Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。Shoyan的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。 管理者∶No Name 七氏−1.0

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果たしてもう何回この曲と共にこの季節を過ごしただろうか。

40年とちょっと♪
毎年毎年毎年聴いてきた。
中学生の自分と、50代も半ばを過ぎた今の自分と、全く同じように深く聴けていることが無上の幸せです。

・・・

雨の降り出しにトキメイて、しかも車で君を連れて午後の街なかへ・・・何をするでもなくどこへ行くでもなく、雨の中一緒に出かけるだけで嬉しい時間。そんな何気ない瑞々しい新緑の景色と雨に濡れた街の灰色の景色の対比が面白いなって想っていた。


♪街の何処かで今日もまた誰かが生まれ変わった
♪五月雨に洗われるのは汚れた街と耐えられぬ心

幾千年も繰り返されてきた自然の中で
自分が生きている時間て一瞬だ
ましてやキミと過ごす時間はもっと少ない

「キミはこの五月の雨のように
   自然に在ることが出来るかい?」

そんな風に問われているような気がした。
人は自然に憧れてナチュラルであろうとするのだけれど、天然な自発は協調じゃなかったりする。
心待ちの雨の昼下がりも数時間後にはケンカしてたりして^^; 人の幸せって均一じゃない。

でも、五月雨は等しく強制的に降ってくる。
公園の緑や街路樹も高層ビルもアスファルトも同じように圧倒的に濡らしていく。
なのに無衝突だ。
梅雨の雨や秋の雨のように重くなくて、ただひたすらに潤いをもたらす化粧水のような安堵。不確定な日常を一刻忘れたくて無意識に人は心を委ねてしまうのだ。そんな共感をこの曲で得てきた。

一見アコースティックだから風からの流れのように感じるかもだけど、でも、Shoyanの意識はもう次の『渚ゆく』にリンクしていたのではないかと思う。
『北斗七星』のアルバム曲はShoyanがその後携えていくことにしたものと置いていくことにしたものとに分かれる気がしている。
『通り雨』や『雨の物語』『わかれ道』のようなドラマチック深刻さと言うよりは、実生活的と言うか身近な充実を感じるのだ。自分自身が好きな瞬間とよく似ている。雨が降るだけで・木々が芽吹くだけで・アナタが隣りにいるだけで・日々が過ぎて生きているだけで尊い、そんな感触。特別なことはなくてもいい。でも本当はそれが深いことだとサラッと織り込んである。

♪こんな雨の日
  気付くのは
  晴れた日々の素晴らしさ

雨の日には晴れた空を、
晴れの日が続けば雨の訪れを、
人はいつもあっちとこっちを行き来したがるものなのかもしれない。

・・・

アコギの刻みにWahったエレキ、男声のコーラスでザックリと確実なサウンドがカッコイイ(*´∀`)☆
イキナリからしてShoyan自声のハモリにユニゾン、心は静かに鷲掴み(泣)。そういう音の部分でも瑞々しくて、シュッと絞まっていて型くずれしない男前な曲だと思う。ツンツンしたギターソロにフルートの音色もドライで鋭く、勢いが途切れない。

そしてイントロと同じフレーズの繰り返しがまたアウトロで始まる。絶え間ない雨は降り続いていくのだ、時代の匂いを抱き込んだまま・・・


昔はよくコンサートの客席からリクエストの声があがっていた。今でも私もライブで聴いてみたいと想っている。Shoyanご自身が思うより?きっと聴手はこの曲が好きですヨ♪


一時、若い頃、未熟な私はこの緑の季節の生命感と祝福感が苦しくて、新緑や咲き誇る花々に背を向けていた時期があった。子供も持てずに何も産まれず恵まれなくて孤独で空っぽの自分。でもこの歌を聴く時、寂しくはなかった。生まれ変われずに終わってもそれはそれで人生だよと、それくらい自然とは寛容なものだよって、この歌を裏返したら何故かそう感じたから。そんな寄り添いがこの歌には在るのです。

ひと粒だけが雨じゃないって、Shoyanの歌には決めつけがないからずっと好きでいられる(涙)。

その美しい糸で、想い出を織るも良し・縫い合わせるのも良し、なのだ。
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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
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林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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