Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。Shoyan的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。 管理者∶No Name 七氏−1.0

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以前も書いたけれど、寝台特急・ブルートレインだとか、九州行きだとかは、世間が狭くて世代も違う関東育ちの私にはイメージが遠かった。ずっと長いこと漠然と”西へ向かう”範疇で想像していたこの歌。

けれど、ここ数年ステージでも歌われる機会が増えたことでShoyanご本人のコメントなども増え、”南下する”イメージをリアルに感じることが出来るようになった。なので今、より一層この歌の暖かさを感じている。ここ数年で更に愛おしさが深まって大切にしている一曲だ。

・・・

アルバムに収録されていないからこれまたナカナカの隠れ名曲だったように思うけれど、ベスト盤に入っていたことで私にとっては最初から身近だった。(幼い頃って少ないお小遣いでどれだけ守備範囲広げられるかが勝負でしたので(笑))

ヒット曲や人気曲の味覚がはっきりした歌や目立つ歌、分かり易い歌沢山あるけれど、こうした隠れ魔球のような、層の深いところにある曲が充実しているってのがShoyanの歌曲の凄いところなのだと思う。

実際この歌はシングル盤で発売されたのだ。S級扱いだったのだ。けれど、やはりこれも『時の流れ』と同じようにその後ずっと歌われることがなかったように思う。何故だろう・・・

この歌のように聴く人に考えたり想ったりする余地を与えてくれる歌は最高なのだけれど、時に”その場でわかるものにしか興味を示さない聴き手”も一定数いるのだと思う。

50年近く経った今、聴き手も切磋琢磨してその歌曲たちに寄り添ってきた。Shoyanご自身もご自分の作品に何度も繰り返し向き合ってこられて、ちょうどお互いに歌の裏表から感性のトンネルが開通して想いを結ぶことが出来たのだろうと思う。

だから、ここ数年のステージで演奏される歌たちのフィット感、受け入れ感・届け感は素晴らしく濃いものだったと思う。(涙)

・・・

”遠ざかるほど近づく”
とは、これ如何に?

『時の流れ』でもあった、
逆もまた真なり!?

♪僕の心のレールを走って

ときた!
いよいよ、”目の前”ではなく”ボクの心の中”に舞台が移った。

♪あなたを乗せた船が小さくなってゆく
♪君が去ったホームに残り

と同じように遠ざかる事案なのに、まったく逆の意味。なのに非常にしっくりくる感覚。きっとこの部分、Shoyanは直感的な考察でお作りになられたのではないかと思えるほどだ。アタマで考える理(コトワリ)ではなくて確信的な願いのようなもの。真理って理外にあるから・・・という感覚?

絆をほどきながら汽車はゆくのだから、夜汽車が南へ走ってゆくのは一種の別離なのだろう。けれど、絆がほどかれるのは反対方向に引っ張るチカラがあるからなのだ。それは端と端を結んだ一本のリボンのように、結び目をほどいても一本だった♪と思える優しい”離れ”のように思える。だから暖かく感じるのかな。

そもそも、この君って誰?

”人生繰り返してまたいつか出逢う君”はこの旅の一場面に同席した泣き声の赤ん坊そのものとも受け取れる気もする。
残してきた”愁い”の原因となった存在だけとは言いきれないと思う。そうやって人は何度も似たような他生の縁を繰り返して、生き直したりするのかもしれない。ここには巡ることが歌われているのだ。

そして、
時の流れとすれ違うように=逆行するように進む汽車と、遠ざかるほど近づく君。

遠ざかるほど遠い@Positive 2025/6/22

↑でも少し書いたけれど
まるで自分自身のような
心のなかに棲んでいる君。

そう想えるのは(例え今離れていても・関係が終わってしまっていても)自分の中では”君”のポジションはもうボクの心と同化してるから・なのだと思う。時の流れとすれ違うように=逆行するように、出逢う前や想い出の駅を通過して最果てまで揺られていったら・・・

あれ?
終点は始発点だった、と気付くのでしょう。南へ向かっていたのはそういうことだったのかと、今得心して安らかな気持ちで聴いている。

(走る国道は北へ・・・ですもんね♪)

・・・

そんな聴き手の永い気持ちに沿うようにこの曲も佐藤準氏のアレンジで色褪せない。本当にいい感じの抜け感とキャッチーなイントロでお洒落だし、暖かみのある音色が言葉と言葉の間を豊富な音で繋いでくれる。絵柄の綺麗な大きなハンモックに揺られているような包容感があるから、いつになってもずっと傍にあって欲しい曲になっている。

(今でもちょっとだけボズ・スキャッグスの『Harbour Llights』に重なるような音だなって
 想っています♪)

・・・

手塚治虫のブラック・ジャックに『人生という名のSL』という一編がある。それをほんのり想い出したり、島崎藤村の『春』のラストの一文を想い出したり、鉄道員だった祖父のことを想ったりしながら懐かしく聴く。Shoyanの鉄道ソングの中で一番親しく想う歌です。



遠ざかるほど近づくのなら・・・
今一番近いんじゃない?

そう想って次の始発を待っている。
向こうのホームにあなたの姿を見つけたら手を振ってみよう。
行き先はきっと同じだから♪



*****

※手塚先生の作品は実はこの曲の発売より後の1978年発表。内容ニュアンスも違う、でもなぜかShoyanと手塚先生の共時を感じてしまうのだ。私のおさなごころがそう感じるのです。(自己満足(*´∀`))

※※追:
♪走りゆく列車の網棚の上に置かれた
 誰にも馴染みの菓子箱がひとつ揺れてる

以前も書きましたが、菓子箱がひとつなのは終点が近いからなのかなと思ったり。
きっと、都会の大きな駅を出発する時にはこぼれ落ちそうなほどぎっしり積まれた手荷物でいっぱいだったでしょう。それらの喧騒が道中少しづつ降車していって・・・
その風景は本当に紐で編まれたあの網の棚だったのでしょう(懐)。

私のイメージは昔のお土産お菓子のナボナとか風月堂ゴーフルとか舟和の芋羊羹とか♪
でも、東京土産だとばかり思っていた『ひよ子』が実は福岡の別銘柄お菓子でもあったと後年知って面白く思っている。(ゴーフルも上野や銀座と神戸といろいろあるみたい)

大阪や名古屋・京都ならまた別のお菓子があるのでしょう。『菓子箱』というひとつのフレーズだけで無限の物語が想像出来るのが凄い。ここでもさすがShoyanだな・と思っています(*´ω`*)。
いつの世もお土産は嬉しいものですね♪



☆ちょうど寅さん記念館の中にこんな展示がありました。座席にも座れるのです。雰囲気アリアリで泣けてきます(*´ω`*)。

リアル網棚!

↑なんと、窓の外、寅さんがいるのは大分の駅でした♪(タップして拡大して見てみてネ)
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プロフィール

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No Name 七氏−1.0
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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