Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
※超長文ご容赦
「どんな時も~初めての旅」とはいかに?
やはりそれは"他日"なのだろうか。
「どんな時も~初めての旅」とはいかに?
やはりそれは"他日"なのだろうか。
抱きしめてみても、触れ合ってみても、他は他のまま?
「抱きしめてみても 心は奪えない」
「抱きしめてみても 心は奪えない」
「人の心 人は見えない」
この二つのフレーズを初めて聴いたとき、
「この世界が闇になって もしも君とはぐれても、抱きしめるとわかる・・・」
と、言っていたShoyanの歌の中で、この四半世紀近くの時を経て何が移行したのか!?と激しい衝撃を受けた。違和感のように思えたけれど、それはすぐに濃い同感になった。なぜなら自分もこの長い時間の中でそう思うことがあったからだ。"抱きしめるとわかるもの"="君"は、他ではなく自分の中にいたのだ・って。
ナゼ奪えないのか?
ナゼ見えないのか?
ナゼ見えないのか?
それは、人の心なんて初めから「無い」からではないだろうか?
Shoyanは風に例えて「行方 誰も知らない」と歌われているように、人の心は橋の上から見下ろす川の流れのようなものかもしれない。
常に流れているから"川"だけど、その底石の上を流れていった水は一瞬で去っている。固定して存在する時間はナイ。人の心もそんな風に無常なのではないだろうか。心は胸の中をずっと吹き抜けている風なのだ。花が揺れたり、雲を運んでくるから見えるように思うけれど、、、頬の冷たさもぬくもりもKeepは出来ない・・・。
それをとどめたように錯覚させるのが、言葉や誓いのジュエリーや肉体関係だ。人はそれに執着するのが価値観だと思っているかもしれない。けれど、東から吹いていた風が急に北風になることだってある。川の水も干上がることも濁ることもある、そして蒸発して雪になったりコップの雫になったりする。人の心だけが"確かなもの"であるわけはなく、この世の自然の理と同じく、疑問以上の説得力で散ったり凝縮したりしながら存在を移していってしまう。それが"心の正体"なのではないか?と、最近想っている。
無きゃ見えないはずだ。
無いんだから奪いようがない。
無いんだから奪いようがない。
「しかしそれではあまりにも虚しいではないですか?」
とも思うのだ。
そこで、Re-born発売から一年以上経って、毎日毎日何度も聴いて、もう少し考えが進んだ。
キミの心、奪わなくていい
既にココに在る
既にココに在る
と。
だから、抱き締めなくても離れていてもココに在る、と。それがこの冷たい言葉の裏に在るShoyanの提案なのじゃないかと想っている。
(そしてそれは『テレポーテーション』などにも繋がっていくコトなのかもだけど、それはまた別の機会に)
・・・
昨日の二人と今日の二人は違う、今二人は昨日よりもっと愛し合っている。けれど、明日の二人は別のルートに一歩づつ踏み出して薄く小さくちぎれ始めるかもしれず・・・二人の旅プランにはルールがない。ルーツは「混じったっていいジャン」というけれど、逆算のルーツ・・・この歌では過去であるルーツが後から"改編"出来て、不確かなはずの未来が"約束"されている。それがとても面白い。
しかも、「抱き締めてみても心は奪えない・人の心人は見えない」という冷たい"断言"のすぐ裏に「愛しい君ここへおいでよ」という絶大な"甘言"がある。 (※いい意味での甘言)
おそらく、、本当に他人の心が虚しいときがある。奪った=得たと思って信じていた対象に裏切られることもある。キミやお前やあなたという存在が、永遠に"一心同体"であるわけではない・というその虚しさと、哀しさと、表裏一体の甘い「ア・イ・シ・テ・ル」が同時進行して語られるこの曲の凄さを今痛感している。何度聴いてもザワめく両極SONGだ。
コタエハ デマセン
・・・
♪愛したくて 好きにはなれない
スキになってしまうと、キライになる日が来るかもしれない、だから、永遠に愛してるままでいたいから好きにならないでいる!
私にはそう聴こえた。凄い真理だと。
でも・・・
ナゼ、"真心"は存在するのだろう?
音楽は・音は目に見えないけど人の心を捉える。目に見えない者同士感応しあうのかな。私はShoyanの一連の歌詞・メロディ・歌声・楽器のPlayに誠実な真心を感じるのだ。抱きしめてみても奪えないけど、抱かなくても心を奪えるということを、Re-bornでは身をもって悟ることが出来た。なんて素敵なカンケイだろうって、伊勢正三という人の50年近い超絶なキャリアをずっしり感じるのだ(涙)。
音楽は・音は目に見えないけど人の心を捉える。目に見えない者同士感応しあうのかな。私はShoyanの一連の歌詞・メロディ・歌声・楽器のPlayに誠実な真心を感じるのだ。抱きしめてみても奪えないけど、抱かなくても心を奪えるということを、Re-bornでは身をもって悟ることが出来た。なんて素敵なカンケイだろうって、伊勢正三という人の50年近い超絶なキャリアをずっしり感じるのだ(涙)。
前奏間奏のたゆとうエレキギターももちろんだけれど、この歌のShoyanの、饒舌な愛撫のようなベースのPlayは最初から最後まで全部カッコイイ(特に連打!)!ので、全部覚えたくて毎日のように聴いている。(ちなみにドラムスの途中のブレイクなどもカッコイイですね)
モールス信号が被さってくる部分のベースのPlayは大きな大きな上げ潮の波のようで、しかも広い砂浜を「ここまでは来ないだろう」というすぐ足元まで伸びて迫ってきた波にくるぶしをくすぐられて悶絶する。
いつか、、、ひき潮で遠く去った波だろうか・・・。「アイシテル」が溶け込んでいたあの日の波がまた満ちてきた、と。もうその波に掬われて、同じ海に還ろう・と言ってくれているようで、全編本当に素晴らしい演奏だと、心の底から涙が出る。旅の終着と始発にある安寧を感じて「あぁ、やっぱり」と得心するのだ。
「愛しい君 ここへおいでよ
ここからは 約束の未来」
ここからは 約束の未来」
と。この言葉はこのアルバムの中で一番心に触れるフレーズで、聴く度に胸が熱くなる。
gardenの頃は「今も遠い未来」と「いつの日かきっとたどり着ける気がした未来」だった。この歌の未来は"約束の未来”だと。すでに今未来だと、とうとうShoyanは"あの頃"から"未来"にスタンスを移されたのだなって思った。過去と未来は同じ源にアルと二人とも気付いたのだ!って。
『テレポーテーション』の二人は何も確かめ合ってなどいないけれど、こうしてきっとひとつになったのかなって想ったのだ・・・(また涙)。
『テレポーテーション・冬の恋parallel・旅する二人』は、それぞれ前後しながら「愛の過渡」を教えてくれる3つの連書のようだ。カラダはいつか終わってしまう、でも二人の意識は交わえる。ひとつになったり、何か生まれたり、消滅したり?ひきずったり、、、目に見えないところで繰り広げられていく人の心の中の愛の結び目がよくわかる。
その、見えない部分を感じられれば自分自身も愛したい人のこともわかるようになるのだと、そう教えてくれる気がするのだ。
Shoyanのラブソングのお仕事はそういうところにあるのだと思う。やはり、何度も言うようだけど、人の心は見えなくてもいいのだ。
・・・
この歌、凄まじい歌なので(ある意味ナマモノ)、次に聴くときにはまた違うことを想ってしまうかもしれない。粘菌のように?姿を変えたり移行したりするこのDEEPな世界に、多分これからは永遠に迷い込んで出てこられないと思います。
なんという至福でしょうか!!
なんという至福でしょうか!!
この、一曲には永いShoyanの歌作りのボトム(底)のような果てのようなものを特別に感じる。そして伊勢正三のLOVESONGにアセンションきたー!と愛の軸の回転現象を目の当たりにした感です。
聴きどころが満載で、いつも聴き終わると涙と冷や汗が出ます。
まだまだ先は永い・・・
まだまだ先は永い・・・
※以上、イミフメな長文ご容赦(汗)
追:1
余談だけど、車を運転しながら聴くときは低音をMAXにしてドアに腕をもたれる。ブレーキペダルやドアスピーカーからShoyanのベースが全部振動で伝わって身体で感じることができる!耳以外でもShoyanのPlayを感じることが出来るんだ!って、触れているのと一緒だ!と私の密かな愉しみ方を発見した。ベーシストが一番モテる理由もこれでよくわかる?(やはり自分はカナリのヘンタイかもしれない^^;)
追:2
波という字と・彼という字は似ている
色々な愛の波形を想う。
重なり合う波、引いたり満ちたりする波、パルスのような波、留まらぬ波、気を許している波・・・次のテーマは、、波の正体を!
重なり合う波、引いたり満ちたりする波、パルスのような波、留まらぬ波、気を許している波・・・次のテーマは、、波の正体を!
追:3
「チョコ好きな君」が一番ザワめきます(>_<)「ネパーリアン?」よりザワめきます(>_<)(>_<*)タマラン
プロフィール
HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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