Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
今、伊勢物語の解説本を読み返しているのですが、気になる歌があるのです。
学生の頃はたぶんざっと読んだのだと思いますが、部分部分のことしか覚えていなくて、こんな知ったかぶり100%ではいかん、と思い、最近解説本から入って口語訳など読み返しています。(本文読む前に解説本からはいる荒業^^;)
物語りの終わりの方にこんな歌がありました。
思うふこと 言わでぞ
ただに やみぬべき
われとひとしき人し なければ
意は
思っていることは言わないで
このまま終わりにしよう
自分と同じ人間など
この世にはいない
だから
心の底からわかってもらえることなどないのだ
などという歌です!!!!
これが”伊勢物語主人公”の在原業平本人の気持ちなのか?
1200年前の優れた歌人はこんな虚しい寂しい気持ちで創作活動をして想い伝えの歌を詠んでいたのか!?って驚きました。
でもでも、そして、
この1200年後の”伊勢正三”という傑出の大歌人が
「二人は一つだと気付いてる」!
と歌にしたんです、凄いと思うんです!
「他人は他の人間だから、自分の思いは言葉にしても伝わらない」と業平は諦めちゃったっぽいのに、でもShoyanは諦めないで歌にしてくれたんです。
聴き手(受け手)を信じてくれているのかと胸が熱くなるのです(大泣)。
創作する人はきっといつも”伝わらない虚しさ”と闘っておられるのではないかと思います。大ヒットした曲でも、アマチュアが個人で作った小さな歌でも、自分以外の存在に真に理解してもらえることはとても難しい、本当にそれは何千年もの文化的な歴史上ずっとそうだったと思います。日本で一番読まれてきた歌物語の主人公がそんなことを詠んでいるなんて・・・
けれど、Shoyanは実証してくれたのだと思います。
ボクとキミには同じ心がアルんだよ・って。
世の中にうわべの大ヒット曲・文章作品は古今東西たくさんあったはずですが、特に近代、興行的な金銭が関与するようになってから、創り手受け手が本当に解り合えた作品て減っていったのではないでしょうか。創作者の諦めや、金銭的価値への変換で、創作作品の本当の存在価値ってとても不安定なものだった気がします。
(これは個人的な思い込みの意見ですのでご容赦下さい^^;)
とにもかくにも、1200年前の歌人に伝えたい、、、
『ひとしきカンケイ』ってあると思いますヨって。
”今の伊勢さん”が歌にしてくれましたヨって♪
・・・
きっと、この伊勢物語の歌のことはファン歴何十年もの伊勢ファンには基本中の基本で、この歌に気付いて同じことを思われていた方もすでに沢山いらっしゃるとは思うのですが、自分なりの忘備録としてちょっとメモしておきます。
今更で失礼いたしました(〃∇〃)。
※あ、テレポーテーションの振り付けをはよイラストにしなくては!(*´∀`*)(笑)
学生の頃はたぶんざっと読んだのだと思いますが、部分部分のことしか覚えていなくて、こんな知ったかぶり100%ではいかん、と思い、最近解説本から入って口語訳など読み返しています。(本文読む前に解説本からはいる荒業^^;)
物語りの終わりの方にこんな歌がありました。
思うふこと 言わでぞ
ただに やみぬべき
われとひとしき人し なければ
意は
思っていることは言わないで
このまま終わりにしよう
自分と同じ人間など
この世にはいない
だから
心の底からわかってもらえることなどないのだ
などという歌です!!!!
これが”伊勢物語主人公”の在原業平本人の気持ちなのか?
1200年前の優れた歌人はこんな虚しい寂しい気持ちで創作活動をして想い伝えの歌を詠んでいたのか!?って驚きました。
でもでも、そして、
この1200年後の”伊勢正三”という傑出の大歌人が
「二人は一つだと気付いてる」!
と歌にしたんです、凄いと思うんです!
「他人は他の人間だから、自分の思いは言葉にしても伝わらない」と業平は諦めちゃったっぽいのに、でもShoyanは諦めないで歌にしてくれたんです。
聴き手(受け手)を信じてくれているのかと胸が熱くなるのです(大泣)。
創作する人はきっといつも”伝わらない虚しさ”と闘っておられるのではないかと思います。大ヒットした曲でも、アマチュアが個人で作った小さな歌でも、自分以外の存在に真に理解してもらえることはとても難しい、本当にそれは何千年もの文化的な歴史上ずっとそうだったと思います。日本で一番読まれてきた歌物語の主人公がそんなことを詠んでいるなんて・・・
けれど、Shoyanは実証してくれたのだと思います。
ボクとキミには同じ心がアルんだよ・って。
世の中にうわべの大ヒット曲・文章作品は古今東西たくさんあったはずですが、特に近代、興行的な金銭が関与するようになってから、創り手受け手が本当に解り合えた作品て減っていったのではないでしょうか。創作者の諦めや、金銭的価値への変換で、創作作品の本当の存在価値ってとても不安定なものだった気がします。
(これは個人的な思い込みの意見ですのでご容赦下さい^^;)
とにもかくにも、1200年前の歌人に伝えたい、、、
『ひとしきカンケイ』ってあると思いますヨって。
”今の伊勢さん”が歌にしてくれましたヨって♪
・・・
きっと、この伊勢物語の歌のことはファン歴何十年もの伊勢ファンには基本中の基本で、この歌に気付いて同じことを思われていた方もすでに沢山いらっしゃるとは思うのですが、自分なりの忘備録としてちょっとメモしておきます。
今更で失礼いたしました(〃∇〃)。
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プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
このブログサーバーが落ちて表示されない場合は↑に避難しています。
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