Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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こういう、ひたすら人の心を暖めるためにあるような優しい歌はShoyanの歌の真骨頂なのではないかと想う。


初めて聴いたときからずっと大好きだ。


gardenのアルバムの中で一番安定していて、まろやかで調和がとれている佳曲だと想う。(モチロンどの曲もShoyanの思い入れをたっぷり感じる濃い曲ばかりですが)言葉の並びは一見脈絡のないようにも聴こえるし?場面がいくつもシャッフルされて実際イミフな前後関係だったりする。けれどそれが終始すると大きな調和なのが凄い。


私の妹もこのアルバムの中でこの曲が一番好き♪と言っていた。なんとなく、その感触わかるような気がする。


「私」と「君」は誰?
きっとひとりの同じもの。
紅と茜みたいに同じ色なのに違う色。
この世のそこここに点在する”さみしがりや同盟”のメンバーたちの眼差しだと思う。


なんとなく、この視点の曖昧さがどこか伝承民謡のようで、辻褄よりも言葉触り・肌触りのほうに説得力がある。


歌い出しからして


♪私は波の上をゆれてキラリと涙
 紅燃える海の月になる
 今は幻 ホロアロア


と、語り部口調のローカルなお伽噺のような導入がロマンチック。


例えばハワイの伝説や神話など詳しくないので、何かの例えなのかなとも思うのですが、入植した人たちとコーヒー農園の小さな古い町だと聞くとノスタルジックな気持ちになる(例え知らなくても)。


ハワイ島は火山島なのでとても憧れた。(噴火とかマグマとか大好き)ブラックサンドビーチにも憧れて、この歌を聴く数年前に一度、横浜にいた頃にガイドブックを買って読み込んだりした。マウナケアの星空日本語ツアーというのがあると知り、標高4000m超えの夜空を見てみたいなぁと思っていた。でも、そんな夢も個人的な事情で諦めてしまった・・・だからこの歌を聴いてとても慰められたし嬉しかった。そういう意味でもこの歌には私自身の夢も詰まっているのです。


♪想いをくりかえして私は貝になった
   ここから星のように見つめてる


ここが一番好きなフレーズ♪
貝は水底や砂の中に棲んでいるはずなのにお空の星のように見つめてる・というのが不思議な可愛い景色。
「貝になる」とは普通は「口を閉ざす」という意味でしょう?
後に出てくる「どこか生意気な君」とは別物のように思えるケド・・・
でも、舌鋒の奥底には言い表せない真心が不器用に潜んでいるのかもしれない。


それが「スキなのはなぜ」の答えなのだと想う。


(君と私は全然別の存在なのだけど、でも同一線上で考えてみても面白いので、ワタシは個人的に混ぜ込んで考えたりしてます)


・・・


海の月って、海面波間に映る月?
この『闇の夜のハネムーン』の闇ってナニ?ハネムーンてナニ?となる。


真っ暗闇=月のない夜、なのに愛し合ってるから蜜の月。


♪闇の中でも もうたじろがないで


と言われても
闇、怖い・・・
自分が闇に包まれてしまうときと
自分の中に闇が渦巻くときと
どちらも怖い。


美しい自分=理想の自分、なんてどこかに雲散霧消してしまう・・・どうしたらいいの、って不安になる。頑なに閉じる二枚貝だろうか、答えの出ない螺旋の中に逃避してしまう巻き貝だろうか・・・それはキミの自由にして♪と、Shoyanの声は優しい。貝の中に隠れて嵐が過ぎるのを待つ、か弱いこの愛をいつか捧げよう。


闇の夜のハネムーンと言いながらgardenの中には闇はなく、美しくてシアワセな真っ白な世界が拡がっていた。むしろ満月が皓々と支配するような”あきらか”な世界だったと思う。


だから当時、ここにおける”闇の中”って
本当の闇なの??ってわからなかった。


でも、眠りにつく時も闇なんだと思う。


あんなに安らぎなのに・・・
あなたの胸に顔を埋めても
目の前は何も見えない
だけど、どんな表情をしてるのか
手に取るようにわかる・・・
自分の見つめたいものだけが見えるのだ。


真っ暗闇の中で眸を凝らすような、そんな強い気持ちもやさしいキモチの裏返しなのかな・・・


新月の中で
あなたに手を引かれたら
それだけで歩いていけると
今は想っています。


・・・


"想い出"という砂の中に埋めた"人恋しさの罪"を掘り起こしてしまうのは、果たして引き潮なのか、満ち潮なのかそれはわからないけれど、Honeymoonの引力の行方はまだまだ研究の余地がある。罪のパワーと反応しちゃったら惹き合うのか、スイングバイしちゃうのか、20年以上経ってもどちらとも想えて無限だ。


”青碧のオーラ”と”闇”は異なるようで実は同じものなのかもしれない。


(結局何が言いたいのか散漫な七氏よ(笑))


Shoyanご自身、自分の作る歌には別れる歌が多いなんておっしゃるけれど、私が伊勢正三の歌を好きな理由はこういうあたたかい歌があるからです。これからもこういった甘酸っぱいホットレモネードみたいな歌を沢山作って欲しいと想いながら待っています☆


好きなキモチを素直に羅列してみました!


追:
南こうせつおいちゃんとの共作『ハネムーンの島』もハワイ島が舞台で”ワイメア”とか出てきますが、こちらはとても明瞭で弾むような曲で、バリバリの新婚賛歌ですね。Hawaiiハネムーンシリーズは日本で小さく暮らしている私にとっての夢疑似体験ソングとして憧れの世界です。


(ハワイというとやはり”憧れ”なのかと思う昭和世代(*´∀`*)♪)


あ、謎の電子音もお忘れなく(笑)!?

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プロフィール

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No Name 七氏
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飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

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