Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
☆50th Anniversary 伊勢正三 LIVE 2023
2023年11月26日(日)
会場17時/開演17時半
鎌倉芸術館
~前置き~
何度も言うようですが、湘南鎌倉大船・・・なんと想い入れの深いワード・場所であろうかと。
2023年11月26日(日)
会場17時/開演17時半
鎌倉芸術館
~前置き~
何度も言うようですが、湘南鎌倉大船・・・なんと想い入れの深いワード・場所であろうかと。
色々語りだすときりがないので、私の青春の苦さ甘さ楽しさの詰まった場所だということだけ前置きして。
当日はそんな思い入れもあり、現在海のない場所に住んでいることもあり、少し寄り道をして茅ヶ崎方面から江ノ島を経由して大船へ車で向かうことにした。もちろん海辺の国道134号線を通って・・・。Shoyanの歌の国道といえば九州を一周できる3号線と10号線ですが、私の国道は都内へ突き刺さる246号線と海辺の134号線であります。ほんとに、、、何十年ぶりに走ったでしょうか134号(涙)。しかも!Shoyanのライブに行くためにです、こんなに嬉しい時間はありません。車の免許を取る前から憧れていたShoyanと湘南と自分が運転する車のドライブ、曇天の冷たい海でしたが、それでも夢のような気持ちで向かうことが出来ました。(コンサート始まる前から胸いっぱい過ぎ自分(幸))
江ノ島から内陸へ上がっていくと意外とすぐに大船に着いた。本当は観音様にもお参りしたかったけど、連日の勤務で膝が痛すぎて歩き回れないのでまた次の機会に。当日はほんの少し外に出ただけで凍えるほど寒くて、なんだか今年のライブは大雨や寒い日が続いたなと、もしかして自分今年から”雨女”になったのかもしれないと想いました。(それは伊勢正三ファンとしてはナカナカのスキル(笑))
※今回いつにもまして余裕がなく、時間が経ってからの思い出しなので、事実誤認や誤字脱字多くあると思いますがご容赦ください。
~開演~
当日はそんな思い入れもあり、現在海のない場所に住んでいることもあり、少し寄り道をして茅ヶ崎方面から江ノ島を経由して大船へ車で向かうことにした。もちろん海辺の国道134号線を通って・・・。Shoyanの歌の国道といえば九州を一周できる3号線と10号線ですが、私の国道は都内へ突き刺さる246号線と海辺の134号線であります。ほんとに、、、何十年ぶりに走ったでしょうか134号(涙)。しかも!Shoyanのライブに行くためにです、こんなに嬉しい時間はありません。車の免許を取る前から憧れていたShoyanと湘南と自分が運転する車のドライブ、曇天の冷たい海でしたが、それでも夢のような気持ちで向かうことが出来ました。(コンサート始まる前から胸いっぱい過ぎ自分(幸))
江ノ島から内陸へ上がっていくと意外とすぐに大船に着いた。本当は観音様にもお参りしたかったけど、連日の勤務で膝が痛すぎて歩き回れないのでまた次の機会に。当日はほんの少し外に出ただけで凍えるほど寒くて、なんだか今年のライブは大雨や寒い日が続いたなと、もしかして自分今年から”雨女”になったのかもしれないと想いました。(それは伊勢正三ファンとしてはナカナカのスキル(笑))
※今回いつにもまして余裕がなく、時間が経ってからの思い出しなので、事実誤認や誤字脱字多くあると思いますがご容赦ください。
~開演~
時の流れ
暦の上では
あの唄はもう唄わないのですか
雨の物語
あいつ
星空
冬京
海岸通
(神田川1番のみ)
ペテン師
夜のFM
湘南 夏
青い夏
ほんの短い夏
夏純情
風の日の少年
冬の恋
22才の別れ
レミングの街
月が射す夜
~アンコール~
ささやかなこの人生
海風
なごり雪
~再アンコール~
汐風
・・・
芸術館というだけあって館内も趣のある造りの奥行きのあるホール。広いステージは少し余裕がありすぎるくらいのセッティングにおしゃれなイントロの音が充満し始めると・・・
・・・
芸術館というだけあって館内も趣のある造りの奥行きのあるホール。広いステージは少し余裕がありすぎるくらいのセッティングにおしゃれなイントロの音が充満し始めると・・・
インディゴブルーと白のムラ染めのようなフード付き上下スウェットと白いスニーカーで登場のShoyan!客席も「おお!・・・お?」という反応。ちょい部屋着のような、ストリートな、珍しいコーディネートのShoyanになんだかいつもと違う雰囲気に高まる謎の予感。
色っぽいオトナイントロから一転の、またガリガリっとしたハードなD45のギターで『時の流れ』。声の質も量も音程もいいよ!!と、カンペキやん!と初っ端から興奮してメモってあります。客席の手拍子に左右に揺れて跳ねて、余裕ステップなShoyanでした。手を高く掲げる勝利のポーズ・やる気のポーズ出ました。ギターの低音が特に良く、前に出て来ての間奏のソロパートも熱量半端なく、そして長く、ストロングエスプレッソのような一曲目からメチャ濃いパフォーマンスにイキナリ元気120%出てきました。出だしのステージの熱量と客席のマッチング感素晴らしかったです。
『暦の上では』
ステージでくるりと後ろに回転して♪軽やかに音程もよく安心して、微笑ましいデリケートな季節感を感じながら聴けました。Shoyanの秘めた”春”を肌で感じられたと思います。
春名さんのSaxがまっすぐ届く。このホールの音の響きの良さを感じました。音が強く出るホールなのかな。立春の歌を聴いて「あぁ、今日はもう秋じゃなくて冬ってことにしよう」と思いました。
すでに水を飲まれる。やはり海が近くても、もう乾燥の季節です。
MCでは
「鎌倉にやってきました♪金曜日から週末、レジャーなどの予定がある人多いと思います、
色っぽいオトナイントロから一転の、またガリガリっとしたハードなD45のギターで『時の流れ』。声の質も量も音程もいいよ!!と、カンペキやん!と初っ端から興奮してメモってあります。客席の手拍子に左右に揺れて跳ねて、余裕ステップなShoyanでした。手を高く掲げる勝利のポーズ・やる気のポーズ出ました。ギターの低音が特に良く、前に出て来ての間奏のソロパートも熱量半端なく、そして長く、ストロングエスプレッソのような一曲目からメチャ濃いパフォーマンスにイキナリ元気120%出てきました。出だしのステージの熱量と客席のマッチング感素晴らしかったです。
『暦の上では』
ステージでくるりと後ろに回転して♪軽やかに音程もよく安心して、微笑ましいデリケートな季節感を感じながら聴けました。Shoyanの秘めた”春”を肌で感じられたと思います。
春名さんのSaxがまっすぐ届く。このホールの音の響きの良さを感じました。音が強く出るホールなのかな。立春の歌を聴いて「あぁ、今日はもう秋じゃなくて冬ってことにしよう」と思いました。
すでに水を飲まれる。やはり海が近くても、もう乾燥の季節です。
MCでは
「鎌倉にやってきました♪金曜日から週末、レジャーなどの予定がある人多いと思います、
鶴岡八幡宮とか通ったんですけど凄い人で、みんな観光とかされましたか?」と、、、「そんな中チケットをとって今日を楽しみにしてきてくれたみなさんに感謝して、あの頃の歌・新しい歌沢山用意してきたので楽しんでいってください」・というようなことをおっしゃっていました。今日はShoyanご自身で運転していらっしゃったみたいです♪
客席から「いざ鎌倉!!」と声がかかっていました('ω')ノ。
Shoyanはいつも一所懸命☆
『あの唄はもう唄わないのですか』
客席から「いざ鎌倉!!」と声がかかっていました('ω')ノ。
Shoyanはいつも一所懸命☆
『あの唄はもう唄わないのですか』
『雨の物語』
『あいつ』
『星空』
と続く。
Shoyanの合いの手のギターなどよく聴こえて余裕さえ感じたし、岩井さんのバイオリン奏法エレキなどもドラマチックだったのですが、ところどころ低音が響きすぎたり、各テンポがもたついたりはしったり?なんとな~くうっすらですがバンドはまだまとまらない感が・・・と思っていたのは生意気な私だけかもしれません。このあたりの曲は多分観客の皆さん脳内で完全再現されていると思います(汗)。
『あいつ』の春名さんのフルートが峰にかかる雲のようでした(いろんな意味で>お天気とか)。
『冬京』♪バリーーーンと雷鳴のようなイントロからの間違いない王・KINGの音、Shoyanは地に根が生えているみたいなゆるぎないパフォーマンスだった。エンディングのソロではまず先にハモニカを両手で抱え前回より増し増しの熱い吹き様に圧倒されました。その後のギターソロは岩井さんの良い音すぎるギターにやや埋もれ気味?な感じで私の席(会場の一番端)からは聴こえましたが、やはり120%の静かな熱さ・を感じさせてくれました。冬ど真ん中の音がしました(涙)。※でもやっぱりドラムが入っていた方がいいなと最近は思ってしまう贅沢耳。
『海岸通』
座らないで歌うほど元気なShoyan、そして確実な高音に感動。♪あなたを乗せた~で、久々の美しいファルセット(裏声)が聴こえた気がした。テンポよくノッた感じの、鉄板の堂々のステージでした。
最後に大きく上を見上げられて、Shoyanご本人も何かを得たような・放出しきったかのような、完全燃焼感がありました。ハモニカのアプローチ、ここにきて本当に熱いです(涙涙)。
※この時、大きなカメラを手にしたスタッフさんが横の壁際から沢山撮影されていました。その後舞台袖にも移動されて横顔を撮影されていたようです。いい写真沢山アップしてくださいっ☆
MC
「海岸通は風のファーストアルバムからの曲でしたが、今日ここに来るときに(鎌倉の)由比ガ浜?(葉山の)一色海岸?とか、狭い道を通りながらドライブしてきたんですが、やっぱり海辺はなんとなく落ち着きます。僕の(津久見の)実家の台所から海が見えて水平線が見えて・・・海の歌が沢山出てきます」と、湘南と大分の海の原風景のお話をしてくれました。
※他にもどこかで「久しぶりの海が見られて嬉しかった」というようなことをおっしゃっていました。
「で、大仏の歌はこうせつさんに任せて(笑)」などと一同を沸かしてから『神田川』の1番のみを熱唱、どこか一か所オシャレなコードになってた気がする。歯笛で〆てかぐや姫の空気を少し・・・♪
そのまま『ペテン師』。客席大きな拍手。
♪さよならのくちづけ~になぜかドキドキ。この歌、何が正解なのだろう?と今更ながらにフト思ってしまう。早くもやりきった感。フードがあたたかそう♪
MC
「え~、レトロな感じが漂ってきたので(笑)せっかく湘南に来たので取り返したいと思います。歌詞をちゃんと覚えているかどうか・・・(汗)」と、千春氏モデルのエレガットギターをさげて、なんとおおおぉぉぉ『夜のFM』!!!!!
ナニー、なにー、何~~~( ;∀;)泣くわ~~~
もう封印したと思ってた・・・
数年前に『THE伊勢正三』発売に合わせてアップテンポバージョンで披露の際に歌詞が抜け落ち、またそのあとのリベンジステージでもやはり歌詞抜け落ちで、もうやらないのかと思っていた『夜のFM』。個人的にとても好きな歌なので寂しく想っていたのですが、またBossaバージョンで還ってきてくれました(涙)。取り返すってそういうことだったのですねShoyan。
と続く。
Shoyanの合いの手のギターなどよく聴こえて余裕さえ感じたし、岩井さんのバイオリン奏法エレキなどもドラマチックだったのですが、ところどころ低音が響きすぎたり、各テンポがもたついたりはしったり?なんとな~くうっすらですがバンドはまだまとまらない感が・・・と思っていたのは生意気な私だけかもしれません。このあたりの曲は多分観客の皆さん脳内で完全再現されていると思います(汗)。
『あいつ』の春名さんのフルートが峰にかかる雲のようでした(いろんな意味で>お天気とか)。
『冬京』♪バリーーーンと雷鳴のようなイントロからの間違いない王・KINGの音、Shoyanは地に根が生えているみたいなゆるぎないパフォーマンスだった。エンディングのソロではまず先にハモニカを両手で抱え前回より増し増しの熱い吹き様に圧倒されました。その後のギターソロは岩井さんの良い音すぎるギターにやや埋もれ気味?な感じで私の席(会場の一番端)からは聴こえましたが、やはり120%の静かな熱さ・を感じさせてくれました。冬ど真ん中の音がしました(涙)。※でもやっぱりドラムが入っていた方がいいなと最近は思ってしまう贅沢耳。
『海岸通』
座らないで歌うほど元気なShoyan、そして確実な高音に感動。♪あなたを乗せた~で、久々の美しいファルセット(裏声)が聴こえた気がした。テンポよくノッた感じの、鉄板の堂々のステージでした。
最後に大きく上を見上げられて、Shoyanご本人も何かを得たような・放出しきったかのような、完全燃焼感がありました。ハモニカのアプローチ、ここにきて本当に熱いです(涙涙)。
※この時、大きなカメラを手にしたスタッフさんが横の壁際から沢山撮影されていました。その後舞台袖にも移動されて横顔を撮影されていたようです。いい写真沢山アップしてくださいっ☆
MC
「海岸通は風のファーストアルバムからの曲でしたが、今日ここに来るときに(鎌倉の)由比ガ浜?(葉山の)一色海岸?とか、狭い道を通りながらドライブしてきたんですが、やっぱり海辺はなんとなく落ち着きます。僕の(津久見の)実家の台所から海が見えて水平線が見えて・・・海の歌が沢山出てきます」と、湘南と大分の海の原風景のお話をしてくれました。
※他にもどこかで「久しぶりの海が見られて嬉しかった」というようなことをおっしゃっていました。
「で、大仏の歌はこうせつさんに任せて(笑)」などと一同を沸かしてから『神田川』の1番のみを熱唱、どこか一か所オシャレなコードになってた気がする。歯笛で〆てかぐや姫の空気を少し・・・♪
そのまま『ペテン師』。客席大きな拍手。
♪さよならのくちづけ~になぜかドキドキ。この歌、何が正解なのだろう?と今更ながらにフト思ってしまう。早くもやりきった感。フードがあたたかそう♪
MC
「え~、レトロな感じが漂ってきたので(笑)せっかく湘南に来たので取り返したいと思います。歌詞をちゃんと覚えているかどうか・・・(汗)」と、千春氏モデルのエレガットギターをさげて、なんとおおおぉぉぉ『夜のFM』!!!!!
ナニー、なにー、何~~~( ;∀;)泣くわ~~~
もう封印したと思ってた・・・
数年前に『THE伊勢正三』発売に合わせてアップテンポバージョンで披露の際に歌詞が抜け落ち、またそのあとのリベンジステージでもやはり歌詞抜け落ちで、もうやらないのかと思っていた『夜のFM』。個人的にとても好きな歌なので寂しく想っていたのですが、またBossaバージョンで還ってきてくれました(涙)。取り返すってそういうことだったのですねShoyan。
青緑色のライトの中に紫の筋が射す照明が美しくて、後半また上を見上げて譜面を見る必要もなく顔を左右に振りノっているShoyanを観ながら「がんばって、がんばって・・・」と歌詞の念を送りました(結構真面目に)。英語詞まで至るころには、大人の男の抱擁感溢れる伊勢正三がそこに現れて泣きました。懸命に、張り裂けそうな切なさがカッコよくて、本当に素敵でしたよShoyan。
こんな場所でこれを聴いたら泣きます。岩井さんのエレキもよく泣いていました。行きに通って来た134号線の風景に重ねて、懐かしい恋人たちの姿が視えた気がします。
「さていよいよ本命が・・・」と『湘南 夏』来ました!
「これも考えてみると古い歌で、、、でもこういう歌があったんだと確認したと」
♪腕が西日に染まり・・・の低さが暖かくて、今日は外は寒くて暗い曇天なのに、ものすごく光と暖かさを感じました。
イントロの岩井さんのエレキのスライドが小さな波のようで、間奏のShoyanのさりげなダウンストロークが砂を踏む足元のようで、非常にビジュアルに訴えるものがあった『湘南 夏』でした。とても良かったです。この時、ちょうどShoyanが弾くLLカスタムのボディに反射する光がキラキラっと私の席に届きまして、美しい湘南夏でした。
MC
「この『湘南 夏』という曲はかぐや姫の曲で、当時のアレンジャーの瀬尾一三さんがイントロを書いてきてくれた時に、どうやって弾くんだって悩んだんですけど・・・」と、凝った作りのイントロのエピソードを。
「”湘南~”ていうタイトルをつけさせてもらったのは、湘南て日本の中でもちょっと特殊な場所ですよね、サザンオールスターズとか有名ですけど、あと、ブレバタ(ブレッド&バター)とか、陽気な二人が力の抜けた感じで(笑)、都会の人ってこんな感じなんだと思っていたら、湘南て実際全然都会じゃないし(笑)、地引網やってるし(笑)、一度参加してみたことあるんですけど(!)参加するとおさかなもらえるんですよね(笑)」
「ブレバタって、でも考えてみると単に「パンとバター」ですよね、、、でも九州で考えたらそうはならない、「みそこうじ」とか・・・?」なんておっしゃって客席がウケまくっていました。「みそこうじ」凄くいいと思います(笑)。(麦味噌でネ^^)
そして憧れの加山雄三氏の話に。
横須賀での加山氏のコンサートにゲスト出演した時のエピソードや、海は繋がっているの話や、大好きな『夜空を仰いで』で昔好きな女の子のことを想い出して胸がキュンとなる話など、湘南と憧れのエピソード満載のMCになりました。
そしてご自身の大分津久見市の「目の前が海、うしろはミカンの木、遠くに石灰岩の山、それを想い出しながら作った歌です」と『青い夏』。
目を閉じて聴いてみる。今日は望遠鏡を忘れてしまったので、フタケタ壁際の遠い席から見えるShoyanは朧なのだ。なので、100%歌を聴いてみようと今現在そこで歌ってくれているShoyanの声に想いを感じようと集中してみる。今日通ってきた茅ヶ崎~江ノ島の海を想い出してみる。懐かしい相模湾、砂防林の隙間に一瞬だけ小さな漁船が見えたナと・・・
だがしかし?間奏でちょっと途中から弾かなかった部分があったような??
Shoyanご自身も想いを馳せすぎて少し逸したのかもしれないと思いました(でもそれは自然でアリです)。
”夏”は続く、『ほんの短い夏』
やはりここでもなんとな~くバックのみなさんの演奏がほんの少しモタッとしたような?
でもShoyanご自身は例によって2番からマイクを両手で抱え、熱く柔らかく何かを愛おしむかのように丁寧に歌う。知らぬ間に袖を少したくし上げてあって、さっきまで見えなかった腕時計がキラッと光った。見えるようにしてくれたんですネ。♪かつしかの時にしたように♪僕の時計~では左腕のその時計を見る仕草、今回は右手でその腕時計に手を添えてよりハッキリと。(かつしかでもそうしていたかもしれませんが、今回余計に印象に残りました)11列目からでも文字盤の綺麗な青緑色が見えました。
ここからは全部書下ろしの曲で作ったRe-bornの話。
「先日発売のSTILLMOREというアーカイブものもありますが(津久見の中学校校歌は新曲ですが)、これはもっと聴いて欲しい!まだまだ頑張っています!」「そのRe-bornというアルバムから3曲もやっていいでしょうか?」とのお言葉に客席拍手~~~~(*'▽')☆☆☆
少し前までの「新曲はみなさんには苦痛の時間」なんてコメントをされてた頃と少し感触が変わって、距離縮まったな♪と想って嬉しかったです。
『夏純情』では岩井さんの切り裂くエレキ、クリアなShoyanの声、少し?アヤウイ歌詞それもまたよし、テンポにノッてもっと弾いてもっと弾いて!と思ってるうちにラストのソロが終わってしまう、まだヤメないで・・・って切願してしまう。
♪風の音が聴こえる・・・のハモニクスがShoyanと岩井さん同時のダブルハモニクスでとても美しかった。
白いベースに持ち替えて『風の日の少年』は、音慣らしのチョッパーっぽいアドリブがまたカッコよく、またこのベースのスタイルをコンセプトにしてこの衣装にした・との、コーディネイトの説明がありました。「でもギターを弾くとき替えるときはこのフードがジャマでした(笑)」と「それがLIVE」と軽やかに弾き始める。
この時もメモも取らずにShoyanのPlayに集中して一生懸命聴く。Shoyanのダダダダというベースの連打が大好きだ。なんだろう、ひたむきさを感じるのかな?
若いスタッフさんがShoyanが被ったフードをなおしてくれたりしてほほえましき景色♪
フードをかぶったからか?「寒いね」と『冬の恋』。
今日は本当に、しみじみと、訥々と沁みる。
真冬よりも、冬の入口の方が寒いのだなと涙。
Shoyanのそっとした間奏のギターが沁みました。
※今日は『秋の葉の栞』が無かったので、だからやはり尚更もう冬なのだと想いました。(それに今聴いたらまた「子猫」というワードに余計に泣いてしまうでしょうから、、よいのです(涙)。
そのままに『22才の別れ』。
最近はこの曲が”美しい”と思うようになり、しっかりと確実な歌声と演奏に大安心を感じながら心をすべて委ねて聴いていました。客席の大拍手も納得の現実です。会場の誰もが文句なしのShoyanの高度な真心パフォーマンスに心から酔ったと思います。歴史の永さと想い入れの深さを感じるステージでした。
と、そんな風に王道スタンダードの感慨にドップリ浸っていたら、次の曲でT´sTを抱えたShoyan、ここでスウェットのフードを何故か被り、そのままアノ超ストロークを始めた『レミングの街』。このシリアスな曲でこのスタイル、フード被りながら陰の中、うつむいて熱いストロークをかますShoyan最高です!私はこういうチャレンジャーなShoyanが大好きです。オレンジの照明にギターは燃えるようでした。レミングの街のメッセージ性がまっすぐ胸に響く躍動のステージ、年齢関係なく、”スタンダード崩し”なアプローチをずっと続けてこられた伊勢正三の、これぞ伊勢正三!なステージだったと思います。「この場にいられてヨカッタ(泣」と静かな感動に浸り泣く私でした。
そのままの熱い空気の中に冷たい刃の光が差しこまれたような『月が射す夜』。一転青系の照明にグレーの一筋、少し浮遊感のあるステージに岩井さんのエレキの強めなアルペジオがいい感じ。なにかこう、、、Shoyanはもはや"天上"人の感。このところのShoyanの確実さは凄いなって、安心安堵を超越して感無量の無心で手拍子を送っておりました。
※これ大袈裟に書いているわけでなく本当にそう思うんです
大きな歓声・メンバー紹介・息をつくShoyan、
「今日はみんなにお逢い出来て嬉しかったです」
こんな場所でこれを聴いたら泣きます。岩井さんのエレキもよく泣いていました。行きに通って来た134号線の風景に重ねて、懐かしい恋人たちの姿が視えた気がします。
「さていよいよ本命が・・・」と『湘南 夏』来ました!
「これも考えてみると古い歌で、、、でもこういう歌があったんだと確認したと」
♪腕が西日に染まり・・・の低さが暖かくて、今日は外は寒くて暗い曇天なのに、ものすごく光と暖かさを感じました。
イントロの岩井さんのエレキのスライドが小さな波のようで、間奏のShoyanのさりげなダウンストロークが砂を踏む足元のようで、非常にビジュアルに訴えるものがあった『湘南 夏』でした。とても良かったです。この時、ちょうどShoyanが弾くLLカスタムのボディに反射する光がキラキラっと私の席に届きまして、美しい湘南夏でした。
MC
「この『湘南 夏』という曲はかぐや姫の曲で、当時のアレンジャーの瀬尾一三さんがイントロを書いてきてくれた時に、どうやって弾くんだって悩んだんですけど・・・」と、凝った作りのイントロのエピソードを。
「”湘南~”ていうタイトルをつけさせてもらったのは、湘南て日本の中でもちょっと特殊な場所ですよね、サザンオールスターズとか有名ですけど、あと、ブレバタ(ブレッド&バター)とか、陽気な二人が力の抜けた感じで(笑)、都会の人ってこんな感じなんだと思っていたら、湘南て実際全然都会じゃないし(笑)、地引網やってるし(笑)、一度参加してみたことあるんですけど(!)参加するとおさかなもらえるんですよね(笑)」
「ブレバタって、でも考えてみると単に「パンとバター」ですよね、、、でも九州で考えたらそうはならない、「みそこうじ」とか・・・?」なんておっしゃって客席がウケまくっていました。「みそこうじ」凄くいいと思います(笑)。(麦味噌でネ^^)
そして憧れの加山雄三氏の話に。
横須賀での加山氏のコンサートにゲスト出演した時のエピソードや、海は繋がっているの話や、大好きな『夜空を仰いで』で昔好きな女の子のことを想い出して胸がキュンとなる話など、湘南と憧れのエピソード満載のMCになりました。
そしてご自身の大分津久見市の「目の前が海、うしろはミカンの木、遠くに石灰岩の山、それを想い出しながら作った歌です」と『青い夏』。
目を閉じて聴いてみる。今日は望遠鏡を忘れてしまったので、フタケタ壁際の遠い席から見えるShoyanは朧なのだ。なので、100%歌を聴いてみようと今現在そこで歌ってくれているShoyanの声に想いを感じようと集中してみる。今日通ってきた茅ヶ崎~江ノ島の海を想い出してみる。懐かしい相模湾、砂防林の隙間に一瞬だけ小さな漁船が見えたナと・・・
だがしかし?間奏でちょっと途中から弾かなかった部分があったような??
Shoyanご自身も想いを馳せすぎて少し逸したのかもしれないと思いました(でもそれは自然でアリです)。
”夏”は続く、『ほんの短い夏』
やはりここでもなんとな~くバックのみなさんの演奏がほんの少しモタッとしたような?
でもShoyanご自身は例によって2番からマイクを両手で抱え、熱く柔らかく何かを愛おしむかのように丁寧に歌う。知らぬ間に袖を少したくし上げてあって、さっきまで見えなかった腕時計がキラッと光った。見えるようにしてくれたんですネ。♪かつしかの時にしたように♪僕の時計~では左腕のその時計を見る仕草、今回は右手でその腕時計に手を添えてよりハッキリと。(かつしかでもそうしていたかもしれませんが、今回余計に印象に残りました)11列目からでも文字盤の綺麗な青緑色が見えました。
ここからは全部書下ろしの曲で作ったRe-bornの話。
「先日発売のSTILLMOREというアーカイブものもありますが(津久見の中学校校歌は新曲ですが)、これはもっと聴いて欲しい!まだまだ頑張っています!」「そのRe-bornというアルバムから3曲もやっていいでしょうか?」とのお言葉に客席拍手~~~~(*'▽')☆☆☆
少し前までの「新曲はみなさんには苦痛の時間」なんてコメントをされてた頃と少し感触が変わって、距離縮まったな♪と想って嬉しかったです。
『夏純情』では岩井さんの切り裂くエレキ、クリアなShoyanの声、少し?アヤウイ歌詞それもまたよし、テンポにノッてもっと弾いてもっと弾いて!と思ってるうちにラストのソロが終わってしまう、まだヤメないで・・・って切願してしまう。
♪風の音が聴こえる・・・のハモニクスがShoyanと岩井さん同時のダブルハモニクスでとても美しかった。
白いベースに持ち替えて『風の日の少年』は、音慣らしのチョッパーっぽいアドリブがまたカッコよく、またこのベースのスタイルをコンセプトにしてこの衣装にした・との、コーディネイトの説明がありました。「でもギターを弾くとき替えるときはこのフードがジャマでした(笑)」と「それがLIVE」と軽やかに弾き始める。
この時もメモも取らずにShoyanのPlayに集中して一生懸命聴く。Shoyanのダダダダというベースの連打が大好きだ。なんだろう、ひたむきさを感じるのかな?
若いスタッフさんがShoyanが被ったフードをなおしてくれたりしてほほえましき景色♪
フードをかぶったからか?「寒いね」と『冬の恋』。
今日は本当に、しみじみと、訥々と沁みる。
真冬よりも、冬の入口の方が寒いのだなと涙。
Shoyanのそっとした間奏のギターが沁みました。
※今日は『秋の葉の栞』が無かったので、だからやはり尚更もう冬なのだと想いました。(それに今聴いたらまた「子猫」というワードに余計に泣いてしまうでしょうから、、よいのです(涙)。
そのままに『22才の別れ』。
最近はこの曲が”美しい”と思うようになり、しっかりと確実な歌声と演奏に大安心を感じながら心をすべて委ねて聴いていました。客席の大拍手も納得の現実です。会場の誰もが文句なしのShoyanの高度な真心パフォーマンスに心から酔ったと思います。歴史の永さと想い入れの深さを感じるステージでした。
と、そんな風に王道スタンダードの感慨にドップリ浸っていたら、次の曲でT´sTを抱えたShoyan、ここでスウェットのフードを何故か被り、そのままアノ超ストロークを始めた『レミングの街』。このシリアスな曲でこのスタイル、フード被りながら陰の中、うつむいて熱いストロークをかますShoyan最高です!私はこういうチャレンジャーなShoyanが大好きです。オレンジの照明にギターは燃えるようでした。レミングの街のメッセージ性がまっすぐ胸に響く躍動のステージ、年齢関係なく、”スタンダード崩し”なアプローチをずっと続けてこられた伊勢正三の、これぞ伊勢正三!なステージだったと思います。「この場にいられてヨカッタ(泣」と静かな感動に浸り泣く私でした。
そのままの熱い空気の中に冷たい刃の光が差しこまれたような『月が射す夜』。一転青系の照明にグレーの一筋、少し浮遊感のあるステージに岩井さんのエレキの強めなアルペジオがいい感じ。なにかこう、、、Shoyanはもはや"天上"人の感。このところのShoyanの確実さは凄いなって、安心安堵を超越して感無量の無心で手拍子を送っておりました。
※これ大袈裟に書いているわけでなく本当にそう思うんです
大きな歓声・メンバー紹介・息をつくShoyan、
「今日はみんなにお逢い出来て嬉しかったです」
「懐かしい歌だけど、、、今とても歌いたい気分です」
と心のお言葉とともに『君と歩いた青春』。
放射状に広がる立体的な白い照明が曲の奥行きを醸して余計にドラマチック。
と心のお言葉とともに『君と歩いた青春』。
放射状に広がる立体的な白い照明が曲の奥行きを醸して余計にドラマチック。
ここ数年かけてこの歌は何度も良し悪しの脱皮を繰り返して段違いに存在感を増したと思うのです。Shoyanの確固たる”自分の人生”を感じるのです。単なるノスタルジーではない、毎回歌い終わって幕を閉じるたびにまた次のステージの幕が上がる、”活きている歌”を感じるのです。「あぁ、Shoyanは今日も燃えているな」って思う王道の歌声でした。本当に太くて伸びやかな素晴らしい発声でした(泣)。
細井さんたちの薄いベールのようなハモりもすごく綺麗で、完全無欠の美しい眺めでありました。こんな境地に到達したShoyanのことを心の底から尊敬します。
客席は大拍手大拍手大拍手・・・・
で、
~アンコール~
大拍手に大喝采の客席を見渡すと、ちょうど近い席に何人かの知り合いが座っていた。みんなまっすぐに暗いステージに拍手を送っていて、自分を含めた聴き手の純粋に泣きそうになる。端っこでフタケタ席だけど、この想いShoyanに届いているといいな・・・届いているハズ、と強い気持ちになりました。
黒いオリジナルTシャツに着替えたShoyan再登場。輝いていました(涙)。『ささやかなこの人生』で客席総立ちです。ここに来てもまだまだ声が伸びて高音がまた素晴らしかった。あの公式グッズの黒Tシャツは私好みの?短めの袖で凄く良いです。袖が短いのでShoyanのナマ腕が良く見えて、あの腕時計もキラッキラッと映えるし、また胸に手をあてたり、動的なShoyanが良く見えました。
琵琶のような弾ける弦の音は『海風』。
コノ頃私は例によって無心放心大波小波状態でしたので、細かくは覚えていませんが、いつのまにか右手にハモニカを手にして熱い熱い”海の呼吸”なShoyanに揺さぶられて昇天でした。潮の香りとブルースハープのカンケイ♪に新しい五感が開花(謎)した気がします。ホントに海風の無心感は私の故郷であります。海風はすべてShoyanの気焔であります。
後ろに広い鎌倉芸術館の客席を見渡して3階席や2階席にも気遣いのコメントを、そしてアリーナもと、いつにもまして客席を気にしてくれたような気がしました。これ絶対嬉しい奴です(泣)。
喝采のそのままに『なごり雪』。
客席はみな座らずにShoyanの優しくもたゆみないギターに身を任せている。
間奏での自然発生的な大きな拍手にShoyanも反応なさっていて、大きな一体感が会場に満ちていた。終わり際の、短くても渾身のソロフレーズはShoyanから聴き手への真心の約束なのだと想った。
♪去年よりずっと きれいになった・・・
に何故か、何か具体的なものを感じる。
これは、今日はShoyanご自身のことなのかもしれない。
去年よりずっと・・・美しいほど強さが増したShoyanご本人のことだったと思います(確信)。
ラスト、淡く・・・そっと終わると客席から再びの熱い拍手、でした。王の帰還を見届けた感がある。本当に、今私は全霊で伊勢正三の音楽に心を捧げたいと想う素晴らしいステージでした。良い歌、良い演奏、良い声、良い想い、良い宵のひととき、会場は幸せの塊だったと思います。
明るくなった客席に向けてステージ前面にShoyanとミュージシャン揃って手をつないで礼。熱い声援、鳴りやまぬ拍手に長~い打ち合わせをして・・・
~再アンコール~
「今日は、寒かったですネ。このあとはみんな美味しいごはん楽しんでください♪・・・僕からのお礼です」と、『汐風』。
大 号 泣 。
ハンドマイクに少しのジェスチャーを加え、♪たったひとつの駅・・・で人差し指を掲げて、表情豊かに歌うShoyanのお姿は夢のようだった。湘南の海辺をドライブしてきたあとに、その地で目の前でShoyanが『汐風』を歌ってくれている、我慢できずに涙が沢山出てしまい、肝心のお姿がぼやけて見えない。これは懐かしい憧れの歌だ、「また次にも逢おうね」という約束の歌でしたよね、と10代の自分と30代のShoyanの、ある日の約束が叶ったような気がして、本当に永い恋が叶ったような大切なステージでした。
(それはもちろん私の勝手な想い方なので妄言お許しください汗)
♪壊れそうなほど・・・・と一言を置いて深く深くお辞儀をされて、そのままエンディングの演奏の中静かにShoyanは真っすぐ舞台袖に還って行かれた。手を振るとか言葉とか要らない、お互いに胸の中いっぱいの同じ想いを抱えてこのステージは終わりました。
客電がついてもしばらく放心でしたが、一番端の席なので真っ先に立って退出せねばならず、もっと独りで泣きたかった気持ちを我慢して急いで出てきました。
立体の駐車場も落ち着かないのですぐに退出し、江ノ島の暗い海まで車を走らせたら泣けてきた。江ノ島の展望タワーがクリスマスツリーのイルミネーションで飾られていて、綺麗でせつなく・・・気持ちが収まらなくて、それからしばらく厚木のPAまで涙とまらずに慎重運転で帰りました。
Shoyan(の音楽)と私は何も変わらずに何十年も時が経ったのだなと想いました。もちろん海も変わらず、夜も、季節も変わらずにそこ湘南に在りました。でも、そう想えるのは今のShoyanが全身全霊でご自身を磨き上げてこられたからなのだと、その努力と想い入れと集中力が本当に尊いものだと刻み付けられた素晴らしいライブでした。真っ暗で見えない夜の海、でもそこには大きな水平線と足元の小さな波。そんな風にこれからも私は伊勢正三の音楽に愛されていきたいと強く想う一夜でした。
新しくてハードな混沌の11月に、こんな日程無理かなと最初は思って慄いていましたが、やはりShoyanの音楽は私にとって何よりの起爆剤であって、手を引いてくれる大切な導きでした。本当にかつしかも大船も行けてよかったです。幸せな11月でした。
Shoyanの充実をほんの少し分けてもらって私もまたこれから頑張れます。(いや全部持って行っていいヨ、とおっしゃってくれそうな気もしますが(>▽<))
これでこの冬乗り越えられそうです!
細井さんたちの薄いベールのようなハモりもすごく綺麗で、完全無欠の美しい眺めでありました。こんな境地に到達したShoyanのことを心の底から尊敬します。
客席は大拍手大拍手大拍手・・・・
で、
~アンコール~
大拍手に大喝采の客席を見渡すと、ちょうど近い席に何人かの知り合いが座っていた。みんなまっすぐに暗いステージに拍手を送っていて、自分を含めた聴き手の純粋に泣きそうになる。端っこでフタケタ席だけど、この想いShoyanに届いているといいな・・・届いているハズ、と強い気持ちになりました。
黒いオリジナルTシャツに着替えたShoyan再登場。輝いていました(涙)。『ささやかなこの人生』で客席総立ちです。ここに来てもまだまだ声が伸びて高音がまた素晴らしかった。あの公式グッズの黒Tシャツは私好みの?短めの袖で凄く良いです。袖が短いのでShoyanのナマ腕が良く見えて、あの腕時計もキラッキラッと映えるし、また胸に手をあてたり、動的なShoyanが良く見えました。
琵琶のような弾ける弦の音は『海風』。
コノ頃私は例によって無心放心大波小波状態でしたので、細かくは覚えていませんが、いつのまにか右手にハモニカを手にして熱い熱い”海の呼吸”なShoyanに揺さぶられて昇天でした。潮の香りとブルースハープのカンケイ♪に新しい五感が開花(謎)した気がします。ホントに海風の無心感は私の故郷であります。海風はすべてShoyanの気焔であります。
後ろに広い鎌倉芸術館の客席を見渡して3階席や2階席にも気遣いのコメントを、そしてアリーナもと、いつにもまして客席を気にしてくれたような気がしました。これ絶対嬉しい奴です(泣)。
喝采のそのままに『なごり雪』。
客席はみな座らずにShoyanの優しくもたゆみないギターに身を任せている。
間奏での自然発生的な大きな拍手にShoyanも反応なさっていて、大きな一体感が会場に満ちていた。終わり際の、短くても渾身のソロフレーズはShoyanから聴き手への真心の約束なのだと想った。
♪去年よりずっと きれいになった・・・
に何故か、何か具体的なものを感じる。
これは、今日はShoyanご自身のことなのかもしれない。
去年よりずっと・・・美しいほど強さが増したShoyanご本人のことだったと思います(確信)。
ラスト、淡く・・・そっと終わると客席から再びの熱い拍手、でした。王の帰還を見届けた感がある。本当に、今私は全霊で伊勢正三の音楽に心を捧げたいと想う素晴らしいステージでした。良い歌、良い演奏、良い声、良い想い、良い宵のひととき、会場は幸せの塊だったと思います。
明るくなった客席に向けてステージ前面にShoyanとミュージシャン揃って手をつないで礼。熱い声援、鳴りやまぬ拍手に長~い打ち合わせをして・・・
~再アンコール~
「今日は、寒かったですネ。このあとはみんな美味しいごはん楽しんでください♪・・・僕からのお礼です」と、『汐風』。
大 号 泣 。
ハンドマイクに少しのジェスチャーを加え、♪たったひとつの駅・・・で人差し指を掲げて、表情豊かに歌うShoyanのお姿は夢のようだった。湘南の海辺をドライブしてきたあとに、その地で目の前でShoyanが『汐風』を歌ってくれている、我慢できずに涙が沢山出てしまい、肝心のお姿がぼやけて見えない。これは懐かしい憧れの歌だ、「また次にも逢おうね」という約束の歌でしたよね、と10代の自分と30代のShoyanの、ある日の約束が叶ったような気がして、本当に永い恋が叶ったような大切なステージでした。
(それはもちろん私の勝手な想い方なので妄言お許しください汗)
♪壊れそうなほど・・・・と一言を置いて深く深くお辞儀をされて、そのままエンディングの演奏の中静かにShoyanは真っすぐ舞台袖に還って行かれた。手を振るとか言葉とか要らない、お互いに胸の中いっぱいの同じ想いを抱えてこのステージは終わりました。
客電がついてもしばらく放心でしたが、一番端の席なので真っ先に立って退出せねばならず、もっと独りで泣きたかった気持ちを我慢して急いで出てきました。
立体の駐車場も落ち着かないのですぐに退出し、江ノ島の暗い海まで車を走らせたら泣けてきた。江ノ島の展望タワーがクリスマスツリーのイルミネーションで飾られていて、綺麗でせつなく・・・気持ちが収まらなくて、それからしばらく厚木のPAまで涙とまらずに慎重運転で帰りました。
Shoyan(の音楽)と私は何も変わらずに何十年も時が経ったのだなと想いました。もちろん海も変わらず、夜も、季節も変わらずにそこ湘南に在りました。でも、そう想えるのは今のShoyanが全身全霊でご自身を磨き上げてこられたからなのだと、その努力と想い入れと集中力が本当に尊いものだと刻み付けられた素晴らしいライブでした。真っ暗で見えない夜の海、でもそこには大きな水平線と足元の小さな波。そんな風にこれからも私は伊勢正三の音楽に愛されていきたいと強く想う一夜でした。
新しくてハードな混沌の11月に、こんな日程無理かなと最初は思って慄いていましたが、やはりShoyanの音楽は私にとって何よりの起爆剤であって、手を引いてくれる大切な導きでした。本当にかつしかも大船も行けてよかったです。幸せな11月でした。
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これでこの冬乗り越えられそうです!
ちょっと特別な、愛の時間に感謝して。
ひとまずの鎌倉芸術館覚書でありました。
七氏
七氏
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
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