Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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この歌を聴いて去年の秋から何度も泣いた・・・軽井沢のステージで聴いて以来、それは余計に二重に想うことが多くて、聴くたびに泣いた。泣くためにある歌ではないかもしれないけれど、Shoyanのやさしさ・あたたかさ・柔らかさが存分に込められているから、自分は無防備なままこの歌に避難することが出来た。

不思議とずっと昔から知っていた曲のようで、Shoyanのギターと声だけのこのDEMO音源はダイレクトに伝わるものが多くて、幼き日のことを絵本にしたような気がする宝物の一曲だ。

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この歌も東京・都会・ふるさと・彼と彼女の決められない距離、なのかと思うけれど、”繋がってたのに離れていく『渋谷川』”と真逆な、”遠ざかるほど一体化していく二人の無意識”が非常に非常にせつなくて、、、せつないのにあたたかくて、だから何度も確かめたくなって繰り返し聴いてしまう。なんとなくまだこの前後左右に物語が待っている気がして、完成形じゃない可能性も想いながら聴いている。

アルバム『Re-born』を聴いた時、これはShoyanのバックハグだと思った。この歌がその”遠隔抱擁”を実感証明できるものだと思う。Re-bornの出来たあとの今だからこそ、この世に生まれ出てきたのだなって想った。だからこの歌は2011年の歌ではなく、2023年の歌なのだと思っている。

(本当は2011年頃の世情の機微が関係しているような感じもあるのかもしれないし、一部では匂わせインフォメーションもあるみたいだけど、公平な情報じゃないのなら保留でいい。)

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「まだ「彼」とはいえない」間柄だったはずなのに、「そっと抱かれた気がした」とあるのは、この彼女と彼はどこかで繋がったまま進行していて、それは「その日その時」まで消えないのではないかと希望的観測を感じる。ここだけ他に比べて温度が高くてほんのり色っぽい、今はそれが凄くいいと想う。

彼の「そこ」は移動していくけれど、でも彼女の「そこ」はずっと「ここ」にある。
渋谷川がこれから先二人とも分岐して新しく先へ流れていってしまうもの=川なら、春の流星は儚く消えてしまったように見えて誰も知らない砂漠か氷河の上で、ポツンと待っている一粒、かもしれないと想うのだ。

♪春は忘れない~というフレーズが大好きだ。この彼女が「ここ」にいること・彼がいたこと・を忘れない「春」という季節は「永いもの」の象徴。そしてその想いはギベオン隕鉄のように、小さくてもずっしりと重たくて美しいものなのだと思う。そしてそれは彼も遠くの今の居場所で感知していることなのではないだろうか・・・。

Shoyanが昨年秋の軽井沢で歌われた時、「フクシマにいたこと」と聴こえた。もしそれが関係するのであれば、この彼女と彼の離れた理由が抗えない外的要因なのかもしれないと思えて震える。余計にこの二人の絆は深いところで離れないままあると、深層の体温を感じて優しい気持ちになれる。どうかどうか、哀しくない建設的な未来が二人を結び付けてくれることを願う。でもどちらかが、もしくは二人ともまさかこの世にいないのでは・・などと、とても悲しいこともよぎったりして、軽井沢のステージ以降は少しだけ複雑な気持ちで聴いている。やはり私には「ふくしま」という単語は特別だから気になってしまう。「流星」という一方通行の戻れないもの・でも一方で願いを叶えてくれるもの・という二面性に複雑なせつなさを感じたまま聴き続けていくことでしょう。


この歌のShoyanのギターも大好きだ。とてもさりげなく180%の音がキッチリ隅々まで詰まっていて、こんなに綺麗な音を出せるギタリストは他にいない!って心の底から想う。DEMO音源だからこそ余計にシンプルにわかるのだろうか。上手いとか技術以上の、Shoyanの音拾いの意識の広さ深さを存分に感じる。そして倍音?終始鳴っている音以上の音、それを足して200%だ♪

飾らない優しい声とギター一本、それだけですべて物語ってくれるのだなと、本当に心の底からの尊敬の気持ちでいっぱいなのだ(涙)。誰か他の歌い手への提供曲だったのだろうか、それともご自身で歌われようとした曲だったのだろうか、今になって色んな錘が解けてフワっと水面に浮かび上がってきたようなこの歌が愛おしくて堪らない。

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去年の後半から今まで、私個人の生活は言葉にできないほど辛かった。その間、この歌がずっと傍にいてくれて励ましてくれた。「がんばれ」とか「君ならできる」とか、そんな薄っぺらい言葉だけの言葉などとは全く違う「歌の本領・寄り添い」を最高濃度で感じた。

DEMO=仮音源だとしても、聴く者の中で完成されるってことがあるかもしれないじゃん♪と、歌の不思議を実感しながら聴いている。

・・・

春の流星群ってなんだろう、こと座流星群? また巡るその時とは、一年後など決まった周期じゃなくて、、、やはり二人で見た"その時そのもの"にまた還れる現象なのかもしれないと想う。
"その時"って、ずっとそこにあるんだと想う。

春の流星は時の断片を縫い合わせていく一本の縫い針のようなものなんだきっと・・・。

アリガトウ Shoyan☆彡


♪また巡るその時まで~
のメロディがちょっとだけ不思議で大好きです(´ー`*)♪
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No Name 七氏
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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員
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林道歩き
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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