Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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で、Shoyanであります。

一曲目の『コートに花束を隠して』も『夜のFM』も、イキナリ千春氏モデルのエレガットを抱えて歌い始めてメチャ素敵だった。非常にテンションが上がった。「完全囁き重低音ヴォーカルが情熱的でイイゾ」なんてメモに書いてある。

♪沖ゆくぅ~船の灯り・・・

なんて、とがらせた口元が(私の大好きな)正やんらしい表情で、堪らなくSexyであった・・・(*´ω`)。

3曲目に突然『緑の季節』が始まって、おおお!!っと内心ガッツポーズが出た。これは嬉しい~、Shoyanの歌で聴きたかった~、と喜んだのだが、、、、前日の飲み会の余波なのか!?この歌の時のShoyanの声はある一定以上の高さが全く出ずに、ちょっと残念なパフォーマンスであったように思う。これは本当にもったいなかったと思う。

いつも、ほぼほぼ毎回、ソロライブなどでは5曲くらい歌う頃から本調子になるというか(汗)、こんなことシロウトが言及することではないのかもですが、Shoyanのヴォーカルはエンジンがかかるのがちょっと遅い傾向があるように思う。(リハーサルとかどうなってんのかなとかそんなむつかしいことはわたしにはわからないのでムニャムニャムニャ・・・汗)

なので、この『緑の季節』はもっと後に持ってきて欲しかったと心底思った。この歌はカバーしてみるとわかるが、結構ムツカシイというか、音程の上下幅があって、山本潤子さんだから歌いこなせた曲なのかなと思う。歌の制作者である正やんご本人でも5カポそのままで歌うのなら万全で臨んで欲しかった。軽井沢の大賀ホールにぴったりの、素敵な歌だっただけに。

でも、Shoyanの気持ちの込め様が痛いほどわかったので、本当に涙が出た。べるがのことも少し想い出した。正やんご自身が歌うってすごく意義深いことだと思って、パフォーマンス云々よりも、今ここで歌ってくれたことが嬉しかった。

※出来たらいつか、リベンジして下さいネ>Shoyan♪
で、前述の『置手紙』に続くのだけど、このあたりで私のテンションは迷走していました。次の『NEVER』は私個人的にも想い入れがある曲なので、去年に引き続きで歌ってくれて嬉しいなと思ったけど、やはりバンドの演奏がちょっと微妙でノリきれていなかった。だがしかし、後半2コーラス目が始まると正やんが歌い方を変えてリーディングっぽく諭すような口調で歌い始めた!これがすごく良かった!
少し微笑みながら・はにかみながら・しみじみとして、この切ない夕暮れ色の恋の歌を嚙みしめるように歌ってくれた。大賀ホールくらいの規模の会場で、こういった歌い方をするのはとてもいいと想う。これからは"ヴォイシスト"な正やんの魅力が発揮されるステージになっていくといいのに・と思いながら聴いていた。

ハミングの♪Fnn~君はどこにいるの~?で正やんのハナ息のスゴさに圧倒されて、テンションがまたグッと増してきた私でした。(*´ω`)鼻息萌え。

次の『ほんの短い夏』で「やっと高音も調子出てきた」なんて書いてある。やはりこの辺りからなのだなと思うのです。この歌もまだ早いのでは?と思ったけど、『NEVER』と繋がっていて自然に思えてヨカッタ。懐かしい夏を想い出しながら聴いていました。涙。

・・・

このあと『夏純情』『冬の恋』『さよなら以外に』『22才の別れ』と続き、『堤防のある町』では本来ブルースハープの間奏をShoyanご本人のD45で弾いてくれてこれもメチャ感激した。『堤防のある町』はやはり正やんご本人のギターが出てきてくれなくちゃ!と思うのだ。大事なことなのだ。故郷の音なのだ。

『さよなら以外に』は今回はとても良く正やんの声が聴こえて、じっくりと丁寧に、その胸元に抱かれながら読み聞かせをしてもらっているようで、非常に心地良かった。やっぱり涙が出ます(泣)。新しい歌は今の正やんに自然に寄り添えるのだなって、とても安心しながら聴いていました。

そして大好きなシリーズが続いて『汐風』の頃になると、本当に正やんの声の伸びもよく、切なく歌い上げる汐風が今年もホールの中に吹き寄せてきた。髪の毛が汐でペタつくかと思うくらいに、Shoyanの中の海が寄せてた・・・もう何十年この海に慰められてきたのだろうと想い起すと切なくて暖かくて、本当にまたもや涙が出た。マイクを握りしめて歌い上げる今も一生懸命な正やんは、Half Shootの頃のマリンルックな正やんそのままで、また今日も同じようにここにいてくれる・って、深く感じながら聴いていた2019年の『汐風』でした。

※当日のマリンボーダーのTシャツ、めちゃ可愛かったですね(*´▽`*)。
 ぞうのエルマー&ホエールズ♪

そして花火と山下清画伯の話を少しして『それは遠い夏』。これはとても良いプレイ&ボーカルでこの日のスペシャルだったように思う。なんとなく、自分もこの夏に思うことがあったので、ナイスタイミングで嬉しかった。やっぱり素敵なメロディ♪

続いての『涙憶』はなんとなく久しぶりな感じがしてじっくり聴いた。やっと濃いめのギターソロが聴けるかな・と思いつつ、でも120%じゃない100%な感じ?なんてちょっと頭がぼーっとしてきていた。座席からはShoyanが遠くて、最近は全然手元が見えないのです。

『イノセント・ノベル』では前述したようにShoyanの声が聴こえずに悶々とする。私の席が平坦なCエリアの後ろの端の壁際だったので、音のバランスが悪かったのかもしれないけど、東京りぼーんのLIVEでもそう思うことが多々あったので、もうそろそろ正やんのヴォーカルと他の楽器の音との兼ね合い・バランスのことをもう一度根本的に構築検討し直してほしいと切に願うのであった。

もう大賀ホールくらいの会場を基本にして、抜けの良い、Shoyanの声が白い平皿に映えるメインディッシュ的な作りにして欲しい。大鉢に肉ジャガみたいな勢いだけのステージや、大きすぎるホールは少し違和感が出てきたなって思うのだ。これは素直な感想なのだ。だって、Shoyanがここまでせっかく作り込んできた"ささやきなこの人生"的な甘いささやきボーカルや、パイ生地のようなサックリヴォイスがちゃんと聴こえないのではもったいないではないか。そう思うのであります。

会場は大盛り上がり(のように見えた)なので、もう、Shoyanと同じ時間のラインにいる同世代の聴き手は「それでいいじゃないか」って気持ちなのかな。Shoyanご自身もいつも同じメンツに同じ拍手同じ声援をもらえれば「それでいいじゃないか」ってスタンスに落ち着かれたのかな?そこをマイノリティな私は第三者的につい眺めてしまう。それが最近の「想いをくりかえして私は貝になった」な感じなのです。ただ、星のようにおとなしく見つめてるのは性に合わないので、こうしてついグダグダ書いてしまうのでありました(汗。

そして『レミングの街』『moonlight』のストロークの手の振り上げが、かぐや姫の頃から全く変わっていない正やん。キッチリと上から下まで振り切る美しいストロークは、音の全部を自分のものにしようとするShoyanの静かな情熱なのだ。そういうところが全然変わらないから、私はやはり今の正やんの音楽のすべてをちゃんとステージでも感じたいと思う。

「こんな感じ?」「これでいい」「いつもサイコー!」・・・私はきっとずっとそんな風に思うことはない。貪欲すぎるままでずっとその時その時の正やんに「今」を求めていきたい。今年はRe-bornという凄まじいアルバムがカタチになって産まれ出たので、ナマモノのライブも少し様子を変えて変化していってもいいのじゃないかと思う。

このあと『なごり雪』で終わり、アンコールには『ささやかなこの人生』や『地平線の見える街』『海風』『君と歩いた青春』などがあったように思う。もう席を立ち上がってメモをとっていないのでよく覚えていませんデス(^^*)。

アンコールが終わって客電もついてアナウンスまで放送しはじめたけど拍手は鳴りやまず、客席のみんなは待っていた。時間を置いて、それでもやっぱり正やんが一人で再度ステージに出てきてくれた。挨拶だけだったけど、やっぱりステージと客席のココロは通じてるなって嬉しいひとときだった。

ステージの途中で開演時間のことをみんなに聴いていたけど、Shoyan来年もこの軽井沢大賀ホールのライブやってくれるかな?

私はモチロン待っている。こんなに自然な気持ちで音に溶け込めるライブは他にあまりない。伊勢正三のキャラクターに一番近い、本当に素敵なフィット感のあるコンサートがこれからも続いて欲しいと思うこの夏の終わりでした。

・・・・・

今回、ライブ前に急に家族の病状のことなどで自分の気持ちも定まらず、一人だけの参加になってしまったので上手に聴くことはできなかったかもしれません。そしてこの今書いている文章も非常に勝手で思いつくままに記してしまったので、おかしなこと・乱暴な表現があるかと思います。

前述の1の感想に引き続き、勝手言いたい放題を載せてしまいました。訂正やご意見、不適切だと思うところなどありましたらご一報ください。歴史の浅いイチファンのわがままでありますことご理解いただけましたら幸いです。



七氏 ~2019年の終わって欲しくない夏の終わりに
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プロフィール

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No Name 七氏
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女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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