Nanashiのものろーぐ

こっそり言いたい放題ブログです。伊勢正三的LoveSongの世界に浸るココロミ&more&迷走必至(´∀`) ※無断転載・引用はおことわりいたします。

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※今回このツアーがいつまで続くのかわからないのですが、ひとまず自分の区切りとして今回のことを書かせていただきます。ステージネタバレになっていますので、ご注意ご容赦ください。

・・・・・

2025年6月7日 (土)16:30/ 17:00
LINE CUBE SHIBUYA

開演までの間、会場内にかかっているインストのメロディーがボズ・スキャッグスのJoJoで良い感じだった。LINE CUBE SHIBUYAはそっけない外観とエントランスなんだけど、やはり中はいい。天井の高さがいいのかな?

ライブ中、Shoyanは終始『渋谷公会堂』と仰言っていた。私もやはり『シブコー』だと思う。建て代わっても好きな会場だ。

・・・・・

今回、事情がありまして集中力がフラットでした。無いのではなく、平らになっていましたので、そんな感じを反映したメモであります。間違いや楽器の認識不足などいつもより多いかもしれません、&生意気ご容赦ください。

1.海風
2.星空
3.青い夏
4.JUN
5.夜汽車は南へ
6.海岸通
7.冬京
8.22才の別れ
9.テレポーテーション
10.海辺のジャパニーズ・レストラン
11.雨の物語
12.湘南 夏
13.ほんの短い夏
14.置手紙~Ver.2025
15.涙憶
16.レミングの街
17.月が射す夜
18.あの唄はもう唄わないのですか
アンコール
19.君と歩いた青春
20.なごり雪
21.ささやかなこの人生


幕開け一発目『海風』。
おお、Shoyanの歌う声は悪くない!海老名とぜんぜん違う!まだ小さいけど途切れたり音程がおかしくなったりしない、安堵する。
一発目から真ん前のお客さんたち数名がスタンドアップしたのでShoyanの姿は全く一切見えず、かと言って後ろの席の人達をおもうと自分も立つわけにはいかず。(前の人達のスタンドアップもメチャ理解できます。海風だもん、立つでしょ!!と)
でも、Shoyanが調子ヨさそうなので人の隙間から丸山氏を凝視して盛り上がる。そして準氏のハモンドオルガンに聴き入る、そしてやっぱりココの会場は音がぜんぜん違うな♪とイキナリ嬉しかった。

歌い終わってShoyanが何かお話になってくれたのだけど、全く一切何を言っているのか理解できず(聞こえないという意味で)何故かその冒頭部だけ聞き逃しました。後々のMCはちゃんとほぼ聴き取れました。

Shoyanのいでたちは、また妙なシャツハーフinで、つま恋2006の時の拓郎さんみたいにグレーのお洒落ジャージを履かれていた。Shoyanの舞台衣装のコーディネートは若くて事情通の方におまかせします(;´∀`)ワタシニハワカラン(笑)。
ライブの後半、客席から「ショーヤンかっこいい~・オシャレ〜・似合ってる!」と沢山声がかかっていましたが、全員男性の声だったのが興味深かったです。(女子ウケが気になるトコロ!?)

そのT'sTのまま『星空』。
アイドリング曲かなと思う。声が少し柔らかくなってきた。全体的に低い声の強調された星空だった。

LLに持ち替えて6月の歌を2曲、と『青い夏』『JUN』に。
『青い夏』はギター入れ込み激しく、私から見て青いライトにShoyanの横顔が被ってとてもドラマチックだった。

丸山氏のウッドベース?(エレウッドベース?)が確実に音を置いていってくれているので安定感があった。途中から照明がみかんの花のように白いライトに切り替わり綺麗だった。自信満々の、なんとなくドヤ・なShoyanだった。※丸山さんが何を弾かれているのか真横だったのでよくわからず・・・あやふやスミマセン。

ギブソンに持ち替えると緊張感の間が空いた先に軽やかなストロークで始まる『JUN』が今日は美しい。前回歌詞が聴こえないと思っていたら今日は字幕攻撃が始まった、そーゆーこっちゃないねん!(笑)。今日は字幕要らないくらいShoyan御本人の歌はよく聴こえたし素敵だった。その分後ろなど見ずにShoyan御本人の歌うお姿だけに集中した。

 紫陽花に
 シトロエンに
 Jobimの音
 ピノ・ノワールに
 マチスの色・・・

 美しいだけじゃなくて悲しいもの

 公園通りに
 今はジェット機!?
 六月の渋谷に
 三月の雨が降っていた・・・

丸山氏の縦ノリのEベースPlayがメチャクチャ格好良くて、Shoyanの声の伸びもいいし、Shoyan越しの準氏の弾く姿も愛おしく、まとまって良かった。海老名でもこのコンディションでやって欲しかった(悔泣)。Saxの音色と紫色のバックライトがいい雰囲気でした。また思い出より美しいものが増えてしまいました(涙)。七氏第一成仏完了です。

歌い終わってJUNは90年代の歌と紹介しながら、こういう洒落たヤツもやれないことはないんですと、長い歴史を振り返りつつ渋谷公会堂の思い出トークに。

ドリフの生番組中継やユイ音楽工房時代の来年もよろしくコンサートのことなど話してくれました。「そんな思い出たちがこの空間に詰まっていた気がします」と仰言っていて、私も共に感慨深かったです。

そんな俺達フォークというより風の後半(サウンド的に)生意気になってこんな感じも・・・と、傍らの佐藤準氏が当時アレンジした『夜汽車は南へ』。
丸山氏のEベースが深い音でイントロダクションを奏でると、数年前の演奏よりもっと厚みを増して確実になったサウンドに、Shoyanがギブソンのストロークを柔らかく乗せる。♪アミ棚〜の時に上を指差す。

素晴らしき曲とドンピシャの演奏で寂しくなってくる。

 遠ざかるほど君は近づく??
 そうなの?
 近くにいる方が
 やっぱり近いんじゃないの?

 いいや、 近くにいない方が
 もっと近いんだ!

 いいのか、いいんだそれで♪
と、七氏ここで持ち直す(笑)。

不思議な逆説が私を救うのであった。

静かにD45に持ち替えてそのまま『海岸通』。
丸山氏がチェロを弾いているのにシンセストリングスが被るという謎。岩井さんの12弦のチロリンという音の合いの手が好かった。シンセベースとドラムスの二重インパクトが前面に出てしまい、演奏が先走っている感が少しあったかな?Shoyanのハモニクスが聴こえず、頑張って張り上げて歌う声も若干ヘロってきたような印象。ラストはD45でカモメが鳴いていました。

ここで一息、Shoyanは後ろを向いていろんなケア一通り、足踏みに手を振って深呼吸。そう、次はまた大事な歌だって意識されている感じに胸震える。

続く『冬京』は準氏のデリケートなエレピの合いの手で、サビシサの中に色気があって最高だった。準氏の手元に釘付けになる。
そんな私の浮気心を知ってか知らずか(?)Shoyanのギターはいつにもましてバッリンバリンに噛ましてきた。ちょっと異様な気合を感じるほどだった。もしかしたら違う新たな方向へのアピールかもしれませんが。Shoyanの裸な心の音が刺さってとてもよかった(涙)。

♪しおりを〜、も確実に、
♪そおれも冬京〜、のように
ボーカルも細心で凄く良かったです。

そこに丸山氏のチェロが馴染んで一幅の織布のようなステージ。
Shoyanは爪で弾くギターソロも音を転がして、低いフレットも駆使して弛みなく、ピックを持てばガッツポーズを挟み覇王の風格でありました(涙)。ステージ反対側で背を向けて弾かれていたので手元は全く見えなかったのですが、遠くても充分に満たされました。

私は命捧げる近衛兵のような心持ちで聴いておりました。

そう、そういうことなのです私の愛は・・・涙。
でも、死んじゃだめだぞ自分。真の忠義は生き抜いてお供することだ。と、妄想に駆られておりました。

LLに持ち替えて後ろの椅子に少しもたれて弦の調子を見てから『22才の別れ』。

私はこの22才の別れの若き日のShoyanから何も変わっていないままいらっしゃる今のShoyanのお姿に安堵を覚えた。

歌の途中、微笑む余裕もお有りのようだった。ShoyanのステージにはShoyanしかいない。それをこうして拝見できる私は幸せなんだなって判って嬉しかった。歌はShoyanそのものなのだと、今更ながら実感したのでありました。

万全のソロフレーズで締めくくり、さわさわさわと奥から湧き上がる客席の拍手が熱い説得力を持っている。何をか言うまい、本当にいいじゃんShoyan!と感動していました。

ギター置いて・・・
今日は沢山のお客さんたちに来てもらって本当に幸せ者だと思う、とおっしゃっていた。

「このステージから(皆さんを)見るとみんな若いですネ、僕も異常に若く見られると思いますが・・・」

と、若見えアピール?
いや、そのまま今の年齢のままに自然に輝いているShoyanこそがカッコイイと思います。若さとは、若さを意識しないこと・な気がします。私にとってはいつのShoyanも唯一人のShoyanです(愛)。

Shoyanは最近、

「コンサートの今日、雨が降らなかったのは”僕の”普段の行いが良いから」

とか、しれっとおっしゃるようになった。よもや本当にそう思っていても、”来てくださる皆さんのおかげ”くらいには変換しないのかな・と。
冗談めかした自己肯定の練習なのかな?
それとも貫禄の不遜なのか??
Shoyanらしい物言いに(笑)。

DVD発売に関して大映しになる自分が恥ずかしいと、今回は関内と大阪の両方のショットを色々こだわって自分で制作したので、観ていただいて良い悪いのご意見を下さい、と、珍しくオーディエンスからの意見待ちみたいなこともおっしゃっていた。(伝える手段があればいいですネ)

テレビは顔が近いけどなんか遠い、こういう(生の)コンサートは心が近いですネ・と素敵なことを言ってくれて嬉しかった。

そのまま徒手で
『テレポーテーション』。

手を身に寄せてクルクルジェスチャーでノリノリ!
なんとなく歌詞に添った身振り手振りをしながら、ご機嫌なバンドサウンドをバックに歌うShoyan、今日は調子良さそうで本当に安心した。この歌テレポーテーションはRe-born発売時より今の方がこの歌の力を発揮している気がする。5年経って、この歌を解る人好きな人が今の客席を埋めているんだナって♪そう想えた。

やはりここでも想う、誰にも気付かれないところで愛し合っている二人を。そもそも自分でも気付いていないのだ。宇宙の仕組みは愛だけど、愛の先にあるものもアルと、最近よく想うのです。

Shoyanの無意識は・・・
今、何をアイシテいらっしゃるだろう。
顕在の恋よりも潜在の愛を!
心の眼で視てみたい自分でありました。

(それは”自分”に決まってるジャン、と言われそうデス(*´∀`))

ラストのエレキは岩井さんオリジナルっぽいフレーズで締めた。そこに向いてニッコリのShoyanでした。

※レコーディング動画の時のように、マイクが上からあって喉が伸びていれば、もっともっといい感じで発声できるのではないかと、素人は思っておりました。

バンドの皆さんが袖にひいて、、、丸山さんまでお帰りになってしまい、Shoyanおひとり椅子に座られる。

客席の手拍子とビートの話に。
好きだった人やおもかげ色の空など一節づつ、そこにすかさず手拍子がかぶさるけれど、暗に「手拍子されると調子狂うからね(笑)」ということらしかった。

「渋谷公会堂は音の響きがスゴクいい」と会場を見回して三階席を気遣うShoyan。

・声はかすれていますが元々いつも※※※調子ですからその日暮らしです。
・おもかげ色の空は淋しい唄なのにこうせつさんのメロディーでメチャクチャめでたい歌になってます(笑)。
・と、実はこうして休憩してるんですけど(*´▽`*)。

などと楽しいMCとひとやすみの一石二鳥なタイムでした。

※は聞き取れませんでした。

D45で
『海辺のジャパニーズ・レストラン』。
今回も録画用のカメラやマイクがたくさん立ててあったけれど、記録用なのかまた何かに応用されるのか、それ用のギター一本シリーズなのかな?
少し、、イシキし過ぎてか、指だけ動いて音が追いついていない部分などあったように思います。御本人いたってニコニコ楽しそうに良いお顔をされていて、歌声も良かった。終わり方の音が不思議なフレーズでした!?

「ギター1本で二千人のお客さんの前で演るのは勇気がいることです」とおっしゃっていました。

丸山氏合流して紹介。
生搾りオレンジと泡盛の親子盃エピソード。
(私は本当はそういう時(ツアー中)はShoyanも生搾りオレンジにして欲しいと思うのでした)

で、『雨の物語』なのですが・・・
去年の軽井沢から始まったこのお二人のこの歌、昨年末の関内(東大阪)で完成されたのじゃないかと想っていました。しかも海老名ではShoyanのコンディションゆえにそれ以上のことは感じられず、インパクト薄く、もうピークは過ぎたのかなと寂しくも想っていました。

ですが、渋谷は違った。
Shoyanの歌う声・発する想いは私が今までステージで聴いてきた雨の物語で一番よかった!(涙)。
何十年も聴いてきた中で一番よかった。そう断言してメモしてある。
歌声にもメリハリがついて非常に映像的に語りかけてくる。渋谷の魔法ここに極まれリと想ったのでした。

丸山氏のチェロも更に厚みを増して、今日は掛け算に響いてくる、存在感の濃い音を出されていた。前の席の人も身を乗り出し、隣の席の人も歌の途中で思わず拍手をしていた。よかった、こんな瞬間がここに訪れてくれて。Shoyan、信じていましたよ・って涙が出た。

LLに持ち替えて『湘南 夏』へ。
ここではチェロは奥行きを見せてくれて、雨音の室内から海上の波のキラメキへ移行した。Shoyanも貫禄の余裕Playを見せてくれている。先日知り合った若いShoyanファンの彼もそこで見ていてこれは嬉しかろうなと想った。

♪心が落ち着いた〜
♪もう若くもないのに〜

とても好い。
横顔がなんだか、この歌の頃の昔のShoyanに見えた。全編無難に終わって安堵でした。

ここでバンドメンバー戻ってきて合流。佐藤準氏に向かって「準ちゃん、元気だった? みんな待ってた♪」と声を掛けるShoyan。ほんとほんと、そっち側の席だったらここで私も声をかけたいほどでした。佐藤準さん、今日ここに参加してくれて本当に嬉しいです。

「その日になって僕が曲の順番を変えちゃうから・・・」とおっしゃりながら『ほんの短い夏』。
ここで確か、最初のサビの部分の歌詞が最後と入れ替わったような気がする。
今回いろんな環境の変化についていけなくて自分がまた独りぼっちになってしまったような心持ちになっていた私の、脳波の乱れが影響したのか(そんなわけない(笑))”風を少し感じた”、ざわめいたほんの短い夏でした。ここでも貴重なギターソロの手元は反対方向ばかりで、Shoyanの背中ばかり見つめておりました(*´ω`*)。イイノワタシハココロノメデミルノ

T'sTに持ち替えてアノ『置手紙』!

「このステージのために佐藤準がアレンジしてくれました」と紹介。

今日は冒頭部分、
〜もうおかえり・・・
って聴こえた。
なんと言っていたのかな。

導入部はチェロのドラマチックな高低のメロディーで、Shoyanはギターを弾かずにマイクスタンドに手をかけてとても丁寧に歌う。海老名の時より全然入り込んで聴けた。罪深さの次は翻弄だ・・・そのSLOWなD・フェイゲンみたいな円熟アレンジに客席もシェイクしている。やっぱり張り倒されそうなラストのギター一節に私の心も激シェイク、、、されすぎて分離しちゃいそうな、悦びと哀しさ拮抗のオシャレ素敵なステージでした。いつかまたもう一度聴きたいと願うのでした(泣)。

※ただここで特にShoyanの口元がマイクから横に下にと離れまくるので、音が拾えていない時が多かったように感じた。Shoyanは今日はちゃんと歌われているのに至極もったいなしでした。

あれ、ここで今日はシャワー・ルームはないのか??とちょとギモンに思う。

そのまま『涙憶』。
前回海老名で新しく想えてとても良かったので今日も期待していました。
合間の準氏のピアノはあまり聴こえないのですが、間奏になって聴こえてくる音のなんと美しいこと(T_T)。小さな子供が小さな指でママを突ついておねだりするような、愛おしき音でした。
Shoyan、上を向いて発声されていると本当に良い感じです。

細井さんのハモニカも良かった、けどシンセベースはちょっと音が大きすぎた!?
春名さんと岩井さんの音は今日はなぜかちょっとシリアス。丸山氏の窓に打ち付ける涙雨みたいなチェロに泣く。

なんとなく、、、
泣きたいファンよ泣け、と想う。
ずっと、ずっとShoyanの歌を追いかけて、心配して翻弄されて、愛し尽くしてきたファンよ、その真心で泣け、と思う。咲き誇る花に埋もれてそのお姿見えずとも、種子のまま終わる愛しき聴き手よ、臆することなくここで泣こうよ・・・と。そう想った。渋谷で泣けるのは恵まれている証拠なのだ(涙)。

バンドが素敵に纏まって、万全の愛おしき涙憶に感動しました。


シャツをお着替えになったShoyan再登場で『レミングの街』キターーーーーー!!渋谷と言えばやはりこれだっ、と最高に嬉しい。
この曲だけShoyanのボーカルの音が違った気がする(いい意味で)高い音がクッキリしていた。なので、後ろの字幕関係なくとてもメッセージ深いステージだった。演者全員の心も一つにこの歌を伝えようという気概に溢れてた。2機種の鍵盤を右に左にクールに移動する準氏の職人技と、弦の全てを使って刻みまくってくれる丸山氏の仕事、そこに岩井さんの熱演絡んで非常に聴き応えのあるレミングの街でした。Shoyanは最後にギターを掲げて全放出&フル充電のお姿でした。

熱さそのまま、『月が射す夜』。
沸いてるから歌い出しのタイミングがややブレたようだったけど?それもまた味でしたが、この時に一番歌詞が聴こえなかった。レミングの街と声の質が違うようで不思議でしたが、準ちゃんのハモンドオルガンが炸裂して、煌めきまくるその指先がずっと見えていて興奮ここに絶頂を迎え、全てが幸せなのでした(*´ω`*)。

歌い終わって
「今日は久しぶりの渋谷で※・・・時を過ごすことが出来ました。また体力が続く限りやっていきたいと思います」というような宣言をされていて嬉しい。
また、結構入り込んで作られたDVDのことにも言及されていた。そして「生ライブお楽しみいただけたでしょうか♪」と、円盤もステージも充実されている感じがよく伝わってきました。

ここでエレキに持ち替え
『あの唄はもう唄わないのですか』。
燃焼系の後に持ってきて息が整うのかなと心配しましたが、でも今は”更に頑張ってるとこ見てヨ”的なセッティングなのかなと思いました。

丸山さんのチェロがこのコンサートの終始で確実さを保っているので、それがバンドの余裕になっているのだと思いました。

ここでもサワサワと徐々に大きくなる拍手。

このままアンコールへ


再登場して『君と歩いた青春』。
見上げれば渋谷公会堂の天井が高い高い・・・
ナゼか、メモに何も書いていない。
入れ込み過ぎのD45も、背伸びして声を振り絞る全力のShoyanも、客席のうるうるとした胸の内も、すっかり”約束の未来”として確立されていた。いわゆる”文句なし!”ということだったと思う。

岩井さんのエレキが終始フォローしていて感動的だった。美しいステージでした。

『なごり雪』
春名さんのソプラノSaxにShoyanと岩井さんの掛け合い。如実にわかる細井さんのピアノが繰り込んでくる。万全のなごり雪。準ちゃんの指が時折動くと氷が転がり雪が溶ける・・・

”なんでこれを海老名でやってくれなかったのかとイカリが湧くw”

と、悔しさと歓び半々でメモってある(笑)。

歌い終わってShoyanは両手を掲げられたような気がする、、、ここですでにメモは終わっている。ラストの『ささやかなこの人生』で立つからだ。

”手拍子していいヤツ”なので存分に手を叩く。この時メモはいつも打楽器になります。

そして、あっという間に、、、心の定まらぬ間に渋谷のステージは終わった。これはShoyan、取り戻してくれたなって安堵して、心の水平線が保たれたのでした。
会場の多くの人も同じ気持ちだったと思う。(海老名で知人は拍手拒否するほどでしたから)

渋谷も初日と同じだったら、もうコメントするのはよそうと思っていました。でも、渋谷がモノスッゴク好かったから、やはり書くことにしました。本当にミラクルなステージで音楽的に満たされた幸せな時間でした。

Shoyan、出来ましたらこの最高のステージを、初日や他の日しか来れない罪なき聴き手たちにも味わえるよう、次回からはご配慮下さったら嬉しいです(本気)。

魂が歳をとらなくても
身体は疲れていくし
心の柔軟性は失われ
視野と可能性が狭まっていく
その一方で、世の大半を占める"若さ"とのギャップはどんどん拡がってゆく

そんな強迫観念に苛まれている今の自分は、初日のステージの後しばらく思考停止に陥っていました。
けれど、この渋公を経験すると色んな意味で私は「負けてはいられない」と思ったのかもしれません。伊勢正三の”音楽に勇気づけられた”のではなく、伊勢正三の”生き様に煽られた”という感じで飲み込みました。

・・・ハタチ前の初めての渋谷公会堂から、3度目のハタチ前のLINECUBE。永い永い永すぎるShoyanへの想いを、改めて見つめ直すいい機会になった6月のLIVEでした。


以上、心振り絞っての渋谷公会堂2025本音録でした。

七氏


終演後、LINE CUBEをあとにしたら月が覗いていた。


私の好きな飛行機が・・・


メガロポリスの夜空は白い
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プロフィール

HN:
No Name 七氏
性別:
女性
職業:
飲食店勤務のち遺跡発掘作業員のち学生寮管理人(いまここ)
趣味:
林道歩き・鉱物鑑賞
自己紹介:
伊勢正三ファン歴は浅いです。ソロの正やんしか知りません。行けるコンサートも少なく、ラジオ番組などは聴いたり聴かなかったりなので、既出なことも知らずに勝手なことを妄想して書いたりしています。「ものろーぐ」カテゴリの文章は最近の曲をのぞいて、以前書き溜めておいたものを手直しして載せています。

☆提供曲などに関してべいどん氏のご協力をいただきました。心から深謝いたします。ありがとう!

☆ミラーサイト(予備)
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