Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
~この街の雨冷たく so lonely
今年の冬はわが町や関東地方は全く雨が降らなくて、カラカラの街からさらって欲しいレベルの乾いた冬なのだけど、、、。
本来ならば1月中旬~下旬の雨は乾燥注意報を一息つかせる雨。それでも暖かい季節の雨と比べるとそっけなくて、まだ季節を緩ませるものでもない、あまりにも普通の冷たい雨。
『アフタヌーン通り25』とともに『僕と子犬と1月のバス通り』はこの時期毎年ヘヴィロテである。
本来ならば1月中旬~下旬の雨は乾燥注意報を一息つかせる雨。それでも暖かい季節の雨と比べるとそっけなくて、まだ季節を緩ませるものでもない、あまりにも普通の冷たい雨。
『アフタヌーン通り25』とともに『僕と子犬と1月のバス通り』はこの時期毎年ヘヴィロテである。
この頃になると、クリスマスやお正月などのハレのイベントも過ぎて、基本的な日常が戻ってくる。こうした何気ない日常の中でフト想い出したりする作業のほうが、感情的には切ないよね。
フラットな面がえぐり取られたら、その傷跡は良く目立つ・・・。何気ない毎日の中で想い出したり悔いたりすることはその分、長く引きずるような気がする。
~君に会えない 今でも so lonely
復縁のあてもないのに住む所まで"その感情"で決めてしまっていいの?部屋を借りても、容れ物だけ新調しても、中の水はこぼれたまま・・・。
フクスイボンニカエラズ
新しい涙が溜まるのを待つの・・・?
でも、この歌を聴くと、各所で"オトコって残酷…"と思う。
でも、この歌を聴くと、各所で"オトコって残酷…"と思う。
~涙をそっとこぼして欲しい
~君の涙が必要なのに
~心やさしくなるにはもっと 君の涙が必要なのに
~君の涙が必要なのに
~心やさしくなるにはもっと 君の涙が必要なのに
って、どんな"涙"を欲するというの?
例えば・・・(チョット引用)
~朝から続く雨の日に泣きながら飛び出していった
@『あの頃のぼくは』
@『あの頃のぼくは』
のような、彼女の悲しい涙はどう?
相手の理解を得られない時の涙ほど辛いものはない。心が通じないゆえの涙なんて二度と見たくもないし流したくもない。それを相手に欲するというの???
相手の理解を得られない時の涙ほど辛いものはない。心が通じないゆえの涙なんて二度と見たくもないし流したくもない。それを相手に欲するというの???
否・・・
~君を泣かせた悲しい言葉
彼女が、それに堪えて堪えてどうしても押さえきれなかった一粒が、全ての終わりの初めだとしたら。もっと・・・というのは、彼女の心の解放を望むものなのだろうか。悲しい涙を流して流して泣いて泣いて心が裸に赤剥けた時に、
~君と初めて出会えるのだろう
@『涙憶』
@『涙憶』
ということになるのだろうか?
"遠く離れて、こんなに近い"とわかったのに、それでもまだ涙を流せと言う要求は。やっぱりチョット残酷な気がする。それとも再出発のうれし涙??
・・・
別に、悲しませようとする涙でないことはわかってる。ぶつかって、触れ合って、理解を深めていく過程の副産物である"摩擦のしずく"が、ここで欲している涙なのかと思う。
でも、もう手遅れだったのかナ。。
気付いた先からもうほどけ始めていた絆。
もう、彼のための涙は存在しないのか・・・
気付いた先からもうほどけ始めていた絆。
もう、彼のための涙は存在しないのか・・・
・・・
子犬は彼や彼女の"無心"。
人は、未来や立場を意識しすぎて自分を縛ってしまう。二人とも、子犬のように相手に対して全身全霊だったなら・・・
人は、未来や立場を意識しすぎて自分を縛ってしまう。二人とも、子犬のように相手に対して全身全霊だったなら・・・
でも、人生最初から何でもわかっている訳ではないから、人は成長していけるのだ。いつか、次の縁が訪れるまでの(いや訪れた後でも)忘れられないことも忘れるための作業だと、軽いため息をつきながら時を送っていくしかないのだろうと思う。
このアルバム『時のしずく』が2月始まりなのは、私たち日本人の感性の暦に適ってる。正当で表向きな公式の暮らしの陰で、"裏暦"みたいな心の伏流がある。そうやって長い人生の中に心の陰翳が出来てゆくのはとても素敵なことだと思う。
聴き始めた頃にはなかった感情が今の私の中に有る。それはこの時の雫が何年かかけて少しづつ穿った想い出の中の小さな窪みだ。そんな"懐かしさの窪み"がShoyanの歌と私の歴史なのだなと、大切に想わせてくれる歌だ。
・・・
降り出した冬の雨は雪にもならずに、中途半端に冷たい街を黒く染めて去っていく。もう流れ始めてしまった別々の時間が二人を引き剥がしてゆく。最後のフレーズはグサっと刺さる。過ぎてから気付く宝物のコトを・・・
この"明るい寂しさ"、"切ない絶望"が堪らない。Shoyanが一番得意とするセッティングではないだろうか。
傷は時が癒すと言うけれど、絆は時がほどくのだと言う。酷い事も、甘く楽しかった事も、いつかはみんな河口の石のように小さく丸くなって、同じ、時の砂に還っていく。そうなるまで、あとどれくらい"後悔"が必要なのだろう。
・・・
P.S.
私にとってのこのバス通りは花の名前がついたあの町のバス通り。子供の頃、お小遣いをためて初めて1人で行った商店街。駅前を越えて歩けば遠い隣町に思えた。今はどうなっているのやら・・・あの文房具屋さんも花屋さんも・・・(懐)
2012年01月25日を改
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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