Nanashiのものろーぐ
こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。
☆伊勢正三 BIRTHDAY LIVE 2024
2024年11月9日(土)
16:00開場 16:30開演
かつしか シンフォニーヒルズ
モーツァルトホール
この1年は暑いことばかりが印象に残り、11月になっても銀杏やプラタナスが緑のままで、東京の街並みもいつもの年より賑やかに見えた。けれどそれは今現在白熱しているShoyanのリアルとリンクしてどことなくHOTで、それもいいものだと思いながら会場に向かいました。
1.moonlight
2.地平線の見える街
3.ほんの短い夏
4.夜汽車は南へ
5.冬京
6.海岸通
7.あの唄はもう唄わないのですか(シングルバージョン)
8.3号線を左に折れ
9.雨の物語
10.さよならの到着便(2コーラス目から少し)
&冬の恋(少し)
12.湘南 夏
13.レミングの街
14.小さな約束
15.テレポーテーション
16.ペテン師
17.男は明日はくためだけの靴を磨く
18.ほおづえをつく女
19.月が射す夜
20.22才の別れ
~アンコール
21.ささやかなこの人生
22.海風
23.君と歩いた青春
24.なごり雪
※途中弾き語りスタイルの時に、さわりだけやってくれた曲があったので曲数は流動的です。
・・・・・
☆開演
開演してステージにバックミュージシャンの方々が現れると、ほぼほぼ同時にShoyan御本人も登場!一気に会場盛り上がる。
舞台右手左手の端の方まで行って、まず客席に挨拶してくれるShoyan。すでに笑顔がVeryラブリーです。
ギブソンJ50を抱えて一発目は『moonlight』!
最近はドラムスが入って底から響くグルーヴ感増し増しで最高なのですが、今日はなんとー!Bassが加わっているではありませんか!!フルバンドサウンドの大好きなmoonlightだ〜!と一曲目から胸が熱くなり、Shoyanの立てた襟と開けた胸元に見えた情熱とリンク出来た気がしました。
一曲目から声はよく出ているし、エンディングの細井さんのピアノソロもリラックスしてエレガントな感じも良く、抜けのいいオープニングでした。
そのまま続けて『地平線の見える街』。
ギブソンの乾いた音がピッタリで、Shoyanの歌声もキラキラして非常にいい音程で歌っているなぁとワクワクしてきました。♪西の窓から黄昏る頃〜など、キッチリ発声されていて、ドラムの素敵なリズムも相まって風の匂い纏いまくりの明るいステージでした。
MC
・「今日は15回目となるバースディライブ、いつも誕生日近辺に皆さんに祝ってもらいにきていますが、今日も皆さん万障お繰り合わせの上にご参加下さって、本当にありがとうございます。最後までどうぞごゆっくり♪」
と、丁寧にご挨拶してくれてLLカスタムに持ち替えると『ほんの短い夏』。
!え、もう!?と胸騒ぎ(胸騒ぎしてどうする(笑))、だがしかし、これまためっちゃ良いのです。♪ないのにどうして〜、の箇所が少し寂しげな雰囲気で、じっとしてひたすらに聴き込んでみる。間奏ではギターを上に待ち上げるほどの一音。
「君が言葉には 出来なかったこと
僕は知らずに 季節は過ぎてゆくよ」
で、どこかの”君”に指をさす。
2番からはジェスチャーも多く、心の発露が身振り手振りにまで及んでいて、静かなのに込めるものが多かった。
深いな・・・って、何か伝わるものがあった。
ラストは両手で滲んだ夜を独り抱きしめるような仕草で、エンドのギターソロは下を向いて足元を見るような・・・終始何かと対話されているようなShoyanでした。昨年の初お目見えからちょうど一年経ってあの腕時計くんは控えに回ったようですが、Shoyanのこの歌に対する深い愛みたいなものが表れていて、とても素敵な時間でした。
ふぅ、キュンと切なくなりまくりで、でも今日はこのまま先日のライブみたいな感じで来てるのかなと思っていたらば・・・
暖か気なイントロに春名さんのフルートがピリッと効いて、Shoyanがギターは弾かずに歌い出す『夜汽車は南へ』!!!
泣く(T_T)。今こそだと想う柔らかい優しい歌。数年前の渋谷で聴いて以来、またずっと聴きたかったですよShoyan。去年の今頃の私に聴かせてやりたい(涙)。
特徴的なベースラインのフレーズはShoyan自らLLアコギで弾いて、時にちょっとBossa風味で刻んでみたり、スローで揺ら揺らと距離を感じさせてくれる。(ちょっとボズ・スキャッグスのハーバーライトみたいに)
サビの部分も音程ピッタリ、聴くものの心も一緒に客車に乗り込んでステージ上のShoyanやバンドの皆さんと風情の旅をしている気分でした。エンディングは歯笛で彩りを加えて、最後の最後までShoyanのぬくもりの詰まった素晴らしい一曲でした。
「今日はもうこれ一曲だけでイイ(泣)」とメモに書いてあります(*´∀`*)。
MC
・「えー、久し振りに夜汽車は南へという歌を歌ってみました。これは70年代の(風の頃)、一応シングルで出したんだけど・・・売れなかったです(笑)」
・「今日、16:30開演と言うことでちょっと早いですが、やっと目が覚めてきた(笑)、でも緊張しちゃって寝坊しちゃいけないと思って、6:30頃に目が覚めてなんて良い天気なんだろう♪って。
今朝、(少し寒くて)気温は7度だったらしいです。・・・で、ボクいつの間に雨から晴れ男になったんだろうって(笑)。ずっと苦手だったこの季節も悪くないなナと」
「こんな淋しさそれも東京・・・
そして生きていくため・・・
暖かい愛がなくては・・・
冬は越せはしない・・・」
♪と、一節”朗読”されてから
『冬京』。
エレキベースのソロイントロ、そして印象的なベースメインのライン取り、なんとなく古暦テイストチックな、めちゃ”男前”なカッコイイ冬京! 間奏ではShoyanのMartinD45が爆裂、エンディングのギターソロもまた更に被せてきた。こんなに骨太で色っぽく確実で魅惑的なギター弾ける人が他におるやろか、いやおらん!と心全開で敬いの気持ちで号泣でした。
弾き終わりにキュルキュルッ♪とフレットを移動させるしぐさまで格好良すぎのショーヤーーンでした(涙)。
MC
・「サウンドは「トーキョー」ですが、「冬の京」と書くこの歌ですが、
♪ぼくの胸に顔をうずめて
潮の香りがすると
故郷のない君だから
わかるのだろう・・・
って、そんなワケないですよね(*´∀`)。
彼氏がお風呂に入ってないだけかなって」
などと、急に身も蓋もないご自身解説に、会場一同笑いなのでした。
「海というと最近じゃAI漁師(IT漁師?)とかが登場してて、自分が釣った魚をその場でスマホで撮ってネットに流して、それを全国の名だたるシェフが見て買い付けるとかそういうのあるらしいです。
でも、生の魚で怖いのはアニサキス(寄生虫)!みなさんも気をつけて下さい。ボクは子供の頃から魚釣りが趣味だけど、餌のゴカイを採るところからそれは始まっていて、赤イソメとか青イソメとかそういう全部の過程が好きだから、大人になって水生昆虫など興味を持ってフライフィッシングへってなりました。
その、自分の家の台所からいつも眩しい水平線が見えていて、だから海がいつもそばにありました。だから、歌います『海岸通』。」
と。
客席からはそのTalkから見えていた海の景色と相まって、Huu〜と歓声があがっていた。
本当にこの歌は特別なのだなって思う。なごり雪は全世代まんべんなくに知られて愛されている普遍の名曲だけれど、『海岸通』は世代的にもう一歩絞った限定リアルタイムの濃い歌なのかもしれない。それも、かぐや姫のファンの人より少し弟妹世代の・・・風の正やんに憧れの先輩のような憧憬の念を抱いた若者たちの、永遠の乙女心の溜息吐息が聴こえたような気がした。(男女問わずデス)
岩井さんのしっとりとしたエレキのアルペジオが確実で美しく、ベースとドラムの支えに盤石の海岸通でしたが、細井さんのシンセブラスがチョットだけうるさかったかな?(´・ω・`)出船過ぎ!?
Shoyanは秋冬の少し乾燥気味の中での声で、少し弱めの箇所もあったかもですが、安定の海岸通でした。
(前回行った狛江でのバランスが良過ぎたかもしれません)
エレキに持ち替えていよいよの『あの唄はもう唄わないのですか〜シングルバージョン』キター。
春名さんのソプラノサックス、今日はいい音出ています。Shoyanのエレキの繰り返しに、イントロのフレーズは今日は岩井さんがエレキで。チェロの丸山さんは今日はお休みでありました。
今日は久しぶりに参加の御供(信弘)さんがモノスゴ表情をつけて熱のあるベースをプレイされている。時に身を反らして、よく動く指のベース音でこの歌に深みを絡ませてくれていた。HOTなPlayに胸熱でした。
そこに乗せてShoyanがしっとりと歌う、その歌い方は風ではない、今のShoyanだ!想い入れたっぷりだ(涙)、それがいい。
岩井さんのエレキにShoyanのエレキがかぶさってとても厚みのあるサウンドでした。今まで数回しか聴けていないけれど、ここに来てカンペキに仕上がったんだな、って、今まで聴いた中で一番グッと来ました。凄く良かったです。
そのドラマチックなステージを撫でるようにShoyanの♪ん〜んん〜〜というスキャットが始まる。歯笛とハモニクスの静かなイントロで『3号線を左に折れ』。
イントロのフレーズは岩井さんの細やかなエレキ。間奏の御供さんのデリケートなベース、春名さんのフルートは寂しく美しい。
そこにShoyanの一石のような間奏の一音。D45ならではの、一音なのに投網のような音、心掴んで離さない。遠く霞んだ街並みを視せてくれるのです。
このライブに来る前に、今年この曲をかつしかで聴いたら泣く・と思っていましたが、ステージの紫色のライトにバックのバンドの確固たる技でとてもお洒落な曲になっていて、豊潤なステージになっていたと思います。泣くより酔いしれました。やっぱりベースが入るとオシャレさが加わる。切なさを凌駕したお洒落さ。高低使ったベースのフリーソロからShoyanのギターの洗練さ、そして掛け合いの音。細井さんの鍵盤にまた静かに合わせているShoyan。ひたすらのバックのメンバーのみんなの音の集約で、凄くレベルの高いステージで終わりました。感激の演奏でした。
※シロウトが「レベル高い」とか生意気言ってスミマセン(^^;)
そしてバックのみなさんは袖に帰り、Shoyan一人いつもの木の椅子に座る。
MC
・「しまっておいたストーブ、出す季節になりましたね。一昨日が立冬で、やっぱりその日から寒くなって、季節ってすごいなって」
・「その冬をじっと耐えて、また春が来て、君がきれいになるわけですが(^^)、きれいになって50年も経つんですね・・・」
と、急にリアルを入れ込んできたので会場一同(笑)!最近のShoyan、トークも冴えている!
・「(なごり雪)は安易に歌えない歌になったけど・・・」
と、ここでまるっきり一人でやってみますと『雨の物語』。
うぅっ、、と息が詰まる。
ここへきてまたもの凄っくイイ!!!
なんだろう、とても太いパフォーマンス。目の詰まった硬い木で作ったロッキングチェアみたいな歌声と演奏だった。ギター一本なのに、その充実感に圧倒されて苦しいほどの胸の高鳴りだった。
遠い席からでもD45の音のキラメキと、Shoyanの親指の爪の煌めきがよく視えた。もちろん丸山さんのチェロが加わるステージも200%で良かったけれど、今日の”ひとり物語”は1000%のShoyanだったと思う。
♪肩を濡らした君が〜 あたりの声の出もスムースだし、また全編通して原曲の楽譜通りの音運び?で素直に歌われていた。
軽井沢からギター一本バージョンをお始めになって、ここへ来て非常にこなれてきて最高のパフォーマンスを確立されている、と、大感激なのでした。
これが、、、これが聴きたかったんですよShoyan(涙)七氏またもやの成仏(T_T))
MC
・「んーと、季節があるから僕らは歌を創れるのかな・・・でも、夏の歌が多いかな?」
とおっしゃりながらの
♪冬の桟橋は〜〜・・・
と、突然の『さよならの到着便』を一節!少しコードを探りながら、少しづつ続けて歌ってくれた。
ふぅ、、、粉雪舞う寒い空気が一瞬会場を包みましたよ。本当は全部歌ってほしかったです。あ、初雪・・・と想ったらすぐにやんでしまったかのよう、歌の残像だけが切なかったです。
(羽田空港がマイブームの私はこの一節だけでも嬉しかったです、泣)
そして、♪冬の恋〜、と『冬の恋』の一節も。
♪さみしさとまた逢えるときめきはつづれに織りなすもの〜・・・まで歌ってくれました。まさに、、そこはキモで、私達客席とShoyanの関係です。
・「冬の恋という歌ですが、、、あの、あんまり(みなさんが)知らない歌を歌ってもしょうがないので、やっぱり夏歌を・・・」と、『湘南 夏』。
バックのブラウンオレンジの照明がとても綺麗でShoyanを包み込む。歌い出した声には自信が漲っていた。Shoyanご自身とても楽しそうにギターを弾かれているし、声に表情をつけて多彩に演奏されている。
「ぅワイシャツに」
「こと〜ぅ」
この小さな「ぅ」、試験に出ます(笑)。
ギター一本でモーツァルトホール内の全員の気持ちがひとつになって暖まっていた。これでみんなでこの冬が越せますね(*´∀`*)♪
ここでギター交換T’sT登場。
ん?座ったままテリーって何やるんだろ?置手紙かな?など思う間もなく、
・「エー、こうやって一人でフォークの原点というか、弾き語りでって最近なかったので、ちょっと大胆なことを・・・『レミングの街』を、、、」
と!
ΣΣΣ!!!!!!!
と、うろたえる間もなく神のストロークが始まった!普段のバックがいるステージでももちろんShoyanはこのストロークを全霊で弾かれているのだけれど、それがそれだけでここに在る、裸の伊勢正三ここに極まれリ!な、普段奥に祀られている御神体が降臨したような神々しいステージだった。
声がすごく良くてよく通る。メッセージが全部伝わってくる、40代50代の頃より更に強さが増している、凄い。今のShoyanのパワーに私は動悸が激し過ぎて失神しそうでした。マジで。
♪星より遠くに見えてすべて心の中〜でストロークは一段と強くなる、ダントツの気合の塊!左右上からの白いピンライトで十字に照らされたShoyanは本当に魂が燃えていた。魂が歳をとらないということは「維持」ではなくて「代謝」なんだなって、教えてもらった気がします。
(感動しすぎて変な例えばかりになってますスミマセン汗)
歌い終わりにかぶさってバンドメンバーが戻ってくる、春名さんのソプラノサックス、リベンジの音とても良い。それを見届けてShoyanは一旦袖に帰られた。渾身のギター一本『レミングの街』でした。
バンドの演奏は続き、各ミュージシャンのソロ演奏〜ライトも激しく回転のめっちゃ盛り上がりでこんな構成もイイナと思った。岩井さんのエレキ、ここでは乾いた感じで70年代ラリー・カールトンの一作目みたいな音が出ていてカッコ良かったデス。
こんなにもカッコイイ歌作ってたんだよねShoyan!と再認識を深めました。
〜シャツとネックレスお着替えして再登場
前半はブラックの何かのロゴが全面に施されたシャツ、ここからは前出のGUCCIの赤紫っぽいシャツ、どちらも黒のインナーで素敵♪時折胸元が肩まではだけて鎖骨クッキリの萌えショットありで、客席悶絶でありました。前半のゴールドのネックレスからシルバーのネックレスに。そこまでこだわって換えてくるのも意味深で良き♪でした。
で、本編ですが、ここでバックバンドのメンバー紹介。いつものGt岩井眞一氏、Key細井豊氏、フルート&Sax&パーカッション春名正治氏、Drの野口明彦氏に今回Bassに久し振りの御供信弘氏!Yeah!
ここでD45を抱えたShoyan
・「Re-bornというアルバムから2曲を・・・」
と!やったぁ!
(T_T)(*´∀`*)!
今日もRe-born曲があるっ!!と小躍りする私。ここまででも大大大満足だったので、尚も押し寄せる歓喜にだいぶ人事不省になっておりました。
細井さんのピアノ生Playからの『小さな約束』。
Shoyanはダウンストロークでしっかりのギターの音、バンドの音もよく聴こえる。こうしたちゃんとした演奏(生演奏)の『小さな約束』に、私は今回初めてやっとここで「この歌紛れもなく伊勢正三の歌だ」って歌の底に辿り着けたような気持ちになれました。あぁ勘違いばかりの自分の迷いも雲散して、もの凄く愛おしく感じました。この歌を更に、改めて、超〜好きになってしまった・・・泣くほど好きだ。こういった構成の演奏・ステージ凄く良かったです。しかもナマでネパーリアン?やってくれて悶絶でした。低い声もサイコー☆!
♪自分に素直な〜では胸に手を、
♪君をつたう滴になる〜では片手を上に掲げて、
今日は終始ジェスチャー多めの”伝えたい気持ちの伊勢正三”で、それが凄くよかった。身体まで駆使したい、それだけShoyan御本人の心が動いているということなのだと思いました。
またそれに呼応するかのようにバックの演奏も熱くて、御供クンの綺麗に絡むベースラインが美しく、またShoyanの支えになり、曲が立体的に聴こえました。
ここでまたギターを換えてギブソンJ50に。
ん?俺達の詩?
かと思いきや、モノスゴ高いフレットについているカポが見えて驚愕。一体何カポなんだろう?12フレットか13フレットくらい!?ナニナニ!?と確認する間もなく、
「それではよろしいでしょうか?」
と『テレポーテーション』!!!?
エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?
この時、つい、思わず客席でエーーー!
ΣΣ((@_@;)!!
と声を出してしまいました。(周囲の皆さんゴメンナサイ汗)
もうステージでは二度と聴くことはないと想っていた曲を、、、ブッチギリの伊勢正三が凄まじいこの一曲を!今ここで演ってくれるなんて、、、、自分死んだのかな?と一瞬思いました。
でもステージではShoyanが人差し指と人差し指をつけて今歌ってくれている。しかもノリノリノリまくりで!膝折りながらのご機嫌ストロークと様々なジェスチャーでメチャクチャ格好良い!!!
斜め前の女性ファンの方は座席で手を叩いてノッていらした。私も踊りたかったっ!
ヨカッタ・・・やっぱりShoyanはRe-bornド真ん中にいらっしゃる(T_T)、私は黙ってついていけばいいんだと、超確実の波に迷いは全部綺麗に洗い流された瞬間でした。
先程の冬の恋のさわりでも「知らない歌を歌ってもしょうがない」なんて悲しいことをおっしゃっていたので、この決勝逆転満塁HRのようなこの2曲は本当に感激しました。生きててヨカッタ(涙)。
(普段があんまり複雑に考えすぎなのだよ七氏(笑))
ホントに、頬を叩かれて息を吹き返したかのような自分でありました。Shoyanありがとう(涙)。
・「ちょっと、カッコイイ歌を演ってみました♪」
・「では、その昔カッコ良かった曲を・・・」
と、『ペテン師』ーーーー!
このShoyanのフリ幅すごーーーーーい!
( ゚∀゚)o彡°
この流れたまらーん!(>▽<)!
軽やかに華やかなステージ、御供クンのベースが本当にグルーヴ感に溢れていて躍動的。まさに名実ともにカッコイイ!ペテン師でした。永遠にダマサれていたいぃ〜(笑)。
続けての ♪ぅワンットゥ!で
『男は明日はくためだけの靴を磨く』。
この流れサイコーか!
ここでは細井さんのシンセブラスが上手く効いていてノリ良く、間奏の岩井さんのアコギも良く、前半の御供クンのハンドクラップ姿も素敵、Shoyanに至っては盤石のKINGっぷり☆
そして、この3曲はセットになっていると思っている『ほおづえをつく女』キタ~!また今度はちょっとディストーションがかかったエレキがカッコヨス、イントロの岩井さんのエレキと骨っぽく重なり合って男前!しかもShoyan、♪胸のボタンひとつはずして〜の箇所では片手でシャツに手をかけて胸元グイッと開ける仕草、ボタン全部外しちゃいそうなその仕草!!キャーーーーーーーーーとまた人事不省になるワタシ。
(マカロニほうれん荘のきんどーさんをご想像下さいw)
でもこれで終わらないのです、今日のShoyan激しくカッコイイのです。岩井さんエレキのソリッドな高い音に絡ませて、Shoyanはくぐもってスモーキーな音を駆使する、その色っぽさ巧みさ、キュッとフレットを移動させるキレキレの瞬発力、ラストのソロも仰け反って弾き上げるほどの、たたら製鉄のような鋼のしなやかさで、すべて一緒に熱く溶けちゃうような、格好良すぎの『ほおづえをつく女』でした。
やっぱり、、、今が一番カッコ良い!
(≧∇≦)b!!!!
あのメインのギターフレーズは久遠の音がする。髪の毛は左右に拡がって逆立って、光の輪の中にいるようなShoyanでした。
弾き終わってギターを下げたまま一瞬天を仰いだShoyan。やはり何かと繋がってるのだなと、自分にも解れた気がしました。ほんっとに、煩悩とか迷いとかの小さなことが野焼きのように焼き尽くされて、清々しく新しい気持ちになれた確信のステージでした。
もう一度言う、Shoyan最高!☆
♪チリルルルル・・・・と聴こえるフレットを滑らすクロマチック・ランのアノ音、すぐに持ち替えたD45で『月が射す夜』になだれ込む!
御供クンは今日は3本のエレキベースを駆使してそれ毎に最高のノリを提供してくれました。白いシャツをラフに着こなしてベースを操る様は職人ぽくて非常にカッコ良かったです。Shoyanの豊潤な円熟味に御供氏の採りたて野菜のような歯ごたえ感がベストマッチ過ぎて、自分は興奮しすぎて足が攣りそうなのでありました(^_^;(笑)
ここでShoyanお水をゆっくり飲んでLLカスタムに持ち替えると
・「今日は冬にかかった素敵な一日を、みなさん僕に預けてくれて本当にありがとうございました」
と、深くお辞儀をしてくれたShoyan。
そのままの綺麗な音で『22才の別れ』。
イントロの弾き出しの一音がすごく力強かった。客席との一体感はMAXになっていた。丁寧な、本当に丁寧な22才の別れ。肌に触れるTシャツのような野口さんの優しいブラッシング、そこに煌めくアクセサリーのような春名さんの合いの手、2番から入っている御供クンのエレキベースは唄っている♪
Shoyanのボーカルもギターもとてもまっすぐに、イノセントで誠実な音だった。ラストのラストまで弾ききった!という真心ギューーーーっと詰まったステージでした。歌い終わって客席からショーヤーーン!!の声多数。
まさにイッツ・正TIME!なのでした。
(*´∀`*)v
そして、Shoyan&バックのみなさんは一旦袖に戻られました。
〜アンコール
結構早めに再登場!
ん待ってましたっ!
最近そうなさっているエレキを下げての『ささやかなこの人生』!会場明るくなり客席も総立ち!私も傾斜のキツイ=見やすいモーツァルトホールの中段で立たせていただきました。Shoyanが良く視えて嬉しい。
エレキでダウンストロークの刻みノリノリで楽しそうなShoyanと、一生懸命手を叩いている客席を見渡したら感慨深いものが込み上げました。
こんな年齢(自分も含め)の人たちがこんなに楽しそうに一緒に手拍子する機会なんてナカナカないよな、と。みんな自分の家に帰ったらどんな暮らししているんだろうって。ここにいるみんなが今本当の自分・になっているといいなって思った。
そんな機会をいつも作ってくれて沢山の愛を届けてくれてアリガトウ正やん!と、心の底から想う時間でありました。
※ここで歌い終わってお水を飲むかと思いきや、うがいまでしてそのままゴックンのShoyanでした(^^)
その明るい高揚のままT'sTに持ち替えて万全の『海風』。
相変わらずひたすらにカッコよいイントロダクション!ビンビンきます!ホールの抜け感も良くいい響き♪
Shoyan、本当に楽しそう、そしてノッてる、充実なさっている。ご自身も手応えをお感じになっていると拝見できた。Shoyanの確固たる自意識というか「自分を満たす」という姿勢が我々をも勇気づける。『海風』はその最たるものだと思った。
去年の鎌倉のライブは自分は足が痛くて痛くて立っているのがやっとだったなと思い出して泣けてくる。実は今も痛いのだけど、心が痛くないのでヘッチャラなのだ。強くなりましたよ私、と心のなかでステージのShoyanに報告した(涙)。
各ミュージシャンの紹介パートではShoyanの横顔観察タイム!(笑)だってShoyanの横顔スゴくカッコいいんですもの、、、いつまでも見つめていたい。必死に双眼鏡を覗き込んで目に焼き付ける私でした♪
ここで御供クンがカッコイイベースのソロを弾き放って右手を掲げてピースサイン!Vその「ドヤッ」なフィーリングがサイコーでした☆
まだ手に持っているメモ帳には
「あっという間過ぎる(T_T)」
と書いてある。
歌い終わって大歓声まくりの中の輝くShoyan、
・「今日はホントにどうもありがとうございました。(13日まで間があるから)まだひとつだけ若い4日間を楽しみたいと思います・・・今が一番青春です!」
と、嬉しいお言葉に一同(泣)。
客席直立不動!
「おめでとう!」の声。
私も素直なまっさらの心で聴く『君と歩いた青春』。
Shoyanご自身もまたかなり入れ込んで相当の集中力。ギターのソロも1と100の強弱が凄い。スライドも気合入ってフレットから火花散るほど!?
♪だけどほんとさ愛していたんだ・・・
はマイクから少し離れて生の声で歌われていた。この一節だけは歌ではなかったのかもしれない。それもヨカッタ(涙)。
客席もみんな頷く大拍手の中歌い終わって、全部放ちきってすべてが満ちたShoyanだった。本当に純粋に感動的でした。
で、正面向いたまま公開喉シュッシュ!?して、ニヤ〜っとゴキゲンな笑顔でそのまま『なごり雪』。
もうこの頃になると例によって私は真っ白な熾火状態になっていまして、客席も皆、前で手を揃えて清聴。万全の万感のなごり雪でした。
落ちてはとける雪とうらはらに、毎回聴く度に感動は積み上がってゆくのです。去年より何十年前より、毎回最高に感動するのに、次にはもっと感動する。そうやってずっと聴く人の心を揺ら揺らと動かして新しいキモチを引き出してくれる偉大な伊勢正三氏となごり雪であります。
ShoyanのD45ギターと春名さんのソプラノSaxの音色の絡みは、去ってゆく彼女と残る彼の対比のようで、いつまでもいつまでもそこにそのまま在るようでした。
・・・
そんな余韻とともにShoyan73歳のお祝いのLIVEはお開き♪となりました。
聴くものも演ずるものもすべてが幸せな、当然の奇跡!を実感したステージでした。
本当にいつも新しい愛を供給し続けてくれる伊勢正三さまに心から感謝と尊敬の念を捧げます。
今年も素敵なバースデイライブの一日をご一緒できて幸せでした。
もうすでに、さらなる新しいShoyanが大爆誕されていることと思います。きっとここまでも物凄い集中力で臨まれてそのすべてを注ぎ切ってくれたのだと思います。
どこまでもついていきますから、またこれからの新しい水平線を楽しみにしています!
ではもう一度!
正やん最高〜〜〜!!!(愛)
☆☆☆(*´∀`*)☆☆☆☆
プロフィール
☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!
☆ミラーサイト(予備)
http://shoyanlove774.jugem.jp/
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無題
七氏さま、あの日の最高の感動を甦らせてくれて、ほんとにありがとうございます!!
本当に言葉が見つからない。。正やん、最高〜〜!!!としか言いようがありませんよね。
この命果てるまでお慕い申し上げますよ、ほんまに( ; ; )
余談ですが、ライブ後の打ち上げに多人数でも入れたお店が、たまたまネパーリアンのお店だったのですよ!w
無題
今、仕事中に自分で読み返して泣いちゃいました(笑)。ほんとに、今のShoyan、命燃やしてライブやってくれているってわかるから、聴く方も永久に命預けてついてくぞ!って思ってしまいます。共に参りましょうぞ!!!
ネパーリアンで打ち上げ好いですね♪なんとなく、小さな約束が更に身近に感じられた今回でした。また囁いて欲しいですね〜〜〜(*^^*)♪