブの際も家賃のことが話題になっていたのを思い出し、Shoyanの"家賃トーク"も面白いと思った。各地方のライブでも話題になっているのかな(笑)。
・・・
そして「この歌もそのころ出来た歌です」と『なごり雪』。
ギターが力強い。
終始"確かなモノ"で充ちているなごり雪。
今日はD45でソロフレーズもアピールするものが濃くて、しっかり聴こえた。
「今日の正やんは充ち満ちているなぁ、よかった、安堵」なんてメモしてある。安堵・・・自分の"受け取る気持ち"とステージ上のShoyanの"届ける気持ち"がガッチリ合致した安堵であります。
終始"確かなモノ"で充ちているなごり雪。
今日はD45でソロフレーズもアピールするものが濃くて、しっかり聴こえた。
「今日の正やんは充ち満ちているなぁ、よかった、安堵」なんてメモしてある。安堵・・・自分の"受け取る気持ち"とステージ上のShoyanの"届ける気持ち"がガッチリ合致した安堵であります。
岩井さんのバイオリン奏法?のエレキの音色も素敵だった。
続いての『月が射す夜』ではそのD45の上から下からのテケテケ♪がエレキに負けない痺れるインパクトでカッコヨス!。アコギでこんな音を出せる人Shoyanしかいないよなっ!って思う。
だがしかし、この真冬の立川で♪暑すぎたね、ふふ・・というのはチョット季節感が違うなぁって、秋に感じたことを今一度思った。ステージをガツンと盛り上げるためのパワフルな一曲なのはわかるけど、やはり"季節感"は大事にして欲しいと思った。カッコ良くて大好きな曲だけに余計にそう思う。
・・・
ここでエレキ登場!『ほおづえをつく女』。タイラーのエレキギターは近くで見るとやや小ぶり?な感じがして、今のShoyanに本当に良くFitしてる(*'ー')。岩井さんのイントロダクションに続きShoyanの手元はさりげなく、強く、間奏もいちいちその度にカッコイイ!!!
さりげなく弾くから余計にカッコイイのだ!
さりげなく弾くから余計にカッコイイのだ!
『冬京』の時は右足はつま先トントンして拍子をとっていたけど、エレキの時はかかとを浮かして膝にエレキギターの重さを感じたままポーズとって弾くからまたそれがセクシーなのであります。身体を左右に揺らしながら、時々する鋭いアップストロークもまたカッコ良くて、ほんとに憧れの人だ・・・と瞳孔が開きっぱなしの私でした。
この頃になると、Shoyanは声も少しかすれて来たけど一生懸命に歌っていて、その熱量は衰えず、ずっと上昇を続けているのが凄かった。かつしかの時のような速弾き的なフレーズはなかったように思うけど、目の前でエレキな正やんをたっぷり拝めて(まさに拝む(笑))本当に感激でした。
・・・
ここで水を飲むShoyan。水分も栄養もたくさん補給して下さいっっ!と思いながら、このご時世、客席でもペットボトルの水くらい飲めればいいのにと思った。家人のすぐ隣の席の女性がずっと咳き込んでいて気になった。原則、飲食禁止だけど、飴と水は必須な気がする。開演前のアナウンスでも咳エチケット喚起もして欲しいと思いました。
と、脱線しましたが、
「今日は立川に来て久々に中央線の雰囲気を感じました」「まだまだ寒い日が続きますが、春を待ちながら小さな希望を持って・・・」
と、『君と歩いた青春』。
マイクを両手で抱えてここのところ毎回そうしているように、永い間の青春を共に歩んできた同世代の客席一人一人に心を込めて、互いをねぎらうように唄うShoyanだった。
だがしかし、ラストの♪君はなぜ男に生まれてこなかったのかーーーーーーーーーーーーーの大熱唱の振りきりのさなかに、ギターのネックをさする左手が冷静に確実に次のフレットを探って滑っていくのを見て、私は鳥肌が立ったのであります。Shoyanやっぱり凄いっ!って。ステージに立って演奏するプロフェッショナルなら誰でもモチロン最後まで細部まで気を抜かないのは当たり前だと思うけど、でもやはりShoyanのこの見えないところの仕事が凄いなって、改めて思ったのであります。私は正やんのそういうトコロが好きなんです。
ホールの隅々まで愛の気が満ちたところでいったん舞台袖に帰るShoyanでした。
~アンコール~
意外にも着替えずにそのままのお姿で再登場。ふぉっ、またシャツが後ろ半分出ていたのか!(≧▽≦)と今頃気付く(笑)。
ギブソンJ-50を抱えて『moonlight』。
この辺のラインナップもここのところいつも同じだけれど、今日は鉄道や駅のことをお話しされていたので、街の移り変わりのことなど想いながら聴けた。賑やかなステージの音量に、ちょっとShoyanの声が聴こえにくくなってきたが、私は相変わらず変なトコロに目がいって、白いパンツと白い星のスニーカーの間からShoyanの生足が見えて興奮する。ナマくるぶし!!!この真冬に靴下履いていないのかな???と心配したけど、家に帰ってから昨年のテレビインタビュー映像を観たら、超ショートの靴下を履いているみたいだったので安堵した。(*´ω`)
この辺のラインナップもここのところいつも同じだけれど、今日は鉄道や駅のことをお話しされていたので、街の移り変わりのことなど想いながら聴けた。賑やかなステージの音量に、ちょっとShoyanの声が聴こえにくくなってきたが、私は相変わらず変なトコロに目がいって、白いパンツと白い星のスニーカーの間からShoyanの生足が見えて興奮する。ナマくるぶし!!!この真冬に靴下履いていないのかな???と心配したけど、家に帰ってから昨年のテレビインタビュー映像を観たら、超ショートの靴下を履いているみたいだったので安堵した。(*´ω`)
なんでこんなこと想っているんだろう自分!?(笑)
いや、Shoyanのお身体のこと、健康のこと、それはいつも本当に第一に想うことです。自分も病み上がりだったから健康の大切さを思うコンサートでもありました。暖かくしてお身体大事にしていただきたいと切に願っております。
いや、Shoyanのお身体のこと、健康のこと、それはいつも本当に第一に想うことです。自分も病み上がりだったから健康の大切さを思うコンサートでもありました。暖かくしてお身体大事にしていただきたいと切に願っております。
・・・
ここで『ささやかなこの人生』『海風』と続く。
客席一同総立ち!本当にこのホールは傾斜がちょうどよくて見やすい!ステージがよく見えてとても嬉しかった。
『海風』のイントロでいつものようにT'sTのギターを揺らすと倍音が沢山出て、それが非常な快感なのです。今日はまた特に揺らしてくれたような気がして、倍音シャワーが凄かった。不思議な現象ですよね。
間奏のミュージシャン紹介の時に、春名さんのパーカッションを聴きながらずっと目を閉じていたShoyanだった。Shoyanご自身もあの数秒数分は"伊勢正三の最高のステージ"を堪能されていたんじゃないかと思う。そういう瞬間があってもいいと、一体感を感じるシーンだった。
Shoyanのパワーと客席の想いが反応しあって、ぶわっと膨らみきった気がそのままの形で静かにHoldする。今日も私達の魂は成長したぞ、って、こんなにも引き上げてくれてアリガトウ正やん!!って感謝の気持ちでいっぱいになる。
いつもたった一人で・・・これだけの数の人間の魂をステップアップさせてくれるShoyanのパワーって本当に凄い。「凄いな」って何度も繰り返し想ったライブだった。
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ラストは『俺たちの詩』。
待ってました!
昨年のRe-born発売から11か月も経った今頃になってやっと、やっとこの歌まで辿り着いている自分は、6月の東京リボーンの時には得られなかったことが沢山で、今聴けて良かったと心から思った。やっとShoyanと目線を合わせて受け取れることがあるような気がする。なんと強い声!最後になってまた更に、今まで歌ったすべての曲以上に力強く・太い声で歌うShoyanが心底カッコよかった。涙出るほど確かな歌声だった。この歌が凄く好きになった。ナゼか愛されてる感を得て・・・そういう歌じゃないのに!?不思議。
昨年のRe-born発売から11か月も経った今頃になってやっと、やっとこの歌まで辿り着いている自分は、6月の東京リボーンの時には得られなかったことが沢山で、今聴けて良かったと心から思った。やっとShoyanと目線を合わせて受け取れることがあるような気がする。なんと強い声!最後になってまた更に、今まで歌ったすべての曲以上に力強く・太い声で歌うShoyanが心底カッコよかった。涙出るほど確かな歌声だった。この歌が凄く好きになった。ナゼか愛されてる感を得て・・・そういう歌じゃないのに!?不思議。
また話がそれるが、ここでフト、あることを想い出した。1986年頃の渋谷公会堂でのライブ後に、帰り支度をして出て来た正やんに、ある高校生のファンが『アビーロードの街』について質問したことがあった。
その時正やんが「あの頃の表参道や原宿は今と違っててね、もっと静かだった、こんな風じゃなかった」っておっしゃっていた。(ユイ音楽などの事務所もそこにあったはず)もしかしたら、アノコロから正やんは”原宿の街並み”の変遷のことを心のどこかでお考えになっていて、ずっと抱えて来られたのかなと想った。その高校生の質問からもすでに30年以上の月日が流れて・・・街はどうなったのだろう?
ミュージシャンである伊勢正三のホームのような街、だけど"少年伊勢正三"にはアウェイな街。その志の前後にあるその街並みが誰かしらの思い付きで変わりゆく今この時を、正やんご自身がどんな風に解釈されているのか、、、それをまだまだこれからも重ねて訊きたいと思うのであった。
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メモはここで終わっている。
いつものようにShoyanとミュージシャンのみなさんがステージ前に出てきて大きな一礼をすると、割れんばかりの拍手と大声援に包まれて、会場は完全燃焼の心地良さに包まれた。そして、いつものようにShoyanは弾ける笑顔で舞台の袖に帰って行かれた。
いつものようにShoyanとミュージシャンのみなさんがステージ前に出てきて大きな一礼をすると、割れんばかりの拍手と大声援に包まれて、会場は完全燃焼の心地良さに包まれた。そして、いつものようにShoyanは弾ける笑顔で舞台の袖に帰って行かれた。
またこの瞬間から伊勢正三という人は私の胸の中だけにいる人に戻ってしまうのだ。さっきまで目の前にいたのに・・・
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また逢えるトキメキと、もう逢えない"サビシサ"は、バランスが悪い(涙)。こういった素晴らしいLIVEに思うように参加できない不自由な自分は、この宝物のような二時間ちょっとの時間を最大限に自由に解釈することしかできない。
なので、今回も勝手な感想、幸せな空想、暴走する妄想!?で、自分の個人的な偏った解釈ばかりで記してしまったことをお許し下さい。
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いつも自らの最大限を発揮して、隅々の存在にまで愛を届けてくれてアリガトウShoyan!!いつも一生懸命で誠実なその御姿を心から尊敬しています。
ナマで聴けばまた想うことも増えます。これからもRe-bornを聴き続けて色んな発見をしたいと思っています。寒い1月だったけれど、すべての感覚が暖かく満たされた立川の大きな一夜でした。
また逢える時を楽しみに、"サミシサ"を永い気持ちの糧にして毎日頑張ろうと想います☆
今夜もまたアイヲコメテ!
七氏
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
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