Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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※2012年5月~数回分をまとめたものです
・・・・・

「戦争は嘘かもしれない・嘘だろう」
って、誰が言ったんだろう?

某所のインタビューでShoyan自ら

"でも一番伝えたかったのは
「戦争は嘘(うそ)じゃない 本当のこと」
という歌詞"

とおっしゃっていた。

だから一番気になる。
NASAのアポロ月面着陸映像を嘘だ・という説を信じる若者が多いというけど、そんな話のレベルとはワケが違う・・・

どこから"戦争は嘘"という前提が出てきたのだろう?
この"戦争"というものがひとつではなくて、また始まりも終わりもないものだと。そう想いながら聴いているけれど、これらの断定的な言い回しが少し、、ほんの少しだけ「らしくない」ような気がする。

一番大切な部分だと言うのに?
それが"新しい"ということ?・・・否否?

この部分のメロディがとても好きだから、とってもShoyanらしいメロディだと想うから、本当にキニナルヨ・・・「知らない」ことと「嘘だと思う」ことは随分と違うことのように思える。「嘘」という単語、響き、その前提にほんのりとした違和感を覚える。
夫婦喧嘩だって争いだ。

人は、人と争ったことを、そう簡単になかったことには出来ない。たとえ体験していなくても、大勢の人が争い・亡くなった事象を「嘘」だなんて思うだろうか・・・
それと、ホタルの光に戦の火花を重ね、爆撃機を鈍色の鳥と呼び、若い兵士と母、戦争、傷み、胸が千切れる・・・という、非常にストレートというか、類型というか、戦争っぽい単語を置いて静物画スケッチをしたかのような、そんな印象も少し"らしくない"気がする。

Shoyanがセッティングするフレーズはいつも、針の先のような鋭い言葉や、暖かい陽射しのような親近感に溢れたものだったりする。でもそれは決して他の言葉と差し替え出来ない唯一の合致だったはずだ。だけど今回の詞はフレーズとフレーズを編む接着剤が希薄で、脈絡が感じられない部分があるようで、だから、どこか散漫な気がしてしまう。そこが腑に落ちない=Shoyanらしくないのでは?と。

これらが聴き手の胸の中で少しの軋みを感じるのなら、やはりその動機・嵌めこみ方に何らかの"外的要因"がある気がしてならない。

 シツコイネ ワタシモ (汗)

部分的に何度も消して、そしてまた足して、凹んだ元の言葉の消し痕に鉛筆がひっかかるような、何故かそんな感じがするのだ。

・・・・・

映画本編も観ず、舞台挨拶も見に行っていないのにこんな問いを起こすのはすごく失礼なことかもしれない。でも、勇気を出して書いておく。いつか、Shoyanに(歌を通して)具体的に伺ってみたいことだ。

~戦闘機の爆音 今も未来は遠い

~泳ぐ魚の群れに石を投げてみた 
 逃げる魚たちには何の罪があるの? 
 
そう、歌った人の、今の言葉なのか・と。
(「紛れもなく僕の言葉だよ」とおっしゃるかもしれないが)

・・・・・

"映画の主題歌"とは、まず映画ありきだと思う。歌の聴き手としてはそこが難しいところ。ましてや、O林監督のような"映像権力者"なら歌にまで・・・などと思ってしまう。
(「100%俺の歌ですが何か?」ってShoyan怒るだろうな^^;)
戦争という事象は非常にナイーブでデリケートな事柄だ。本当に、一個人が一概に決め付けたり"利用"したり出来るものではないと想う。今回Shoyanがご自身名義の歌の中でそういった単語をお使いになったことに私はこだわりたい。

・・・・・

一方、
~望まないまま 急いで早く運びたくなる

ここが、すごくShoyanらしいと想う。

「そんなもの」って何?
空を飛ぶ自由さと、思いがけない身に不相応なチャンス。それらを手に入れても、もてあまして扱いに困って投げ出すか、勘違いして傍若無人に振り回したくなる。むしろこの一節が争いの矛盾と人の愚かさを匂わしているのじゃないか・・・って、Shoyanの意図か意識か、無意識か・・・それはわからないけど、でも、聴き手への確実な一石であると感じる。胸に正しい波紋が広がる。こういった表現がArtistの仕事だなって想う。

※ものを産み出すことと、どこかから持ってきた材料をディスプレイ(虚飾)すること、この二つは、まったく違うことだ。

そしてそのメロディーは本当に自由で軽やかで、まさに今のShoyanの一本足打法!どこかが奇数になっている不安定さが更に大きな安定感を産む。

私が小さい頃から大好きだった、

~睡蓮の花のベッドの上で~♪

に通じる切ない暖かさの曲だって・・・
まずメロディーに委ねてみる♪
詞よりも先に曲の心地良さがキュンとくる。
不思議だ。

メロディーを楽しむために歌詞を覚える感覚・・・
ワルツの、すくい上げるような曲調は、沈む心やうつむく泣き顔をそっと持ち上げてくれる。全神経が集中した柔らかいShoyanの手の温もりを感じる。キスする前に顎に添える手みたいに・・・

「でも今はしないヨ みんなが見ているからネ♪」

と、ウィンクされて未遂に終わるのがイイ。

戦争モチ-フの歌なのに、そんな部分に色っぽいことを感じる私は"耳がerosなタイプ"なのかもしれない・・・スミマセン(汗

だから、この歌の具体的な言葉の表現よりも、メロディーの"香り"や"ニュアンス"・"起伏"に「Shoyanの本当のこと」を感じるのだ。絵本の読み聞かせのような丁寧な歌声とギター、これだけで充分なんだ。

・・・・・

その歌の、根底に流れている不変のメッセージに触れた時、一切の雑音が消える。

「まず、自身が愛に満たされること」

平和の源はそこにあるのだと教えてくれる。
その愛の音に気付けるか?

聴き手の大切なミッション、これからもこの歌を聴きながら遂行していきたい。

ShoyanがLOVESONGを歌われる根拠に私たちがなれたらイイナと想いながら・・・
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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
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伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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