Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

2024/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06
この歌のことは想えばキリがないし無限だ。
ずっと保留のまま仕舞っておいた。
まだ想い足りないことは多い、けれど5年聴いて今時点でのこととして、後悔の無いように一度投稿しておこうと思う。これから足したり引いたりするかもしれないけど・・・♪?

・・・

斬新なイントロからShoyanのセクシーさ満載のこなれたエレキギターでグルーヴ感最高!!ここでは弾き過ぎないエレキの音がメッチャかっこ好い!Shoyanのエレキギターを聴きたくて堪らなかった私にはホントに胸躍る一曲目だった。

左・右と代わる代わる聴こえる刻みの音は二人の呼応みたいで、歌の中に本当に二人いる!と思わせてくれる。森一美氏の不思議なタイミングで入る鍵盤の音やブラス音もミューオンとかニュートリノみたいに刺激的に通過してゆく。AOR的・とかスティーリー・ダン的とかそういう音楽的なことだけじゃなくて、このテレポーテーションの"空間感"が新しいなぁって、Shoyanは今回またひとつの穴を開けたんだ!って思った。


例えば・・・
逢いたい人に逢えないとき
ずっと傍にいたいとき
どうすればいいの?

究極の愛し方、ってどんなものだろう?

極論で言うと、罪になる恋さえ罪にならないほどの愛の在り方は?

・・・まで、
この数十年の人生のほぼでずっと考えてきた。

誰にも言わない、わからない、知られないように、露見しない恋、そしてそれは誰をも傷つけることのない真実の愛であるように・・・と、私にはそれが必要な謎で、いつも考えてきたことだった。

今の世の中、好き合って愛し合っているのに"不確かさ"に負けて壊れてゆく恋の多さ。不倫とか浮気とか裏切りだとかストーカーだとか、、、そんな呼び方しかされない可哀想な事案。触れ合わないと確かめられないと思い込み、確かめないとアルと思えず、束縛しないと得られない・と思う、、そんな堂々巡りで人の心が愛そのものを見失っていることが多いような気がしていた。

でも、自分の"愛の圧"に負けなかった時、その想いの水底では本当に愛しい人に逢えるのだよって、この歌が教えてくれた。

どんなに熱い恋でも、離れていたらさみしいのだけれども、その先には確かめ合うことさえ不要なほどの深い愛があるんだよって。それは自分では自分の顔を見られないようなもので、自分が笑えば彼も笑っているのだ・とわかったからさみしくなくなった。それほどの凄い導きの一曲なのだ。

・・・

♪宇宙の仕組みとは 愛なのかな…
 僕らの胸の中 限りなく

古い話なのだが、私が高校生だった頃、

「宇宙の果てってアルのだろうけれど今は目に見えない、人の胸の中も自分の中に確実にアルけれど目に見えない、だから、宇宙の果てと人の心の中って実は同じところにあるのではないだろか?」

なんてことを思いついた。

(なぜそんなことを考えていたのか自分???)

そして数年後に『レミングの街』を聴いたときに、「!私の感じていたことは間違っていないかもしれない」って、Shoyanから「そのまま僕についておいで!」と導かれたような気がして、余計にShoyanの音楽に惹かれていった。

そして今また、Re-born発売時から5年聴き続けて来て、また今回の連載『クリエイター人生・最終回』を読んで、ひとつのことをずっと考え続けてきてヨカッタ・と思ったのだ。なので、今珍しく、少しの安堵の中にいます。

・・・

♪その時同じこと 同じ素振り
 まばたく間さえ ないくらい

 どんなに離れても その瞬間
 二人は一つだと 気付いてる

こんな現象あるわけない、と言う人はたくさんいるかもしれない。でも実は母親と子供の関係はこれにとても近いのではないだろうか。私は子供を持てなかったので、逆にそれがよくわかる気がするのだ(気がするだけ(笑))。

どこにいても常に想っていて、心配して全身全霊で、子のためには自分の命さえ・・・と、それは子供は自分の分身、自分そのものだから・・・という部分で。

本当は母と子とか関係なくて、人は皆そういう心を持っているのだと思う。男女でも、他人同士でも、同じ深さで愛し合えるはずだ・と。

そういう風にあなたを愛しているのだと気付けば、苦しい恋はせつない愛に昇華するのでは・・と思う。そしてまた愛されていることにも気付けるのだと・・・。

でも、、どうして人はみな「証明されないと嘘」だと思うのだろうか。


母と子は物質的にも「超確実」だけど、恋人同士はまったくの「ゼロ・無・他」から始まる。でも「超不確実」こそ「愛の最深部」なのだよ・って。 「決まっていないこと」こそ愛なのかもしれない、だから、Shoyanはそれを"宇宙の仕組み"とおっしゃったのではないかな、なんて想っている。

・・・

「二つの隙間」はきっと、二人の口唇。
歌うShoyanと同じように同じフレーズ同じメロディーを口ずさめば・・・歌は一粒の愛だなと思うのだ。そしてその重なり合うヴァイブレーションを、私たちは今迄何度も経験してきた。量子力学とか二重のスリットとかの先にある!?この歌テレポーテーションの概念は、こんな私の中にもきっと在る"自然なこと"だと、勝手に自己満足している☆

この二人、気付いてる・感じてる、けど、互いに確かめ合っている訳ではない。こんなに通じ合っている間柄なのにナゼ逢えない??? 確かめ合うことさえ不要な深い愛なんだ!って感じながらずっと「そのままでいるね」って。そこがチョットだけ切なくもどかしい、本当に素敵なカンケイだ。

誰にも気付かれない=自分でも気付いていないうちに私はアナタと逢っている・そういうことかなと想いながら慰めに似た気持ちで聴いている。

・・・・・

雨音に乗せる想いは不滅だ。
巡り巡って、いつも、分身のように傍らに・・・ 
逢えない時間だけ強くなる、というならこの二人は最強なのだ!

今迄沢山のパワフルな歌が生まれてきたけれど、この『テレポーテーション』はぶっちぎりの"伊勢正三が凄まじい!"一曲だと思う。

凄い愛の歌、私の生涯の生き甲斐にしてこれからもまた聴き続けていきたいと改めて想っている。ワクワクしかないのだ!(愛)

2019年にRe-bornを手にしたとき、「絶対にまた35年聴くぞ!!」と誓った。すでに5年聴いた。この分ではあと30年もあっという間だと思う。 ☆



※ラストのフレーズ、

♪n誰にも気付かれず 抜け出そう~

の「n」の部分は、キスする前に思わず鼻先が触れる感じですね キャー☆


お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

プロフィール

HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員
趣味:
林道歩き
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
このブログサーバーが落ちて表示されない場合は↑に避難しています。

検索窓的な♪

☆曲目や記事の内容単語など、ここから検索できます

フリーエリア

P R

フリーエリア

フリーエリアすますまほ

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- Nanashiのものろーぐ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS /  /