Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
さて、10月も半ば過ぎ・・・
先日のドライブで、久方ぶりの海を見たあとではこの歌を想わずにはいられない。
『海は遠いのかい』は聴いた最初から本当に好きで、特に長年ヘヴィロテで聴き続けているが好きすぎてよく考えていないまま時が過ぎた(汗)。
当時、アルバム発売前にステージで歌ってくれたような記憶があるのだが・・・、その分Shoyanご自身の思い入れも深かった一曲なのでは?と思っている。
"二人が二人"になってしまいそうな不穏。
別離や諦めなんてムードも漂う、なのになんで好きなんだろか・・・この、ページをめくるだけのような漠然とした場面展開が心地良く、センチメンタルと虚しさの絶妙なバランスを傍観しているのが大好きなんだ。
・・・
秋のとある休日の、どこにでもあるルートマップの景色の中で、ごく普通の恋人たちの人生の剥がれの始まりが埋もれている。こういう機微、ただの買い物でショッピングモールの駐車場に停めただけでも心によぎる。一緒にいるのに、二人の共通項はもうないのか・と気付いてしまう瞬間が・・・そんな落とし穴に彼が先に気付いたのだろうか。
この歌の中には能動的なことがほとんどない。
「車に戻ろうか」と問うてもそれは誘いではなく、二人の今に期待を持てない諦めの言葉に思える。過去と未来のはざまにある凪の退屈さが切ないのだ。
「長い恋」ということは結婚したわけではなさそうだ、でもまるで倦怠期の夫婦みたいだ。だが、夫婦ともなると互いの役割ってある程度ありそうで、そういう実績や積み重ねがカスガイになって破綻を免れていることもあるやもしれぬ・・・けどでも、この"恋人関係"って責任の所在があやふやでなんともやるせない。
確実のない「一寸先は赤の他人」!
この歌の今だって、なんのために二人車に乗っているの?作者であるShoyanは説明してくれない。説明する必要がないほど目的がないのではないか?
別れ話をしようと連れ出したのか?
でも、、その別れの雰囲気にさえノッてこない彼女の取りつく島のなさ・・・
このノロノロ運転はサンデードライバーの波や彼女の無関心にもがき溺れている現状12kmなんだね、絶妙に辛い距離感だ。
しかしふと我に還って
♪半袖じゃ寒いだろう・・・とあるから、
もしかしたら本当に海を見に来たかもしれない。
だがリアルの海は今目の前にあったのに、ナゼあらためて風に聴いてみるの?「遠いのかい?」って。
景色としての海はここに在るけれど、恋の最中にあった頃の二人が知っていた海は今はここにない。自分しか見ていない海。同じ海なのに、、、あの頃の恋心が満ちていた海はもう遠いのかい?って、それを海の旧知である風に訊いてみるのだ。
"二人若かったあの頃"のドライブは毎度楽しくて新鮮で、渋滞も気にならなかっただろう、けれど今、同じ場所を訪ねてもむしろ心の剥がれを実感してしまうことになって辛い。それは年月のせい?互いの変化のせい?始まりは果て過ぎてもう見えないよって・・・
街の中の風と、海辺の風と、両方の風に訊いてみても風は教えてくれただろうか。
彼の自問自答はとうとう"答え"になって実行されてしまうのかな。聴き終わった後の聴き手の干渉的な感傷だけが取り残されて、ただそこに風が吹くだけ・・・なのだ。
「秋にはさびれてしまうマリンハウスのそんなせつなさが好きなふたり」と真逆な今の二人のテンションの低さに思わずため息、です。
・・・
秋になって外が静かだから、このイントロがよく聴こえる。
どこかイーグルスの『I Can't Tell You Why』(邦題:言い出せなくて)のオマージュにも思えるような、Shoyanの非常に好きそうな、この淡々としたサウンドが大好きだ。
全編ほとんどをファルセット(裏声)で紡ぐアプローチも、この頃のShoyanの自信・手応えの表れだと思ってシビれる。とっても実験的でアピールが濃いから心くすぐられてしまう。こそばゆいヴォーカルがタマラナイ。焼いたメレンゲのようなハモリもサクッと甘くて、後半にはそのハモリにファルセットを残したまま、地声の現実感で我に還る。ふと、Shoyanの腕で後ろから袖を引かれたような、聴き手もこの二人の行く末を第三者的に眺めることが出来るんだ。
そしてその声を挟むアコギのイントロも、乾いてシンプルなのに表情豊かだし、間奏のエレキギターはこの停滞から抜け出したい感が如実で、どこまでも空に伸びてゆきそうで、気持に残るフレーズが多い。もっとライブで聴きたかったと今でも想う一曲だ。
・・・
彼女の「疲れた」という言葉、寝顔、それは甘えでもなく安心でもない。同じ方向に向けない彼女の"放置心"だ。「でも寂しい」と微笑む某彼女より、ストレートなありのままの彼女の態度が徒長しすぎた恋の現実を物語っている。
この歌の中では最後まで「君をずっとずっと見ていた」とあるので別れは切り出されていない。彼は虚しいのかな、それともまだやりなおしたいのかな、オトコってヤサシイな・・・ともどかしいが、そこで曲が終るのがShoyanの巧みな放置。たまらんのです。
・・・でも彼女だって"言い出せなくて"ただ目を閉じて長い時間今日に至るまで何かを待っていたのだとしたら、、、
早く話しかけてあげて!と思う。
きっと聞き忘れていたことや、ちゃんと返事をしなかったことがあったはずよ、って・・・。
彼女の疲れの原因が"気持ちのすれ違い"なのだとしたら、まだやりなおせる余地はあるのかもしれない。
・・・
遠くなったらまた違うルートを探して何度でも岬を回ってみる。遠ざかったのは海ではなく自分の方なのだから。でも、必ずしもやりなおさなければいけない・ということはない。
その先を知っているのは風だけなんだ・・・
懐かしい海にいつか辿り着けたとき、そのとき自分が独りでも二人でもきっと海は優しいと思う。
海を諦めないで・・・と、四半世紀たった今は海から遠い場所で想っている自分がいます。
※イントロのアコギ、間奏のエレキのフレーズ、好きすぎて当時結構練習した。でもひとりじゃ何もカタチにならず・・・今は遠い遠い果てなのです(汗)。
※※この歌何故か、東名高速の川崎の料金所(東京料金所)あたりのメチャクチャ多いゲートの並びが思い浮かぶ。本当はレインボーブリッジあたりを想いたいのだけれど、なんとなくその先の用賀~3号線あたりの自分の馴染みの景色でこの歌を想いたいのだ(懐)。
海を諦めないで・・・と、四半世紀たった今は海から遠い場所で想っている自分がいます。
※イントロのアコギ、間奏のエレキのフレーズ、好きすぎて当時結構練習した。でもひとりじゃ何もカタチにならず・・・今は遠い遠い果てなのです(汗)。
※※この歌何故か、東名高速の川崎の料金所(東京料金所)あたりのメチャクチャ多いゲートの並びが思い浮かぶ。本当はレインボーブリッジあたりを想いたいのだけれど、なんとなくその先の用賀~3号線あたりの自分の馴染みの景色でこの歌を想いたいのだ(懐)。
*また長文になりました(汗、ご容赦。
私の長くないShoyanファン人生においても、聴いたことがあっても音源化されていない曲がいくつかあって、今でもそれが気になったりする。
前にもネット上で別の機会で書いたことがあるけれど、’86年ころのステージ@渋谷公会堂で聴いた『♪振り向かせーてみせる~』の歌。これはバンド演奏でフルコーラスをちゃんと演奏された気がするのだ。なので当然、次に発売になるアルバムに収録されると思って深く考えないでいたら『OutOfTown』にはそれらしき似たような曲でさえも無かった。 しかもさらにその後Shoyanは長期休養クンになってしまったので、その歌はまったく消息不明になった。
デモテープ段階の未発表曲などは、きっと私たちの知らないところでそれはもうたくさん眠っているのだろうとは思うけれど(そういうのは眠ったままでよいと思う)、ステージでやったくらいなのに音源化されていないのはチョット残念に想う。こうなったらワタシャ死ぬまでその一節を忘れないでおこうと思うのです。(メロディーも覚えているんです、合っているかはシランケド(笑))
そうなると、雪印のCM曲(JASRACで調べると『未来の女神』というらしい)や、『カムイの詩』などは部分的だったり、映像だけだったりでも残っていて判明しているので、少しは解れる部分もあるかもとチャレンジするのだけど、、、カムイの詩は難しい語彙が多くてマジわからない部分があります。私が当時深夜のテレビ放送で録画したものが音声も悪くて、何が正解か決めかねてわからないままです。「日嗣の御子」ならぬ「日嗣の民」とか!?
※そもそも君焚きラジオあたりですでに解説されていたらゴメンナサイ(汗)
雪印のCMは短いバージョン長いバージョンどちらもYouTubeで観られますね♪これは自分でも当時頑張って録画したのを大事にとってあります。滝田栄氏の料理番組が雪印提供だったので、そこにあわせて何度か録画予約したものです。
そうそう、フライフィッシングの関連で当時親交のあったN氏に作った『レースウィング・ハニー』もテレビ出演のその場だけの演奏でした。ラブラブの、とても甘い素敵な歌でした。これも映像はどこかに転がっているかもしれないですが・・・
・・・
前にもネット上で別の機会で書いたことがあるけれど、’86年ころのステージ@渋谷公会堂で聴いた『♪振り向かせーてみせる~』の歌。これはバンド演奏でフルコーラスをちゃんと演奏された気がするのだ。なので当然、次に発売になるアルバムに収録されると思って深く考えないでいたら『OutOfTown』にはそれらしき似たような曲でさえも無かった。 しかもさらにその後Shoyanは長期休養クンになってしまったので、その歌はまったく消息不明になった。
デモテープ段階の未発表曲などは、きっと私たちの知らないところでそれはもうたくさん眠っているのだろうとは思うけれど(そういうのは眠ったままでよいと思う)、ステージでやったくらいなのに音源化されていないのはチョット残念に想う。こうなったらワタシャ死ぬまでその一節を忘れないでおこうと思うのです。(メロディーも覚えているんです、合っているかはシランケド(笑))
そうなると、雪印のCM曲(JASRACで調べると『未来の女神』というらしい)や、『カムイの詩』などは部分的だったり、映像だけだったりでも残っていて判明しているので、少しは解れる部分もあるかもとチャレンジするのだけど、、、カムイの詩は難しい語彙が多くてマジわからない部分があります。私が当時深夜のテレビ放送で録画したものが音声も悪くて、何が正解か決めかねてわからないままです。「日嗣の御子」ならぬ「日嗣の民」とか!?
※そもそも君焚きラジオあたりですでに解説されていたらゴメンナサイ(汗)
雪印のCMは短いバージョン長いバージョンどちらもYouTubeで観られますね♪これは自分でも当時頑張って録画したのを大事にとってあります。滝田栄氏の料理番組が雪印提供だったので、そこにあわせて何度か録画予約したものです。
そうそう、フライフィッシングの関連で当時親交のあったN氏に作った『レースウィング・ハニー』もテレビ出演のその場だけの演奏でした。ラブラブの、とても甘い素敵な歌でした。これも映像はどこかに転がっているかもしれないですが・・・
・・・
っと、、もっと他に沢山未音源化の歌があると思いますが、今思いついたまま書いたのでひとまずこの数曲を挙げてみました。(先述した『雨のTAXI』『地下鉄-メトロ』もしかり、ですが)
表に出て正規に音源化された曲でさえ何百曲もあるのだから、色んな段階で留まっている曲はもっとあるのでしょう。歌の根っこや、メロディーの卵たちが、まだまだShoyanの意識無意識の中にいっぱいあるんだろうな~って想像してしまってワクワクしています。
ここのところ、曲を聴くことについてメッチャDeeeeeeepに考えて煮詰めていたので、そんなこと考えてます。そんな風に今になっても期待を持たせてくれる伊勢正三という豊かな存在に、心から帰依している私なのでありました。
表に出て正規に音源化された曲でさえ何百曲もあるのだから、色んな段階で留まっている曲はもっとあるのでしょう。歌の根っこや、メロディーの卵たちが、まだまだShoyanの意識無意識の中にいっぱいあるんだろうな~って想像してしまってワクワクしています。
ここのところ、曲を聴くことについてメッチャDeeeeeeepに考えて煮詰めていたので、そんなこと考えてます。そんな風に今になっても期待を持たせてくれる伊勢正三という豊かな存在に、心から帰依している私なのでありました。
そんなこんなで少し時間が出来たので、コンサート情報などのリンク先をうろうろしていましたらばこんな催し物が・・・
来年GWの伊勢正三ライブの会場『東大阪市文化創造館』で、今こんなフォークミュージック関連の講座が開かれていた。
https://higashiosaka.hall-info.jp/event-information/2022/20220930.html
なんや、エッライおもろそうな内容やおまへんか。
(言い回し合ってるか?(笑))
最終日のゲスト、Shoyanも絡んでるS社のプロデューサーさんだ。近場だったら参加したかった~~
なんか、いつの世も西国の方がフォーク熱高い気がする。
言葉や行動に表すのが得意な人が多いのかなぁ。
大分・大阪のあとのコンサートの予定がなくて淋しいです。
Shoyanの調子も今すごく良さそうだし、コロナもなんとか落ち着き傾向?なのでコンサート沢山やって欲しいと重ねて思います。
かつしかもまだなのに欲張りですね(笑)♪
来年GWの伊勢正三ライブの会場『東大阪市文化創造館』で、今こんなフォークミュージック関連の講座が開かれていた。
https://higashiosaka.hall-info.jp/event-information/2022/20220930.html
なんや、エッライおもろそうな内容やおまへんか。
(言い回し合ってるか?(笑))
最終日のゲスト、Shoyanも絡んでるS社のプロデューサーさんだ。近場だったら参加したかった~~
なんか、いつの世も西国の方がフォーク熱高い気がする。
言葉や行動に表すのが得意な人が多いのかなぁ。
大分・大阪のあとのコンサートの予定がなくて淋しいです。
Shoyanの調子も今すごく良さそうだし、コロナもなんとか落ち着き傾向?なのでコンサート沢山やって欲しいと重ねて思います。
かつしかもまだなのに欲張りですね(笑)♪
ここのところ毎晩臨んでいた推敲作業も9割方終わって安堵しているところです。
自分の心が出力したことに何度も向き合うことはとても大切で、それだけShoyanの歌は何度も何度も斬り込んでいってまだ新たに見つかることがあるのであります。
・・・
先日の押尾氏の『誰そ彼~黄昏』に続き、池田聡氏の『隣の店』と言う曲も購入して聴きました。
作曲は佐橋佳幸氏とのことなのですが、
ん~?
まだよく聴きこめないままでおります(汗)。
これは馬場俊英氏の『幸せの坂道』や、やなわらばーの何曲かでもそうだったのですが、そこにある「フレーズ・単語」の理由がまだピンとこない的な感じです。
Shoyanのお仕事をわかることが出来ない自分に不安を感じておるのですが、もう少し時を待とうと思います。
でも、、、しょうがないのだ。
すぐにわからないことだってあるンだ
今風にいうと
「わかりみが浅い~~」??な感じ(汗)
そういえば、提供曲でも南こうせつ作曲の夏川りみ氏『旅のどこかで』などはとても近しく想えるのです。押尾氏の曲に至ってはどっぷり浸り過ぎて中毒になっています。
何が、何が違うんだろう・・・
作業が終わって脳ミソに少し空きが出来たので、そのあたりをまた考えてみたいです。
・・・
南魚沼も富山もあっという間に終わって、もうあとひと月もするとバースディライブ!早っ。時の流れが12倍速になったかも。
もっともっと想わないと、考えないと、と、時の流れと反比例して機能低下する脳ミソが焦っております(笑)。
ここに復帰のよしなしごとでした。
ご容赦ください(汗)。
自分の心が出力したことに何度も向き合うことはとても大切で、それだけShoyanの歌は何度も何度も斬り込んでいってまだ新たに見つかることがあるのであります。
・・・
先日の押尾氏の『誰そ彼~黄昏』に続き、池田聡氏の『隣の店』と言う曲も購入して聴きました。
作曲は佐橋佳幸氏とのことなのですが、
ん~?
まだよく聴きこめないままでおります(汗)。
これは馬場俊英氏の『幸せの坂道』や、やなわらばーの何曲かでもそうだったのですが、そこにある「フレーズ・単語」の理由がまだピンとこない的な感じです。
Shoyanのお仕事をわかることが出来ない自分に不安を感じておるのですが、もう少し時を待とうと思います。
でも、、、しょうがないのだ。
すぐにわからないことだってあるンだ
今風にいうと
「わかりみが浅い~~」??な感じ(汗)
そういえば、提供曲でも南こうせつ作曲の夏川りみ氏『旅のどこかで』などはとても近しく想えるのです。押尾氏の曲に至ってはどっぷり浸り過ぎて中毒になっています。
何が、何が違うんだろう・・・
作業が終わって脳ミソに少し空きが出来たので、そのあたりをまた考えてみたいです。
・・・
南魚沼も富山もあっという間に終わって、もうあとひと月もするとバースディライブ!早っ。時の流れが12倍速になったかも。
もっともっと想わないと、考えないと、と、時の流れと反比例して機能低下する脳ミソが焦っております(笑)。
ここに復帰のよしなしごとでした。
ご容赦ください(汗)。
そういえばShoyanがコンサートなどで
「このご時世にCDを買ってくれる人云々・・・」
とおっしゃっていたけれど、
サブスクだって悪いことばかりではないと思うのです。
現に、サブスクで知らなかった歌や懐かしい歌を聴いてCDを買ったことが何度もあるわけで、"とっかかり"としては最高だと思うことしばしです。
それに、好きなものを好きな気持ちはいつの世も変わらず、たまらずRe-bornのCDだって複数枚買ってしまったし、Shoyanの過去のアルバムのレコードやCDもダブって買ってしまったものが沢山あります。
サブスクだってまるっきりの無料で聴いている訳ではないし、過去にレコードで買ったのに再度CDを買わされ、再生する機器もレコードプレーヤー、カセットデッキ、ウォークマン的ポータブル機器、CDプレーヤー、MDプレーヤー、ネット配信&ポッド系、そして今スマホや置き型端末、とその都度振り回されてきた消費者が、やっと恩恵にあずかれる形態になったと、自分は個人的に思っています。
音が悪いから、と頑なにサブスクを目の敵にするアーチストもいるかもしれないけど、音楽は気軽に身近にあってこそと思う。今までに買い揃えたLPやCDの曲を再度お金を払って気軽にALLで再生できるなんて、本当はWinWinじゃないかと思うんです。
※以前、ある若いミュージシャン氏が
「音源なんてYouTube漁ればほとんどあるんだしそれでいいんすよ」
なんて言ってるのを聴いて幻滅したことがある。
価値観は人それぞれなのだと痛感。
・・・
懐が寒いのに、好きな作品は本屋さんで立ち読みで済まさず、連載誌や単行本は必ず買う自分が「いいな」と思うのだから、その感触そのままでこれからも楽しみたいと思う。
そういえば、先日某メタバースの中でユーミンの新曲やコンテンツを鑑賞してきました。それもまた面白かった。
生音が欲しかったらライブに行ったり自分で演奏したりして楽しみたい。
どんな形であれ、音楽を聴ける悦びは心の豊かさになっていくものだと私は信じておりまする。
※※今ちょっとまた過去ログのまとめ&推敲作業をしていてこちらの出没が低下しておりますが、毎晩裏の山の鹿の鳴く声を聴きながら?DeepにShoyanの世界に浸っております。
明後日はまたすぐに富山のライブですね。行きたかったなぁ~・・・
秋の日の好いステージなりますように。祈っています☆
「このご時世にCDを買ってくれる人云々・・・」
とおっしゃっていたけれど、
サブスクだって悪いことばかりではないと思うのです。
現に、サブスクで知らなかった歌や懐かしい歌を聴いてCDを買ったことが何度もあるわけで、"とっかかり"としては最高だと思うことしばしです。
それに、好きなものを好きな気持ちはいつの世も変わらず、たまらずRe-bornのCDだって複数枚買ってしまったし、Shoyanの過去のアルバムのレコードやCDもダブって買ってしまったものが沢山あります。
サブスクだってまるっきりの無料で聴いている訳ではないし、過去にレコードで買ったのに再度CDを買わされ、再生する機器もレコードプレーヤー、カセットデッキ、ウォークマン的ポータブル機器、CDプレーヤー、MDプレーヤー、ネット配信&ポッド系、そして今スマホや置き型端末、とその都度振り回されてきた消費者が、やっと恩恵にあずかれる形態になったと、自分は個人的に思っています。
音が悪いから、と頑なにサブスクを目の敵にするアーチストもいるかもしれないけど、音楽は気軽に身近にあってこそと思う。今までに買い揃えたLPやCDの曲を再度お金を払って気軽にALLで再生できるなんて、本当はWinWinじゃないかと思うんです。
※以前、ある若いミュージシャン氏が
「音源なんてYouTube漁ればほとんどあるんだしそれでいいんすよ」
なんて言ってるのを聴いて幻滅したことがある。
価値観は人それぞれなのだと痛感。
・・・
懐が寒いのに、好きな作品は本屋さんで立ち読みで済まさず、連載誌や単行本は必ず買う自分が「いいな」と思うのだから、その感触そのままでこれからも楽しみたいと思う。
そういえば、先日某メタバースの中でユーミンの新曲やコンテンツを鑑賞してきました。それもまた面白かった。
生音が欲しかったらライブに行ったり自分で演奏したりして楽しみたい。
どんな形であれ、音楽を聴ける悦びは心の豊かさになっていくものだと私は信じておりまする。
※※今ちょっとまた過去ログのまとめ&推敲作業をしていてこちらの出没が低下しておりますが、毎晩裏の山の鹿の鳴く声を聴きながら?DeepにShoyanの世界に浸っております。
明後日はまたすぐに富山のライブですね。行きたかったなぁ~・・・
秋の日の好いステージなりますように。祈っています☆
※今回、全文一気に掲載してしまいました。長文ご容赦ください。
☆2022年9月10日(土)
軽井沢大賀ホール 16:30開場 17:00開演
伊勢正三LIVE~ほんの短い夏~
2019年を最後にコロナ禍で3年の空白をもっての大賀ホール、なんという愛おしい空間が戻ってきたのかと、真っ新な期待で参加したコンサートでした。このコンサートが無くなったのが一番堪えたし、悲しかった。無事に開催されて本当に良かったです。
当日、最近いつものように一人で山越え運転をして現地へ。軽井沢は何も変わらないように見えた。懐かしい顔久しぶりの顔、様々な旧知に逢えて嬉しかった。開場して中に入るとなかなかの混雑ぶりで、やはりすぐに席についてしまい、緊張で独りでじっとしていました。
※以下メモ書きなのでうろ覚えご容赦下さい
&同じことを何度も繰り返してます(汗)
・・・
☆曲目
1.夏この頃
軽井沢大賀ホール 16:30開場 17:00開演
伊勢正三LIVE~ほんの短い夏~
2019年を最後にコロナ禍で3年の空白をもっての大賀ホール、なんという愛おしい空間が戻ってきたのかと、真っ新な期待で参加したコンサートでした。このコンサートが無くなったのが一番堪えたし、悲しかった。無事に開催されて本当に良かったです。
当日、最近いつものように一人で山越え運転をして現地へ。軽井沢は何も変わらないように見えた。懐かしい顔久しぶりの顔、様々な旧知に逢えて嬉しかった。開場して中に入るとなかなかの混雑ぶりで、やはりすぐに席についてしまい、緊張で独りでじっとしていました。
※以下メモ書きなのでうろ覚えご容赦下さい
&同じことを何度も繰り返してます(汗)
・・・
☆曲目
1.夏この頃
2.時の流れ
3.暦の上では
4.あの唄はもう唄わないのですか
5.君はベージュ
6.雨の物語
7.海岸通
8.湘南夏
9.夏純情
10.風の日の少年
11.秋の葉の栞
12.ほんの短い夏
13.冬の恋
14.22才の別れ
15.涙憶
16.なごり雪
17.イノセント・ノベル
18.月が射す夜
19.君と歩いた青春
~アンコール
20.男は明日はくためだけの靴を磨く
21.ささやかなこの人生
22.海風
23.俺たちの詩
~再アンコール
24.終りのない唄
☆開演
蝉の声?小鳥の声?のSEでバックに木漏れ日のような照明、客席が暗くなると、ステージにミュージシャンの方々が登場。細井さんのピアノでイントロダクションの中、いつもの木の扉からShoyan登場!レモンイエローとプラム色の模様のシャツがメッチャかっこいい!!白いパンツにスタッズのベルト、でも靴が見えない、まぁそれはいいでしょう♪ もう、開けた襟元に超萌えなのでした。
久しぶりの大賀ホール、周囲客席にまんべんなくの挨拶をしてくれて、いきなりのMartinDー28で明るく軽やかに『夏この頃』!!!
軽井沢のステージによく似合う、この懐かしい優しい歌から始まりました。
あ~~、これだよ、このキモチが穏やかだった日の気持ちだよ、、と、忘れそうだった安心感を取り戻せました。もう一曲目からShoyanのパフォーマンスが調子よさそうで、声も伸びるし安定してるし、ギターも100%の音が出ているし、まとまっているしで文句なしの幕開けでした。
※ちょっとマイクの音がモヤって聞こえるのは席のせいかな、ちょっと聴きとりづらい音量の時がありましたが気にせずトキメイておりました。
お、このイントロは・・・力強いストロークが始まって『時の流れ』!
ヴォーカルは一音一音の区切りをハッキリとって、口の開け方からメリハリ・発音にもとても気を遣われている感じがしました。ギターのチョーキングも100%きっちり、アドリブソロもたっぷりの量で良い~良い~~~~と大満足でありました。
実はこの歌にトラウマがありましたが(汗)、大払拭出来まして、Shoyanの歌の懐に再び両手放しで飛び込めました。
どんどん続く『暦の上では』。
わ、久しぶりに嬉しい♪なんか明るい気持ちになってきた。若々しく軽やかなShoyanと"春"の気持ちを共有出来て、自分の歳とか忘れました。大事なフレーズを上を向いて歌い放ってくれて感激。春名さんのサックスと呼応しあって左右にノリノリゆらゆらするShoyan本当に素敵でした。
☆開演
蝉の声?小鳥の声?のSEでバックに木漏れ日のような照明、客席が暗くなると、ステージにミュージシャンの方々が登場。細井さんのピアノでイントロダクションの中、いつもの木の扉からShoyan登場!レモンイエローとプラム色の模様のシャツがメッチャかっこいい!!白いパンツにスタッズのベルト、でも靴が見えない、まぁそれはいいでしょう♪ もう、開けた襟元に超萌えなのでした。
久しぶりの大賀ホール、周囲客席にまんべんなくの挨拶をしてくれて、いきなりのMartinDー28で明るく軽やかに『夏この頃』!!!
軽井沢のステージによく似合う、この懐かしい優しい歌から始まりました。
あ~~、これだよ、このキモチが穏やかだった日の気持ちだよ、、と、忘れそうだった安心感を取り戻せました。もう一曲目からShoyanのパフォーマンスが調子よさそうで、声も伸びるし安定してるし、ギターも100%の音が出ているし、まとまっているしで文句なしの幕開けでした。
※ちょっとマイクの音がモヤって聞こえるのは席のせいかな、ちょっと聴きとりづらい音量の時がありましたが気にせずトキメイておりました。
お、このイントロは・・・力強いストロークが始まって『時の流れ』!
ヴォーカルは一音一音の区切りをハッキリとって、口の開け方からメリハリ・発音にもとても気を遣われている感じがしました。ギターのチョーキングも100%きっちり、アドリブソロもたっぷりの量で良い~良い~~~~と大満足でありました。
実はこの歌にトラウマがありましたが(汗)、大払拭出来まして、Shoyanの歌の懐に再び両手放しで飛び込めました。
どんどん続く『暦の上では』。
わ、久しぶりに嬉しい♪なんか明るい気持ちになってきた。若々しく軽やかなShoyanと"春"の気持ちを共有出来て、自分の歳とか忘れました。大事なフレーズを上を向いて歌い放ってくれて感激。春名さんのサックスと呼応しあって左右にノリノリゆらゆらするShoyan本当に素敵でした。
トゥララっ♪のスキャットも可愛く、「うれしくて失神しそう^^」なんて珍しいことを書いてあります(笑)。
ギターをLLカスタムに持ち替えると『あの唄はもう唄わないのですか』。
お、声が前に出てきた。聴きやすい。しかもすごくしっかりしていていい調子、万全!この歌を毎回歌われるのは客席の要望・ウケもあるだろうけど、Shoyanご自身が歌いやすいのかな?とも思った。あとに続く"いつもの歌たち"もそう思えば納得。Shoyanご本人が気持ちよく歌える演れる歌なのなら、もうそれでいいのかな・と思った。
岩井さんのエレキが泣くので泣かされる(涙)。Shoyanのダウンストロークが70年代のある日の雨模様みたいだった・・・
うーん、こんなカッコイイ70歳、他におるやろか・・と、トキメクこころが燃え始めました(*'▽')☆こういうShoyanに逢えて心底嬉しくて泣けてきた。
さてここで「改めましてイセショーゾーです」
とご挨拶&トーク。
良くなかった天気の話と気象庁の梅雨明け宣言の曖昧さをお話しされていました。
バックの春名さんは前日から軽井沢入りされていて、岩井さんと細井さんは当日日帰りで参加とのこと。以前は前日に来ていたけれど、会食も宴会もやめようということでそういうのはナシだと。前回は「あの時飲み過ぎちゃって・・・反省してます(汗」なんて、3年も前のことをおっしゃっていてクスっとしました。
「実は、僕はリハとか早いから昨日来たんです。独りで来て軽井沢の駅を降りたらシグレていて・・・湿気も多くて雨で・・・」
と、タクシー乗車待ちのお話を。
東京駅は混雑ですごい密で、でも新幹線で軽井沢駅に着いても誰にも会わない・ホテルに着いても一歩も外に出てません。が、そのホテルまで観光地で雨でタクシーを、となると軽井沢の駅で一時間半も待つことになり、けれどその時間は今手掛けている歌の歌詞を考えよう・とか、いい経験をさせてもらったと思っているとのこと。昔はこんなに長時間並べなかった、現に前に並んでいる男性二人組、後ろの十代二十代の若い女性二人組の不満タラタラの会話が聞こえてきていましたが、自分は悟ったのかな?など悟りの話をされていました。
※ここで『雨のTAXI』がチョット気になる
「みんなよく来てくれました」
「思い残すことないくらいやって帰りたいと思います」
と、思い入れの深さをうかがわせてくれるお言葉がありました。
と、次なる歌は・・・
ギターをLLカスタムに持ち替えると『あの唄はもう唄わないのですか』。
お、声が前に出てきた。聴きやすい。しかもすごくしっかりしていていい調子、万全!この歌を毎回歌われるのは客席の要望・ウケもあるだろうけど、Shoyanご自身が歌いやすいのかな?とも思った。あとに続く"いつもの歌たち"もそう思えば納得。Shoyanご本人が気持ちよく歌える演れる歌なのなら、もうそれでいいのかな・と思った。
岩井さんのエレキが泣くので泣かされる(涙)。Shoyanのダウンストロークが70年代のある日の雨模様みたいだった・・・
うーん、こんなカッコイイ70歳、他におるやろか・・と、トキメクこころが燃え始めました(*'▽')☆こういうShoyanに逢えて心底嬉しくて泣けてきた。
さてここで「改めましてイセショーゾーです」
とご挨拶&トーク。
良くなかった天気の話と気象庁の梅雨明け宣言の曖昧さをお話しされていました。
バックの春名さんは前日から軽井沢入りされていて、岩井さんと細井さんは当日日帰りで参加とのこと。以前は前日に来ていたけれど、会食も宴会もやめようということでそういうのはナシだと。前回は「あの時飲み過ぎちゃって・・・反省してます(汗」なんて、3年も前のことをおっしゃっていてクスっとしました。
「実は、僕はリハとか早いから昨日来たんです。独りで来て軽井沢の駅を降りたらシグレていて・・・湿気も多くて雨で・・・」
と、タクシー乗車待ちのお話を。
東京駅は混雑ですごい密で、でも新幹線で軽井沢駅に着いても誰にも会わない・ホテルに着いても一歩も外に出てません。が、そのホテルまで観光地で雨でタクシーを、となると軽井沢の駅で一時間半も待つことになり、けれどその時間は今手掛けている歌の歌詞を考えよう・とか、いい経験をさせてもらったと思っているとのこと。昔はこんなに長時間並べなかった、現に前に並んでいる男性二人組、後ろの十代二十代の若い女性二人組の不満タラタラの会話が聞こえてきていましたが、自分は悟ったのかな?など悟りの話をされていました。
※ここで『雨のTAXI』がチョット気になる
「みんなよく来てくれました」
「思い残すことないくらいやって帰りたいと思います」
と、思い入れの深さをうかがわせてくれるお言葉がありました。
と、次なる歌は・・・
『君はベージュ』!!!
あ~・・もう何をか言うまい、この一曲で報われる・・と、無心放心で聴き惚けておりました。夢にまで見た軽井沢のステージ、あぁ戻ってきた・・Shoyanと私たち。そう想える甘酸っぱいパフォーマンスでありました。高い音はサクッと手放し、各音もしっかり捉えてほんに、何かが薫るような素晴らしいステージでした。♪君はベージュのようだね・・・の箇所でピックを持った片手を宙に指し示して、気持ち込めて歌ってくれました。慰められて本当に嬉しかった(涙。
サングラス越しに目を閉じて歌う表情が見えた気がして、歌の世界を一緒に体験出来ている感覚がありました。本望です(涙)。
ここで椅子に座ると毎度のピチカートの導入で『雨の物語』。
"毎度"なんて思っていましたがなんと、イントロのShoyanのギターがめっちゃ良く、前かがみになってクチをフフン♪とちょっとはにかみつつ歌う甘い雰囲気がたまりません。春名さんのSaxを確かめながら左右を向いたりして手応えを感じているみたい?間奏のソロも完璧、120%のキラメキの音が出ていました。一か所だけ音がはずれたのだけど、弾き終わってカポをこつんと小突いていました。どうやらカポが緩かったのか、取り付け場所が甘かったのかな?カポタストに喝を入れる、なにやら面白い仕草でした♪
MCでは「こちらに来て一歩も外に出ていませんが、軽井沢久しぶりに来ました。軽井沢で海の歌、だけど・・・」
と、『海岸通』。
。ちょっとしたどよめきと大きな拍手。イントロは可愛く、けれどここでもカンペキで、ヴォーカルも滞りなくのびのびと、時々上に伸びあがってこなれたステージでした。すごい安定感♪
だがしかしこの歌の演奏前に持ち替えたMartinD-28のチューニングが、歌い出す前にどうも合わずにスタッフまで出てくるも結局チューナーを外してしまいました。電池がなくなったのかな??(適当な想像(笑))
次は4CapoをつけたLLカスタムに持ち替え『湘南 夏』。
うーん、、そうか、今年は鎌倉イヤーだからな!とか思う。この歌Shoyanご自身がメチャメチャ気に入ってるってことですよね。(THE伊勢正三には2曲も入っている)
♪ただ~それだけのこと・・・でニヤ~っと満面の笑み。Shoyanのご気分がよさそうなので聴いている方もマスクの下で口角が上がったのでありました。
歌い終わって、
「ハイ、『ショーヤン夏』という歌を歌ってみました」
と、聴こえちゃったんだけど、そんなこと本当におっしゃっただろうか?なんとなく、客席も一同(笑)という感じだった気もする。そんな面白いこと言ったとしたらメチャ楽しく心軽くなります。
「これはかぐや姫の頃の歌で、再結成の頃、、、、、なんというアルバムだったっけ?」と、思い出しあぐねつつ「Today(かぐや姫・今日)だ!」とわかると
「やばいよね、あれもこれも、、(汗)昨夜何食べたっけ?とか(笑)」
と、記憶力のことからお弁当のトークに(笑)。
新幹線でも崎陽軒のお弁当、
リハーサルでも崎陽軒、
東京駅と横浜の駅(新横浜?)では売っている弁当の容器の材質が違うとのことで、横浜は木のこだわり容器でご飯が冷めても美味しくて、東京駅はプラごみに捨てなきゃいけないヤツ、とおっしゃっていました。お寿司屋さんの笹や竹の皮の抗菌作用の話、その後も崎陽軒トークがさく裂し、ギターの西海氏のこだわり食事法や、崎陽軒社長さん曰くの正しい食べ方の説明など、かなり長時間を割いて崎陽軒のお弁当のことを熱弁されていました。崎陽軒のシウマイ大好き人間の私としてはちょっとお腹がすくトークでした。
(崎陽軒はミニ抹茶月餅もオススメだと横浜の妹が申しておりました(^^))
さて、「やはり古い歌の方が拍手が大きいな・・・」と、おっしゃりつつ「まだまだやってるというアピールもしないと、、」とRe-bornから『夏純情』。
五月に渋谷で聴いた時は夏を"迎え"る純情。今日は夏を送る純情。この夏も暑すぎた・・・もう純粋な気持ちは薄れゆく年頃で、自分にはこのあといくつの夏が残されているのかと思ったりもする。でも伸びやかな声と、高音を上手にいなして歌う今のShoyanのお姿に「前進あるのみ!」と勇気づけられたような気がしてスーッとミント香るような気持ちになれた。
歌い終わってちょっとほよーんとした感じのShoyan、次はとても可愛い楽器が出てきた!久々のウクレレベース♪今回はこれで『風の日の少年』!やった、嬉しい。最近、ギターやベースなど大規模に処分されたご様子だったので、もうRe-bornのベース曲はやってくれることは永久にないのか・・・と絶望していた(大袈裟な(笑))ので、ほんっとにほんっとに嬉しかった。
歌い出すまでに、譜面台の歌詞の紙が行方不明になってペラペラめくりながら「見なきゃ歌えないとは・・・」と汗汗。試し弾きしながら指が滑らないなぁと左手で小鼻をちょっと押さえて油分補充していたしぐさに親近感を覚えたり(Shoyanもやるんだ、と感動(笑))、「本来のベース(Jazzベースかな)は重くて肩が凝るし、ネック長くてこーんなで・・・」と手をのばーしてジェスチャーしているShoyanがお茶目でした。
ここで少し指慣らしでウクレレベースをフリーでひとしきり弾いてくれたのだけど、この短い指使いだけでもメッチャかっこよかったです。(興奮)
歌い始めれば肩を上げてウクレレベースの小さなボディを抱えてキュンとしたシルエット。まるで子犬を抱くようにご自身の心も抱えて、優しく颯爽とした歌に感無量でした。あの間奏のベースラインがまた聴ける日が来るなんて、涙出そうでした。
客席からものすごく大きな拍手。
「なんか嬉しいな♪今日一番拍手が多い気がします」
「それでは調子に乗って☆」なんてゴキゲンなShoyan。
「今日は夏を送る会、その歌はもう少しあとでやりますからね(笑)」
「で、ホテルの窓から外を見ていると、ハラハラ・・ハラハラ~って葉っぱが落ちて、そういうのイイナァって・・・」
と『秋の葉の栞』。
わー、もう二度と聴けないと思ってた(T_T)。
あの可愛いウクレレベースでちゃんとShoyanご本人が弾いてくれている、そして歌声は優しくホンワリとあたたかい。ずっとずっと聴きたかった、嬉しくて夢のようでした。バックの照明も木漏れ日のような模様になり、木の壁面にあたる照明がオレンジ色に光って切なくて、その真ん中で機嫌よくニコニコのShoyanが佇む姿は神々しかったです。
ベースも確実に押さえて、ところどころヴォーカルも強弱をつけて、♪葉鶏頭~!に夏の名残りを込めまくって歌ってくれた気がした。伸ばすところもたっぷり、♪気持ちだったの~、の語尾の下がり様は切なさの濃縮で、、、ちょっとだけ歌詞のあやういところもあった気もしますが気にならず、ほんっとに今ここでこの歌を聴けるシアワセを想うのでありました。
歌い終わって肩で息をしていたShoyan、やり切った感が満ちていました。
さて、いよいよの『ほんの短い夏』。
都会の中のワンシーンであるこの歌ですが、地下鉄のない軽井沢などにもとてもよく合うと思っています。人が沢山行き交う場所で、新幹線なら東京まで一時間余、そんな都会的な賑やかさの中で、自分たちだけの世界に生きたい恋人たちのことを思いました。
間奏のひそやかなアコギのフレーズが素敵です。囁き歌いで無理なくとてもいいです。2番の歌詞からは上を見上げて一生懸命のShoyan、歯がキラキラ光って爽やかで、"夏抱きしめてる感"に溢れていました。
続けて「一気に冬に行きたいと思います・・・」と『冬の恋』。
イントロの初音でキーが合っていないことがわかりやり直すも、すごくまとまって今日一番良いパフォーマンスなのでは?と思うほどゾクっとしました。Shoyanの握るピックが柔らかそうに見えて、、でもそのピックのアルペジオがたゆみなく力みもなく、本当にShoyanの凄いキャリアがわかる滑らかなアルペジオで感激しました。
サビの部分から徐々に照明ライトが明るくなり盛り上がり、これで夏を送れたなぁと思う。Shoyanご本人も腰を当ててご満悦☆でした。
「思えば66歳でこの冬の恋を作ったわけですが、3度目の22才の別れ、ですね(^^ゞ」
などとおっしゃりながら、作詞家の阿久悠氏のお言葉を引用して"街鳴り"するようなヒット曲がない今のご時世の話や、カセットテープやレコードを利用する若い人たちが増えてること(倍音のことも)など。
「後々評価されるような歌を、タクシーの乗車を待ちながら♪これからも曲を作っていきたい」というようなことをおっしゃっていました。
そのお言葉に続き『22才の別れ』。
イントロからエンディングまでShoyanのソロフレーズが冴えわたっていて、万全の22才の別れでした。(岩井さんは12弦ギターを弾いていたかな??)もう不動の王道の堂々たるステージで、昔からのファンの人たちは幸せだろうな、報われただろうなと、安らかな気持ちでおりました。
次の歌に入る前、ここでもイントロのならしでギターの倍音を出しまくりの放出しまくりで、大賀ホールに色んなバイブレーションが満ちてきた。キモチイイー☆と盛り上がりながらの『涙憶』。
原曲通りのイントロの指アルペジオとピックでのダウンストロークと織り交ぜながら粛々の涙憶でしたが、無理なく伸びやかで確固たるボーカルに得心でした。
例によってここでお着換えタイム、、、なのですが、私の席からは斜め後ろの出入り扉の奥までまっすぐ見える位置だったので、バックヤードに消えてゆくShoyanのうしろ姿がずっと見えていました。名残り惜しく目を凝らしていたら、、開けられたドアに消える瞬間、歩きながらすでに胸元のボタンに手をかけ、シャツの前を外して脱いでゆく仕草が見えて凄くドキっとしたのでありました。シャツを脱ぎかけるShoyan見ちゃった・・・と(赤面)独りで悶絶しておりました。
(意識しすぎ自分(笑))
長い間奏の間もその光景が脳内で繰り返され、人事不省になっているところ、いつもより短い時間で再登場。次はどんな衣装?と思っていましたが、ピンク寄りの赤とブルーの太いボーダーTシャツで、なんだかカジュアルなShoyanで意外でした。「ギャップすぐる!」と私は違う悶絶をしていたのでありました(笑)。でも、まとめのソロのギターがめちゃ渋くてカッコよく、素敵でありました。
そのままに『なごり雪』。
そんなカジュアルさだからだろうか、若々しく青春のなごり雪。慣れた曲ならば尚更に表情に余裕があって、岩井さんのマンドリンのような繊細なエレキのフレーズと相まってノスタルジックなステージでした。歌い終わって両口角を上げて、やはりのご満悦表情でした。
なんとなく、もうコンサートも終盤??なんてサミシク思いつつ、待っていると『イノセント・ノベル』ではありませんか!!!Re-born曲が多くて嬉しい!!
わー、イントロのストローク、フレットのスライド、全部よく見えてめちゃ感激。今回一応一桁席だったので、双眼鏡なくてもShoyanの手元がよく視えた。こんなに見えたの何年ぶりか、、、
ここでもShoyanの囁き歌いは正確万全なのだけど、このアップテンポのシャイニーな曲の時はもう少しボーカルの音声にインパクトが欲しいなと思ったりしました。間奏の細井さんが熱演でさらに盛り上がります☆後半から客席の手拍子が裏打ちになって興味深かった。
さて、いよいよのお月見ソング『月が射す夜』ですが、Shoyanは今日が十五夜だということは意識されていなかった模様で、中秋の名月についての言及はありませんでした(*´▽`)ソレモマタヨシ。
テケテケがフレットを上下して演奏が始まると、とてもまとまりのあるノリノリのステージで自分の気分も最高潮でありました。ほんにね、、、猛暑酷暑の今年の夏。毎年乗り越えるのが辛くなってきた。けれどこの歌があるから、夏がゆくときにこの歌を聴きたい・歌いたい・がために、暑過ぎる夏を詩的に過ごせるのです。
Shoyan、今年はここでこの歌を聴くことが出来て本当に幸せですよ、と心の中で深く感謝。
しかし、Shoyanのお声のボリュームがここでもすこし小さめに思え、モワモワして歌詞がよく聴こえない。そういう場面が今までにもあったので、これは大賀ホールのCエリアの特性なのかな?自分たちは歌詞を知っているので脳内補正出来ているからいいかな・・とも思う。Shoyan御本人の入れ込み具合、誠実さがバリバリ伝わってくるので感激が深い。ギターもギター全部のすべての音を出そうという姿勢や仕草に熱いものを感じる今日のステージでした。
「この歳まで歌ってこられてキセキなのですが、このコンサートも2年出来なくて、、、でも今日みんなに会えて本当に嬉しかったです、いつも支えてくれるみなさんに、、心からありがとうございます!」と、Shoyanからの真心こもったお言葉に、客席から大拍手が沸いたのでした。
次の曲が何かわかっちゃったけど、、、ここでグッと泣きそうになる。今日この時はキセキなんだなって。Shoyanがギターを弾いて歌って、私たちは大賀ホールの椅子に座って、同じ空間で同じ音を聴いて楽しむ、それは奇跡なのだと痛感した。感動のステージでした。
そして万感の『君と歩いた青春』。
イントロのみギターを弾くとあとはスタンドのマイクを引き寄せて歌う。とっても好いヨShoyan、とメモにハートマークが書いてある。不思議と今日はこの歌が一番軽井沢にマッチしているような気がした。今は新幹線ですぐとはいえ、一昔前は十分に"故郷(くに)"だった。ここへきて都会と地方のキョリにも変化が起きてきている。ネットで買い物ができるし、リモートで仕事も出来るし、交通機関も便利になり、リゾートも僻地も近くなった。この歌が経てきた距離、そんなことを想いながら聴いた。
バックの照明が真っ赤な夕焼雲のようになり、ホールの自然素材の造りに映えて美しい。天井のアクリル装飾を見上げると、ペルシャ絨毯の上で歌うShoyanの姿が映っていた。
万雷の拍手、何も言うことがないほど、客席とステージ上の一体感があった。コロナ禍で分断されたものがまたひとつになれたなって思ったのでした。
~アンコール
Shoyanを待つ拍手の渦の中で、大賀ホールって客席の拍手も良く響くんだなって感激していました。ほんに良いホールだなぁ。
みんなで再登場して、岩井さんの♪ワン・トゥー!で始まったのは『男は明日はくためだけの靴を磨く』!なんとーー!嬉しい~!この歌、自分のある意味でのテーマ曲なのでメッチャ感激しました。ここでこれ!!堪らんっ、Shoyanにヤラレターと思ったのでした。
途中やはりギターを弾かずにピックを持った手でジェスチャーしながら熱唱でマイクを抱えたり、自ら手でクラップしたり、時に♪やさしい女がどこかにいたような気がする・・・などは含みを持たせて、なんとも表情豊かなステージでした。もう、昇天しましたワタシは・・・(抜ける魂)。
そしてその熱気のまま『ささやかなこの人生』。
一同起立っ。そして手拍子、この手拍子が凄かった。合いの手のパン、パパパン♪が破裂しそうなくらいの大きな音で、客席すんごいチカラ入ってるなと嬉しくなりました。あんなに力のこもった合いの手拍手は聞いたことないと思いました。モチロン、当のShoyanも満たされた感でみんなが嬉しい一曲でした。
そして、おぉ、やっと登場だT’sT!
イントロに入る前の倍音シャワーマシマシ!!!いやすごい、やっぱり大賀ホールすごい、皮膚に沁み込むほどの倍々倍音になっていました。
ここでニヤッと歯が見えるような笑顔でイントロが始まると、Shoyanの髪の毛がポヤっと立ってきて色んなものが立ち昇って来た。高いフレットのストロークがサクサク小気味良くて気持ち良くなり、たまらぬ心地でした。
※曲の合間に必死にメモをとる私、どこからか視線を感じる。「このオバサンなにやっとるねん」と訝しむ人がいたかもしれません。スミマセン(汗)。
そしてShoyanは水をひとくち飲むとJ-50を抱えて『俺たちの詩』。
渾身のイントロ、GibsonJ-50の凄い音がする。これもまた今までで一番いい厚い音に聴こえる。Re-born以降一度あった2019年の軽井沢でこの曲は歌われただろうか?とにかく私が行けたライブの回数は多くないが、今まで聴いた中で一番濃くて胸が鷲掴みにされるパフォーマンスだったし、Shoyanが吐くナマの熱い気焔が見えて、歌の意味・言葉の指し示すものが本当に"リアル"だった。これこそがLIVEの醍醐味、ヴォーカルも150%の極太で最高でした。
以前よりより繊細になったソリッドな岩井さんのエレキギターが絡んでとても大きな歌になって、会場の隅の隅まで今現在のShoyanの想いがギュッと届いたと思います。心揺さぶられる素晴らしいステージでした。
歌い終わって、、汗か、やはり涙か、、Shoyanはサングラスをずらして目元を拭われていたように思います。激動のこの数年、歌う方も聴く方も辛いことやるせないこと沢山で、、、でもこの時、双方の堪えていたものが一気に溶けた気がします。再会の喜びの涙をお互いに拭いあえたような、キラキラとしたコンサートでありました。
今書いていて想い出して泣きそうです(涙)。
両手を挙げて、客席とエアハイタッチなShoyan。本当に素敵でした。
~終演の再アンコール
大団円の中、ミュージシャンみなさん舞台前に出て挨拶をして去ってゆくと、Shoyanひとりで戻ってきてくれました。
「また、どこかでお会い出来たらサイコウです」
と、D-28一本で『終りのない唄』。最後の最後まで嬉しい♪
・・・だがフト、べるが最終回のラストを思いだしてしまった。
あの時も似たような感覚だった。
最高の最高のラストは、それが最後だったなと。
今回、最初の方で「思い残すことないくらいやって帰りたいと思います」なんてお言葉もあった。
けれど、この歌の途中で
♪誰かがきいていてくれる限り~の箇所を
「♪みんながきいていてくれる限り~」と唄ってくれたので、客席一同キュンとしてしまいました。どこにいても、どこまでも、ついていきますShoyan、と強く想ったのでありました。
先のことは考えず(これからのことはワカラナイ)、「今」とそしてちょっとの「明日」くらいをささやかに想いながら、手元にある"小さな深さ"を大切にしていこうヨ、と言われたような気がします。
メモはもうここで終わっています。
Shoyanもまた扉の向こうに去って行かれました。
・・・
☆あとがき
終わってみると、今回は恋する二人というよりは男っぽくて、でも切ないラインナップだったように思います。人生訓を絡めての、様々な愛のバリエーションで甘さと苦さを噛みしめる深い一夜でした。
伊勢正三というひとりの"オトナ少年"のチャレンジ精神と悟りのようなもの、出発点と到達点、そしてまた新たな一歩、聴く者にも勇気を与えてくれるような寄り添いを感じるステージだったと思います。もちろんいつも大感動だけど、ここ数年で一番の、というか、感じたことのない種類の深い感動でした。やはりみんな、聴き手も歌い手もこの数年で深く傷ついたのだと思います。その傷の深さの分だけ癒しも大きかったのだと思います。Shoyanの歌そのものそのままの世界がそこにありました。また来年もあるといいなと静かに待ちます。
帰り道、山を越える頃には霧の合間に中秋の名月が光っていました。どこまでもついてきてくれる満月の光、伊勢正三の音楽はいつもそんな風に私の傍に在ってくれるのだと、余韻を噛みしめながら家路につきました。
久しぶりの軽井沢大賀ホール、ライブの感想でした。
長文最後までお読みいただき感謝です☆
おしまい
あ~・・もう何をか言うまい、この一曲で報われる・・と、無心放心で聴き惚けておりました。夢にまで見た軽井沢のステージ、あぁ戻ってきた・・Shoyanと私たち。そう想える甘酸っぱいパフォーマンスでありました。高い音はサクッと手放し、各音もしっかり捉えてほんに、何かが薫るような素晴らしいステージでした。♪君はベージュのようだね・・・の箇所でピックを持った片手を宙に指し示して、気持ち込めて歌ってくれました。慰められて本当に嬉しかった(涙。
サングラス越しに目を閉じて歌う表情が見えた気がして、歌の世界を一緒に体験出来ている感覚がありました。本望です(涙)。
ここで椅子に座ると毎度のピチカートの導入で『雨の物語』。
"毎度"なんて思っていましたがなんと、イントロのShoyanのギターがめっちゃ良く、前かがみになってクチをフフン♪とちょっとはにかみつつ歌う甘い雰囲気がたまりません。春名さんのSaxを確かめながら左右を向いたりして手応えを感じているみたい?間奏のソロも完璧、120%のキラメキの音が出ていました。一か所だけ音がはずれたのだけど、弾き終わってカポをこつんと小突いていました。どうやらカポが緩かったのか、取り付け場所が甘かったのかな?カポタストに喝を入れる、なにやら面白い仕草でした♪
MCでは「こちらに来て一歩も外に出ていませんが、軽井沢久しぶりに来ました。軽井沢で海の歌、だけど・・・」
と、『海岸通』。
。ちょっとしたどよめきと大きな拍手。イントロは可愛く、けれどここでもカンペキで、ヴォーカルも滞りなくのびのびと、時々上に伸びあがってこなれたステージでした。すごい安定感♪
だがしかしこの歌の演奏前に持ち替えたMartinD-28のチューニングが、歌い出す前にどうも合わずにスタッフまで出てくるも結局チューナーを外してしまいました。電池がなくなったのかな??(適当な想像(笑))
次は4CapoをつけたLLカスタムに持ち替え『湘南 夏』。
うーん、、そうか、今年は鎌倉イヤーだからな!とか思う。この歌Shoyanご自身がメチャメチャ気に入ってるってことですよね。(THE伊勢正三には2曲も入っている)
♪ただ~それだけのこと・・・でニヤ~っと満面の笑み。Shoyanのご気分がよさそうなので聴いている方もマスクの下で口角が上がったのでありました。
歌い終わって、
「ハイ、『ショーヤン夏』という歌を歌ってみました」
と、聴こえちゃったんだけど、そんなこと本当におっしゃっただろうか?なんとなく、客席も一同(笑)という感じだった気もする。そんな面白いこと言ったとしたらメチャ楽しく心軽くなります。
「これはかぐや姫の頃の歌で、再結成の頃、、、、、なんというアルバムだったっけ?」と、思い出しあぐねつつ「Today(かぐや姫・今日)だ!」とわかると
「やばいよね、あれもこれも、、(汗)昨夜何食べたっけ?とか(笑)」
と、記憶力のことからお弁当のトークに(笑)。
新幹線でも崎陽軒のお弁当、
リハーサルでも崎陽軒、
東京駅と横浜の駅(新横浜?)では売っている弁当の容器の材質が違うとのことで、横浜は木のこだわり容器でご飯が冷めても美味しくて、東京駅はプラごみに捨てなきゃいけないヤツ、とおっしゃっていました。お寿司屋さんの笹や竹の皮の抗菌作用の話、その後も崎陽軒トークがさく裂し、ギターの西海氏のこだわり食事法や、崎陽軒社長さん曰くの正しい食べ方の説明など、かなり長時間を割いて崎陽軒のお弁当のことを熱弁されていました。崎陽軒のシウマイ大好き人間の私としてはちょっとお腹がすくトークでした。
(崎陽軒はミニ抹茶月餅もオススメだと横浜の妹が申しておりました(^^))
さて、「やはり古い歌の方が拍手が大きいな・・・」と、おっしゃりつつ「まだまだやってるというアピールもしないと、、」とRe-bornから『夏純情』。
五月に渋谷で聴いた時は夏を"迎え"る純情。今日は夏を送る純情。この夏も暑すぎた・・・もう純粋な気持ちは薄れゆく年頃で、自分にはこのあといくつの夏が残されているのかと思ったりもする。でも伸びやかな声と、高音を上手にいなして歌う今のShoyanのお姿に「前進あるのみ!」と勇気づけられたような気がしてスーッとミント香るような気持ちになれた。
※今回はステージの構造上、『俺たちの詩』も含め後ろのイメージ画像&字幕はナシでした。やっぱりその方がよかった気がします(個人の感想)。
演奏途中、岩井さんのマイクが不調だったのか、スタッフさんがシールドを取り換えにきていました。歌い終わってちょっとほよーんとした感じのShoyan、次はとても可愛い楽器が出てきた!久々のウクレレベース♪今回はこれで『風の日の少年』!やった、嬉しい。最近、ギターやベースなど大規模に処分されたご様子だったので、もうRe-bornのベース曲はやってくれることは永久にないのか・・・と絶望していた(大袈裟な(笑))ので、ほんっとにほんっとに嬉しかった。
歌い出すまでに、譜面台の歌詞の紙が行方不明になってペラペラめくりながら「見なきゃ歌えないとは・・・」と汗汗。試し弾きしながら指が滑らないなぁと左手で小鼻をちょっと押さえて油分補充していたしぐさに親近感を覚えたり(Shoyanもやるんだ、と感動(笑))、「本来のベース(Jazzベースかな)は重くて肩が凝るし、ネック長くてこーんなで・・・」と手をのばーしてジェスチャーしているShoyanがお茶目でした。
ここで少し指慣らしでウクレレベースをフリーでひとしきり弾いてくれたのだけど、この短い指使いだけでもメッチャかっこよかったです。(興奮)
歌い始めれば肩を上げてウクレレベースの小さなボディを抱えてキュンとしたシルエット。まるで子犬を抱くようにご自身の心も抱えて、優しく颯爽とした歌に感無量でした。あの間奏のベースラインがまた聴ける日が来るなんて、涙出そうでした。
客席からものすごく大きな拍手。
「なんか嬉しいな♪今日一番拍手が多い気がします」
「それでは調子に乗って☆」なんてゴキゲンなShoyan。
「今日は夏を送る会、その歌はもう少しあとでやりますからね(笑)」
「で、ホテルの窓から外を見ていると、ハラハラ・・ハラハラ~って葉っぱが落ちて、そういうのイイナァって・・・」
と『秋の葉の栞』。
わー、もう二度と聴けないと思ってた(T_T)。
あの可愛いウクレレベースでちゃんとShoyanご本人が弾いてくれている、そして歌声は優しくホンワリとあたたかい。ずっとずっと聴きたかった、嬉しくて夢のようでした。バックの照明も木漏れ日のような模様になり、木の壁面にあたる照明がオレンジ色に光って切なくて、その真ん中で機嫌よくニコニコのShoyanが佇む姿は神々しかったです。
ベースも確実に押さえて、ところどころヴォーカルも強弱をつけて、♪葉鶏頭~!に夏の名残りを込めまくって歌ってくれた気がした。伸ばすところもたっぷり、♪気持ちだったの~、の語尾の下がり様は切なさの濃縮で、、、ちょっとだけ歌詞のあやういところもあった気もしますが気にならず、ほんっとに今ここでこの歌を聴けるシアワセを想うのでありました。
歌い終わって肩で息をしていたShoyan、やり切った感が満ちていました。
さて、いよいよの『ほんの短い夏』。
都会の中のワンシーンであるこの歌ですが、地下鉄のない軽井沢などにもとてもよく合うと思っています。人が沢山行き交う場所で、新幹線なら東京まで一時間余、そんな都会的な賑やかさの中で、自分たちだけの世界に生きたい恋人たちのことを思いました。
間奏のひそやかなアコギのフレーズが素敵です。囁き歌いで無理なくとてもいいです。2番の歌詞からは上を見上げて一生懸命のShoyan、歯がキラキラ光って爽やかで、"夏抱きしめてる感"に溢れていました。
続けて「一気に冬に行きたいと思います・・・」と『冬の恋』。
イントロの初音でキーが合っていないことがわかりやり直すも、すごくまとまって今日一番良いパフォーマンスなのでは?と思うほどゾクっとしました。Shoyanの握るピックが柔らかそうに見えて、、でもそのピックのアルペジオがたゆみなく力みもなく、本当にShoyanの凄いキャリアがわかる滑らかなアルペジオで感激しました。
サビの部分から徐々に照明ライトが明るくなり盛り上がり、これで夏を送れたなぁと思う。Shoyanご本人も腰を当ててご満悦☆でした。
「思えば66歳でこの冬の恋を作ったわけですが、3度目の22才の別れ、ですね(^^ゞ」
などとおっしゃりながら、作詞家の阿久悠氏のお言葉を引用して"街鳴り"するようなヒット曲がない今のご時世の話や、カセットテープやレコードを利用する若い人たちが増えてること(倍音のことも)など。
「後々評価されるような歌を、タクシーの乗車を待ちながら♪これからも曲を作っていきたい」というようなことをおっしゃっていました。
そのお言葉に続き『22才の別れ』。
イントロからエンディングまでShoyanのソロフレーズが冴えわたっていて、万全の22才の別れでした。(岩井さんは12弦ギターを弾いていたかな??)もう不動の王道の堂々たるステージで、昔からのファンの人たちは幸せだろうな、報われただろうなと、安らかな気持ちでおりました。
次の歌に入る前、ここでもイントロのならしでギターの倍音を出しまくりの放出しまくりで、大賀ホールに色んなバイブレーションが満ちてきた。キモチイイー☆と盛り上がりながらの『涙憶』。
原曲通りのイントロの指アルペジオとピックでのダウンストロークと織り交ぜながら粛々の涙憶でしたが、無理なく伸びやかで確固たるボーカルに得心でした。
例によってここでお着換えタイム、、、なのですが、私の席からは斜め後ろの出入り扉の奥までまっすぐ見える位置だったので、バックヤードに消えてゆくShoyanのうしろ姿がずっと見えていました。名残り惜しく目を凝らしていたら、、開けられたドアに消える瞬間、歩きながらすでに胸元のボタンに手をかけ、シャツの前を外して脱いでゆく仕草が見えて凄くドキっとしたのでありました。シャツを脱ぎかけるShoyan見ちゃった・・・と(赤面)独りで悶絶しておりました。
(意識しすぎ自分(笑))
長い間奏の間もその光景が脳内で繰り返され、人事不省になっているところ、いつもより短い時間で再登場。次はどんな衣装?と思っていましたが、ピンク寄りの赤とブルーの太いボーダーTシャツで、なんだかカジュアルなShoyanで意外でした。「ギャップすぐる!」と私は違う悶絶をしていたのでありました(笑)。でも、まとめのソロのギターがめちゃ渋くてカッコよく、素敵でありました。
そのままに『なごり雪』。
そんなカジュアルさだからだろうか、若々しく青春のなごり雪。慣れた曲ならば尚更に表情に余裕があって、岩井さんのマンドリンのような繊細なエレキのフレーズと相まってノスタルジックなステージでした。歌い終わって両口角を上げて、やはりのご満悦表情でした。
なんとなく、もうコンサートも終盤??なんてサミシク思いつつ、待っていると『イノセント・ノベル』ではありませんか!!!Re-born曲が多くて嬉しい!!
わー、イントロのストローク、フレットのスライド、全部よく見えてめちゃ感激。今回一応一桁席だったので、双眼鏡なくてもShoyanの手元がよく視えた。こんなに見えたの何年ぶりか、、、
ここでもShoyanの囁き歌いは正確万全なのだけど、このアップテンポのシャイニーな曲の時はもう少しボーカルの音声にインパクトが欲しいなと思ったりしました。間奏の細井さんが熱演でさらに盛り上がります☆後半から客席の手拍子が裏打ちになって興味深かった。
さて、いよいよのお月見ソング『月が射す夜』ですが、Shoyanは今日が十五夜だということは意識されていなかった模様で、中秋の名月についての言及はありませんでした(*´▽`)ソレモマタヨシ。
テケテケがフレットを上下して演奏が始まると、とてもまとまりのあるノリノリのステージで自分の気分も最高潮でありました。ほんにね、、、猛暑酷暑の今年の夏。毎年乗り越えるのが辛くなってきた。けれどこの歌があるから、夏がゆくときにこの歌を聴きたい・歌いたい・がために、暑過ぎる夏を詩的に過ごせるのです。
Shoyan、今年はここでこの歌を聴くことが出来て本当に幸せですよ、と心の中で深く感謝。
しかし、Shoyanのお声のボリュームがここでもすこし小さめに思え、モワモワして歌詞がよく聴こえない。そういう場面が今までにもあったので、これは大賀ホールのCエリアの特性なのかな?自分たちは歌詞を知っているので脳内補正出来ているからいいかな・・とも思う。Shoyan御本人の入れ込み具合、誠実さがバリバリ伝わってくるので感激が深い。ギターもギター全部のすべての音を出そうという姿勢や仕草に熱いものを感じる今日のステージでした。
「この歳まで歌ってこられてキセキなのですが、このコンサートも2年出来なくて、、、でも今日みんなに会えて本当に嬉しかったです、いつも支えてくれるみなさんに、、心からありがとうございます!」と、Shoyanからの真心こもったお言葉に、客席から大拍手が沸いたのでした。
次の曲が何かわかっちゃったけど、、、ここでグッと泣きそうになる。今日この時はキセキなんだなって。Shoyanがギターを弾いて歌って、私たちは大賀ホールの椅子に座って、同じ空間で同じ音を聴いて楽しむ、それは奇跡なのだと痛感した。感動のステージでした。
そして万感の『君と歩いた青春』。
イントロのみギターを弾くとあとはスタンドのマイクを引き寄せて歌う。とっても好いヨShoyan、とメモにハートマークが書いてある。不思議と今日はこの歌が一番軽井沢にマッチしているような気がした。今は新幹線ですぐとはいえ、一昔前は十分に"故郷(くに)"だった。ここへきて都会と地方のキョリにも変化が起きてきている。ネットで買い物ができるし、リモートで仕事も出来るし、交通機関も便利になり、リゾートも僻地も近くなった。この歌が経てきた距離、そんなことを想いながら聴いた。
バックの照明が真っ赤な夕焼雲のようになり、ホールの自然素材の造りに映えて美しい。天井のアクリル装飾を見上げると、ペルシャ絨毯の上で歌うShoyanの姿が映っていた。
万雷の拍手、何も言うことがないほど、客席とステージ上の一体感があった。コロナ禍で分断されたものがまたひとつになれたなって思ったのでした。
~アンコール
Shoyanを待つ拍手の渦の中で、大賀ホールって客席の拍手も良く響くんだなって感激していました。ほんに良いホールだなぁ。
みんなで再登場して、岩井さんの♪ワン・トゥー!で始まったのは『男は明日はくためだけの靴を磨く』!なんとーー!嬉しい~!この歌、自分のある意味でのテーマ曲なのでメッチャ感激しました。ここでこれ!!堪らんっ、Shoyanにヤラレターと思ったのでした。
途中やはりギターを弾かずにピックを持った手でジェスチャーしながら熱唱でマイクを抱えたり、自ら手でクラップしたり、時に♪やさしい女がどこかにいたような気がする・・・などは含みを持たせて、なんとも表情豊かなステージでした。もう、昇天しましたワタシは・・・(抜ける魂)。
そしてその熱気のまま『ささやかなこの人生』。
一同起立っ。そして手拍子、この手拍子が凄かった。合いの手のパン、パパパン♪が破裂しそうなくらいの大きな音で、客席すんごいチカラ入ってるなと嬉しくなりました。あんなに力のこもった合いの手拍手は聞いたことないと思いました。モチロン、当のShoyanも満たされた感でみんなが嬉しい一曲でした。
そして、おぉ、やっと登場だT’sT!
イントロに入る前の倍音シャワーマシマシ!!!いやすごい、やっぱり大賀ホールすごい、皮膚に沁み込むほどの倍々倍音になっていました。
ここでニヤッと歯が見えるような笑顔でイントロが始まると、Shoyanの髪の毛がポヤっと立ってきて色んなものが立ち昇って来た。高いフレットのストロークがサクサク小気味良くて気持ち良くなり、たまらぬ心地でした。
※曲の合間に必死にメモをとる私、どこからか視線を感じる。「このオバサンなにやっとるねん」と訝しむ人がいたかもしれません。スミマセン(汗)。
そしてShoyanは水をひとくち飲むとJ-50を抱えて『俺たちの詩』。
渾身のイントロ、GibsonJ-50の凄い音がする。これもまた今までで一番いい厚い音に聴こえる。Re-born以降一度あった2019年の軽井沢でこの曲は歌われただろうか?とにかく私が行けたライブの回数は多くないが、今まで聴いた中で一番濃くて胸が鷲掴みにされるパフォーマンスだったし、Shoyanが吐くナマの熱い気焔が見えて、歌の意味・言葉の指し示すものが本当に"リアル"だった。これこそがLIVEの醍醐味、ヴォーカルも150%の極太で最高でした。
以前よりより繊細になったソリッドな岩井さんのエレキギターが絡んでとても大きな歌になって、会場の隅の隅まで今現在のShoyanの想いがギュッと届いたと思います。心揺さぶられる素晴らしいステージでした。
歌い終わって、、汗か、やはり涙か、、Shoyanはサングラスをずらして目元を拭われていたように思います。激動のこの数年、歌う方も聴く方も辛いことやるせないこと沢山で、、、でもこの時、双方の堪えていたものが一気に溶けた気がします。再会の喜びの涙をお互いに拭いあえたような、キラキラとしたコンサートでありました。
今書いていて想い出して泣きそうです(涙)。
両手を挙げて、客席とエアハイタッチなShoyan。本当に素敵でした。
~終演の再アンコール
大団円の中、ミュージシャンみなさん舞台前に出て挨拶をして去ってゆくと、Shoyanひとりで戻ってきてくれました。
「また、どこかでお会い出来たらサイコウです」
と、D-28一本で『終りのない唄』。最後の最後まで嬉しい♪
・・・だがフト、べるが最終回のラストを思いだしてしまった。
あの時も似たような感覚だった。
最高の最高のラストは、それが最後だったなと。
今回、最初の方で「思い残すことないくらいやって帰りたいと思います」なんてお言葉もあった。
けれど、この歌の途中で
♪誰かがきいていてくれる限り~の箇所を
「♪みんながきいていてくれる限り~」と唄ってくれたので、客席一同キュンとしてしまいました。どこにいても、どこまでも、ついていきますShoyan、と強く想ったのでありました。
先のことは考えず(これからのことはワカラナイ)、「今」とそしてちょっとの「明日」くらいをささやかに想いながら、手元にある"小さな深さ"を大切にしていこうヨ、と言われたような気がします。
メモはもうここで終わっています。
Shoyanもまた扉の向こうに去って行かれました。
・・・
☆あとがき
終わってみると、今回は恋する二人というよりは男っぽくて、でも切ないラインナップだったように思います。人生訓を絡めての、様々な愛のバリエーションで甘さと苦さを噛みしめる深い一夜でした。
伊勢正三というひとりの"オトナ少年"のチャレンジ精神と悟りのようなもの、出発点と到達点、そしてまた新たな一歩、聴く者にも勇気を与えてくれるような寄り添いを感じるステージだったと思います。もちろんいつも大感動だけど、ここ数年で一番の、というか、感じたことのない種類の深い感動でした。やはりみんな、聴き手も歌い手もこの数年で深く傷ついたのだと思います。その傷の深さの分だけ癒しも大きかったのだと思います。Shoyanの歌そのものそのままの世界がそこにありました。また来年もあるといいなと静かに待ちます。
帰り道、山を越える頃には霧の合間に中秋の名月が光っていました。どこまでもついてきてくれる満月の光、伊勢正三の音楽はいつもそんな風に私の傍に在ってくれるのだと、余韻を噛みしめながら家路につきました。
久しぶりの軽井沢大賀ホール、ライブの感想でした。
長文最後までお読みいただき感謝です☆
おしまい
終演後、入り口の前にはナナカマドの樹があることに気付いた。
軽井沢駅にも何年かぶりに寄ってみた。
また少しづつでも日常が戻ってくるといいなと思いながら迎えた秋です☆
さて、この数日は自分ひとり余韻に浸りまくって脳ミソ空っぽだったのですが、軽井沢のステージを今回振り返ってみると、演奏された歌たちは"自分LOVEソング・人生ソング"が多かったように思います。色気よりスタンス!
ラブソングを突き詰めていくと"自分を愛する"ことに行きつくのでは?と思っているけれど、でもやっぱり"君としたい"も忘れないで欲しい♪ので、『君はベージュ』のようなTogetherな歌もやっぱり嬉しく、放心だったのです。
何度も書きますが、自分は今のShoyanとすごく距離があるなぁと思う今日この頃で、人生の歌を聴けば尚更、今の伊勢正三とそのファンの人たちとは、私は感じるものも思うことも違うんだなと年々その差を強く感じます。"俺たち"に加われないもどかしさよ・・・
それは、自分が高校生の頃から変わらない世代の距離だけど、ここ1.2年の間に加速して離れて行っていると強く感じます。
やっとgardenの頃のShoyanと同じような歳になって、でももうRe-bornして生まれ変わってしまったShoyanに何も解れない追いつけないと思っていました・・・
が、
その『君はベージュ』を久しぶりに歌ってくれて、聴くことが出来て、さみしさの輪郭はだいぶ滲んで馴染んできました。変わらないものもアルって。
♪時の流れは いくつもあるさ
そのひとつだけ 君と過ごした・・・
ふと、こうせつおいちゃんの『あの日の空よ』を聴いていて、ここはShoyanの詞ではないかと思いつつ、そうだね、私だけの時の流れというものもあるかも、と思って聴いていくことにしました。(一緒に過ごせる時でなくとも!)
なんだか脱線しました(*´ω`)
ライブリポ書きはじめてそんなこと想っています。
ラブソングを突き詰めていくと"自分を愛する"ことに行きつくのでは?と思っているけれど、でもやっぱり"君としたい"も忘れないで欲しい♪ので、『君はベージュ』のようなTogetherな歌もやっぱり嬉しく、放心だったのです。
何度も書きますが、自分は今のShoyanとすごく距離があるなぁと思う今日この頃で、人生の歌を聴けば尚更、今の伊勢正三とそのファンの人たちとは、私は感じるものも思うことも違うんだなと年々その差を強く感じます。"俺たち"に加われないもどかしさよ・・・
それは、自分が高校生の頃から変わらない世代の距離だけど、ここ1.2年の間に加速して離れて行っていると強く感じます。
やっとgardenの頃のShoyanと同じような歳になって、でももうRe-bornして生まれ変わってしまったShoyanに何も解れない追いつけないと思っていました・・・
が、
その『君はベージュ』を久しぶりに歌ってくれて、聴くことが出来て、さみしさの輪郭はだいぶ滲んで馴染んできました。変わらないものもアルって。
♪時の流れは いくつもあるさ
そのひとつだけ 君と過ごした・・・
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プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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