Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
今年はもう庭にジョウビタキが来て火を焚く音が響いている。むしろいつもより早く冬が来るのかもしれない。ついこの間まで猛暑だったのに・・・
ここのところの自分の時の流れはちょっとおかしくなっていて、この数年の記憶というか出来事の運びがフワフワしていてハッキリしない。Re-bornが出た時の衝撃から心の中が密室になってしまって、ずっとずっと濃密な愛に浸っているパラダイスな自分と、コロナ禍~家業・家族の混乱でシリアスな超現実に圧し潰されそうな自分と、ずっと二重構造で時間が捻じれて(止まって?)いる気がしている。
・・・
今回『STILL MORE』、一曲目は『ほんの短い夏』。
ずっと前、この曲を初めて聴いた時から気になっていたのだけど、
♪君が僕の時計遅らせたと知った~
とあるのは一体どういうこと?と。
彼の手首にずっとはまっているはずの腕時計の時刻を彼女はどうやっていじったの?と。
初めて聴いた時、(自分にもちょっとした似たような仕業の記憶があったけどそれは置いておいて、汗)
これはせつないイタズラだなぁ・・・彼女、言い出せない分こっそり「帰らないで・もう少し一緒にいたい」ってイジワルしちゃうの可愛いなぁと思っていた。
でもそこから先を考えるのを保留していた。
なぜならば、彼が腕時計を外すようなシチュエーションがあるとすれば・・・
そ、それはシャワーかなんか浴びるときじゃない!?と。
そ、それって短い逢瀬のどこかの部屋とか、そういうオトナな時間をこの二人は過ごしたってことだよね、と。そしてそのあとの”後朝”を惜しめない”終電”のせつなさなのか~と、20代半ばであった若き日の自分の妄想がリアルに膨らみすぎちゃいそうで、そこまで考えずに「ほんのり」で留めておこうと思ったのだ。
だが、今自分が歳をとってみると、これはきっと待ち合わせてご飯したあと、どこかのカフェで「あ、○○の腕時計、なんかレトロでちょっとカッコよいじゃん、貸して見せて~♪」とか、さり気に彼女が彼の時計を外させて手にとってみたのかな、なんて思ったりしている。この先に「私今日は帰りたくないな」が待っているはずなのに、と。
(懐中時計だった場合も同じようだということで)
この歌に出会ってからちょうど30年(涙)。あのひどい冷夏から30年の今年は酷暑だった。あまりに違いすぎるアニバーサリー。こんな未来、それでも同じ”ほんの短い夏”、人生の夏はいつでも短い。この恋人たちは果たして二つが一つになれたのかな?それともひとつになった後またふたつに別れちゃったかな?とか、ずっと考えている。その考え続けていることが私の時計の針であって、文字盤はShoyanの歌なのだ。
今年初めて聴いた『春の流星』にも♪時計を見る仕草に~とあるように、『STILL MORE』はやはり”時計”の出てくる歌も多い。もちろん、『なごり雪』からして永遠の時計ソングな訳だけれども。
そんな歌たちが何十年もの時を過ごしてる間に、身につける時計はいろんな機能が集約されたスマートフォンになってしまい 、また実体としての腕時計もApple Watch などのスマートウォッチになってみたり、 今の恋人たちは腕時計のリューズを回して時刻を合わせたりずらせたりすることを知らないかもしれない。
そんな歌たちが何十年もの時を過ごしてる間に、身につける時計はいろんな機能が集約されたスマートフォンになってしまい 、また実体としての腕時計もApple Watch などのスマートウォッチになってみたり、 今の恋人たちは腕時計のリューズを回して時刻を合わせたりずらせたりすることを知らないかもしれない。
時計は残り時間を計るものではなく、”今を知るためのもの"だということを今一度噛み締めて、残り少しの未来でも希望を持って過ごしていきたいと思うのだ。
砂時計・デジタル時計・(腕時計)・・・時計はShoyanの歌には本当に沢山登場するので、これからも少しづつ何か書けたらいいなと思います。
Shoyanの時計ソング、大好きなんだな(涙)。
・・・
追:
そうそう、セルフカバーセレクションのShoyan Clock、
海~海風
君~置手紙
雪~なごり雪
夏~青い夏
波~渚ゆく
風~スモークドガラス越しの景色
涙~涙憶
花~ささやかなこの人生
雨~雨の物語
水~水の大地
時~想い遥か
駅~なごり雪
だけれど、
当時、海と風を反対に考えていた。
私にとっては、やっぱり"海風"は風で
"スモークドガラス越しの景色"は海だった。
全部が全部、電波時計のように一斉に同じ時を刻まなくてもいいよね?
日時計のような曖昧な自分でもいいと、今も思っています。
(今見てもカッコ好くて泣けます><)
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
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http://shoyanlove774.jugem.jp/
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