Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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☆その2
・・・
バックミュージシャンのみなさんのアドリブプレイが二巡して『涙憶』が終わると、また例の木の扉から薄いアイボリーかピンクベージュの生地にゴールドの花模様の開襟シャツでShoyan再登場。またシャツの後ろ出ているけど、もう慣れた気がします('ω')ノyeah

ハンドマイクを手に『小さな約束』。
マイクを両手で抱えて左右に揺れ揺れて歌うShoyan、なんだか久しぶりな気がして「正やんがんばって!」と乙女心の声援を心の中で送りたくなる。なんだかキュンキュンしたステージでした。歌い終わっても両手で持ったままのマイクを下げて、授業参観で発表する班長さんみたいに可愛いShoyanでした。(なんという例えなのか♪)

間奏の「~今度いつ逢える?」は天井近くに字幕を表示して、やや客席の目線を逸らす作戦かわかりませんが?Shoyanは正面で譜面を向いてハニカミ仕草のネパーリアン♪してくれたので、イイぞぉと拍手を送りました。

MC

・「昨日、散歩していたら本当に・・・・あの歌の、さっきまで歌ってた・・・ナンダッケな?汗」

と、一瞬ど忘れした夏純情の歌詞のように、軽井沢に来て散歩していた御自分の手に赤とんぼ=アキアカネ?が本当にとまったお話をされていました。

・「昨日台風が行ったから、今日から秋です☆」

と、Shoyanの秋認定いただきました。

・「(台風の混乱で)軽井沢に来るためには昨日はどうしようかと思いました。でもさっき大賀ホールの裏にはワレモコウって花があって(お好きな花だとのこと、私も好きです泣)、、、あれって花?つぼみ?イチゴみたいな・・・そういう季節が楽しみで♪」

(先ほどの夏純情もふまえて?)

・「そしてその秋が終わり、冬が来て、、、春が来て君がきれいになって♪また夏になり秋が来て・・・」

と、その季節の移り変わりから良い唄が出来ていく・というようなことをおっしゃったように思います。

「まず冬の歌から始めたいと思います・・・」と『冬の恋』、なのですが、、、
ここで歌いだした途端にスタッフのお兄さん「スミマセン!」と駆け寄り演奏が中断、どうやら使用するギターが違ったようで、「キーが違ったようです(^^)」と歌いなおし、、、なのですが、もう一度「秋が来て~」からのくだりを繰り返してからのやりなおしで、客席もクスリと楽しいやりなおしでした。

※だがここで最初は歌いだしが♪冬の恋 温もりで滲む窓~だったので、そのまま聴いてみたかった気もします。

♪さよならは言わないで~と歌いだすいつもの『冬の恋』は、やはり口や顔の表情を丁寧に動かして歌い口がとても表情豊かでした。今回は全編通してShoyanの能動的な表現仕草が濃くて、ジェスチャーや顔の表情が印象深いライブだったと思います。

なんとなく緊張感が残ったまま、慎重な、足取りのちょっと重い冬の恋でしたが、岩井さんのエレキギターのスライドの合いの手が正確でスマートで素敵でした。

さて、「そして春になりました☆」と『春の流星』。
D45で嬉しい(涙)。ここまでよく光って見えますよShoyan、と待っていると、やはり初めての曲で楽譜をガン見してとても真摯に歌いだすShoyanでした。「今日一番いい顔してる♪」なんてメモに書いてあります(涙)。

歌いだすと座席で姿勢を正して背筋を伸ばした人が同時に数人いた。Shoyanの思い入れを感じ取る人が多かったのかもしれない。♪儚く消えてしまーうよ、♪寝転んで見たあのー頃、の部分、ちゃんと上の階に音の手がしっかり掛かっていて、高い空に近づけた歌声でした。途中からは岩井さんのエレキが絡んで、優しい演奏に安心しながら暖かい気持ちに包まれていました。

STILLMOREに入っているデモ音源はきっと制作当時(2011年頃?)のShoyanのお声なわけで、でも、こんな今、大好きな"今のShoyan"の声で歌ってくれたことが凄く嬉しかったです。しかも、今のほうがヨカッタ、、、かもしれないと想っています。

※ここで最後の「ふるさとにいたこと」が「フクシマにいたこと」と聞こえた。そう歌っていたと思う。なぜだろう、前述したけれど、2011年の福島の春にこの歌が関係するのだとしたら、それはもっと深い意味も持つ。けれどShoyanは歌い終わって「今のはSTILLMOREに入ってる春の流星でした」と、サクッと終わらせて「次は夏ですね」と、続けられたように思う。
(以前『水槽の街』をこの軽井沢で歌われた時もこんな風にサクッとコメントなしだった気がする)

でも、その分、余計にストレートにあるがままに心に沁み込んで大切な『春の流星』になった気がします。Shoyan、心の歌声をアリガトウ☆彡


・「いよいよここまでやってきました」

・「このライブのテーマでもある、、、短いですよ?夏は・・・」

よく見たらShoyanはあの岩井さんにあげちゃったベース?を抱えている!
ヒャ~嬉しい!!と家人と歓喜。
ドラムがいるから余計にベースがナイスっ!
しかもこの『ほんの短い夏』!キター!

左手でベースのネックをこねて、その左手首返しが色っぽくて堪らぬ~と、悶絶しておりました。ベース弾きながら歌うのがかっこいいなぁ(*´ω`*)LOVE。親指弾きもお茶目だな。天井がグリーンとオレンジの木漏れ日みたいな照明になってとてもきれいでした。ここでも岩井さんのエレキギターがたゆみなくて気持ちよかったです。

歌い終わるとショーヤーン!の歓声が凄い!すさまじい。
ベース最高ー!の声も。その調子で次なる曲は、、、
「いよいよ、僕はひとりじゃない・・・別れるようで別れていない・・・」と『秋の葉の栞』。

細井さんのハモニカがノスタルジーな中、Shoyanは歌いながらまた
「♪こ・ね・こ・の・よ・う・な」と一音づつちゃんと口を開けて区切って、とてもデリケートに慎重に音を置いていった。ベースも声も、静かに熱くノッてるShoyan素敵、、、と号泣マークが描いてあります。ドラムはオリジナルでも叩いていたご本人の野口さんなので、再現度高くてとっても贅沢なステージでした。(家人が今回のドラムはジャズセッティングなのではないのかな 、と申しておりました)

終われば万来の拍手拍手でShoyanちょっぴりドヤ顔♪でした。(さもありなん)

「そして中秋の名月!」と『moonlight』!ギャリギャリのGibsonJ-50を下げて、けれどゆったりのストロークでバックのバンドに委ねて、Shoyanご本人は落ち着いてらしたように思う。エンディングで♪ジョリーーンと下せば、すかさずギターを替えてピックを咥えて『月が射す夜』。マイクスタンドの高さを調節したり、ストラップや襟を直したり、入れ込みが垣間見える盛り上がってきたShoyan。そして歌はソフトに熱い「♪暑すぎたね~」が沁みる。今年の夏ほどこの歌を欲したことはないのではないかしら。あまりに激しすぎた今年の酷暑、情緒なんて遠くなりそうで息も絶え絶えにエアコンの部屋に引きこもる日々を、この夏を、いつか涼しかった日本の夏を、少し切ない遠い日々にしたくない・・・気候変動にだって臨機応変していきたい日本人の矜持を想ったりした。

(途中少し歌詞が入れ替わったような気がするけど、文脈は自然だったのでセーフ?!)

大歓声の中で

・「今日はみなさん本当に遠いところから、、、今は軽井沢も近くなってこんな最高の場所で、最高のお客さんたちが来てくれて、本当に感謝しています」

と、Shoyanご自身も満ちた表情で円く集大成の姿勢『君と歩いた青春』。

D45を下げてはいるが、ピックを挟んだ指のままマイクを両手で抱え、肩をすくめて何かを胸に溜めていくような熱唱だった。声の伸びもスゴクよくて♪みんなで釣りへでもゆきなよーーーーーーーーーーーーー、の倍々ボイスに客席から大きな感嘆と拍手が沸いた。またその歌い終わりの語尾の部分までちゃんと意識されて、余韻に責任持って歌われていた。今日もイイヨ、最高だよShoyanと涙出る。

またここではMartinD45大活躍、間奏のスライドが美しくて、どこか森の香りさえする。ここ最近このギターだけ存在感がひとつ前に出たような気がしてる。ナゼか、Shoyanの相棒というよりは分身のように想える。私はこのギターが好きだ。

岩井さんのエレキギターのアルペジオに野口さんのドラムでまた違ったドラマチックな『君と歩いた青春』でしたが、今回の盛り上がりはそれによる熱量だけではなく、むしろ”Shoyanはいつも同じこの凄い熱量を発している”ということがわかりました。(変な言い回しでご容赦)
音の大きさや、種類の多さ、アレンジやホールの大きさ関係なく、きっとShoyanはおひとりでもつま恋のような広大なステージでも、どこにいても一人その中に白熱の火花を散らせる熱い音の芯を湛えていらっしゃるのだなぁと、まっさらな自分で感じておりました。本当に幸せです。

全霊のステージに客席からもショーヤーンコール大量発生!
Shoyanは両手を胸で合わせ、また左右に大きく広げ、すべてを発してすべてを吸い込んでおられるようでした。泣く。久しぶりに沸騰しまくった客席にステージの演者のみなさんのやりきった感がとても大きな安堵安寧でした。この光景、、、やはり何にも代え難い(涙)やはり音楽は人類の大切な宝です。

※自分も偶然隣合わせた旧知の知人と一緒に2度ほど叫んでしまいました(照)

~アンコール~

再登場のShoyanはまたもやベースを抱えてカッコヨス!超カッコヨス!!!
右手を高く掲げて光ってる!
この時、本当にShoyanは発光していました。後光とかじゃなくて本体全部光り輝くシャイニーShoyanでした。(オーラが視られるようになったのか自分)

ここで、まだまだ続くぞ的なほんわかトークが続いて嬉しい。

・「こないだ久しぶりに飛行機に乗ったんです。大分に行って・・・その時、飛行機から下を見るのが好きだから、、子供っぽいけど(照)あぁ、地図通りだなぁって、紀伊半島とか伊勢湾とか、、途中で川から流れ込んだ海が濁っていたりして、線状降水帯とか発生したのかなとか」

・「でもそういう川の濁りが栄養として海に流れて循環しているんだと、川などの水が蒸発して雨になり、海になり、雲になり、、って大変なんだなって思います。そういうことを思った子供っぽい自分・でした♪」

と、その子供っぽさのまま、一人の少年がステージ上で肩をすくめてベースギターを抱えてキュっと歌う『風の日の少年』。とても可愛く歌うお姿と弾むようなベースのプレイ。♪しなやかな君に~、では右手で前を指差し、どこまでも一緒に行きたくなる光のステージでした。


次はGibsonJ50を抱えるとステージの端前方に出てきてストロークが始まった。
『ささやかなこの人生』客席が総立ちになる。
♪喜びとか悲しみとかの~、で左手を胸に当てる仕草、今回はShoyanの歌いながらジェスチャーが多くて嬉しかった。

会場が膨らみきったここでT'sT登場、堂々の『海風』。
ドラムが入って強風が吹き荒れる!波の飛沫大量発生!ダンダンと身体の中に響く海風吹いてた、マスク越しにちょっと歌ってしまった(お許しを)。Shoyanと一緒に同じ時間共有して「ウミカゼ」って歌えて凄く嬉しかった。思わず心の中は嬉し涙で溢れていました。メンバー紹介も熱くてアツくてGroovyなステージでした。

シャツの襟を直して♪両手でマル!なShoyan、誰に何が〇なのかわからないけど(笑)、確かに◎!な会場の一体感でした。

D45で満を持しての『なごり雪』。
客席はみな立ったまま清聴。
今日で一番Shoyanの声がよく聴こえる。
強くていい声。
ギターの音も120%聴こえる。
♪幼い君も大人になると気づかないまま・・・で全天を見上げて、天上の何かとやりとりしていたようなShoyanでした。ラストにはマイクを両手で握りしめて本当に全霊込めて歌ってくれた。メモには「凄くいいよ凄くいいよ(涙」と波線を引いて感極まっていました。締めくくりのアルペジオがごく静かで、、、それがまたヨカッタです。

家人は「つま恋2006以来の神がかった凄いなごり雪だったな」って感極まっていました。私もそう思います。このところのShoyanは以前よりさらに深度が増して容量も増えたと、素人な私でもビシバシ感じます。同世代のミュージシャンでこれだけヤレる人は他には絶対いない!と心底思います。会場の規模とかじゃなくて、深さと重さが全然違う、しかも全部自分で言葉を紡ぎメロディーをつけて演奏して歌う、そんなこと出来ている人いないです。伊勢正三って本当に凄い表現者なんだなって、やっぱりホールの床にめり込むぐらいひれ伏したくなる素晴らしいなごり雪でした。

やばい、書いていて泣きそうです(涙)・・・

ミュージシャン全員前に出てきて手をつないで一礼。
満たされて喜びにあふれた客席とステージ、今日もひとつになって互いに愛し合えた時間になりました。音楽って演奏&聴くということで愛し合えるから最高です(涙)。なんかもうShoyanが眩しすぎて真っ白い光の世界にいたような記憶であります。

・・・これで、終わりかな、終わりだろうな、最高だもんな・・・と放心して呆然としていたら再アンコールがありました!それも思いがけずの『汐風』!!!

大号泣!

・「もう一度、夏を送ります♪」

と、ハンドマイクで指差し&手のひら下げて「どうぞ、座ってください」って優しいShoyan。
なんと、もうこれ今から始まりじゃん!と、さぁこれからだぞ的なワクワクした揺ら揺ら抱かれるような最高の『汐風』でした。自分がこの曲大好きだからかもしれませんが、ハンドマイクで可愛らしく、途中で椅子に腰かけて春名さんの間奏のSaxに聴き入ったりコップのお水飲んだりのShoyanのナチュラルなお姿も素敵でした。ほんとに、♪このままで終わるのが切なくて・・・・な、ラブリーで、夕陽のチラチラした波の反射に目を細めて腕組みするような、寄り添いの締めくくりでした。最後の最後だけちょっとギターD45を抱えて、ゆらゆらっと少しだけ弾いておしまいにして、、、そっとShoyanは扉の向こうに去ってゆかれました。


☆あとがき

最後の二曲がまた突出して凄まじく良かったので、ステージが終わった後の放心状態が大きく、正気に戻るのに時間を要するほど夢の心持ちのするライブでした。Shoyan、ほんとに凄いなって。前のコンサートから何か月も時間が経っても同じテンションで驚きました。いやそれ以上の新しいアプローチまで加えてくる、非常に精力的で、一すくいで倍盛り!みたいなガッツを感じました。未発表・初演奏曲もいくつかりましたが、そのどれもみんなキッチリと歌われて、今が一番イイと思えました。きっとお身体のケアも丁寧になされて臨まれているのだろうなと尊敬の気持ちでいっぱいです。

今回テレビ放映の録画もあったとのことで、久しぶりのことなので嬉しく、放送が楽しみです。(ここはメモ書きからの内容なので、放送のあとで訂正すること沢山あるかもしれませんがお許しください 大汗)

最近はコンスタントに続いている数々のコンサートの中で、この軽井沢大賀ホールもひとつの通過点に過ぎないのかもしれませんが、すべてを追えなくてもここだけは・・と思わせてくれる扇の要のような大切な機会、今年も参加することが出来て嬉しかったです。また特に胸にしまっておきたい音や言葉がたくさんありました。発するものが新しくて熱量が多いステージでした。今のShoyanが"最高の更新"をされていく様を目の当たりにできて、それが何よりの幸せでした。(『雨のTAXI』なども、ご自身で歌われる更なるAdd flavor.な余地がおありではないだろうか♪)

こんな私たちからの小さな拍手が、Shoyanの音の動機の一端になれるようにと、不遜ながらこの片隅で祈っています☆

また次に逢える時はどんなだろう?と、期待を持たしてくれる現在進行形の伊勢正三サマに尊敬の念と愛をこめて。

この夏のしめくくり、おしまい☆彡


2023年9月  Nanashi



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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
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自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

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