Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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・・・

ギブソンに取り換えてまたMC

「僕はナイーブというか、作品創りも寡作なのだけど、それにしても(このコロナ禍で」間が開いたなと」

「今日どうやってここに臨めばいいのかって、特別な日?(今日のアニバーサリーのこと)を何かイシキし過ぎる自分がいて・・・」

「実は今日、ここに来るのに一時間遅刻したんですけど、でも、それって、俺って余裕あるんだなぁって(笑)。時間があると真面目にやっちゃうから」

「都内でリハをやってもギターでも指が痛いし声がガラガラだし、自分で落ち込みながら今日を迎えたんですが・・・」

「本番は今しかありえない時間なので、それをみなさんと共有出来たらと思います」

「よく長いこと歌ってこれたなと、みなさんに感謝しています」

的な、聴き手への感謝の気持ちをおっしゃっていた。

「いつもとアレンジが違う、オリジナルっぽくやってみます」『夜のFM』を。

キャ~~~~~~~~~!
イイじゃーーーーーーーン!!
うれしーーーーー~~~!
と、大興奮の私でありました。

還暦アニバーサリーの時も大事な役目があった『夜のFM』。
今度はオリジナルで~!?っとメッチャ感激しました。
かといってリキむでもなく、緩やかなストロークで始まった。
♪君に出逢った~の箇所で上を仰ぐ、誰に逢いに行ってるのShoyan?、と歌の世界に浸り込んだ頃、、、だがこの大事な場面で歌詞の一部分を取り違えるというハプニングがあり、それは2番になってもスパイラルしたまま、ちょっと惜しい感じで夜のFMは終わってしまった。

歌い終わって猫背に屈んで譜面台の歌詞ファイルを覗き込む仕草をしたShoyanですが、歌詞カードが間違っていたわけではなかろうに・・・イヤ、ほんとに誤植があったのかも!?歌い間違いには言及せずトボケたまま次の話題に移行してしまいました。

会場内はなんか「エット~・・・?( ̄o ̄;)」みたいな空気でしたが、それでも許されちゃう雰囲気?「がんばって正やん、ゆるす!」と私のメモには書いてあります。これはいつかちゃんとやり直してリベンジして欲しいし、この久しぶりのオリジナル寄せアレンジでまた聴きたいです。
椅子に座って、今年発売になった4枚組ライブCDのことをしばし宣伝。入りきらなかった曲たちをオマケでプレゼント、グリコのオマケ好き世代でしょ?など、という話を楽しそうにするShoyan。だがそれは抽選なんですぞ~、全プレにしてこそのオマケではないですか~。でもあんまり細かいことを気にしていないような(笑)ウキウキしたShoyanの熱のこもった宣伝コーナーでした。

で、そのライブ音源たちの中でのアンケート・好きな曲としてトップに挙がっているという『メガロポリスの錯覚』をどうやらやってくれるような感じ。2capoをつけたMartinD45を抱えて試し弾くと、思うところあってかチューニングしなおし。丁寧なチューニングが始まる。

「昔のボクに戻ったような神経質になって・・・」と何度もチューニング。

「大阪だったらここで「はよやれや~」って声がかかるよね(笑)」なんて、オモロイこともおっしゃって会場も和む。

「よし、、、」

と気合フルチャージで『メガロポリスの錯覚』のストロークが始まった。
また間違いはしないだろうかとドキドキしていたけど、それは杞憂で、Shoyanがモノスゴクノッてきた!!音も正確に、合間のハミングで目を閉じて聴いてみれば、アノ日の94年の正やんが視える。違和感なく、

♪ぁあ~る日から
♪流行るだろ~ぅ

の丁寧な小さい字の部分まで、伊勢正三が充満していた。
私が震えるほど感激したマーチン一本のメガロポリスの錯覚がそのままあった。そんなことある~?キセキに涙が出る。

再会・・・? 

当時の音源がCDに収録されて聴けることもキセキだけれど、あの日から一時たりとも忘れなかった感激のステージに、同じようにまた逢えるなんて、長い旅であったということよ・・・と涙が出るのでありました。何だろコレ・・・これが"約束の未来"ってことかな?と一人納得していました。

この歌を今年、こんなご時世に、区切りのアニバーサリーでShoyanが歌う巡りあわせを、不思議な気持ちで目いっぱい受け止めました。本当に感激のステージでした。これ一曲で「生きていてヨカッタ」と思えるほどでした。

お水を少し飲んで『青い夏』
しみじみと、たる~んと、ブレずに美しき青い夏だった。
最近、曲によっては後ろのスクリーンに歌詞が出たりするのですが、『俺たちの詩』だけでいいのになと個人的には思っています。ナマで目の前で聴くイメージと干渉しあっちゃうのでは?と思います。

間奏のギターも月の出が見えてツヤツヤっと良く、もしかしたらこのギター(ヤマハLLカスタム)が今は一番いい音出てるんじゃないかな?などと思う。
ラスト、そのネックを覗き込むように猫背になってみるShoyanでした。

さてここで、客席から立ち歩いて会場外に出る人が数人いた。演奏曲が2~3曲減ってもしょうがないことにして、これからは途中で休憩など入れても良いのではないかと感じます。50代の自分でさえだんだん不安になって来たのに(笑)、それ以上の年代の客席もステージも、色んな意味で休憩はメリットがあるのでは?と思いました。

椅子から立ち上がり、「♪ワン、トゥー・・」とカウントして『夏純情』キタ!!
確かなストロークが軽やかに青春のはやる心を煽る。フレーズの回りも良く、言葉がハッキリ聴こえる。

間奏のギターソロはちょっと回らなかったが(^^;)、2回目以降はバシッと決まった。カッコヨスShoyan!でも、♪純情~のコーラスがなく、それはちょっと寂しかった。あの♪ジュンジョォーーーーというコーラスは大事だと思うのだ。席が遠くて聴こえないだけなのかわからないけれど、次はやって欲しいと願う。

細井さんのオーバーなリアクションがちょっと目について気になる。

再度恐縮ですが、先の歌詞表示に続いて、スクリーンに映しだされるイメージフォトのスライドもネットのフリー素材から拾ってきたような雰囲気を感じてしまう。これは『THE伊勢正三』のブックレットでも思ったのだけど、歌が含んでいるイメージというものはとても繊細で、人それぞれに深い思い入れがあるものだから安易な引用は逆効果になる恐れありと思うのです。 (ウルサイな~ワタシも^^;)でも、やはり演出の方が一生懸命セッティングした意味のあるフォトたちかもしれないし、勝手な意見でゴメンナサイ。

「突然の新曲でしたが」とのことでしたが、『夏純情』非常にヨカッタです♪
『Re-born』はまだアーカイブにしたくない、というShoyanの心意気が嬉しいです。

ここで、ご自分が産まれた時の事などをお話ししてくれた。

母上さまによると、Shoyanが産まれた時は満月か、月が出ていた夜で、夜の9時ころお生まれになったそうです。だからShoyanはお月様がお好きなのかと納得。※後で調べたら1951年の11月13日は満月の前日でした。逆にサイコウにパワーの満ちている日ですね。

その後、免許の更新の話題で、Shoyanにとっては「何と屈辱的な高齢者講習(笑)」とおっしゃる試験は×もなくクリアされたご様子でした。

20代の終わりころ、アメリカで取得された車の免許の話など、実技の試験の驚く内容や田舎町交差点の譲り合いの話や、日本で初めて成田から車を運転したら煽り運転くらった話など、けっこう長い時間免許関連のエピソードでした。

この時、話しながら両手でサイドの髪を撫でつけて、後ろに梳かすしぐさが素敵でした。今日はいつもみたいにハネくるんとなってる例のヘアスタイルじゃなくて、少しサッパリされていたかもしれません。普段ちょっと長すぎかもと思っているので、今日のヘアスタイルくらいがちょうど良い~☆と思いました。

で、と、ここで『涙憶』
うーん、去年もこれは重かった。
ギターのアルペジオの音が時々ポキっと。長い曲で、しかもガットギターではないのでしょうがないのかもしれませんが、ギターはちょっと粗さがあって、曲としても間延びした感を感じました。でも、噛み締めるように歌って、言葉一つ一つの重みは伝わりました。ましてや大切なこと「傷つけたものだけが癒せる傷」を痛いほど実感して泣けてきたのでした。
まさに、、今日、ここに来ないと私は終われないし、始まれないと思ったのでした。

入れ込み過ぎてか、ヴォーカルが逆に#するほどのShoyanの胸の中の想いが見えてしみじみと受け止めました。
ギターを持ったまま袖に消えるShoyan。岩井さんのエレキが泣く、春名さんのソプラノサックスが会場の空気を拡げる。演奏でつなぐひととき。この間ずっと去年から今年の自分の気持ちを思い出していた。

・・・

お着換え終了して、サックスブルーのシャツに着替えてきたShoyan。
また同じブランドと思われる胸にハートとスカルのワンポイントデザイン。ハートにドクロ!(*´Д`)ハゥ。 袖口にピンクのワンポイント??(「LOVESKULL」というアイコンらしい)
もはや一休禅師の境地なのか!と、日夜愛を喰ってやるって感じでイイチョイスだなと思いました。

で、「2曲だけ新曲を」『冬の恋』『小さな約束』
『冬の恋』はShoyanのギターはたゆみなく、岩井さんのリードもとても滑らかに、paralellと弾き語りバージョンのちょうど中間な具合で程よくまとまってよかった。 ♪マニッシュな・・・を置くように質量のある声で歌ってくれてドキっとした。
『小さな約束』は、やはり立ってハンドマイクで歌う。バックがカラオケ音源ではなく、メンバーの演奏で感激する。岩井さんのギターのストロークがキラキラしていて素敵だった。Shoyanは一生懸命に歌われていて、曲間ラップが後ろ向きで流れてもナットクな感じで、今までで一番素直に聴けた。また少し歌詞のパラレル(笑)があったが、まぁ、なんだかスルー出来てしまった。歌詞間違っても許すフェーズに来た自分(^^;)。

曲が終わって、でも客席のテンションはちょっと落ち着いてしまったように見受けられた。「往年のフォークファン」ていう層がやはり多いのかなと毎回感じる瞬間だった。


その3につづく
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No Name 七氏
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女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
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林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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