Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
そう、その頃は「都会が好きになった」なんて、想っていたのだ。
で、少し自分のこと書きます。
支離滅裂お許しを。
支離滅裂お許しを。
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セルフカバーではないオリジナルの『なごり雪』が収録されているかぐや姫の『三階建の詩』が発売されたその年に、私は福島からトーキョーへ帰ってきた。(何度かここでも書きましたが)
その時、幼稚園のクラスのみんなが私にくれた手紙には
「とうきょうにいってもわすれないでね。」
「とうきょうにいったらなにをしますか。」
「とうきょうでは、とうきょうには・・・」
と、東京という単語が沢山書かれていた。
けれど、私にとっては東京は帰る場所なのに未知の街であったように思う。
その時、幼稚園のクラスのみんなが私にくれた手紙には
「とうきょうにいってもわすれないでね。」
「とうきょうにいったらなにをしますか。」
「とうきょうでは、とうきょうには・・・」
と、東京という単語が沢山書かれていた。
けれど、私にとっては東京は帰る場所なのに未知の街であったように思う。
実際には祖父母の待つ都内の家に帰るのではなく、近くの横浜市内の社宅に住むことになるのだが、目の前には大きな国道、周囲は日に日に一山削って全部住宅地に造成され、倍々に膨れ上がっていく街の姿が忙しなくて、友達もいないなか、小学校に上がるまでの数か月、、、私は社宅から出ずにひきこもりになってしまった。
帰ってきたのにどこかへ帰りたい、、、自分の故郷は、ホームはどこなんだろうって、幼心に具体的にはわからないまま、ただ、ずっとさみしかった。。。東京の真ん中に住むわけではなく、ほんの数分外に出た都会の殻のような場所から、福島のお友達と東京の差を眺めていたような気がする。
だから、私は伊勢正三の歌における"東京"に、何か自分の幼き日の心を重ねていつも聴いてしまうのだ。そしていつも何か特別な近しい気持ちを積み上げてきてしまった。青春まで至らない、自覚のない幼稚な心ではあるけれど、Shoyanの歌にはそれが許される寄り添いがあるように思う。
そしてそれは都会と地方とニュータウンの三角関係にまで及ぶのだが、それはまた別の時に・・・。
そしてそれは都会と地方とニュータウンの三角関係にまで及ぶのだが、それはまた別の時に・・・。
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で、話はさらにねじれるが、
で、話はさらにねじれるが、
福島にそんな想い入れのある私は、今回の"復興五輪"なんて銘打たれたトーキョーオリンピックが決まった時、正直とても違和感を感じた。
震災で故郷を追われ、家や物を失い、愛する者と別れた人がこの日本中に沢山いる中で、ナゼ、TOKYOが浮かれなくちゃいけないのか???なんなん??って。
現に、今年その年2020年になっても、仮設の住宅で生活している人や、自宅じゃないところに避難している人はいまだ何万人もいるわけで、解決されないままに強行されて今年になってしまった。
(激しい言い方をすれば)今回のオリンピック、私は選手と子供たち以外をあまり応援したくない。新しい巨大な競技場や施設、ホテル、選手村というブランド付きの住宅に道路、駅、目に見えるものだけでもキリがない。それに一体どれだけの"スポーツ以外の思惑"が絡んでいるんだろうと思う。人の痛みをすり替えて、何が”復興”なのか?どこに誰の復興があるのでしょうか?と。
オモテのナシな、裏ばかりのイベントで名前を乱用された東京が可哀想だ。この軋みを、自分は忘れたくない。素直な違和感を感じていたい。調和を乱す空気読めない人間と言われていいやと思いつつココに本心を書いておくことにした。読んで気分を害された方がいたらゴメンナサイ。
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1964年の東京オリンピックの行進曲は、福島の大偉人・古関裕而先生の作品だ。
溌溂とした、晴れ晴れとしたメロディーのなかに、やはり一抹のサウダージ・愁いがあって、歴史の大きな傷みを越えてここに至った当時のトーキョーが、日本という国と一体であったのだとよくわかる。本当に素晴らしいことだと今も感じる事が出来る。
Shoyanの一番新しい歌にも都会がいくつも出て来た。"都会ウォッチャー"なShoyanの見解を今も聴けることが本当にうれしくて、私もまた同じようにこの興味と違和感を大切にしていける。音楽の中に人の営みが感じられる、そんな在り方をする歌は、この孤独と不安の中で本当に必要な寄り添いだと痛感する。
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出たり入ったりして、内から外から思う街東京。ここ数年は外国人さんの姿がとても多くて、ここはアジアの別の新しい国なのか?と思うほどだったけど、今回のことでもう一度ゆっくりと"東京らしさ"を感じる機会になればいいと想う。
江戸が東京に変わった頃の、あの混沌と今現在って、結構似ているのかもしれない。ここ数日は、歴史を学ぶような気持ちで過ごしている。
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出たり入ったりして、内から外から思う街東京。ここ数年は外国人さんの姿がとても多くて、ここはアジアの別の新しい国なのか?と思うほどだったけど、今回のことでもう一度ゆっくりと"東京らしさ"を感じる機会になればいいと想う。
江戸が東京に変わった頃の、あの混沌と今現在って、結構似ているのかもしれない。ここ数日は、歴史を学ぶような気持ちで過ごしている。
もっと、もっと東京を知りたい、と思いながら・・・
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と、まとまりのない、イミフメなつぶやきでありました。思いつくままに書き散らかしました。このブログも二周年ということでお許しを。
ひとまずの東京語りおしまい。
ひとまずの東京語りおしまい。
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
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http://shoyanlove774.jugem.jp/
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