Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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ポエマー過ぎる前回に引き続き
暴走は止まらず・・・

先日、サザンオールスターズの新曲を聴いたのだが、その桑田さんの悶絶を聴いてやはり書いておこうと想うことがある。
読む人にドン引きされるのを覚悟で書きます(^^;滝汗)。

・・・

『夏純情』を知ってから早4年が経ったけれど、最初に聴いた時から想っていたことだ。

この歌、『純情』のとおり、登場人物二人の間柄は仄かだ。
一番の接近が石段で触れた指のみ。
切ない刹那の純粋なシーンで一貫している。

でも私は感じてしまうのです。
彼の胸のポケットでペンのインクが滲むこと。
彼女の赤い帯が揺れて金魚すくいの薄紙が破れること。

これはある意味、子供時代から大人自分になってしまう通過儀礼のような(やや性的な)ニュアンスが含まれている気がするのだ。ホウセンカの種が弾けるような、生物学的な意味も含めた不随意なオトナへの羽化現象の例えに想えてしまうのです。

(この場合、"紙のハート"は彼の方で、彼女の方が破れるのではないから直接的な意味ではないのだけれど)

純情とは正反対のようなことだけれど、それこそが純情の正体というか、人の心と身体、男女の機微や青春の老成、そんなものの表裏一体に辿り着いた歌なのかもしれないと思う。

自覚スレスレの青春衝動の炎を、やさしく可愛らしく切ないフレーズでそっと教えてくれるShoyanの熟技だなぁと想うのです。

その作者のShoyanがそんな意味を込めたかどうかはわからないし、(たぶん込めていらっしゃらないと思います^^;)これは私の"聴き過ぎ"な妄想なので、ずっと書くのをためらわれたが、やはり感じたことは正直に書き残しておこうと思います。そんな無いことまでを感じてしまうのが『夏純情』の新しさ・到達さ、だと、4年聴いてきて思い直しています。



(追)

これをどこの八幡様だとか、この歌の駅はここだとか、これは誰かのことを歌っただとか、『歌の特定』はしないほうが歌を豊かに聴けると私は個人的に想っている。
(モチロン、尊重されるべき人それぞれの聴き方があって、実際の歌の舞台も多々リアルにあるとは思うのですが)

Shoyanが歌にしてこの世に解き放ってくれた世界を、眺めるだけの『置きもの』にしたくない、音楽の鑑賞法は私にとってはそうじゃない気がする。 自分のものにしてこそ、Shoyan(作者)の胸の中と繋がれるのではないかと想いながら何十年も聴いてきた。

だから、今回のようなイキ過ぎな聴き方も自分なりのアクセスなのだと汗をかきながら胸を張っていたい。


歳をとると脱線妄想が加速します(*´ω`)オユルシヲ

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伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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