Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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※いつものことですが誤字脱字ご容赦ください
 (;´∀`)

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2022年5月22日(日)
50th Anniversary
伊勢正三LIVE 2022-渋公で逢いましょう-
LINE CUBE SHIBUYA 渋谷公会堂
開場16:15 開演17:00

1.海風
2.なごり雪
3.あの唄はもう唄わないのですか
4.雨の物語
5.海岸通
6.冬京
7.ペテン師
8.青い夏
9.湘南夏
10.夜汽車は南へ
11.それは遠い夏
12.涙憶
13.冬の恋
14.夏純情
15.小さな約束
16.ほんの短い夏
17.22才の別れ
18.月が射す夜
19.レミングの街
20.君と歩いた青春   

~アンコール~

21.moonlight
22.ささやかなこの人生
23.俺たちの詩

~再アンコール~

24.なごり雪

 ☆前置き(長いです)
さて、渋谷です。2022年です。
確か、一番最初は2020年の1月の立川Re-bornライブの頃に告知があったのではなかったろうか?そして昨年の払い戻し、永かった~今日までが。何が起こったんだろうこの間に、と思う。果たして何度世界が変わってしまったことか。コロナ禍、東京オリンピック、ウクライナ侵攻、その間の伊勢正三的音楽世界の超現実・・・大きなこと小さなこと、これだけ価値観が揺さぶられる体験があっただろうかと思う。その中での原点回帰の渋谷公演だった。

何度も言うように、昔の自分にはShoyanの音楽との大事な想い出が在る場所だった。でも一時期個人的都合で行けずに悲しい思いもしていたので、今回は特別な思い入れで参加しました。

が、なんだろこのフツー感(*‘∀‘)♪
何の気負いもなく、綿あめみたいな柔らかいスイートな感触で終始ステージを楽しめました。

Shoyanが"普通"に戻った!!!
それが第一の印象です。
Shoyanが愛おしさの塊になっていました。去年、ドキドキして参加したかつしか小平ですが、もうそんな心配的なドキドキは不要だ!と確固たる愛おしさを得て帰ってきました。これからは私もフツーに目がハートのファンで邁進出来ます。

そんなわけで、以下忘備録。今回はすさまじい乱字で読めないメモが多いので(汗)、軽く書き留めて行く程度+個人的妄想で・・・と思います。

・・・・・




LINE CUBE SHIBUYAと言うだけあって、なんともキューブリックなそっけない外観とそっけないエントランスにちょっと物足りなさを感じ、知人や旧知と挨拶を交わすような社交的なエントランスロビーもなく、味気ない空間だと思いました。が、中のホールは天井がすごく高くて、明るくて、スッキリと清潔感のある作りでナカナカよかった。自分的には音がいいような気がして、Shoyanの声もギターもかなり楽しめました。

☆開演

例によって春名さんのオシャレSaxでイントロダクションなのだけど、何の曲をやるのかなとワクワクしていたらT'sTを抱えてShoyanが登場されたので「うおっ、一曲目コレ!?」とイキナリテンションMAXの『海風』。

声が伸びているーーー!!
いきなりいい調子!
まだ少しマイクの音小さいけど(これは後程良くなった)、万全の海風で風通しの良い幕開けとなった。

「コンサートが出来るように慮ってくれたスタッフに感謝の意と、みなさんと一緒に僕らも楽しみたいと思う」との意気込みのお言葉から始まりました。すでにギターを上に掲げてラストのような大盛り上がりでありました。

口をとがらせて「フーゥ」と一息つくShoyan、ご自身でもナカナカの手ごたえ?と思いました。薄いブルーにたくさんのスター模様の開襟シャツ、またシルバーのスター☆スルーネックレスをして、軽やかな大スターオーラ満開のShoyan登場!でした。

『なごり雪』
いつにもまして語るように諭すように歌う。久しぶりのMartinD-28な気がする。キラリと雪がとけた後の瞬きのような音がする。ヘッドのインレイが綺麗だな。長い旅をして戻ってきたような安堵の中でホロっと涙が出た。

『あの唄はもう唄わないのですか』
目を瞑って聴く。Shoyanはずっとダウンストロークで、淡々とそつなくしみじみと唄う。この歌は私個人としてはコンサートで聴くよりも、独りで部屋で聴きたい曲なのですが、この頻度はファンサービス的な感じがしないでもない。やはり人気があるのかな?

そのまま『雨の物語』
このあたりも、本当はそろそろ演目を変えて欲しかった。大好きな曲だけど聴きすぎている感じがあって、そろそろアレンジを変えるなどしてほしいなと思った。これもファンサービス的演目なのかな?(このあたりの"ファン"に自分は含まれないのかも?(^^;))好きな曲だから飽きたくない・・・というのが本音です。

と、ここまで怒涛の"伊勢正三的王道世界"で、メインディッシュ何皿分!という感じで盛り上がりました。

MC
「えー、改めましてイセショーゾーです」

「新しくなった渋谷公会堂は初めてです。十代の頃から何十回ここでやったかな」

「そんな中で50年もやってきて、これもひとえにボクがのんびり休みながら気ままにやってきたからで(笑)」

「ナンテ、応援してくれるみなさんがいてくれるから、心強い限りです」

「今までよく曲を書けたなァ」

というようなMCから、風ファーストアルバムと22才の別れのシングルの話に。

ヒットして1位になった後、「なんとかしなければ」と作ったのが『海岸通』とのことで、当時のステージでこの歌になると大久保くんがハモニカホルダーを首にセットして横にいたな、とそれを思い出しながら久しぶりに・・・と歌ってくれました。

おぉ~、私もまた聴きたかったですよShoyan!と喜ぶ。最近ナゼか妙に改めて好きな海岸通。高音を頑張るShoyanが愛おしすぎっ。このあたりから語尾にもニュアンスを絡めて丁寧な実験的なボーカルに聴こえました。岩井さんのアコギの合いの手がスッゴク良くて、細やかで艶のある音が素晴しかったです。

続けて『冬京』!
おお~~~~イントロからビリビリ来るぞ!微妙絶妙なチョーキングでしっかり音を捉え、間奏エンディングのソロフレーズも低いフレットから高音まで全部使い倒して、久しぶりのD-28と息もぴったりでした。最近かなりテンポが速くなってしまって(春名さんのリズムがか?)歌の部分はせわしない感じがしたけれど、全体とっても良かった。Shoyanも歌い終わって弾き終わって会心のほほえみに見えました。途中D-28のヘッドのインレイが紅く光って綺麗だった~(憬)。

更に『ペテン師』
Saxとエレキで盛り上がります~。Shoyanはちょっと声が遠いようなフニャっているような(?)印象もあったけれど、まとまってヨカッタ。ここでも岩井さんのエレキの刻みが効いていた。

この歌ということで故喜多條忠先生の話題が少し。氏がべるがでゲストに来てくれた時の『星空』のステージ映像がYouTubeチャンネルにあるので見てください、という告知。

「僕の中では割と新しい歌で」と『青い夏』
ここのところずっとサングラスのShoyanを寂しく思っていた私ですが、何故かこの時、歌っているShoyanの表情やまなざしがよく視えた気がして、、、それはライトのあたり具合のせいかもしれないけど、その渾身の間奏に「今、こころ通じた(涙)」なんて気持ちになりました。

あぁ、この歌を作った頃のShoyanを私は知っているんだ、この歌も私を知ってるんだ、ウレシイナ、という、イミフメイな妄想安堵がこみ上げてきて心全部預ける瞬間でした。

なんて浸っていたら『湘南夏』
( ゚▽゚)←自分はこんな感じw
Shoyanご自身は引き続き、ニマニマされて充実されているよう。間奏でもフレットを押さえる指がクルクルよく動いて4Capoの高い音が綺麗に聴こえる。眉毛もあがって好い表情をされている。客席に明るいスポットライトがあたって眩しかった。

♪しょうやんを聴いてる人た~ちの
 顔がとてもやさしい~

という演出だなと思った。

さて、ここで『夜汽車は南へ』!!!
私は今日初めて聴ける~~~~!ずっとライブで聴きたかった(涙)。ここでキタのが嬉しくて泣き落ちしました。ことさらに暖かく、とことんウォーミングなShoyanのパフォーマンスが堪りませんでした。やわらかい声で低く落ち着いた抱擁を感じました。岩井さんのエレキもしっかりと原曲の雰囲気以上にアクセントになっていました。

この日、待ち時間に外食もせず唯一出かけた先は某デパートの菓子店で、久々の渋谷のお土産はその菓子箱だったので、独りニマニマしました。(ナボナとかひよこ、ではないですが(笑))

やはり、遠ざかるほどキミは近づくのです。

「エ~・・・・夜汽車は南へという曲でした、ちょっとマニアックだったかな」と、歌い終わるとここで少し空気を変える感じが。

で「次の曲は一応、プロテストソングというか反戦歌という意識で・・・」と『それは遠い夏』を。

♪ワンツースリー、ワンツースリーの三拍子で岩井さんのイントロのギターが美しく煌めく。客席は半分くらいの人は「お?」という感じに見て取れた。しかし先日(数年前)の軽井沢で歌ったときよりさらに良くて、朗々と上を向いてテンポにノって歌い込んでいるお姿にグッと来た。ここでこの歌を持ってきて、今こんな風に丁寧に歌うShoyanのお気持ちが心地良く(しかしシリアスに)刺さってきた。

でも、「♪そんなもの抱えて飛ぶから」を語り掛けるように「でしょ?」と問われて「ですね」と答えたくなる。この今の時に、聴けてよかった。

※望まないまま最前線で当事者になってしまう、良心を切り刻まれて自分を失うしかない、そして現実を歪曲したがる逃避者。そんなことが改めて怒涛のように余韻となってくる。一週間たった今でも元のCD音源を聴きながら繰り返し考えている。

で、ここで『涙憶』に突入。
また長いのか~?と思いきや、小平の時よりさらに声がこなれてスゴク良くなっていて興味を惹かれる。声の端々に意志を感じる。ディレイ?リバーヴ?エコー?(詳しくないワタシ)よりも濃密な、いつも以上の"声の尾"が残って聴こえた。言葉以外の部分の充実が伝わってきた。「やっと、正やんが戻ってきた(涙)」と、メモに書いてある。そうね、Oneheart1sessionの涙憶も渋公だったね、と泣けてくる。

しかしそういえばアルペジオではなくて、ここでもギターはダウンストロークだったかも?

2につづく
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プロフィール

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No Name 七氏
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女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

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