Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。 管理者∶No Name 七氏−1.0

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思いつくままにバラバラな文章でお届けします。どうかご容赦ください<(_ _)>。

・・・

この曲はイルカ氏がカバーしたのではなく、イルカ氏のために書き下ろした歌ということで女性が歌うことを意識しての柔らかな表現「ぼく」と平仮名なのかと思っている。

しかしそれを近年Shoyanご自身がセルフカバーされるようになって、「僕」と漢字にして音源にして発表してくれたことで、歌の素顔にまで届いた気がしてとてもとても嬉しかった。

聴き比べるとわかること・・・

イルカ氏の歌は往年の少女雑誌の読み切り連載を読む心地で

「この漫画短編凄く切ないのよ、、、」
「そうなの、この彼と彼女どうしてケンカしちゃったの?」
「なにも飛び出していくことないのにねぇ」
「私も髪伸ばそうかしら」

などと、放課後に部室で読みまわすような雰囲気があるようで、それが優れたストーリーテラーとしてのイルカ氏のキャラと相まって親しさを感じるのかもしれない。

※この頃のベースラインの贅沢さよ・・と思います(T_T)。編曲は『神田川』と同じ木田高介氏とのことで、この少し速いテンポもシングル化を意識してのものだろうか。

いま改めてイルカ氏バージョン音源を聴き返したら、Shoyanご自身が歌うものとは全く別物の曲に聴こえるほどだ。先日の関内ホールのなごり雪でも感じたことだけれど、Shoyanが歌うと音と音の間にある想いの音が多くて、想像もつかない情報量だと思うのだ。

(どちらが良い悪いではないですヨ)

Shoyanバージョンの場合は”我が事”として聴いてしまうのです。

見え方が全く違うからかな。
飛び出していった側か、独りコーヒーを沸かす側か、いずれにしろ同じような心の擦り傷を持つ者が感応してしまうものがあるような気がする。

Shoyanの歌はそうやって聴く者の心と一体化するから、深く永く好きになってしまうのだ・  ・・

※それはまた最近のいくつかの歌でも始まったような気がしています。

一方で
この歌をよく聴くと本当は謎が多いかもしれない。特に「君」の行動を具体的に考え始めると実はまとまりがないような・・・?

「君の気まぐれ」ってどんなことだったの?
それを許せない僕に対しての
「君のやさしさ」って?

彼女の行動が原因だったのに、それを謝る訳でなく逆のような「やさしさ」で、とは?

これは伊勢正三の歌に時々あるねじれ現象フレーズ・何も決めないフレーズシリーズ?の特徴的な部分かと思う(単に私の理解が足りないだけかもしれませんが^^;)。
それこそ、カタチは嵌るのに絵柄が違うジグソーパズルのピースのような? 遠目に視ればちゃんとわかるモザイク画のように。音源だけで完成させないShoyanの無意識の高度なテクニックだなと思うのだ。

(「テクニック」というとちょっと具体的すぎる・・・もっと、なんか、 神の領域とかルーレットの出目的なこと!?先出の『ぴあ/クリエイター人生』の最終回でも語られていましたが)

こういう、カッチリと組んでしまわない保留部分があるので、永~くフレキシブルに聴けちゃうんだなぁと、いつも想っている。現に、Then&Nowの音源が確定ではなく、歌われるその時々その度に”その頃”が反映されて、その場で都度違うカタチになってゆく不思議な歌なのだと思っています。

※でも井上陽水氏のような”絶対無理なルービックキューブ”までいくとついていけなくなるので(笑)、そこが伊勢正三曲の絶妙な匙加減であると思っています。

・・・

想い出すことって甘い・・・
コーヒーのほろ苦さと言いながら、美味しいコーヒー豆がそうであるように、そのブレンドには甘みやフルーティーさも隠れている。

苦いだけじゃコンビニコーヒーのようで、距離は測れないから色々な味が混ざってこそだと思う。
(※コンビニコーヒーも好きですが (´ω`*)

実際、「君の長い髪はとても素敵だった」「ひとつの甘いフレーズとして」と、いいことばかりがふるいにかけられて今は残っているようで、そうしないと後悔を荷下ろしできないのかもしれないと想ったりする。

♪別れの言葉が夢の中でこんなにきれいに響いてます

も、自己完結している節があると。
彼女を傷つけて泣かせて部屋から去らせたのに、その時に取った態度や、発した言葉とは違う、都合の良い後付け甘さ増し増しフレーズなのだろうか?と。

去っていった者はもう関わりのない存在。
だから、自分の中で都合よく・自然なふりをして・美しく・忘れるふりをする、そんな自己免疫みたいな歌なのかな、などと、この歌を好き過ぎて突き放して第三者的に解釈したりする私をお許し下さい。

※そんな言い方をしたら身も蓋もないではないか七氏よ・・・自分がそんな別れしかしてこなかったからって、、、

イエイエ、当事者ならではの ”切り離されてはいないあの頃から繋がっているもの” も知るからこその第三者的・なのです。
(謎過ぎスミマセン)

きっと作者の中にも他の誰にもわかりえない時間がある。Shoyanが時々おっしゃる「引き出し」の中身。ご自身でさえ意識されない無意識の引き出しと、聴く者それぞれの心の引き出しの中身(それを想い出というのか)、その両方が交じり合って誰にも書けない自分だけの癒しになるのかなと思っている。

きっとそれも”合挽”のコーヒー。
時間というミルが挽いてくれた豆を蒸らす薫り、彼女も忘れてはいないはず。
今はシングルの豆かもしれない、でも味を忘れてもフトしたことで蘇ってしまうブレンドの香りのように、時間にも消せないものがあると思ってる。

・・・

などと、1974年から半世紀経ってこの歌の息の永さを深く感じている。

歳をとったって、若すぎたって、人の心の中は案外変わらないもので、その時寂しかったことは今でも寂しいんじゃないかな、と最近感じているのだ。

これもまた、ひとつになれなかった”片心”の歌なのか、と近しく想う一曲だ。



※”長い髪”は伊勢正三ファンの嗜みとして(!?)、高校生の時から30歳過ぎまでずっと背中まであるロングソバージュだった自分を懐かしく思う。本当は長い髪をずっと続けたかったけれど、それは大好きだった人との想い出と一緒に”あの頃”に置いてきた。今はShoyanより短い髪で毎日頑張っている。長い髪の私は”あの頃”で今もきっとあの人に愛されているだろう。それでいいのだ。

今の短い髪だって(白髪だって!?)愛されているかもしれないし♪ (*^^*)b
・・・と、せめて前向きに(涙)。
で、先日、某NHKの『ワルイコあつまれ』で三谷幸喜氏扮するアインシュタイン博士がゲスト出演していたのですが、ツボにハマりすぎて面白すぎて悶絶したのでした。

・・・

だがしかし、アインシュタイン博士の愛の手紙を私は全部は知らない、それを知ったのも最近のことだし、入手困難なので諦めてもいる(*´ω`*)。断片的な情報しか知らないでここまで来た。だからちゃんと語れない。おそらく全部読めても語れないけれど、でもその部分的でも再悶絶するほどにドンピシャな導きの見解。自分がそれを知らずに中学の頃から考えてきたこと、そのまんまじゃん!!と、しかもShoyanがその道筋上で同じ地図を広げていらっしゃった!と、、、

Shoyanは、最初にご自分でその感触にたどり着かれたのか、それとも博士の言葉があってこそ目覚められたのか、それはわからないけれど、何か、同じ事を考える者達はどこかで惹き合い巡り遭うのかもしれない。

愛の正体?
愛の仕組み?
光以上のものだったりして・・・?
ワクワク テカテカ☆と。

Shoyanは数々の実験を重ねられて『テレポーテーション』で宿題を提出なさったけれど、私は実技担当で行こうと想う。誰かが考えたこと、誰かが想ったこと、それが誰かの中でも同時に生まれている、そういうことを実証したいではありませんか!(たとえ数学の成績が赤点だったとしても^^;!?)

けれど、それは意識的にできることではなくて、長くて険しい流れに身を任せたときに、あまりの辛さに気を失って、どこかの浜に打ち上げられて・・・それでも同じ海に辿り着けるような、そんな文学的?な要素だってあるかもしれない。そこのところ、生身で実践できたらと思っています。

愛は哀でもあるから、甘いだけではない試練が必須なのかもしれません。

(と、こういうことを書いたり考えたりしていると、自然とShoyanの歌のフレーズと重なったりしますよね、それでいいのだきっと)

・・・

アインシュタイン博士が今の自分には表現できていないっ!て煩悶されていたこと、Shoyanは実現されつつあるのじゃないかと私は想っています。今年は特にそう想いました。

Shoyanは、アインシュタインの一歩先を行ってるんじゃね??です(*^^*)v


伊勢正三さまは私にとって
”愛したいン博士”なのです♪


(オチがギャグなのも愛なのかな?(笑))

https://www.nhk.jp/p/songs/ts/7QRYY2G3VN/


今知ったのですが、今晩の NHK SONGS、こうせつおいちゃんのようです。

Shoyanの話題出たらイイなぁ。

先日、『涙憶』のことを書いて最後に

「ラストの鍵盤の音はShoyanご自身の演奏ではないかと思ってる」

というようなことを書きましたが、昔からそうだといいな・そうじゃないかな? って思っていただけだったのに、断定的に思える書き方をしてしまいました。

なので書き直しました(汗)。
重ねて失礼をばいたしました。
愛の最深部は沈黙だったりするのかな
いやそれはすでに哀ではないか・・・

・・・・・

いきなり脱線です(汗)。

☆ブックサンタ
https://booksanta.charity-santa.com/

貯金もないし、パート収入しかなくて、数百円でも切り詰めて生活しているような、自分が援助してもらう側レベル^^;なのですが、今年はこれに参加してみました。(宣伝目的ではないデス)

たった1冊分+αしか出来なかったけれど、自分だけの本を手にしたときのあの嬉しさを子供ちゃんたちにも大切にして欲しいと思いました。

子供の頃、母方の叔母さんが持ってきてくれるお土産は本でした。伝記だったり図鑑だったり、子供には難しい本だったけれど、そういう大人からの導きが子供の幸せになると実感しているので、もう”一人の今の自分”へプレゼントしてあげたくてこんなリアクションをしてみました。

なぜこんなことをここに書いているかと申しますと、これが”ふたりはひとつ”の派生形なのでは?と想うからです。

自分が辛くて、惨めだからわかる、だからもうひとりのどこかの幼い自分を励ましたいんです。自分のこんな気持ち、キライじゃないです(自己満足 笑)。

こんな風に考えても許してくれるでしょうかShoyanのお歌たちは・・・


今年はコンサートにおいて『テレポーテーション』や『夜汽車は南へ』や『君はベージュ』『レミングの街』『冬京』などなどなど(他の曲も全部ですが)聴かせてもらって、人の心の中のことを想う機会が多かったと思います。

「あなたのこと、心配している人間がいるよ」
「君にはしあわせになってもらいたいと願ってるよ」

誰にでもそんな風に伝えられたらと想うのです。

自分がそうされたら嬉しいし
そうしてもらえない寂しさもわかるから・・・

Shoyanのステージで物凄くハイカロリーな熱量を受け取ったので、色んなところに還元して伝播して誰かを暖めてあげたいと想うのです。

(おこがましくても!)

この、永久機関みたいな
アナタとワタシの心のやりとりを
また来年も続けていけたらイイナ

☆☆☆

たった一冊寄付しただけなのに大仰に語ってしまいました(^_^;)、来年・再来年と増やしていけるように精進します。

このまま 静かに眠りにつこうと思ったのですが、関内ホールの収容人数表記、勘違いしておりまして訂正させていただきました。

実際は全部で1038人だそうです。
(1階席分しか認識してなかった模様^^;)

大変失礼いたしました。
☆追記
 
・『さよならの到着便』は久し振りのインパクトもあったけれど、何よりギター一本で演ってくれたのが本当に凄かった。真冬の冷えたコートの両腕で抱きすくめられたような零下の情熱が凄かった。
 
アルバムのオリジナル音源もShoyanのギターが全面前面に出て切ない音を効かせている。この頃(ソロ復活期)から余計にShoyanはご自身のギターの音色も意識的に前に出されてきたように思う。なのでまたこの歌が今巡ってきたことが感慨深いし感動が大深度でした。
 
言葉だけ・メロディーだけ・ヒット曲だけ・・そんな風に偏らずに、全方向をご自身で底上げされてきたShoyanだからこそ、今こうして鳥肌の立つようなパフォーマンスを披露してくれるのだなと、またもや畏怖尊敬なのでした。こんなに濃いぃMusician他におられませんです(涙)。
 
今年の冬は『さよならの到着便』をまた改めて聴く度に爆泣きすることでしょう。

(すでに今寝る前に何度も聴いて目を腫らしている私(^^;))

※・・・実は週末の休みにはいつも独りテレビでYouTubeの羽田空港ライブ中継を視ながらコーヒー飲んだりしてるのです。また行きたくなってしまった羽田空港(*ノωノ)。 


    @japan8k12ktv6さんのライブ中継より

↑今は国際線も見られるので余計に夢を見られます(*´ω`)+フライトレーダーでカンペキ(笑)。

脱線失礼しましたっ

・・・
 
・そういえば紅白の話題がなかったのがよかったような気がしました。

・『アフタヌーン通り25』はギターが凄すぎてそれに聴き入ってしまったのだけど、その風景は関内の街並みにとてもよく合っていました。Shoyanの柔らかな歌い声に、新しくやり直す二人を如実に感じられて穏やかな気持ちになれたのでした。ヨカッタ。
 
・横浜ご当地話題がまったくなかったのはちょっと不思議でした。それに今日は横浜ということで『マリンタワーの見える街』などバンドサウンドでやってくれないかな〜という淡い期待をしていたファンは私を含め身の回りに結構多くいたのですが、残念ながらなかったですネ。次に期待っ
 
・そして『海岸通』がなかったのも不思議でしたが、これは、、、きっと意味のない意味があったのかもしれないとうっすら想っておくことにしました。
 
 
・・・終わってみて、やはり横浜の空や空気は自分の自然でした。でも不思議と懸念?していた痛い気持ちにはなりませんでした。
Shoyanのグローバル感?といいますか、寛い宇宙観・時空感みたいな大きな愛の世界があったからかもしれません。ずっと片時も離れずそばに在ってくれてありがとうShoyanの愛の歌たち!やっと昔の笑顔・・以上の笑顔!になれましたヨ。

・ほんに、今のShoyanのパフォーマンスとサウンドが最高なので、このバンド感+チェロの新風で何かレコーディング(録音)的なものが発生したらいいのにナと改めて想っています☆


☆Shoyan、今すごく燃え盛っておられるので、尚更にオフの時間はお身体のケア・ご休息たっぷりでお健やかにお過ごしくださいと想います。
今年も残り1ファイヤー@東大阪!
締めくくりの大成功お祈りしています☆


GoodNight YOKOHAMA *


 
伊勢正三LIVE2024
横浜市市民文化会館 関内ホール
2024年11月23日(土祝)
開場16:30 開演17:00





1.moonlight
2.地平線の見える街
3.ほんの短い夏
4.夜汽車は南へ
5.テレポーテーション
6.あの唄はもう唄わないのですか~シングルVer.
7.星空
8.冬京
9.湘南 夏
10.雨の物語
11.さよならの到着便
12.アフタヌーン通り25
13.3号線を左に折れ
14.ペテン師
15.男は明日はくためだけの靴を磨く
16.月が射す夜
17.22才の別れ
~アンコール
18.ささやかなこの人生
19.海風
20.君と歩いた青春
21.なごり雪

さて、横浜です。
この秋の軽井沢〜狛江〜ときて、2週間前には葛飾でバースデイライブがあり、こんなに集中してコンサートに行けたことはないので本当にShoyan密度が濃く、このあとのロスが恐ろしいくらいでしたが、、ひとまずの締めくくりのこの時間を目一杯受け取ってこよう、と自分でも気合を入れて臨ませていただきました。

久しぶり(四半世紀ぶり以上!)の関内ホール、美しく色づいた街路樹が続く賑やかな街角にこじんまりとありました。収容1000人ちょっとだそうですが、この今にとてもマッチした会場でした。

※でも館内は階段が多くてちょっと苦労します(笑)

※今日から発売のオリジナルアクリルキーホルダーがあったので、早速GETいたしました。

〜開演

ステージに立ててあるギブソンJ50に目をやっているとバンドの皆さんとShoyan早速の登場!
黒に白の細かい模様生地とブルーに赤い柄入りの生地、左右で違う生地をセパレートに合わせたオシャレシャツに、BLACKとブルーの染めムラ細身パンツでシューズも黒のメッチャカッコいい出で立ちのShoyanです。

早速にギターを抱えると弦をバチンバチンとはじく前フリからの『moonlight』!!
ドラムとパーカッションでパンチが効いております。

Shoyanは途中歌詞に合わせてジェスチャーを織り交ぜる。

♪君がその指先で〜
 では誰かを指さしたり、

♪♪手を差し伸べて〜
では両手を前に差し出してのフラのようなジェスチャー、後半合間には右手の拳を高く掲げて頬を緩ませ、歌声や身体の表現に集中されていた。

Wow!で締めるとそのままギブソンをジョリジョリにかき鳴らして、ハイフレットでひと節のアドリブを入れると『地平線の見える街』。

今日はShoyan、最初からいつものブルーのサングラスをされています。シャツもパンツも濃いブルーが入っているので、BlueBlueなShoyanでした。間奏のフレーズもしっかりとお弾きになり、マイクにクチビル凸するほどのノリ良し!途中の歌詞が入れ代わったけどそれもヨシ。安定感のある非常にカッコエエ〜なステージでした。

明るくて軽やかなオープニング2曲、成功の幕開けでありました。

2カポのLLカスタムに替えながらMC。

「こんにちは。ようこそいらっしゃいました♪」

「今日は祝日にも関わらず大事な時間をこのために使って下さって本当にありがとうございます」

「最初から手拍子してくれちゃったりして♪
    嬉しいです♪」

と、客席からのアプローチに言及してくれて嬉しいご挨拶。

「でもまだ先は長いので(笑)、、、ここんとこ(陽気のせいで喉も)乾燥気味で、今日は”ハスキー正やん”で、一期一会の時間よろしくお願いします」

というような感じでした。
ご自身で”ハスキーショーヤン”とおっしゃられているのがお茶目でした(^^)。(と言ってもそれほど声が掠れたり低過ぎる印象はなかったです)

そして『ほんの短い夏』。
またまたギターよりもマイクを抱えて、どこか下を向いて何かに繋げよう・伝えようとなさっている感じの歌だった。ジェスチャーも多く、またどこかの君に指さしてせつない(泣)。低い声も逆に良くて、しかも高音も確実に届いているし、とにかく声が良く出ている。想い入れたっぷりが濃くて、最後まで熱唱!!この一曲がとても長く感じた。エンドのソロももどかしさをまとい、非常に切ないまた最高ひとつ更新しちゃったほんの短い夏でした。もうラストみたいに感動してしまい、客電つくかと思うほどでした。マジで。

「正やんいいよぉ120%だよ」と涙文字でメモしてあります(泣)。

そのまま続けて『夜汽車は南へ』。
あ〜〜今日も聴ける~(T_T)嬉しい。Shoyanは少しタメ気味で歌う。優しい優しい前半の歌唱、一転サビからは温度が上がってだんだん歌い込みが強くなる。高い音はバックのコーラスも織り交ぜてナイスフォローな構成。今日も参加の御供クンのベースラインが細かく動いている。Shoyanはギター控えめで、途中からキラキラと刻みだす。Shoyanの歌声に合わせてまたベースの音も歌い出す。細井さんのエレピもしとやかに、そこに春名さんのエンディングのフルートが前に出てきて、非常に距離感を感じる音でヨカッタ。

Shoyanは”♪心のレール”で胸に手を当てられていた。離れている私の胸にも温度が届いてとってもあたたかかったです(*´ω`*)アリガトウShoyan♪

「はい、えー、夜汽車は南へと言う歌を歌ってみました♪」

とほんわかと続いてしかし!
ここで「新曲を一曲だけ」とギターを置かれてマイクの前にフリーで立つShoyan。

ナニ、ナニ!?と思ったら
『テレポーテーション』ですとっ!!!
遠ざかるほど近づくシリーズ(涙)!
「Σ ふえっ!?」と声が出てまたもや人事不省に陥る私。2回も連続で聴けて嬉しすぎるっ、この世に生まれて来た甲斐があった・・・(涙)。

Shoyanはツイスト踊るときのような両手のイエイエジェスチャー!客席からもゴキゲンな手拍子!たまりません!
マイクから下がってちょっと後ろに行ってみたり、自由な宇宙でゴキゲンに歌ってくれるShoyanでした。

テンポがややゆっくり目に思えたけれど、余裕なステージに客席の雰囲気も良くて、それが何より嬉しかった。みんな聴きたかったんですよこの歌を!!「新曲一曲」にこの歌を選んでくれて本当に感激だった。Yeah!☆彡

※実はワタクシ、Re-born発売当初から絶対やってみたかった振り付けを小さく実行!!(>▽<)願い叶って成仏できた七氏でした。いつか披露します(笑)。

「テレポーテーションという歌でした☆」と紹介してふと、横を見ると・・・丸山氏の合流!

「あれ?一人増えてる(^^)」と「今日はチェロが入っています」と丸山朋文氏の紹介と、「今日、グッとバンドの平均年齢を下げてくれている二人」としてベースの御供信弘氏の紹介、それに続けて各メンバーの年齢順のお話など。

そして最後は「改めまして最年長の伊勢正三です」と御自分を紹介されていました、が、いやもう絶対にこの中で一番気が若いwのは正やんですネv、と思う私でありました。

※ここで細井さんの紹介のときに
「色気を出して下さい♪」なんて要請されていたのが興味深かったです。うむ。

「ここからチョット懐かしタイムでお送りしたいと思います」

と、エレキに持ち替えると
『あの唄はもう唄わないのですか〜シングルVer.』

歌い出しの一音からいい音・声が出ている。

※なんて、毎度エラソーにすみません(汗)

早速に漂うソプラノSaxの音が切なく、そこにチェロが奥ゆかしく絡んでくると、御供クンの背筋を伸ばした真っ直ぐなベースが静かに曲を引っ張る。
Shoyanのエレキの合いの手も良く泣いている。本当に聴けば聴くほどShoyanのエレキが練れてきて、回を重ねるごとにバンドの演奏が濃くなってきた。聴き応えのあるステージ、関内ホールの規模がまたとても良いような気がした。

今回も照明がキリッとしていてとても綺麗で、ライトに浮かぶ逆光のShoyanが凄く素敵で、そのシャツの襟と肩のラインに細いおみ足のシルエットは”風”の正やんだった。カッコ良くって泣きそう過ぎる!

風を知らない私が言うのも変ですが、風に今も昔もない、私だって今この目で見てるって思えました。

懐かしタイムと言いながら、実はShoyanの歌は全てが”timelessblue”なのだと思います☆(イイなこのフレーズ♪)

次、ここ今日初登場のMartinD45に持ち替えて『星空』。
前日が喜多條先生の御命日でした。
さすがのアルペジオが美しすぎて、ほんとに前曲から続いてこのあたりで昇天したKAZEファンが多数いたのではないでしょうか。
紺紫のバックにピンスポットでくっきり見えるShoyanのお姿。御供クンの下がってくるベースラインが新鮮で、この曲もやっぱり今が一番イイナって思いました。聴きたさ倍増です。

Shoyanはここで爪を研いで?ゴキゲンの『暦の上では』。
わ、久し振りな気がして嬉しい♪
横浜の地でこの曲を聞くと何やらリアルに自分の学生の頃を思い出せて嬉しかった。春名さんのパーカッションが良く効いていて、後半からのノリも良く、新しい歌かのようなグルーヴ感でした。Shoyanは微笑んでいる、とてもご機嫌でその頬が輝いている。そしてここでも御供クンのベースが歌っていた。これから来る冬を見越しての温もりMAXのステージでした。

Shoyanはお水を飲まれて『冬京』に続く。
その温度を維持したままバリッとしたギターの刻みでスライドしまくりのイントロ。D45の音はキリッとしているのだけど、歌声は柔らかくその対比が際立つ。上下を縫うベースの音にShoyanが非常〜に丁寧に声を出して乗せていく、間奏はピックを咥えて爪で、聴こえないときも動いている指、丁寧で確実な音。ちょうどアドリブソロの時は私の席側の方で弾いてくれたので、12フレットのインレイが凄く良く光って見えた。マリンブルーシルバーとでも言うようなその光は海の香りがした(泣)。

弾き終わって一礼のShoyan。
身体が熱くなるような渾身の一曲でありました。

「冬の京という歌を歌ってみました。暖かい愛がなくては冬は越せはしない・・という歌ですが、そして次はイキナリ夏の海の歌を歌ってみたいと思います」
と、丸山さんを残してバックのメンバーが去りました。

「二人でやるのは初めてで・・・」と『湘南 夏』。
まずShoyanお一人でイントロ、そして♪もしも沈む夕日に間に合えば〜あたりからソっとチェロが入ってきて、間奏にはそのチェロの風が膨らんで吹き出す。

Shoyanは少し入れ込み気味?少しだけギターがうわずって(カポが緩い的な??)でも暖かさが持続していて、チェロの優しさでまとめられて穏やかな気持になる『湘南 夏』でした。

「先日葛飾で恒例の僕のバースデイライブがあったのですが、いらしてくれた方・・・(会場拍手〜)都内からここは遠いのにありがとうございます」

「その時はチェロの彼・丸山くんは欠席でした。軽井沢のライブから入ってくれたのだけど、先日は大事な用が・・・」

と、本来はクラシックの先生をされている丸山さんの紹介。

東京芸大ご出身の氏、普段は音楽の理論などをお教えになっているそうですが、Shoyanは

「僕は音楽の基礎は何もありません、高校でも迷わず美術の授業を選択しました(笑)」

「でも、こういう風にすぐに一緒にできるところが音楽の良いところ♪」とおっしゃっていました。

と、ここでアアアと発声練習。
椅子から立って水をお飲みになって

「普段出ないハスキーボイスもナカナカいいものですね」

と、おもむろに
♪ダンシンオールナイッ言葉にすれば〜
 ダンシンオールナイッ嘘に染まるぅ〜

とダンシング・オールナイト(もんた&ブラザース)を一節!

「あ、ハスキーではないか(笑)突然自分でも(なんで歌ったのか)わかりませんが(*´∀`*)!」と、お茶目な一場面でありました。

(自分的にはかなりツボでありました。伊勢正三が歌うダンシング・オールナイト!僕の心はウキウキ♪)

で、側の丸山さんに
「(世代的に)フォークソングって知ってた?」
と訊くと
「いえ、ほとんど・・・^^;」
と。

でも先日の”親子の契り”のお話をされて、仲良しなお二人のご様子がまた微笑ましかったです。

「それでは」
と腕まくりをして備えるShoyan。
「このフォークソングを彼の音と合わせたい」

と、『雨の物語』。
その歌声はハスキーといいながら高い音の透明感、青いライトに浮かぶお姿が切ない(T_T)泣く。
♪似合いすぎてる〜からのチェロの音色がまた情感豊かで泣く(T_T)。泣きどおしなワタシ。

チェロのフレーズの時はギターの音を絞って小さく弾くShoyan。少しのピチカートにShoyanのこなれた優しい歌声。今日は小糠雨のような、肩を抱いてくれるような、素直な雨の物語でした。

歌い終わって上を向いて、エンディングは横のチェロの音色を聴き込むShoyan、ご自身も満たされていらっしゃったご様子が素敵でした。

もう一度(T_T)泣いていると曲終わりに客席後方からヒュ〜っと溜息の声が聞こえた。みんな息を呑んで聴き入っていたのだと思います。

ここで丸山さん去り、D45のままShoyanおひとりに。
カポ3でチューニングを念入りに時間をかける・・・

この時なんだかすでに自分の心はオープンニュートラルになってしまっていて、完全に無防備だったのですが、そこに

♪遠く粉雪が〜・・・・

と、いきなりの『さよならの到着便』が始まった。おひとりで!!

椅子に座り片膝を曲げて、白いライトの筋の中でD45を抱えるShoyanが眩しい。譜面を良く見て確実に丁寧に、そっとそっと歌い重ねていく。
切ないドラマチックなフレーズ ♪時はなぜ過ぎてしまったの〜を、むしろソフトに歌ってデリケートさを維持しながら、6つの弦を下から撫でる一音に鳥肌が立つ!!

今の自分、我に返って胸が締め付けられました・・・

ここからの客席の集中力が凄かった、客席の意識がビリビリゾクゾクして高揚していくのがわかった。それと同調するかのようにShoyanの柔らかな集中力も白熱していく、、、震えました。

エンディング、本来はスキャットとギターのソロフレーズで畳み掛けてゆくところをそのアルペジオですべて魅せてくれる、この歌の風景が全部聴こえた。ギター一本と伊勢正三という人お一人だけで・・・

・・・(想いが溢れ過ぎて涙)

この素晴らしき時間。客席のワナワナするほどの胸の高鳴りが充満していた。   
やはり、みんな、こういうステージを待っていたんだなと思って嬉しかった(涙)。渾身の演奏・歌声でした。

少し早い”クリスマス“のプレゼントをありがとうShoyan(愛)。


そのまま喋らずに続けて『アフタヌーン通り25』へ。

これもお一人だけでって珍しいのかなと思いながら、ニコニコと声もよく出て厚い演奏を続けられているShoyanが素敵すぎた! 間奏のコードも親指駆使して押さえたりしてフットワーク軽いShoyan。なんて余裕のステージ、ギター上手過ぎ!(T_T)至福至福とタマラナイ悦びの渦です!

自分も脳内で♪ランランラララのコーラス参加してみる。

歌い終わって
「やっぱり久保やんのハモリがないと寂しいなと思いました」
と、ポツリ。

※作詞作曲はShoyanだけど、タイトルを付けたのは久保やんでしたね。と、小さく偲ぶ気持ちになりました。


そして「今の季節、しまっておいたストーブみなさんはもうお出しになりましたか?」

と『3号線を左に折れ』。
ひとりピンライトに浮かぶShoyan、ギターを弾き始めるとバンドのメンバーが左右から戻って来る。アルペジオを奏でながらそれを見回すShoyan、御供くんのベースにShoyanのソロフレーズが一節乗り始め・・・

と、

と思ったらShoyanおもむろに立ち上がりギターを置いて袖に去る。

んーーーーーとーーーーー??

ん? 

主のいない3号線を左に折れのイントロダクションが延々続く。バンドのみなさんの表情からそれはちょっとおそらく何か段取りの行き違いか、突発的な理由でタイミングが前後したように見受けられた。

いつものお着替えタイムだったようで、(でもそれにしても長かったケド^^;)Shoyanはシャツもパンツもお着替えになって再登場されて無事に歌が始まった。

立ったままに上を向いて熱唱のお姿、チョーキングもたっぷりのイイ音。1フレットからホール間際の高フレットまで駆使してよく動く指、最後はそっと押さえて音を閉じ込めたShoyanでした。

バンドのみなさんのフリータイムはちょっとドキドキはしたのですが、演奏がしっとりオシャレな時間だったので、実はもの凄く贅沢お得な感じがしてヨカッタです。

着替えてきたシャツはパット見、伊万里焼みたいな陶磁器のような、白地に緑赤の色合いのシャツ(なんという例えなのだ七氏よ^^; おそらくまたもやGUCCI?)、パンツもシューズも白で、サングラスもスモークにして、前半とガラリと替えて来たShoyanでした♪

楽譜をすぐめくって次の歌の用意をすると

「ハイ、3号線を左に折れをやってみました。これはかぐや姫後期の歌で・・・」
と、先の『湘南 夏』と取り違えて勘違い発言をされたのですが、すかさず客席から訂正が入り、苦笑されて安堵されてるShoyan。

「今どきは(間違いとかも)SNSですぐに残っちゃうから、訂正してもらって汚点を残さず済みました、助かります!」と客席のマイスターファンの方に感謝されていました。ホント、ヨカッタです(^^)。

※これからはこうしてフォローし合うのも善きですネ

で、

「それでは、これからもみなさんをダマしていたい、ということで(笑)」と『ペテン師』〜〜〜
客席もウケて楽しい雰囲気になりまた盛り上がる。

ステージも客席も良いテンションになり、密かに音楽の神様に感謝☆

D45のストローク煌めきます、客席の手拍子も増し増しです。イイ感じ♪ 身体も心も動いて会場の温度更に上がります。

で、そのまま続けて次の曲の予定だったそうですが、ここでShoyanのイヤモニの調子が少しおかしいのでスタッフさん出てきて調整作業。早く次の曲やりたいテンションのShoyanが「待てないっ!」と駄々をこねながら?ウロウロ左右に動いてスタッフさんを翻弄する姿がまた面白く、ジッとしている方が早く作業終わるんじゃないですかShoyan?、と心のなかでウケていた私です(笑)。

作業終了して
「さっきまではピカピカの(黒い)今日履くためだけの靴だったんですが(笑)」と紹介しながら『男は明日はくためだけの靴を磨く』。

またもや御供クンは後ろでハンドクラップそして左足でのリズム踏み鳴らし、ノリノリです。

(実は私の席からは見えるミュージシャンさんが限られていまして、御供氏ばかり拝見しておりましたのデス(*´∀`*))

♪一人暮らしは〜!
で声を張り上げてますます熱がこもるShoyan、ほんとに燃え盛ってきた!ここではそのハスキーボイスが凄く良くて、叫びレベルの声のアゲ具合がオトコ盛りで堪りませんでした。

♪やさしい女がどこかにいたような気がする〜
で、なんとなく、ニヤッとご自身の愛されてる感をアピールするような笑顔があった。これはですね、私個人的に想うに、

「俺の音楽今モテてるな♪」
という、色恋以上の、音楽に恋してる今のShoyanの男心だったのではないかと、そんな気がするステージでした。

バックの演奏もまとまって、出来上がってる感が半端ない野太いステージでありました。大満足です☆

畳み掛けて続くは『月が射す夜』。
イントロから丸山さんのチェロが低く引っ張ってドラマチックな重厚さ。

何だこの完璧なバンド感は!!!と興奮してメモしてある。最高か、最高すぎる!!!!
Σ(゚∀゚※)とうわずって書いてある。
こんなバンドサウンド何年ぶりだろう、四半世紀ぶりか!?涙出てくる、夢のようだ・・・(熱涙)。

サングラスのShoyanは眉毛がキリリっとV字に上がって最高カッコいい☆拳も突き上げて白い炎で燃え盛っていた。バンドのメンバーもみなさん集中力凄くて、岩井さんのエレキも炸裂してメッチャ良かった。ここへ来てバックのミュージシャンさんたちの意識も変わってきたというか、集中力増し増し増しになっているのではないかと感じられました。

「え〜、今日はこういうバンド編成でお送りしました」と、Shoyanご自身もこの編成の醍醐味をご実感されているようでヨカッタ。

そして

「さみしいですが、、、お別れの歌を・・・」

と『22才の別れ』。
お別れの歌ってそういう意味だったんですね♪
♪んん゛っ、アーアーと発生練習をされて、1カポのLLカスタムでキラリ☆のイントロが始まった。

低いチェロの音が物哀しい・・・なにか、そこにずっと立ち止まっていたいような遠い音がしていた。けれど、それを運んでいくのが御供氏のベースの導き(アコースティックぽいクラシカルなエレベ)。
それらを従えての”今Shoyan”の万全のチョーキングがバッチリ決まって客席万雷の拍手だった。

そこに”立ち止まらない”、生きている22才の別れ。今が一番凄い。そんな風に想えた。
ギターをはずして深く深くお辞儀してくれるShoyan。またも会場もステージも一体となった頂点でした。

ここまであっという間だったけれど、Shoyanとバンドのみなさんもサクッと袖にお戻りになる。

〜アンコール

後ろにはTylerのエレキが立ててある。
時間を置かずに再登場したShoyan、

「どうもありがとうございます☆楽しんでいただけたでしょうか?♪では、最後に力を振り絞って!」

と、エレキを手に取り颯爽とかき鳴らし始めて『ささやかなこの人生』。

最後の力なんておっしゃっていたけれど、従来のチカラだけではない何か更なる新しいパワーが今のShoyanにはある!だからリミットとかゴールなんてものを感じない。この気持ち、歌う方も聴く方もきっとずっと永劫続いていくんだと思えた。(感涙)

最近の中では今日が一番エレキが良く聴こえた気がします。ささやかなこの人生のエレキイントロも気持ちよかったです。

ラスト、Shoyanぴょんっと跳ねて、総立ちの会場大歓声に包まれました。その明るい中、T'sTに持ち替えて喉シュッシュで気合十分!大きなうねりで『海風』。

ここで今日は自分、立っていても足が痛くないなとハタと気づく。この秋、だいぶ良くなってきた気がする、Shoyan濃度高いからかな(*´∀`*)正薬効きまくり♪

シャツに横から濃い黄色のライトが当たってShoyanメチャメチャ格好良い!光ってる!黄金の伊勢正三!
バンドの海風最高です。横浜は都会の海だけど、やっぱりShoyanの海風は野生をはらんでいる。潮目の境がハッキリ見える青い青い海風でした。

各ミュージシャンの紹介シーンで、みんなのソロパートをノリながら聴いている横顔のShoyan、汗ばむような熱い演奏の合間に、時折左手で髪の毛を掻き上げるその仕草がカッコ良いのです(萌)。なのでいつもソロパートを聴くよりずっと横顔Shoyanを観察してしまう私でした(笑)。

7フレット押さえてのハイコードの鬼ストロークもグイグイ来るし、冬の波濤のような重厚な海風、今日も最高でした(涙)。

※ここでも丸山さんのソロがアジアンなのですが、今日はちょっと南方なラタンチェアに揺られるような音で、一色も二色も違うサウンドになっていてまたヨカッタです。

大大大歓声の客席。
ここ2年くらいのShoyanのステージには明らかな変異が見られる。物凄い熱量がその原因なのかな、ともかく演奏するShoyanも聴く方も集中力がすごくて、それが毎回掛け算になって前代未聞の興奮がそこに在る気がする。一度聴いたら次も絶対に行きたい・行ったらもっとスゴイ・そしてもっともっと!と。

こころなしか、若い世代の観客が増えている気がする。誰かに連れられて・ではなく、一人で来る=自分の意志で、な若い人たち。

そうだろう、そうだろうと頷きながら私も感無量です(涙)。

そんな興奮の中、客席のみんな、立ったまま前で腕を揃えて清聴する『君と歩いた青春』。

ドラマチックに野口さんのドラムがリードする中をShoyanが振り絞る。声を?魂を?想いを??ご自身全部を振り絞っての全霊の叫びだ。
だがそれは非常に確かな揺るぎないもの。だから聴くものにまっすぐに届いてくる、客席も全霊で受け取る。みんな頷きながら聴き入っている。Shoyanがマイクを強く握りしめている、震えるほど強く握りしめている。聴くものの心を掴んで離さない永久の歌をShoyanは歌っていた。

見回せば泣いている人多数でした。

・・・D45の音、今日一番大きな音がした。ホールギリギリの高いフレットから飛翔するような音を出してShoyanに寄り添っている。ご自身もノレるバンドサウンドの『君と歩いた青春』がイイ!海風の高揚に続いてなお良いと思った。

♪君はなぜ男に生まれて
    来なかったのか〜・・・・・

伸ばしきった音に想いを歌いきって、後ろに一歩よろけたように見えるほど全放出のShoyanでした。炎の魂、しかと受け取りましたよ!!(嬉泣)

と、泣いている間もなく(*´∀`*)うがいをされて調子を整えたらすぐに続けて『なごり雪』。

湧き上がる拍手〜!満場の大拍手〜!
ここまでShoyan、今日はMC少なく歌に集中して歌いまくってくれた。何よりの真心です。

清らかななごり雪だった。
そっとしたなごり雪、それはイルカ氏の大ヒット曲とは全然別物のまったく違う歌に聴こえた。大好きな、大切な、私の愛したなごり雪だ・・・

Shoyanと聴き手の間には他には何も要らない。 ”歌”があればそれだけで解りあえる、伊勢正三と伊勢正三のファンはそれに気付けて幸せなんだなって思えた。自分が雪がれてゆくのがわかった。

Shoyanはいつにもましての大熱唱!!
満足げな微笑みのままD45を強い音で鳴らす、ソロの指運び〜スライドも大きなインパクトで煌めきまくっている。ギターはドラムにも負けない音が出るのだなと感激して聴いた。

弾くShoyanと弾かれるMartinD45、このコンビ最強や!と圧倒されて、曲と声と演奏と楽器と魂の、渾然一体の至高を全身で体験することが出来ました。本当にしあわせです(涙)。

・・・


こうして何気ない街角のホールで今、深い深い永遠が生まれているんだなと想ったステージでした。

歌い終わってShoyanとバンドメンバー全員ステージ前に。ゆっくりと長いお辞儀をしてくれて、手を振りながらすぐに去ってゆかれました。


~終演

すぐに客電もついてアナウンスが始まる。
そうしてガラリと数秒で現実が戻ってくる。

だがしかし、Shoyanがステージにいたさっきまでの時間も紛れもない現実なのだ。永く続いてきたこのカンケイ、夢が現実になる頃合いなんだ。
”夢と現実”それはきっと同じものなのだと想う。

〜夢を見て欲しいすばらしい友よ
     君は・・・いつまでもサ♪

Shoyanの歌はいつでも”現実夢”を魅せてくれる。
しかも、ずっと途切れずいつも真心で歌ってきてくれたのです。
伊勢正三というMusicianは私達のスーパーアイドルです!

これからもこの想い全て捧げて、そしてまた受け取って・・と、ラブソングな私たちのカンケイは続いていくことでしょう。

私のすべてでShoyanの歌を愛しています☆
もう一度言おう、
Shoyanアリガトウ!


七氏怒涛の2024年ライブリポ6連発
命削って上梓完了!であります
来年も・・・つづくといいナ☆(*´ω`)



※今回乾燥対策とのことでこまめな喉ケア飲水タイムありでしたが、非常に効果的だと思いました。季節問わず普段もこんな感じ大歓迎と思います。(客席に向かっても警備のスタッフさんが「蓋つきペットボトルなら持ち込み目をつぶります」的なアナウンスをされていてありがたかったです)

※今回の文中、お見苦しき(涙)と(T_T)ばかりで失礼いたしました 汗。


夜の関内ホール
街路樹が綺麗でした

  
今回、知人に教えてもらった駐車場が満車行列過ぎて駐車場ジプシーになり、観光する時間がなかった。マリンタワーの代わりにランドマークタワーがチラリ。




どことなく淀む運河的な・・・懐かしの古い高架に京浜東北。この薄い西日の感じがヨコハマ・神奈川感で泣けるのであった。

プロフィール

HN:
No Name 七氏−1.0
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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