Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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つづき

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Re-bornの楽曲が一息ついたところで『22才の別れ』。
100%丁度きっかりの、ブレない超スタンダードで安定のステージだった。エンディングのソロフレーズも円熟の極みで、弾き終わってやはりご満悦なShoyan。

私はメモに「あ~・・・帰りたくないな(涙)」なんて書いてある。ほんっとに、このままここでずっと正やんのコンサートを聴いている自分のままで止まってしまいたいと思った。さみしかった。

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今日はあまりMCがないな?と思っていたら、
「時が一気に40年間遡ってしまいました」と、「今の歌(22才の別れ)を作った頃みたいに、もう一回中央線沿線に住み直そうかな?(´∀`)」なんておっしゃっていてトキメいた。中央線沿線に住むことは歌作りに適しているのか~と、自分も密かに喜ぶのでありました。

その一方で、その当時、地方公演に出かけるときの電車移動エピソードが可笑しくて、脳内で漫画で再生されていました。

※かぐや姫当時、高円寺北口に住んでいたけれど、ひとりでギター二台とカバン(バッグ)を持って上野まで行くのに満員電車に乗ったら、あまりの人の多さにもみくちゃになって手から離れたギター(ケース)だけが人ごみの中をどんどん遠くへ流されて行ってしまった、という衝撃の(笑)エピソードでした。

『神田川』が売れて、お風呂付の部屋に住めるようになって、「あんなに嬉しかったことはない」とおっしゃっていた。そういうことを幸せに思えるというのがいい・というようなこともしみじみとおっしゃっていましたが、、立川と高円寺の家賃の話などになり、「立川の方が家賃安いのかな?」など、以前私の地元に来てくれたライブの際も家賃のことが話題になっていたのを思い出し、Shoyanの"家賃トーク"も面白いと思った。各地方のライブでも話題になっているのかな(笑)。

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そして「この歌もそのころ出来た歌です」と『なごり雪』。
ギターが力強い。
終始"確かなモノ"で充ちているなごり雪。
今日はD45でソロフレーズもアピールするものが濃くて、しっかり聴こえた。

「今日の正やんは充ち満ちているなぁ、よかった、安堵」なんてメモしてある。安堵・・・自分の"受け取る気持ち"とステージ上のShoyanの"届ける気持ち"がガッチリ合致した安堵であります。

岩井さんのバイオリン奏法?のエレキの音色も素敵だった。

続いての『月が射す夜』ではそのD45の上から下からのテケテケ♪がエレキに負けない痺れるインパクトでカッコヨス!。アコギでこんな音を出せる人Shoyanしかいないよなっ!って思う。

だがしかし、この真冬の立川で♪暑すぎたね、ふふ・・というのはチョット季節感が違うなぁって、秋に感じたことを今一度思った。ステージをガツンと盛り上げるためのパワフルな一曲なのはわかるけど、やはり"季節感"は大事にして欲しいと思った。カッコ良くて大好きな曲だけに余計にそう思う。

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ここでエレキ登場!『ほおづえをつく女』。タイラーのエレキギターは近くで見るとやや小ぶり?な感じがして、今のShoyanに本当に良くFitしてる(*'ー')。岩井さんのイントロダクションに続きShoyanの手元はさりげなく、強く、間奏もいちいちその度にカッコイイ!!!
さりげなく弾くから余計にカッコイイのだ!

『冬京』の時は右足はつま先トントンして拍子をとっていたけど、エレキの時はかかとを浮かして膝にエレキギターの重さを感じたままポーズとって弾くからまたそれがセクシーなのであります。身体を左右に揺らしながら、時々する鋭いアップストロークもまたカッコ良くて、ほんとに憧れの人だ・・・と瞳孔が開きっぱなしの私でした。
この頃になると、Shoyanは声も少しかすれて来たけど一生懸命に歌っていて、その熱量は衰えず、ずっと上昇を続けているのが凄かった。かつしかの時のような速弾き的なフレーズはなかったように思うけど、目の前でエレキな正やんをたっぷり拝めて(まさに拝む(笑))本当に感激でした。

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ここで水を飲むShoyan。水分も栄養もたくさん補給して下さいっっ!と思いながら、このご時世、客席でもペットボトルの水くらい飲めればいいのにと思った。家人のすぐ隣の席の女性がずっと咳き込んでいて気になった。原則、飲食禁止だけど、飴と水は必須な気がする。開演前のアナウンスでも咳エチケット喚起もして欲しいと思いました。

と、脱線しましたが、

「今日は立川に来て久々に中央線の雰囲気を感じました」「まだまだ寒い日が続きますが、春を待ちながら小さな希望を持って・・・」

と、『君と歩いた青春』。
マイクを両手で抱えてここのところ毎回そうしているように、永い間の青春を共に歩んできた同世代の客席一人一人に心を込めて、互いをねぎらうように唄うShoyanだった。

だがしかし、ラストの♪君はなぜ男に生まれてこなかったのかーーーーーーーーーーーーーの大熱唱の振りきりのさなかに、ギターのネックをさする左手が冷静に確実に次のフレットを探って滑っていくのを見て、私は鳥肌が立ったのであります。Shoyanやっぱり凄いっ!って。ステージに立って演奏するプロフェッショナルなら誰でもモチロン最後まで細部まで気を抜かないのは当たり前だと思うけど、でもやはりShoyanのこの見えないところの仕事が凄いなって、改めて思ったのであります。私は正やんのそういうトコロが好きなんです。
ホールの隅々まで愛の気が満ちたところでいったん舞台袖に帰るShoyanでした。


~アンコール~

意外にも着替えずにそのままのお姿で再登場。ふぉっ、またシャツが後ろ半分出ていたのか!(≧▽≦)と今頃気付く(笑)。

ギブソンJ-50を抱えて『moonlight』。
この辺のラインナップもここのところいつも同じだけれど、今日は鉄道や駅のことをお話しされていたので、街の移り変わりのことなど想いながら聴けた。賑やかなステージの音量に、ちょっとShoyanの声が聴こえにくくなってきたが、私は相変わらず変なトコロに目がいって、白いパンツと白い星のスニーカーの間からShoyanの生足が見えて興奮する。ナマくるぶし!!!この真冬に靴下履いていないのかな???と心配したけど、家に帰ってから昨年のテレビインタビュー映像を観たら、超ショートの靴下を履いているみたいだったので安堵した。(*´ω`)

なんでこんなこと想っているんだろう自分!?(笑)
いや、Shoyanのお身体のこと、健康のこと、それはいつも本当に第一に想うことです。自分も病み上がりだったから健康の大切さを思うコンサートでもありました。暖かくしてお身体大事にしていただきたいと切に願っております。

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ここで『ささやかなこの人生』『海風』と続く。
客席一同総立ち!本当にこのホールは傾斜がちょうどよくて見やすい!ステージがよく見えてとても嬉しかった。

『海風』のイントロでいつものようにT'sTのギターを揺らすと倍音が沢山出て、それが非常な快感なのです。今日はまた特に揺らしてくれたような気がして、倍音シャワーが凄かった。不思議な現象ですよね。

間奏のミュージシャン紹介の時に、春名さんのパーカッションを聴きながらずっと目を閉じていたShoyanだった。Shoyanご自身もあの数秒数分は"伊勢正三の最高のステージ"を堪能されていたんじゃないかと思う。そういう瞬間があってもいいと、一体感を感じるシーンだった。
Shoyanのパワーと客席の想いが反応しあって、ぶわっと膨らみきった気がそのままの形で静かにHoldする。今日も私達の魂は成長したぞ、って、こんなにも引き上げてくれてアリガトウ正やん!!って感謝の気持ちでいっぱいになる。

いつもたった一人で・・・これだけの数の人間の魂をステップアップさせてくれるShoyanのパワーって本当に凄い。「凄いな」って何度も繰り返し想ったライブだった。

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ラストは『俺たちの詩』。
待ってました!
昨年のRe-born発売から11か月も経った今頃になってやっと、やっとこの歌まで辿り着いている自分は、6月の東京リボーンの時には得られなかったことが沢山で、今聴けて良かったと心から思った。やっとShoyanと目線を合わせて受け取れることがあるような気がする。なんと強い声!最後になってまた更に、今まで歌ったすべての曲以上に力強く・太い声で歌うShoyanが心底カッコよかった。涙出るほど確かな歌声だった。この歌が凄く好きになった。ナゼか愛されてる感を得て・・・そういう歌じゃないのに!?不思議。
また話がそれるが、ここでフト、あることを想い出した。1986年頃の渋谷公会堂でのライブ後に、帰り支度をして出て来た正やんに、ある高校生のファンが『アビーロードの街』について質問したことがあった。

その時正やんが「あの頃の表参道や原宿は今と違っててね、もっと静かだった、こんな風じゃなかった」っておっしゃっていた。(ユイ音楽などの事務所もそこにあったはず)もしかしたら、アノコロから正やんは”原宿の街並み”の変遷のことを心のどこかでお考えになっていて、ずっと抱えて来られたのかなと想った。その高校生の質問からもすでに30年以上の月日が流れて・・・街はどうなったのだろう?

ミュージシャンである伊勢正三のホームのような街、だけど"少年伊勢正三"にはアウェイな街。その志の前後にあるその街並みが誰かしらの思い付きで変わりゆく今この時を、正やんご自身がどんな風に解釈されているのか、、、それをまだまだこれからも重ねて訊きたいと思うのであった。

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メモはここで終わっている。
いつものようにShoyanとミュージシャンのみなさんがステージ前に出てきて大きな一礼をすると、割れんばかりの拍手と大声援に包まれて、会場は完全燃焼の心地良さに包まれた。そして、いつものようにShoyanは弾ける笑顔で舞台の袖に帰って行かれた。

またこの瞬間から伊勢正三という人は私の胸の中だけにいる人に戻ってしまうのだ。さっきまで目の前にいたのに・・・

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また逢えるトキメキと、もう逢えない"サビシサ"は、バランスが悪い(涙)。こういった素晴らしいLIVEに思うように参加できない不自由な自分は、この宝物のような二時間ちょっとの時間を最大限に自由に解釈することしかできない。
なので、今回も勝手な感想、幸せな空想、暴走する妄想!?で、自分の個人的な偏った解釈ばかりで記してしまったことをお許し下さい。

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いつも自らの最大限を発揮して、隅々の存在にまで愛を届けてくれてアリガトウShoyan!!いつも一生懸命で誠実なその御姿を心から尊敬しています。

ナマで聴けばまた想うことも増えます。これからもRe-bornを聴き続けて色んな発見をしたいと思っています。寒い1月だったけれど、すべての感覚が暖かく満たされた立川の大きな一夜でした。
また逢える時を楽しみに、"サミシサ"を永い気持ちの糧にして毎日頑張ろうと想います☆
今夜もまたアイヲコメテ!
               七氏
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女性
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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

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